粗大ゴミを出すとき、解体すべきかどうか悩む方も多いと思います。大型ゴミの場合は、なおさら解体の必要性について考えてしまうでしょう。
粗大ゴミの解体はメリットとデメリットがあり、状況によって最適な方法が異なります。
この記事では、粗大ゴミを解体して出すことは可能か?という疑問について徹底考察します。解体せずに出す方法も解説するので、「大型の粗大ゴミをスムーズに処分したい」という方はぜひ参考にしてください。
- 粗大ゴミは解体して普通ゴミで出せる?
- 粗大ゴミを解体して自治体ゴミで出すメリット
- 粗大ゴミを解体して自治体ゴミで出すデメリット
- 粗大ゴミを解体せずに出す方法6選
- 不用品回収業者を利用するメリット
- 信頼できる不用品回収業者の選び方
- ゴミの量に応じて処分方法を選ぼう
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目次
粗大ゴミは解体して普通ゴミで出せる?
「粗大ゴミは解体して普通ゴミで出せるの?」という疑問を持った方もいるでしょう。
結論からいうと普通ゴミで出せる可能性が高いです。
ただし、解体できる品目は自治体ごとに異なり、また家電製品、不燃ゴミの場合は該当しません。あらかじめ地域のゴミ出しルールを確認したうえで解体しましょう。
- 粗大ゴミの解体可否は自治体によって異なる
- 家電リサイクル法対象品目は解体してはいけない
粗大ゴミの解体可否は自治体によって異なる
粗大ゴミの解体可否は自治体ごとに異なります。粗大ゴミを処分する前には、各市町村役場の「環境課」など、ゴミ処理に対応した担当部署に確認しなければいけません。
例えば、東京都では解体が必要な自治体もありますが、横浜市では解体は不要です。ルール違反で回収拒否や追加料金、罰則の可能性もあるので注意しておきましょう。スムーズに粗大ゴミを処分するためにも、事前に自治体のルールを知っておくことが大切です。
家電リサイクル法対象品目は解体してはいけない
テレビやエアコンなど家電リサイクル法対象品目は、基本的に解体してはいけません。家電リサイクル法では、対象品目を解体して処分することを禁止しています。
家電リサイクル法対象品目は、リサイクル可能な素材や部品が多く含まれているため、解体するとリサイクルが難しくなり、リサイクル料金が割高になるケースも多いです。
解体した場合、法令違反となり、罰則を受ける可能性があるので注意しておきましょう。家電リサイクル法の対象品目は解体せず、家電量販店やリサイクル業者に回収を依頼して正しく処分することが大切です。
粗大ゴミを解体して自治体ゴミで出すメリット
粗大ゴミを解体して自治体ゴミで出すメリットについて解説します。自分で解体する自信がない場合は、無理せず別の処分方法を検討しましょう。
- 処分費用が安くなる
- 大きな家具でも簡単に運び出すことができる
処分費用が安くなる
粗大ゴミを解体して自治体ゴミで出すと、処分費用を大幅に節約できます。通常、自治体の粗大ゴミ収集に依頼すると1,000円程度、不用品回収業者の場合は約3,000円です。しかし、テーブルを解体して可燃ゴミとして処分すれば、指定ゴミ袋の料金のみで処分可能です。
解体には手間がかかるため、解体前には自分で対応できるか十分に検討することが大切です。別途解体業者に頼む場合は、解体費用も合わせて判断しましょう。解体時は自治体のルールを守り、解体後の部品は適切に分別することも大切です。
大きな家具でも簡単に運び出すことができる
粗大ゴミを解体して自治体ゴミで出すメリットは、大きな家具でも簡単に運び出せることです。家具を解体すれば、重くて運搬が大変なものも、マットレスやフレーム、脚に分解して運ぶことができます。
「運搬時の肉体的負担が気になる」「排出の時に通路や壁に傷をつけたくない」という方にも最適です。ただし、解体時にはケガに注意し、解体できるか否かを自治体に確認しましょう。
粗大ゴミを解体して自治体ゴミで出すデメリット
粗大ゴミを解体して自治体ゴミで出すデメリットは以下の通りです。該当する項目がないか事前にチェックしておきましょう。
- 解体する場所や道具を準備する必要がある
- 解体に手間がかかる
解体する場所や道具を準備する必要がある
粗大ゴミを解体するには、広いスペースと適切な工具が必要です。いざ粗大ゴミを解体しようと思っても、解体場所の確保が難しい場合も多く、また工具を揃えるにも費用がかかります。
屋外で解体すれば問題も少ないですが、室内で解体するのは困難を伴います。特に、集合住宅に住んでいる場合は、スペースも少なく、近隣に対して騒音問題を生じやすいです。まずは、解体できる場所や道具があるかを確認したうえで行動に移しましょう。
解体に手間がかかる
粗大ゴミを解体して自治体ゴミで出すデメリットは、解体に時間と手間がかかることです。解体作業中にケガをするリスクや騒音の問題が生じやすく、さらに、金属製やガラス製の粗大ゴミは解体できない場合もあります。
解体する不用品の種類次第では、処分方法が複雑になるケースもあるでしょう。解体する際は、時間と手間を考量したうえで、安全を確保して正しく処分することが重要です。
粗大ゴミを解体せずに出す方法6選
粗大ゴミは解体しなくても処分できます。ここでは、粗大ゴミを解体せずに出す方法を6点ご紹介しましょう。手軽に粗大ゴミを処分したい方にもおすすめの方法です。
- リサイクルショップの出張買取を依頼する
- 自治体の回収サービスを利用する
- 買い替え時に引取サービスを利用する
- 引越し業者に引き取り依頼をする
- 知り合いに譲る
- 不用品回収業者に依頼する
リサイクルショップの出張買取を依頼する
粗大ゴミを解体せずに処分したい場合は、リサイクルショップの出張買取サービスを利用するのがおすすめです。スタッフが自宅まで来て査定・買取してくれ、解体や運搬の手間が省けます。
思いがけない高値で売れる可能性もあるので、高価買取が期待できる場合はメリットが大きいです。ただし、買取できない場合も多く、予約が必要なケースもあるため、利用の際には計画的にサービスを受けるようにしましょう。
自治体の回収サービスを利用する
粗大ゴミを解体せずに処分する方法は、自治体の回収サービスがあります。リーズナブルに処分できますが、事前に予約が必要です。回収までに時間がかかることもデメリットといえるでしょう。
家電製品の場合はリサイクル法に基づき、家電量販店などで回収しなければいけないため、あらかじめ処分方法について十分調べておく必要があります。
買い替え時に引取サービスを利用する
粗大ゴミを解体せずに処分するためには、買い替え時の引取サービスもおすすめです。買い替え時の引取サービスを利用すると、新製品を購入すると無料で旧品を引き取ってくれます。
ただし条件としては、新製品購入が必要で、回収対象は旧品のみです。ただし、サービス内容や料金は店舗によって異なり、事前予約が必要な場合もあるので、あらかじめ購入先の店舗に確認しておきましょう。
引越し業者に引き取り依頼をする
粗大ゴミを解体せずに処分する方法として、引っ越し業者に引き取りを依頼することも可能です。解体の手間が省けるだけではなく、新しい住居に不用品を持ち込まずに済みます。
ただし、引っ越しを依頼しなければ利用できず、全ての業者が対応しているわけではありません。あらかじめ引っ越し業者に確認し、見積もりを取っておきましょう。別途料金がかかるケースが多いため、料金設定についても確認しておくことが大切です。
知り合いに譲る
粗大ゴミを解体せずに処分する方法としては、知り合いに譲るのも良いでしょう。処分費用がかからず、環境にも優しい処分方法です。
ただし、引き取り手を見つけるのが難しい場合や運搬の手配が必要な場合もあります。知り合いに譲る際は、粗大ゴミの状態を正確に伝え、運搬に必要な人員や車両を事前に確認しましょう。また、トラブルを防ぐために書面で契約を結ぶことも重要です。
不用品回収業者に依頼する
粗大ゴミを解体せずに処分する方法としては、不用品回収業者の依頼が挙げられます。不用品回収業者を利用すると、運搬のプロ自宅まで訪問し、運搬機材や技術を駆使して家具や家電など、幅広い品目を解体せずに回収してくれます。
費用はかかりますが、時間と労力を節約したい方にも最適なサービスといえるでしょう。トラック積み放題プランなど、お得なサービスを提供している業者を選ぶと、コストを抑えることもできます。
不用品回収業者を利用するメリット
不用品回収業者を利用するメリットは数多くあります。ここでは主なメリット4点について解説しましょう。
- 解体する手間や時間を減らせる
- 破損や怪我のリスクを減らせる
- たくさんの不用品を一度に回収してもらえる
- 物によっては買取してもらえる
解体する手間や時間を減らせる
不用品回収業者の利用は、解体の手間や時間の節約が大きなメリットです。解体作業や時間をかける必要がなく、重い物や大型の不用品も業者が安心して処理してくれます。
不用品の分別も業者が行ってくれるため、手間なく不用品を処分できるのも魅力といえるでしょう。不用品を処分するすべての過程を一任できるため、忙しい方や自分で処分するのが難しい方にもおすすめです
破損や怪我のリスクを減らせる
不用品回収業者を利用すると、破損やケガのリスクを減らせるというメリットがあります。例えば、不用品の搬出時には壁や床を傷つける、または重たい物を持ってケガをするリスクがあります。
しかし、不用品回収業者に依頼すれば、これらのリスクを減らすことができます。運搬時には養生もしっかり行ってくれるのも、業者ならではのサービスといえるでしょう。
たくさんの不用品を一度に回収してもらえる
不用品回収業者を利用すると、たくさんの不用品を一度に回収してもらえます。引っ越しや部屋の整理で大量の不用品が出たとき、自治体の粗大ゴミ回収で一点ごとに処分手続きをしなければいけません。
しかし、不用品回収業者は家具や家電、衣類、書籍など、どんなものでも一度に回収してくれます。同時に、分別作業も代行してくれるので、多忙な方にも最適なサービスといえるでしょう。
物によっては買取してもらえる
不用品回収業者のメリットは、物によっては買取してもらえることです。使用感が少なく新しい家具や家電、ブランド品などの不用品は、業者によって買取できる可能性があります。
買取金額は商品の状態や市場価値によって異なりますが、処分費用を抑えたい方にとっては有益なサービスといえるでしょう。買取価格が気になる場合は、見積もり時に売りたい商品の査定を受けるのも良いでしょう。
信頼できる不用品回収業者の選び方
信頼できる不用品回収業者の選び方をお伝えします。悪質な業者のサービスを利用しないためにも、以下の項目を確認したうえで業者を選びましょう。
- 口コミ・評判が良いか
- 明朗会計か
- 柔軟な対応が可能か
- 買取サービスも可能か
- 見積もり時の対応が丁寧か
口コミ・評判が良いか
信頼できる不用品回収業者の選び方は、事前に口コミ・評判の良さを確認することです。口コミ・評判は信頼性の高さを表すだけではなく、業者のリアルなサービスが分かります。
口コミをリサーチするときは、口コミ数とともに、良い口コミだけでなく悪い口コミもチェックしてください。多くの情報源をもとに総合的な口コミが良い業者を選ぶことが大切です。
明朗会計か
信頼できる不用品回収業者は、料金設定が分かりやすい「明朗会計」です。見積もり内容も明確で、作業後の追加料金請求もありません。信頼できるサービスを受けるためにも、見積もりは書面で取る、追加料金の有無を確認することが大切です。トラブルを避けるためにも、見積もりの際に作業内容や料金、支払い方法について詳細な情報を得ておきましょう。
柔軟な対応が可能か
不用品回収業者を選ぶ際のポイントは、柔軟な対応をする業者です。不用品回収時には、突然の状況変化が起きることも多々あります。
例えば、訪問時の天候が悪い、不用品の量が増える、搬出経路が狭いなどです。場合によっては、特殊な不用品が出てくるケースもあるため、回収に柔軟に対応できる能力が求められます。安心して回収当日を迎えるためにも、柔軟なサービスの業者を利用しましょう。
買取サービスも可能か
不用品回収業者を選ぶ際には、買取サービスを提供している業者を選ぶことが重要です。買取サービスを利用することで、不用品処分と同時にお金を得ることができます。
特に、ゴミ屋敷清掃や遺品整理のように、多くの不用品をまとめて処分する場合はメリットが大きいです。買取値が気になる場合は、事前に複数店舗で査定を受けて、買取価格を比較検討しておくと良いでしょう。
見積もり時の対応が丁寧か
不用品回収業者を選ぶ際には、見積もり時の対応に注意しましょう。信頼できる業者は対応が迅速・丁寧で、料金設定も明確です。
必要以上の作業や高額なオプションをすすめないこともチェックしましょう。見積もり内容をよく確認し、納得できない場合は断ることも大切です。
ゴミの量に応じて処分方法を選ぼう
不用品を処分するときは、量や大きさに合わせて処分方法を選びましょう。大型ゴミの解体が困難な場合は、スムーズに処分してくれる不用品回収業者がおすすめです。
信頼できる業者を見つけるためにも、「不用品回収業者の一括無料見積り」を利用して複数業者から査定を取りましょう。最適な選択をするには、料金やサービス内容を十分比較・検討することが大切です。