ルモルトンの買取

ルモルトン 参考買取価格

ルモルトンとは？由来と概要

華やかなリンゴとフレッシュな洋ナシの香りが優雅に漂うルモルトン。芳醇な果実味が奏でる甘味と酸味のハーモニーが魅力的なカルヴァドスです。カルヴァドスとはブランデーの一種で、別名「アップル・ブランデー」と言われるほど豊かな果実味を持っています。

フランス・ノルマンディー地方、イギリス海峡に向かう美しい海岸線で造られているカルヴァドスは、アップルシールドを発酵して造られています。濃厚に漂う果実の風味は、豊富に使われているリンゴや洋ナシが由来です。

ルモルトンはリンゴと洋ナシを最低30％以上、最大では80％という高配合率で、完全に発酵が促進されるまで木樽でゆっくり熟成しています。使用しているリンゴと洋ナシは、ノルマンディ地方で収穫された48種類の品種。リンゴのシードルと洋ナシのポワレが熟成した後は、円柱形蒸留機で蒸留し、さらに幾年もの歳月を経てからボトリングされているという希少な逸品です。

ノルマンディー地方にあるカルヴァドスの銘醸地・ドン フロンテ地区でルモルトンは造られています。カルヴァドス生産地の中でわずか1％にも満たないドン フロンテ地区で、農園を営んでいるルモルトン家によってルモルトンは誕生しました。

ルモルトン家はノルマンディー地方でも優秀なカルヴァドス生産者として名高く、自家醸造・自家熟成で生み出される華やかな味わいが高く評価されています。フランスではパリをはじめ様々な地域のハイクラスなレストランやバーで提供されているため、ルモルトンの味わいはフランスのセレブには馴染み深いものでもあります。

ルモルトンのフラッグシップ商品であるルモルトン ヴュー カルヴァドス ラルテは、ルモルトン氏が樽で熟成したヴィンテージカルヴァドスです。ルモルトンのメゾンでは把握できていないヴィンテージをオーダーに合わせてボトリングしているため、レアで希少なアイテムとして知られています。

ルモルトンならではの深く煌めくゴールドの輝きは、透明なスピリッツを樽でゆっくりと熟成して得られました。その美しく艶やかな色合いとラグジュアリーな味わいで、世界各国のセレブやブランデー愛好家を魅了し続けています。

ルモルトンの特徴・味

ルモルトンは、フレッシュで濃厚なリンゴや洋ナシの香りが豊かに漂い、エレガントで品のある甘みとほのかな酸味、微かに漂うバニラやシナモンの風味が幾重にも重なり合います。熟成期間が短ければ余韻はシャープでスッキリし、長期熟成になるほど余韻は濃厚で複雑。リンゴが醸し出すの隠れた苦味と酸味、プラムのようなフレッシュな酸味も残ります。

甘く華やかな果実の香りを持つルモルトンは、炭酸で割るとよりフレッシュで華麗な味わいへと変化します。ストレートで飲むと熟成感のあるリンゴのコク、複雑味のある奥行きを堪能したいときにはストレートがおすすめです。レモンを添えると爽やかな甘みを堪能できます。

ルモルトンは、紅茶やコーヒーに少量入れて愉しむ人も多く、カクテルやスイーツの材料に使うと爽やかな果実の風味がプラス。アップルパイやデミグラスソースのシチューに用いると味わい深くなり、チョコレートをおつまみにするとより濃厚なコクを堪能できます。

ルモルトンの希少性・価値​

大人気のヴィンテージカルヴァドスであるルモルトンは、希少性・価値が高い銘柄で、買取価格も高額な値段で推移しています。ルモルトンの中でも買取相場が高いのは、1960年代から1970年代のヴィンテージです。

この年代のヴィンテージは年々流通量が少なくなりプレミアム化が加速化し、入手困難な銘柄としてネットオークションなどでも注目を集めています。

個人の消費者のみならず飲食店やクラブでの提供も多く見られるルモルトンは、安定した需要を誇る銘柄です。プレミアムなブランデー類は近年人気が高まっているため、今後さらにルモルトンの買取額も高くなると考えられます。

ルモルトンの種類

• ルモルトン ヴューカルヴァドス ラルテ
• ルモルトン ヴューカルヴァドス
• ルモルトン カルヴァドス オルダージュ
• ルモルトン カルヴァドス レゼルヴ
• ルモルトン ドムフロンテ
• ルモルトン ラルーテ
• ルモルトン ヴィンテージ 各年代