1.ダグラスレインについて

ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) ローズバンク 16年を持つ鑑定士

ダグラスレインの特徴

ダグラスレインは、スコッチウイスキー特有の文化となるボトラーズメーカー。蒸留所から手に入れた原酒を独自に熟成させて、自社のラベルを張って販売。

2013年の分社後に新生ダグラスレインが発足し、エリア別のブレンデッドモルトや、リマーカブルリージョナルモルトなどの革新的な商品が作られています。

ダグラスレインはブレンデッドメーカーだった?

ボトラーズメーカーとして知られるダグラスレインですが、古くはハウスオブピアーズなどのブレンデッドウイスキーを取り扱うブレンデッドメーカーでした。

長い歴史をかけて洗練されたブレンデッドウイスキー造りのノウハウは現在も受け継がれ、伝統を守りながらも常に新しい風をとりこむ姿勢が見てとれます。

ボトラーズメーカーとしての歴史

イギリスのグラスゴーで1948年に設立されたダグラスレインは、ブレンデッドウイスキーの需要が高騰していた時代にスコッチウイスキーの輸出業を手掛け、ボトラーズメーカーとしての歴史をスタートさせました。

2.ダグラスレインの買取価格が高額になる理由

ボトラーズブランドの最高峰

現在あるスコッチウイスキーでは、オフィシャボトルをはるかに凌ぐ数のボトラーズブランドが流通しています。そのため限定品ばかりとなるボトラーズブランドの中でも、信頼できる高い品質が常に保たれているダグラスレインは、最高峰との呼び声が高いボトラーズメーカーです。

2013年に分社化して、OMCとオールド&レアはハンターレイン社が引き継ぎ、新ダグラスレインではオールド・パティキュラーというシングルモルトのブランドが誕生。

最高峰の技術はそのままに、今後も新たな可能性を見せてくれるという期待が持てます。

高い品質で日本でも人気に

瓶詰から熟成、出荷までを独自に徹底的に管理されているダグラスレインですが、安定した品質の高さが、日本でも好まれている理由の一つとも言えます。

膨大な樽を所有し、長い歴史の中で培われたブレンダーとしての技術が最大限に生かされ、何度も繰り返し行われる妥協のないテイスティングが、変わらない高い評価を維持し続ける大きな要因になっているのです。

値上がりがすごい”プラチナシリーズ”

ダグラスレイン オールド&レアのプラチナムシリーズは、ダグラスレイン社が自信と誇りを持って発表している最高峰のシリーズです。

とにかく品質にこだわって製造されるため生産本数が少なく、さらに世界中のファンが買い求めるため日本で流通する数はほんの僅か。希少価値が高まることで、市場での取引価格も高騰しています。

3.ダグラスレインの相場高騰中の種類TOP3

ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) ローズバンク 16年ボトル全体

1位:最高峰の貫禄「ダグラスレイン マッカラン30年 オールド&レア」

ダグラスレインが誇る超人気商品、オールド&レア。蒸留所によって選り好みすることはなく、品質を最重視してボトリングされています。

アルコール度数も統一はされず、品質を最重要視したカスクストレングスでボトリング。気になる味は、ハーブのうな爽やかさの後、大麦、キャラメリゼした桃、バニラのような甘い香りが広がります。

スパイスの風味が感じられ、バタースコッチやトーストなどの複雑な風味が感じられる逸品です。

2位:突出した魅力「ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) ブローラ29年」

29年という長い熟成期間を超えたダグラスレインが誇る、熟されたシングルモルト。柑橘系や白桃を感じる熟れた果実と香り立つ力強い香りがインパクトを与え、スモーキーな風味やピート臭もバランスが絶妙です。

それでいて、親しみやすさに定評があるブローラらしい、可愛げのある印象もしっかりと感じられます。

3位:希少を極めた名品「ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) マッカラン26年」

2013年にダグラスレイン社の元代表だったスチュワート・レイン氏により、二人の息子と旧ダグラスレイン社スタッフらとともにハンターレイン社を設立します。

その代表銘柄となる「オールド・モルト・カスク(OMC)」シリーズは、高い品質とこだわりの製法により、絶大な人気を集めているのです。

世界中で人気が高い商品のため、日本に流通する数はわずか数十本単位と言われています。

4.他にもある高く売れるダグラスレイン

ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) ローズバンク 16年ラベルアップ

陶器入りの「プレミエバレル」

“古き良き時代”、ビクトリアン朝の趣が存在感を放つ、アンティーク風の陶器ボトルが個性を放っています。1851年頃に使われていたセラミックデキャンタを復元。ラベルやボトルは、実際に年月が経過したようなデザインで再現性が高く、インテリアとしても十分に成立します。

本来は贈答用として生産された“プレミエバレル”は、ダグラスレインが誇る人気の商品です。シングルモルトスパイシーで甘い飲み口、長く続く深い余韻に、タイムスリップしたような感覚に浸れるかもしれません。

オールド・パティキュラー

ダグラスレイン社のフラッグシップシリーズとして新たに作られた「オールドパティキュラー」と「エクストラオールドパティキュラー」です。アルコール度数が48.4度もしくは51.5度という類をみない数値に設定され、独特なこだわりが感じられます。

長期熟成を経て誕生するエクストラオールドパティキュラーは、こだわりのカスクストレングスでボトリングがされ、樽の香りや特徴がしっかりと感じられるようにつくられているのだとか。

リマーカブルリージョナルモルトシリーズ

スコットランドの各地から厳選されたモルトをブレンデッドして生み出されています。

最初に発表された、希少なポートエレンを含んだ人気のアイラモルトを集めた”ビッグピート”は瞬く間に注目され、続いてハイランドの”ティラモスビースティ”、スペイサイドの”スカリーワグ、”アイランズの”ロックオイスター”、カンベルタウンのブレンデッドモルト”ザ・ゴールドロンズ”と、シリーズとして発表。

コレクターも存在するほど、ファンならぜひ手に入れたいプレミアムなシリーズです。

5.ダグラスレインの買取相場

査定する鑑定士

ダグラスレインの買取相場について

ダグラスレインを売りたいと思ったとき、買取相場がどのくらいなのか知っておくと取引もスムーズです。商品によっては、化粧箱や木箱などの付属品がセットになることで、査定額のアップも期待できるので、状態も確認しておきましょう。

買取相場について、買取専門ストックラボの鑑定士が、適正の相場をご紹介します。

ダグラスレイン買取相場

  • ●マッカラン30年 オールド&レア
    ~150,000円前後
  • ●OMC ブローラ29年
    ~130,000円前後
  • ●OMC マッカラン26年
    ~100,000円前後

(※2018年5月現在)
(※OMC=オールドモルトカスクシリーズ)

ダグラスレインの最高価格

人気のあるシリーズや熟成年数が古いものになるほど、シングルモルトであるダグラスレインの価格は高騰中です。

現在、マッカラン40年 1977エクストラ・オールド・パティキュラーの場合、35万円前後で取引されるなどのプレミア価格がついています。

6.ダグラスレインの買取方法

ダグラスレイン オールドモルトカスクシリーズ (OMC) ローズバンク 16年を査定する鑑定士

ダグラスレインを売る時に利用できる買取サービス

買取サービスを利用したことがないという方は、どのようなサービスがあって、業者によって何が違うのかがわからないのではないでしょうか。そんな時は、忙しくても負担にならないサービスを利用することで、気軽に利用することができます。

まずは、自身に合う買取方法がどんな方法なのかを、確認しておきましょう。

7.ダグラスレインを売る前に確認したい「買取業者比較」

業者比較に悩む女性

ダグラスレインを買い取って貰える業者選びは慎重に行いましょう。経験や実績があり、信頼できる取引方法をとれるかどうかなど、気をつけるポイントがあります。

売る前に買取業者を比較しておくことで、安心できる取引を実現しましょう。

まとめ

評価も高く、ニーズもあるウイスキー「ダグラスレイン」。買取に興味がわいたなら、まずは気軽に査定に出してみてはいかがでしょうか。

ダグラスレイン買取ページ
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