1.ハイランドパークとは?

ハイランドパーク 25年 旧をもつ鑑定士

ハイランドパークの特徴

世界最北端にあるウイスキー蒸留所として有名なのが、ハイランドパーク蒸留所。そこで造られるウイスキーがこのハイランドパークです。

厳しい自然の中、耐え忍びながら熟成されるウイスキーとも言えるかもしれません。

ハイランドパークの歴史

ハイランドパーク蒸留所の歴史は1795年、密造者としても有名なマグナス・ユウソンの密造所があった場所に建てられたところから始まります。

200年以上も前というとても古い歴史を持っています。

ハイランドパークの味わい

ハイランドパークの味の特徴として、口に含んだ時のスモーキーさと、その後から広がる甘い香りだと言われています。

燻製のようなスモーキーさはあるものの、アイラモルトのような強いものではなく「優しい」と表現されているのも特徴です。

ハイランドパークという名の由来

ハイランドパークという名前の由来は、蒸留所がある土地からきています。

オークニー諸島の中心部カークウォールの町を見下ろす高台にあり、そこがハイパーク、パークヒルなどと呼ばれていたことから「ハイランドパーク」と名付けられたと言われています。

2.相場高騰中のハイランドパークの種類TOP3

1位:ザ・スタンダード「ハイランドパーク12年」

ハイランドパークの銘柄の中で、最もスタンダードで最も評価が高いと言われるのが「ハイランドパーク12年」です。シングルモルトとして平均的な価格ですが、とても高い人気を誇ります。

また、ハイランドパークはボトルのデザインも独特で人気の要因になっています。リニューアルされたりもするので、コレクション要素も持っているのです。

2位:専門家も高評価「ハイランドパーク18年」

ハイランドパーク12年に比べて3倍以上の価格がするものの、高い人気がある18年。熟成される6年という年数の差が味に如実に出ていると言われることも。

もともとハイランドパークはオールラウンダーで秀逸な食後酒と専門家が評するほどの味わいを持っていて、相場も高くなっています。

3位:物語を秘めた「ハイランドパーク ダーク・オリジンズ」

さきほど紹介したマグナス・ユンソンをコンセプトに据えた、ハイランドパークのダークな過去を思わせるボトルが特徴です。

ウイスキー自体の色味も濃く、ダーク・オリジンズに相応しい力強い味を持っています。ボトルの外観も真っ黒と、こだわりを感じる仕上がりに。

3.他にも高額で売れるハイランドパーク

ハイランドパーク 25年 旧 ボトル全体

ウイスキーは熟成年数が上がれば上がるほど高額で取引されますが、中でもハイランドパーク50年は特別に高額で、ネットやオークションなどで数百万円で販売されたこともあるほどです。

手元に置いておくだけで価値は上がり続けると考えて間違いないかもしれません。

4.ハイランドパークの買取相場

査定する鑑定士

ウイスキー評論家、ウイスキー愛好家から高い評価を得ているハイランドパーク。高い需要があるこのウイスキーはしたがって買取価格も高い値がつきます。

また、年数が高いものや終売品などはさらに高額になることも。

ハイランドパークの買取相場について

ハイランドパークの中でも銘柄によって様々な値段がありますが、蒸留酒なのでワインなどと違い、保管方法を厳格に問われることがなく比較的安定していると言えます。また、ハイランドパークはユニークなボトルデザインも人気なので、デザインによっても価格が前後することもあるのです。

お酒買取専門のストックラボでは経験豊富なプロの鑑定士による査定を行っていますので、ここではその買取相場をご紹介します。ぜひ参考になさってください。

ハイランドパーク買取相場

  • ●ハイランドパーク 12年 旧
    ~9,000円前後
  • ●ハイランドパーク 18年
    ~21,000円前後
  • ●ハイランドパーク ダーク・オリジンズ
    ~5,000円前後

(※2018年5月現在)

ハイランドパークの最高価格

ハイランドパーク50年について少し触れましたが、ロンドンのハロッズ百貨店というところで、135万円でえ売られていたことがあるそうです。店頭でその値段だとしたら、オークションにかけたらどれほどまで上がるのか見当がつきません。

50年というこれも想像がつかない年月を経て造られたウイスキーですからそれくらいの値段は当然と言えば当然なのかもしれませんが、とにかく超がつく高級品だということだけは伝わってきます。

5.ハイランドパクの買取価格が高額になる理由

高額理由を掲げる女性

受賞歴多数。権威あるウイスキー

200年以上という長い歴史を持つハイランドパークは、ウイスキーマガジンアワードをはじめ、数々のウイスキーコンペで受賞しています。

味わいでの受賞はもちろんですが、ボトルデザインにおいても受賞歴があり、多角的に高評価を得ているのです。

ウイスキー評論家も絶賛

ウイスキー評論家マイケル・ジャクソン氏は、100点満点中90点という高得点をつけ「全モルトの中で最もオールラウンダーで、秀逸な食後酒」とコメント。

同じくウイスキー評論家のデイヴ・ブルーム氏は「長期熟成のものの中で最も優れただ一級品である」と賞賛するなど、専門家からかなり高い評価を得ていることも高騰する一因になっています。

200年以上守り続ける伝統的製法

ハイランドパークは、今では少なくなったフロア・モルティングという伝統的製法で造られています。

これは、製造に使くモルトを手作業(水に浸した大麦を一定時間ごとに攪拌しながら麦芽を作る)で行うもので、時間と手間のコストがかかりますが、ハイランドパークが持つこだわりの一つとなっているのです。

希少性も高いハイランドパーク

ハイランドパークの仕込み水はカティーマギーという泉から引いています。スコッチウイスキーの仕込み水としてはあまり適さないと言われている硬水をあえて使うことで、独特の味と香りを作り上げているのだとか。

また、オークニーという樹木が育たない土地で採れる独特なピートもその希少性を高めています。

6.ハイランドパークの買取方法

ハイランドパーク 25年 旧を査定する鑑定士

ハイランドパークを売りに出したいと思った時に、どんな方法があるのか、どんなサービスがあるのかは知っておかなければなりません。

また、どんな業者が良いのかも大切なところなので、少し紹介したいと思います。参考にしてみてください。

ハイランドパークを売る時に利用できるサービス

高値で取引されることもあるハイランドパークのようなウイスキーは、やはりお酒買取の専門業者がおすすめです。

ストックラボでは、お酒買取の専門業者として、実績あるプロ鑑定士がしっかりと適切な査定をしています。まずは参考程度に一度利用してみてください。

7.ハイランドパークを売る前に!買取業者を比較しよう

業者比較に悩む女性

ハイランドパークを売る前に知っておきたい最後のポイントは、業者比較についてです。

いかに高価買取を実現できるかは、この業者比較にかかっていると言っても過言ではありません。

少し手間のかかる作業ではありますが、下記の記事などを参考に、ぜひやっておきたいところです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。最北端蒸留所で造られるハイランドパークについて、買取情報なども交えながらご紹介しました。もし、売却をご検討の際は参考にしていただければと思います。

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