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遺品整理の費用相場とは?費用の決まり方や業者に依頼するメリットも

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故人の思い出の品に一つひとつ向き合う遺品整理。

落ち着いて身内だけで行いたいという人もいますが、実際に遺族だけで行うと肉体的にも精神的にも負担が大きいです。

さらに、初めて遺品整理をする場合などは、何から手を付けて良いか分からずに戸惑う方も少なくありません。しかし、いざ業者を利用するとなると……

「遺品整理の業者は料金相場が分からないので、なんだか不安。」

このように、依頼を躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、遺品整理の費用相場や費用の決まり方について調査してみました。

そのほかにも、遺品整理を業者に依頼するメリット・デメリットや、遺品整理業者を選ぶポイントなども合わせてお伝えするので、業者選びの参考にしてもらえると幸いです。

遺品整理業者の中には高額な料金請求などの悪徳業者も存在するので、相場を知った上で業者を選ぶことが重要です。

国民生活センターでは、「遺品整理の片付け費用に100万かかった。」「遺品をネコババされた。」などの遺品整理に関する相談が後を絶ちません。

上記のようなトラブルにならないためにも、遺品整理の費用相場業者を利用するやメリット・デメリットを理解した上で業者を選ぶようにしましょう。

この記事でわかること
  • そもそも遺品整理の作業内容とは?
  • 遺品整理の費用相場の料金表
  • 遺品整理の費用の決まり方
  • 遺品整理を業者に依頼するメリット4選
  • 遺品整理を業者に依頼するデメリット2選
  • 遺品整理の業者を選ぶ4つのポイント
  • 遺品整理に関するよくある質問
  • まとめ:遺品整理の費用相場を知って業者への依頼を検討しよう

【先に紹介!おすすめの遺品整理業者】

業者名 基本料金 特徴

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関東を中心に遺品整理してくれる業界大手の不用品回収業者。

粗大ゴミ回収サービス粗大ゴミ回収サービス

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一括見積り

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(軽トラック一台分)
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※価格や時期や品目によって異なる場合があります。

近年、追加料金が発生するなど、悪質な遺品整理業者が増えています。遺品整理の料金相場がわかりづらく、高いと思ってもそのまま依頼してしまう人も少なくありません。高額請求をされないためにも、複数業者に見積もりをもらってしっかり検討しましょう。”弊社限定の無料一括見積り”を使えば、提携している業界大手の遺品整理業者を一括比較できます。最短即日で見積もりが届くため、急ぎの方でも安心してご利用いただけます。

そもそも遺品整理の作業内容とは

「そもそも遺品整理の作業内容が良く分からない。」

「不用品回収とは一体何が違うの?」

このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

遺品整理の軸は、「遺族・故人の気持ちに寄り添う」こと。つまり、不用品を処分するだけのサービスではないことがポイントです。

例えば、梱包や積み込みは故人や遺族に配慮しながら丁寧に行い、品物によっては寺社に依頼し適切に処分します。

また、故人の品物を取り扱うため「貴重品の保管場所が分からない」という依頼者も少なくありません。そんなときには、貴重品の探索をするのも遺品整理ならではです。

加えて、相続手続きや不動産管理・処分など遺品整理にまつわる不明点を、プロに相談できる点も特徴と言えるでしょう。

このように、遺品整理は幅広い知識と経験が必要となるため、一般的には遺品整理士が対応し状況に合わせた適切なサービスを行っています。

遺品整理の主な作業の内訳は以下の通りです。

  • 不用品とそうでないものの仕分け
  • 不用品の回収
  • お金・貴重品の探索
  • 遺品の査定
  • 特殊清掃
  • ハウスクリーニング

それでは今から、各項目ごとに解説していきます。

不用品とそうでないものの仕分け

遺品整理の際には、まず不用品として処分するもの・しないものを仕分けします。

遺品整理は、通常の不用品処分より使用可能な品物が多いので、事前に買取・リサイクル可能な品物をチェックして不用品の量を削減するのが一般的です。

不用品の量が削減された分料金は安くなり、さらに買取できた場合は費用に還元されるというメリットがあります。

同時に、形見分けの品物も取り分けます。

取っておきたい遺品や家族や親せきに送りたい遺品があれば、分別作業の際に業者に声をかけておきましょう。

不用品の回収

分別が終了したら、続いて不用品の回収作業をします。

遺品整理の場合は、不用品を通常の粗大ゴミのように無造作に取り扱わず、故人の物をお預かりするという気持ちで梱包・運搬するのが一般的です。

また、仏壇や故人が大切にしていた品物などは、遺品供養を行う場合もあります。

業者に依頼すれば、遺品を処分する場合には寺社でお焚き上げ、再利用する場合には魂抜きを専門家に委託することも可能です。

ただし、必ず遺品供養をしなければいけない訳ではなく、遺品供養はあくまで故人の思いを尊重するため、遺族の気持ちを整理するために行います。

お金・貴重品の探索

不用品の分別・回収と並行して行うのが、お金や貴重品の探索です。

遺品整理は、全て故人の品物を取り扱います。つまり、持ち主不在の品物なので、思わぬところにお金や貴重品が隠れていることが少なくありません。

例えば、衣類の間に挟み込んでいた現金、セカンドバックに残されていた貴金属、故人も保管していたことを忘れていた貴重品などです。

しかし、通常通りに不用品を処分していたら、これらの貴重品類に気が付かずに丸ごと処分してしまいます。

遺品整理では、遺品整理士が経験とノウハウを生かし徹底的にチェックするため、「思わぬ場所から貴重品を発見してもらえた。」という喜びの口コミも多いです。

遺品の査定

続いて、専門の査定士が買取可能な遺品を査定します。

遺品整理業者は、日用品を始めとして、趣味のコレクション類や道具類など幅広い分野の品物を買取するため、各分野に精通した査定士を在籍させているのが一般的です。

査定した金額は料金から差し引く場合が多いので、買取品目によっては想定外の安い料金になる可能性もあります。

また、非常に高価な品物があった場合には相続の問題も発生するので、相続にも精通している遺品整理士に相談してみると良いでしょう。

特殊清掃

不用品を処分し終わったら、状況次第では特殊清掃を行います。

特殊清掃とは、通常のハウスクリーニングでは対応できない清掃のことです。

近年の核家族化の影響で高齢者の孤独死なども急増し、同時に特殊清掃の依頼者も増え続けています。

また、故人宅がゴミ屋敷状態になっている場合や、長年空き家として放置されていた場合も特殊清掃を依頼するケースが多いです。

状態の良くない賃貸物件なども特殊清掃を行って、原状回復を行うケースもあります。

ハウスクリーニング

特殊清掃を依頼するほどではないけれど、部屋の汚れが気になる場合にはハウスクリーニングを行います。

多くの遺品整理業者は遺品整理に関する一連のサービスに対応しているので、不用品処分後すぐにハウスクリーニングに取り掛かる場合が多いです。

ハウスクリーニングは必ず住居全てを清掃するわけではなく、水回り限定の清掃やエアコンクリーニングなど部分的な依頼もできます。

また、賃貸物件退去専用ハウスクリーニングもあるので、状況に合わせて上手に使い分けましょう。

遺品整理の費用相場の料金表

部屋の品物をすべて搬出する遺品整理は、間取りで費用を計算するのが一般的です。

「遺品整理は、不用品の量や内容は関係ないの?」

と思う方もいるかもしれませんが、それは後程くわしく説明します。

遺品整理の費用相場の料金量は以下の通りです。

遺品整理の費用相場の料金表

間取り 費用相場 作業人数 作業時間
1R・1K 30,000~80,000円 2名 1~3時間
1DK 50,000~100,000円 2~3名 2~4時間
1LDK 80,000~180,000円 2~3名 2~5時間
2DK 100,000~200,000円 3~4名 3~6時間
2LDK 120,000~280,000円 3~5名 3~7時間
3DK 150,000~350,000円 3~6名 4~9時間
3LDK 180,000~450,000円 4~7名 5~10時間
4LDK以上 200,000~600,000円 5~10名 6~12時間

(※一般的な相場として算出)

ただし、特殊清掃やハウスクリーニング、遺品供養などをオプションで依頼する場合は、別途料金が必要となります。

遺品整理の費用の決まり方

「遺品整理をするにあたって、もっと具体的な費用の目安を付けたい。」

「遺品整理の費用はどのように算出しているの?」

遺品整理の費用相場を見て、上記のような疑問を持った方もいるのではないでしょうか。

遺品整理の費用の決める要素としては、主に以下の4点が挙げられます。

  • 荷物の量
  • 処分品の種類や買取品の有無
  • 作業の緊急性
  • 建物状況や周辺環境

それでは、各項目をチェックしていきましょう。

荷物の量

遺品整理は、荷物の量に合わせて費用が決まります。

遺品整理は通常の不用品回収と同様に、荷物の量に合わせてスタッフの人数トラックの種類を決めるので、荷物の量が多ければその分費用も高くなります。

ところで、前項の【遺品整理の費用相場の料金表】で金額の幅が広いのに気が付かれた方もいるのではないでしょうか。

「間取りで遺品整理の料金相場が決まる」と前述しましたが、詳しくは間取りを基本として荷物の量を加減しながら料金を決めます。

そのため、遺品整理の費用相場をより具体的に知りたいときは、遺品の量を考慮した上で間取りに合わせた相場と照らし合わせましょう。

処分品の種類や買取品の有無

遺品整理は、処分品の種類や買取品の有無によっても費用が変動します。

処分品は、前述したように量に合わせて費用を算出するのが基本ですが、処分品に以下の品目がある場合は別途追加費用がかかります。

  • 家電4品目(家電リサイクル料金)
  • 大型家具(解体料金 ※搬出不可の場合のみ)

逆に、無料で処分できる資源ごみが含まれていれば、その分の料金は削減されます。

また、遺品を買取できた場合、請求額は買取額を差し引いた金額です。

このように、遺品整理は処分品の種類や買取品目の有無によっても料金が変動するので、まずは遺品の内容をチェックしておくと良いでしょう。

作業の緊急性

遺品整理は、作業の緊急性によっても費用が変わってきます。

「賃貸住宅の退去期限が迫っている。」「遠方なので短期間で遺品整理を終わらせたい。」遺品整理の際には、このように緊急で依頼する方も少なくありません。

しかし、短時間で遺品整理を行いたい場合には、多くのスタッフを動員した大掛かりな作業になるため追加料金が別途必要になります。

逆に、時間に余裕がある場合は以下のような行動をとってみましょう。

  • 平日および期間限定割引をしている業者を利用
  • 数社で相見積もりをとって安い業者を探す

時間をかけて業者を選べば、より安いサービスを受けられる可能性がアップします。

そのため、遺品整理の際には、緊急性の有無を考えてから依頼すると良いでしょう。

建物状況や周辺環境

その他に、遺品整理を行う建物の状況や周辺環境によっても料金が変わってきます。

多くの荷物を搬出する遺品整理は、それぞれの状況や環境によって、作業的な負担や作業内容が異なるためです。

具体的には以下のような場合となります。

  • 階段が付いている住宅
  • エレベーターのない集合住宅
  • 周囲にトラックの駐車スペースがない住宅

このような場合は別途階段料金やスタッフ追加費用が加算されることも多いので、あらかじめ建物の周辺状況をチェックしておくと良いでしょう。

遺品整理を業者に依頼するメリット4選

「なぜ遺品整理の専門業者に依頼しなければいけないの?」

「遺品整理の業者はトラブルになりそうで不安……」

遺品整理を業者に依頼するメリットが分からないと、依頼を躊躇してしまうものでしょう。

遺品整理を業者に依頼するメリットは、主に以下の4点です。

  • 遺品整理の時間を短縮できる
  • 料金が返ってくる可能性がある
  • 専門的な作業でも依頼できる
  • 精神的な負担が少なくて済む

それでは、各項目ごとに説明していきます。

遺品整理の時間を短縮できる

遺品整理業者に依頼すると、まず時間短縮できるというメリットがあります。

遺品整理は家族で行いたいという方も多いですが、実際に作業に入ると「いつまでたっても片付けが終わらない。」というケースも少なくはありません。

仕事で多忙な方などは週末のみ遺品整理に通うというケースも見られますが、そのような場合はさらに作業が滞りがちになるものです。

遺品整理に長い時間を費やしてしまうと、肉体的負担だけではなく精神的ストレスも徐々に蓄積されていきます。

さらに、居宅環境の劣化や不動産管理費用なども考慮しておかなければいけません。

つまり、遺品整理にかかる時間が長くなるほど様々な負担が積み重なっていくのです。

しかし、遺品整理業者に依頼すると、多くは1日で終了します。緊急の場合にはスタッフを増員し、より短時間で片付けを完了することも可能です。

気持ちを切り替えるためにも、肉体的・金銭的負担も避けるためにも遺品整理は専門業者に依頼して短期間で終わらせましょう。

料金が返ってくる可能性がある

遺品整理業者を利用すると、料金が返ってくる可能性があるのもメリットです。

遺品整理は買取を念頭にして不用品を取り扱うので、場合によっては料金が返ってきます。

また、遺品整理は使えなくなった品物を処分する訳ではないので、使用可能な商品の割合が高いです。つまり、遺品整理は品物を買取できる可能性が高い状況と言えます。

遺品には、故人が長年保管していたヴィンテージ物の商品や、趣味のコレクション類などが含まれているケースも少なくはありません。

遺品整理は、通常の不用品処分よりはるかに買取率が高く、「想像以上の高値で買取してもらえた。」という喜びの口コミも散見されます。

リーズナブルに遺品整理をしたい方は、業者を利用することで得られるメリットは大きいと言えるでしょう。

専門的な作業でも依頼できる

遺品整理業者に依頼すると、専門的な作業でも依頼できるというメリットもあります。

遺品整理で必要な専門的作業は、主に以下の5点です。

  • 遺品供養(お焚き上げ・魂抜き)
  • 特殊清掃・ハウスクリーニング
  • 家具の解体作業
  • 貴重品探索
  • 自治体回収不可品目の処分(家電4品目やパソコン等)

遺品整理時にこれらの作業を個人で行う場合は、それぞれの専門業者を調査・依頼、または自分で作業する必要があるので負担は一層大きくなります。

しかし、業者に依頼すると上記のサービスをワンストップで行うのが通常です。

手間も負担もかからず、全ての作業を一任できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

精神的な負担が少なくて済む

遺品整理業者に依頼すると、精神的負担が少ないこともメリットとして挙げられます。

遺品整理は、個人や家族で行うと肉体的負担だけではなく精神的負担も非常に大きいです。

故人が亡くなられて以降、葬儀や各種手続き、親族・知人などへの香典返しなど慌ただしい日々が続いてきたことでしょう。

遺品整理は一般的に49日を過ぎて行いますが、この時期は張り詰めていた精神状態が切れ一気に蓄積されたストレスが出てくる時期でもあります。

かつ、大切な遺品はただ無造作に次々処分できるものでもありません。

さらに、品物を手に取るたびに故人を思い出すため、一層精神的疲労が積み重なります。

業者を利用すると、上記のような精神的負担から大きく解放されます。

遺族ご自身の労苦をねぎらうことは、きっと故人の願いでもあるでしょう。

遺品整理を業者に依頼するデメリット2選

「遺品整理を業者に依頼するデメリットについて知らなければ、依頼を検討できない。」

中には、このような思いを抱いた方もいるのではないでしょうか?

やはり、業者はメリットだけではなくデメリットもあるため、どちらも考慮した上で利用するのがベストです。

遺品整理を業者に依頼するデメリットは、主に以下の2点となります。

  • 買取品が少なければ費用がかかる
  • 悪質な業者に依頼する恐れがある

それでは、上記の2点について詳しく解説していきましょう。

買取品が少なければ費用がかかる

業者に依頼するデメリットは、買取品が少なければ費用がかかることが挙げられます。

やはり、遺品整理業者に依頼したとしても、必ず買取できるわけではありません。加えて、買取品が少なければ返金額も少なくなり、結果的に費用負担も大きくなってしまいます。

遺品整理時は、多くの品物を買取するのが一般的です。しかし、品物によって、または業者によっても買取品は異なります。

そのため、遺品整理業者を利用する際には、あらかじめ遺品をチェックしておくことが大切です。その上で、より適した業者を選び、より多くの品物を買い取ってもらいましょう。

悪質な業者に依頼する恐れがある

業者を利用するデメリットには、悪質な業者を利用する恐れがあることも挙げられます。

一般的に、悪質な業者とは以下のようなケースです。

  • 不用品の不法投棄をしている
  • 見積もりとは異なる高額請求をする

上記のような業者を利用してしまうと、「遺品を適切に処分していない」「納得出来ない料金を請求された」などのようなトラブルの原因になります。

悪質な業者を利用しないためには、ポイント押さえた業者選びが必要です。安心できる優良業者に依頼するためにも、まずは正しい知識を持っておきましょう。

遺品整理の業者を選ぶ4つのポイント

「遺品整理の際には、悪質な業者を利用するリスクだけは避けたい。」

大切な家族の品物を託す遺品整理だからこそ、なおさら悪質な業者は避けたいですよね。

悪質なサービスを利用しないためには、業者選びのポイントを押さえることが重要です。

遺品整理の業者を選ぶポイントは、以下の4点となります。

  • 一般廃棄物収集運搬業許可を受けているか
  • 古物商許可証を持っているか
  • 遺品整理士の資格を取得しているか
  • 具体的な料金プランが開示されているか

それでは、各項目ごとに順を追って説明していきましょう。

一般廃棄物収集運搬業許可を受けているか

遺品整理業者は、一般廃棄物収集運搬業許可を受けているかがポイントです。許可を得ずに遺品整理業を営むことは、廃棄物処理法違反となり厳罰が科されます。

無許可の業者は、不法投棄を始めとして、適切に廃棄物を処理していない可能性が非常に高いです。廃棄物を規定通りに処分しなければ、環境破壊、または蓄電池の自然発火から延燃を引き起こす恐れがあります。

加えて、無許可営業の業者を利用すると、利用者側も罪に問われる可能性が高いです。もちろん知らずに利用するケースがほとんどですが、「知らなかった。」では済まされません。

そのため、業者を利用する場合は、必ず許可証を取得しているかをチェックしましょう。

確認する方法は、各業者の公式サイトもしくは各市町村のホームページにある産業廃棄物処理業者一覧 を参考にしてください。

古物商許可証を持っているか

遺品整理を業者に依頼する場合、古物商許可証を持っているかチェックしましょう。古物商許可証は、古物13品目を売買目的で取り扱う場合には必要な資格です。

遺品整理時は、ほとんどの場合買取サービスを利用すると思います。しかし、許可証を保有していない業者は、適切な買取額を提示しない可能性が高く、かつ違法営業です。

無資格の業者は、分別・回収を始めとしたその他のサービスも安心できません。利用した結果、料金トラブルに発展する可能性は高いと言えるでしょう。

優良業者は公式サイトに古物商許可証を掲載しているか、もしくは古物商許可番号を明記しているのでチェックしておいてください。

遺品整理士の資格を取得しているか

遺品整理業者を選ぶ際は、遺品整理士の資格保有者が在籍しているかチェックしましょう。

ただし、遺品整理士は上記の2点のように取得義務のある資格ではありません。無資格で営業することも可能ですが、資格の有無により信頼面・安心面で大きな差が出ます。

遺品整理士が在籍している業者を利用する主なメリットは以下の通りです。

  • 遺品整理全般に幅広い知識がある
  • 状況に合わせた適切な作業を行う
  • 遺品を丁寧に取り扱う
  • 精神的な不安や、相続などの不明点に関してアドバイスをもらえる

「遺族・故人の気持ちに寄り添う」ことをモットーに、信頼・安心のサービス推進に努めるのが遺品整理士の任務と言えます。

納得できる遺品整理をするためにも、遺品整理士が在籍している業者を利用しましょう。

具体的な料金プランが開示されているか

遺品整理業者を選ぶ際には、具体的な料金プランが開示されているかをチェックすることも大切です。

具体的な料金プランを開示していない業者は、料金形態が不明瞭な可能性があります。

例えば、「出張費」「車両料金」「基本料金」など、様々な名目で追加請求してくるかもしれません。

しかし、具体的な料金プランを開示している業者は、これらの不明瞭な追加請求をする可能性は少ないと言えるでしょう。

安心のサービスを受けるためにも、公式サイトなどで料金プランを確認しておきましょう。

遺品整理に関するよくある質問

様々なトラブルを未然に防ぐためにも、あらかじめ不明点を質問しておくことが大切です。

遺品整理に関するよくある質問は以下の3点です。

  • 遺品整理の費用を安くする方法は?
  • 遺品整理でリサイクルできるものは?
  • 一軒家の遺品整理の場合の費用はどれくらいかかる?

今から、それぞれの質問に回答していきます。

遺品整理の費用を安くする方法は?

遺品整理の費用を安くする方法は、主に以下の3点です。

  • トラック積み放題プランを利用する
  • 複数社で相見積もりを取る
  • 依頼する業者は1社に絞る

まず、トラック積み放題は各業者イチ押しの格安サービスです。お得な料金設定で幅広い量の不用品処分に対応しているので、まずは業者に利用可能か尋ねてみてください。

より安い業者に依頼するためには、複数社で相見積もりを取るのも良いでしょう。相見積もりを取っていると業者側に伝えることにより、価格交渉も有利に働きます。

そして業者を選択したら、1社にすべてを任せてましょう。それぞれ別の業者に依頼するよりも、1社に限定したほうが「オプション料金」として取り扱い更に安くなります。

遺品整理でリサイクルできるものは?

遺品整理でリサイクル可能なものは、主に自治体で資源ごみとして回収しているものです。

資源ごみの例としては、主に以下のような品目があります。

  • 古布・古紙
  • 瓶・かん・ペットボトル
  • 小型家電製品
  • 小金属類
  • ガラス類

その他に、業者側がリサイクル可能と判断した品目も対象となります。一般的には製造日より5年以内の家電製品、および状態の良い品物はリサイクルできる可能性が高いです。

一軒家の遺品整理の場合の費用はどれくらいかかる?

一軒家丸ごとの遺品整理を行う場合、間取りや不用品の量によって料金は異なります。

一般的には、3LDKで180,000~450,000円、4LDK以上で200,000~600,000円が相場です。詳しくは、本記事の「遺品整理の費用相場の料金量」を参考にしてください。

まとめ:遺品整理の費用相場を知って業者への依頼を検討しよう

遺品整理はまず、費用相場を知った上で業者への依頼を検討しましょう。遺品整理は大掛かりな作業なので、業者の選び方が大切です。

さらに、遺族や故人の気持ちに寄り添った親身で適切なサービスをする業者が良いでしょう。遺品整理で一番大切と言えるのは、やはり精神的な部分と言えます。

通常の片付けや不用品処分とは全く別物と考えて、心のこもったサービスを行う業者を利用して納得できる遺品整理を行ってくださいね。