MENU

トヨタヤリスクロスの中古車の相場価格とは?購入時の注意点や特徴を徹底解説

トヨタのヤリスクロスと言えば、コンパクトサイズのクロスオーバーSUVの大人気モデルです。新車の販売台数は、登場から僅か1年で10万台を記録するほどであり、大ヒット車種と言っても過言ではないです。

しかし、昨今の自動車を巡る半導体不足などの影響から、新車の納期は遅れがち。少しでも早く納車されたいという人にとっては、中古車も現実的な選択肢となるでしょう。そこで今回はヤリスクロスの中古車に着目し、おすすめの購入店舗やグレード、中古車を選ぶ際の注意点までご紹介します。ライバル車種との比較も説明するので、ヤリスクロスを含めたコンパクトサイズのクロスオーバーSUVをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。

[box02 title=”この記事でわかること”]

  • ヤリスクロスの中古車検索におすすめのサービス
  • ヤリスクロスの中古車のおすすめグレード
  • ヤリスクロスの中古車の特徴と注意点
  • ヤリスクロスのライバル車種
  • ヤリスクロスの中古車に関するよくある質問とその答え

[/box02]

目次

トヨタヤリスクロスの中古車購入におすすめの業者3選

satei

まずはじめに、トヨタヤリスクロスの中古車を探す際におすすめする業者を3つご紹介します。中古車は新車と違ってあらかじめお店にある在庫車を購入する形となるので、好きな色とグレード、メーカーオプションが揃っている車を購入できるとは限りません。予算との兼ね合いも含めて、多くの中古車を吟味しながら探すこととなります。

中古車を探す際はできるだけ多くの車を比較検討することが必要ですから、近くにあるお店を1つ1つ回るよりも中古車情報サイトを探すほうが効率的です。近くのお店だけでなく、全国各地から好きな条件を指定して中古車を探すことができます。

ヤリスクロスの中古車を購入する際はどこから探せば良いのか。おすすめする中古車検索業者を3つご紹介します。

ズバット車販売

ズバットは車買取の一括査定サービスで知られているサービスですが、中古車検索でも便利なサービスを提供しています。欲しい車の条件を入力して設定するだけで、ズバットの担当者が全国の中古車販売店から最適な1台を探し出してくれます。トヨタのヤリスクロスだけでなく、中古車や新古車の在庫がある全ての車種を探してもらうことができます。

車種が決まっていなくてざっくりとしたイメージや価格の相場だけ決まっている状態でも探してくれます。連絡先などの登録が必要となりますが、自分で車を探すのが面倒という方には特におすすめです。

カーセンサー

カーセンサーは自分で条件を指定して中古車を検索するタイプのサービスです。年式や素行距離、カラーでの絞り込みもできます。検索結果のページでは、棒グラフで中古車の価格帯分布が一目でわかるようになっています。

購入後の保証として、最短半年から最長3年加入できるアフター保証を用意。認定された対象車のみが加入できるものではありますが、中古車にありがちな購入直後のトラブルにも対処できて安心です。

2022年11月現在、掲載されているトヨタヤリスクロスの中古車・新古車は1,650台。平均価格相場は200万から300万円です。

グーネット

グーネットもカーセンサー同様に自分で条件を設定して検索する中古車情報サイトです。2022年11月現在の掲載台数は1,695台と、カーセンサーよりやや多くなっています。年式や走行距離など、各種条件による絞り込みにも対応しています。

購入後の保証ですが、最短加入期間は1年から最長で3年です。保証の項目は330項目以上と、カーセンサーよりもかなり多いです。加入にはグーネットが認定したグー鑑定付きの車に限られている点には注意してください。

グーネットに掲載されているヤリスクロスの中古車の価格相場は、266万円とされています。

トヨタヤリスクロスの中古車におすすめのモデルはハイブリッドZ

ヤリスクロス

出典:MOTA

ヤリスクロスの中古車を選ぶ際におすすめするグレードは、「ハイブリッドZ」です、中古車検索サイトで中古車・新古車を探す際は、ぜひハイブリッドZを探してみてください。

ハイブリッドZは、ヤリスクロスの中では上位に位置するグレードです。基本装備はもちろん、上位グレード専用装備とも言えるフルLEDヘッドライトやデイライト、電動シートなどの各種快適装備が全て入っています。4WDの設定も用意されていますから、SUVらしい用途にも応えます。

ハイブリッドZよりも値段が高いグレードに、トヨタのスポーツグレードである「GR SPORT」とZの派生グレードである「Z”Adventure”」があります。どちらも基本的な装備は同じですが、Zと違って専用デザインの内装や外装です。ただしGR SPORTには、ステアリングヒーターや電動シートなどの上位快適装備は付いていないです。そしてZとZ”Adventure” の違いは専用デザインのバンパーとルーフレールのみです。

2022年11月現在、グーネットに掲載されているヤリスクロスハイブリッドZの中古車・新古車は620台。価格は240万から350万円の間が相場となっています。

中古のヤリスクロス他モデル

kuti

トヨタヤリスクロスのハイブリッドZについて紹介しましたが、他のグレードはどんなラインアップになっているのでしょうか。ここからは3つのグレードをピックアップして、中古車の台数や価格帯についてもご紹介します。

ハイブリッドG

トヨタヤリスクロスハイブリッドGは、ヤリスクロスにおけるスタンダードグレードに位置するグレードです。基本装備と快適装備の搭載非搭載のバランスに優れているグレードで、一部の装備はメーカーオプションとして装着することもできます。Zとの価格差は20万円ほど。2WDと4WDの両方が選択可能です。

中古車ですが、2022年11月現在でグーネットに掲載されている台数は213台。価格の相場は190万円から300万円の間です。2WD車なら280万円までの価格で載っています。新古車も大変多く、グーネットの認定を受けて保証対象となっている車も多めに掲載されているようです。

ハイブリッドX

トヨタヤリスクロスハイブリッドXは、ヤリスクロスにおける廉価なベーシックグレードに位置します。新車購入価格は、ハイブリッドの中では最も安いです。安全に関わる基本装備は概ね装着されてはいますが、収納や快適装備については搭載されていないものが多く、一部の装備はメーカーオプションとして装着できる装備にも制限が多いです。とはいえ、装備されていないのはあれば便利というものがほとんど。自分の用途にマッチすれば、十分選択肢になり得るグレードでもあります。

Gとの価格差は10万円ほど。2WDと4WDの両方が選択可能です。中古車ですが、2022年11月現在でグーネットやカーセンサーに掲載されている台数は1台しかありません。価格は249万円。カーセンサーもグーネットも認定のマークを付けてはいません。こういった場合は、販売店の保証が適用できる場合が多いので、お店に相談してみましょう。

X Bパッケージ

ヤリスクロス

出典:MOTA

トヨタヤリスクロス X Bパッケージは、ヤリスクロスで最も安い価格で購入できていた、全てのヤリスクロスで最廉価のグレードです。基本装備と快適装備の多くが簡素化され、必要最小限なものに留まっています。2022年11月現在では公式サイトのラインアップには入っていないので、新車での購入はできないグレードです。

中古車ですが、2022年11月現在でグーネットに掲載されている台数は4台。カーセンサーでは3台です。これらの中には新古車も含まれています。価格の相場は210万円前後。装備の差を考慮すると少々高いという印象もありますが、不要な装備を除いて安くできるのがこのグレードの魅力。必要な装備を自分で後付けしたい人向けとも言えるグレードです。

中古のヤリスクロスの特徴

colo

ヤリスクロスの中古車台数は比較的多いと言えます。半導体不足による新車納期の遅れなどもありましたが、中古車市場での流通は比較的スムーズに行われているという印象です。先述した中古車情報サイト以外でも、トヨタ認定の中古車から選ぶことも可能です。

そんなヤリスクロスの中古車を探していると、新古車が多いという印象を受けることもあるのではないでしょうか。この項目では、ヤリスクロスの中古車にどのような特徴があるのかをご紹介します。

未使用車(新古車)がある

op

ヤリスクロスの中古車が持つ特徴の1つが、未使用車と呼ばれる車が多い事です。新古車とも言いますが、この車は新車と中古車の中間に位置するような立ち位置にあり、新車よりは安く、中古車の相場価格よりも高いという特徴があります。また、内装などの状態については新車同様であることが一般的です。

新古車は、ディーラーがトヨタなどのメーカーから指示された目標登録台数をクリアしてインセンティブをもらうために、お客に売らない状態で登録をすることで生まれるものです。登録をした時点でその車は新車でなくなります。

ディーラーは登録した車を業者向けオークションに出品することで利益を確保します。またメーカー認定の中古車としてディーラー自らが販売するケースもあるようです。

メーカーオプションが付いている

satei

トヨタヤリスクロスの中古車の多くが、メーカーオプションが付いていることが多いです。先述したハイブリッドZのように、装備が多く付いているグレードの中古車も意外と多く流通している傾向にあります。

こういった車両は、中古車を探す上では狙い目の車両です。年式や走行距離によっては、新車でメーカーオプション満載の状態で購入するよりもかなり安い価格で購入できる可能性があります。

実際にどんなオプションが装着されているかは、認定マークが付いている中古車であればわかりやすく記載されている傾向にあります。中古車情報サイトを見る際は、そういった部分にも注目してみましょう。

中古のヤリスクロスを購入する際の注意点

deme

トヨタのヤリスクロスに限らず、中古車や新古車を購入する際には注意すべきポイントがいくつか存在します。このポイントを確認せずに購入してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことも考えられるでしょう。余計な出費や事故・故障のリスクを最小限に留めるため、これから紹介するポイントをしっかりと押さえてください。

注意点①価格や金利

kaitori

ヤリスクロスの中古車を選ぶ際は、設定されている価格や金利に注意が必要です。もしよく確認せずに購入してしまうと、新車よりも出費が高く付くことも考えられます。

昨今の情勢による新車の供給不足は、中古車の価格高騰を招いています。ヤリスクロスは人気車種で、ただでさえ需要が高く全体的に価格の相場は高めです。特に新古車の中には、新車で買うよりも割高になっている車両もあります。この状況は、トヨタ認定の中古車でも起きています。

金利についてですが、注意が必要なのは中古車販売会社独自のローンです。審査に通りやすいという特徴がありますが、設定できる期間が短めだったり、金利が割高だったりする傾向があります。最終的な総支払額をシミュレーションして、どの車をどういう買い方で購入するのが一番お得なのかを考えましょう。

注意点②車検時期

satei

中古車を購入する際に気をつけたいのが、次回の車検の時期です。2022年11月現在において、ヤリスクロスは発売されて2年少々しか経過していない車両です。従って年式によっては、購入してから1年も経たずに車検を実施しないといけません。そういった車の価格は、相場よりも概ね安くなっている傾向にあるようです。

特に中古車情報サイトに認定されていることが多い、新古車で注意が必要です。新古車は新車同然の状態の車ですが、既に登録してある車でもあります。車検は新車登録されてから3年が経過して初回を迎えるので、購入してから2年半で車検ということも珍しくありません。購入する際は、次回車検の時期を確認してからにしてください。

注意点③修復歴・事故歴

satei

これはヤリスクロスに限らず、全ての中古車で注意が必要な内容です。中古車を購入する際は、修復歴の有無をしっかりと確認しておきましょう。

修復歴とは、事故などで車のフレーム部分に修復を施した履歴がある車両のことで、事故車とも呼ばれています。フレーム部分の修復は車体の強度に歪みを生じさせることがあるので、それに起因する新たな不具合が発生する可能性が懸念されます。従って中古車の査定においては大きなマイナスとなり、価格も相場と比較して安いです。

悪質な中古車販売店は、修復歴を隠して販売することもあります。そういった車両を購入させられるリスクを回避するには、認定マークの付いた中古車を選ぶことがおすすめです。

中古のヤリスクロスをライバル車種と比較

leras

ヤリスクロスはコンパクトサイズのクロスオーバーSUVですが、同クラスの車両は他にも多数存在します。同じトヨタから発売されている車種だけでなく、ライバルメーカーから発売されているものなど多々あります。

特にヤリスクロスの特徴によく似た3車種をピックアップして、ヤリスクロスと比較した特徴をご紹介します。

ホンダ ヴェゼル

出典:MOTA

他メーカーから発売されているコンパクトサイズクロスオーバーSUVでは、ホンダのヴェゼルが強力なライバルと言えます。2013年に初代モデルが発売されると大ヒットを記録し、SUV国内登録販売台数で第1位を獲得するまでに至りました。

サイズは幅と長さが若干ヤリスクロスよりも大きく、その分室内空間にゆとりがあるのが特徴です。しかし新車価格設定もヤリスクロスより若干高くなっています。

2022年11月現在、ヴェゼルの中古車台数は3,000台以上と、ヤリスクロスよりも多いです。また古い年式の個体も揃っているので、価格が相場より安い車両も狙いやすいです。最新モデルでは新古車も多数流通しています。

トヨタ C-HR

出典:MOTA

同じトヨタから発売されている車種で、ヤリスクロスに最も近いのがC-HRです。こちらもコンパクトサイズのクロスオーバーSUVとして発売された車種で、登場は2016年とヤリスクロスよりも4年早いです。

全体のサイズは、ヴェゼル同様にヤリスクロスよりやや大きめ。しかし室内空間はヤリスクロスが長さで勝っています。またヤリスクロスの方が後から登場した車種ということもあり、燃費性能も非常に高いです。C-HRの排気量がヤリスクロスよりも300cc多いことが影響しているかもしれませんが、燃費が気になる方はヤリスクロスを選ぶ方が良さそうです。

2022年11月現在、C-HRの中古車は2,600台以上。価格の相場は200万から250万円程度です。年式が経過している車両なら、安い価格で購入できるものも探せそうです。

トヨタ ライズ

出典:MOTA

続いて紹介するライズは、トヨタのSUVの中で最もコンパクトな大きさで、今回紹介する車種の中で唯一、5ナンバーで登録できる車種です。トヨタがダイハツからのOEMを受けている車両で、ダイハツでもロッキーの名前で販売されています。

ヤリスクロスと比較しても、価格は総じて安いです。大きさについては、特に幅がコンパクトなことが特徴。それでいて室内の広さはヤリスクロスと同等の空間を確保しており、居住性の完成度の高さが窺えます。4WDの選択はガソリン車のみ可能です。

中古車の在庫は2,300台以上。全体の相場は200万円前後です。新古車は概ね300万円近い価格で購入できます。

ヤリスクロスの中古車に関するよくある質問

q&a

最後にトヨタヤリスクロスの中古車に関するよくある質問をご紹介します。

Q1.ヤリスクロスの中古をできるだけ安い価格で購入するには?

トヨタヤリスクロスのできるだけ価格が安い中古車を探すならば、まずは新古車を外して探すことをおすすめします。新古車の価格はどの中古車販売店も、新車並みの販売価格で出品しています。しかしカラーやオプションを自分で選べない上に、車検までの期間も多少短くなっている新古車をあえて選ぶメリットは薄いと言えます。

安さを求めるなら、マイナーチェンジ前の2020年式を探してみてください。車検まで1年少々しかありませんが、安く購入することにこだわるなら、選択肢としては十分でしょう。

Q2.認定中古車と認定されていない中古車はどちらがおすすめ?

ヤリスクロスの中古車に安心を求めるならば、認定中古車を選ぶことがおすすめです。この場合、メーカーやディーラーの認定だけでなく中古車検索サイトの認定だけでも大丈夫です。

先述したように、中古車の中には状態が悪いにも関わらずそれを隠して販売されているケースも珍しくありません。車は命を預かる乗り物と言っても過言ではありませんから、安全を求めるに越したことはありません。認定を受けていない中古車にも価格が安いというメリットがありますが、ヤリスクロスのように新しい車においては微々たる差でしかないです。

ヤリスクロスの中古車であれば、トヨタの公式サイトに掲載されているトヨタ認定中古車がおすすめです。

Q3.中古のヤリスクロスはハイブリッドとガソリンのどちらがおすすめ?

中古のヤリスクロスを選ぶなら、ハイブリッドモデルをおすすめします。車両本体の価格は高めになりますが、車検時の重量税や登録時に支払う環境性能割などが安いというメリットがあります。ランニングコストの面でも、燃費性能に優れたヤリスクロスハイブリッドはぜひ選んでおきたいです。

まとめ

big m

ヤリスクロスはとても人気のある車種で、新車の納期が遅れがちなことからすぐに乗りたいという人には中古車の購入がおすすめです。発売から年数も経っていないので、燃費性能にも優れているという特徴があります。

購入後のトラブルを最小限にするなら、認定の中古車を選ぶと良いでしょう。ぜひ自分の好きなカラーやグレードの一台を見つけ出してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次