「パソコンの処分をどうすればいいのかわからない。」
さらには「パソコンを買い替えようと思っているのだけどデータの消去・データ移行のやり方が分からない。」
上記のような悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。
パソコンは精密機器ですので、どうやって処理するのかを十分に理解しておく必要があります。
そこで今回は、パソコンの処分方法を中心に、データの消去・引っ越し方法を解説していきます。
- パソコンを正しく処分しないとどうなるのか
- パソコンの正しい処分方法
- パソコンのデータを安全に消去する方法
- パソコンを処分する際のデータを安全に移行する方法
【先に紹介!おすすめの不用品回収業者】
業者名 | 基本料金 | 特徴 |
9,800円〜 (軽トラック一台分) |
1都3県の関東を中心に、 格安で不用品回収してくれる 業界大手の不用品回収業者。 |
|
14,800円~ (トラック積み放題) |
ゴミ屋敷の清掃から、 不用品回収まで幅広く担当。 |
|
5,000円〜 (軽トラック一台分) |
当サイト限定で申し込み。 ピッタリの業者が見つかる、 コスパ重視のサービス。 |
※全て税込表示
※価格や時期や品目によって異なる場合があります。
近年、追加料金が発生するなど、悪質な不用品回収業者が増えています。不用品回収の料金相場がわかりづらく、高いと思ってもそのまま依頼してしまう人も少なくありません。高額請求をされないためにも、複数業者に見積もりをもらってしっかり検討しましょう。”弊社限定の無料一括見積り”を使えば、提携している業界大手の不用品回収業者を一括比較できます。最短即日で見積もりが届くため、急ぎの方でも安心してご利用いただけます。
目次
そもそもパソコンを適切に処分しないとどうなるのか?
ここではパソコンを適切に処分しなかった場合、どのようなリスクがあるのか、解説していきます。
パソコンを適切に処分しなかった場合、2つのリスクがあります。
- 個人情報抽出の恐れがある
- 条例違反になる恐れがある
順を追って1つずつ解説していきます。
個人情報流出の恐れがある
ここでは、もしパソコンを適切な処分方法で処分しなかったら後からどうなってしまうのかを見ていきましょう。
個人情報が流出すると以下のリスクがあります。
- 住所、名前などが他人特定される
- 場合によってはクレジットカードの情報も抜き取られてしまう
まず1つ目は住所、名前が他人にばれてしまうということです。
これらが他人に知られ、悪用されてしまうと、身に覚えのない請求がいきなり来たり、怪しい営業業者などが家に訪ねてきたりと、様々なリスクがあります。
2つ目はクレジットカードの情報を抜き取られてしまうリスクです。
これの危険なところは言わずもがな、どこの誰かもわからない人に自分のお金を勝手に使われてしまう可能性があるということです。
聞いただけで恐ろしいですが、正しい処分をしなかった以上自己責任担ってしまいます。
このようなトラブルにならないようにパソコンは正しく処分していく必要があります。
条例違反になる危険性がある
さらには個人情報流の危険性だけではなく、国が定めている条例にも違反してしまう可能性があります。
平成15年に「資源有効利用促進法」ができました。
この法によりパソコンなどの精密機器を家庭用のごみと一緒にして捨てることは出来なくなりました。
つまり今の日本ではパソコンを捨てる際は「ごみ」としてではなく、再利用可能な貴重な「資源」としてみなされているわけです。
詳細は下記を参照ください。
資源有効利用促進法:3R政策(METI/経済産業省)
不法投棄は決して軽い罪ではないので注意しましょう。
パソコンの処分方法おすすめ6選
続きましては、おすすめのパソコンの処分方法を6つ紹介していきます。
その6つはこちらです。
- パソコン買取業者に依頼する
- パソコンリユース企業に依頼する
- 中古買取業者に依頼する
- 無料回収サービスに依頼する
- 家電量販店へ依頼する
- 自治体の回収ボックスを利用する
以下にそれぞれの業者に依頼するメリットをまとめてありますのでご覧ください。
パソコン買取業者に依頼する
まず一つ目はパソコン買取業者に依頼するという手段です。
パソコン買取業者に依頼するメリットは即日で不要なパソコンが現金化される可能性&無料で回収してくれる可能性があるという点です。
不要なパソコンがお金になる可能性と最悪無料で回収してくれることがあり、「不用品の処分にお金をかけるなんて嫌だよ」という方にもおすすめできる方法です。
また自分の都合に合わせて回収してもらえるというのも大きなメリットです。
おすすめの業者を簡単に3つ紹介いたします。
業者名 | 料金 | 品目 | メリット | デメリット |
ジャンク品パソコン買取ドットコム | 送料無料 | 完全に壊れたPC、ノートPC、デスクトップPC等 |
|
対応エリアに限りがある |
パソコン工房 | 送料が1点12000円以上で送料無料 | ゲーミングPC、ゲーミングノートPC、その他PCパーツ、自作PC等 |
|
送料無料に条件がある |
ネット宅配買取サービス 買取王子 | 送料無料 | PC,ゲーム、本、古着、カメラ、スマホ、ブランド品、一般家電、楽器等 |
|
レビューなどで悪い口コミが多い |
自分のニーズに合わせて、利用する業者を選択していきましょう。回収業者にも様々な長所と短所があります。
パソコンリユース企業へ依頼する
パソコンリユース企業とはパソコンを無料で回収した後、リサイクルしていく活動をしている企業です。
当然買取ではないので、買取業者のする煩わしい査定の期間なんてありませんし、最短で即日回収可能のようなので、「とにかく早く対応してもらいたい!」など「買取業者に買い取ってもらえなかったけどとにかくパソコンの処分だけしたい!」という方にもおすすめできます。
さらにはデータ消去にも対応しているため個人情報が漏洩する心配は一切ありません。
さらにはデータ消去後、証明書を発行してくれるという徹底ぶりです。かなり信頼性が高いため、「安全にPCの処分がしたい!」など「自分で処分するのはデータが漏洩しそうで安心できない」といった方にはベストな選択になるのではないでしょうか。
パソコンリユース企業のリネット:【国認定】パソコン・ノートPCの無料回収(処分・廃棄)ならリネットジャパン (renet.jp)
中古買取業者へ依頼する
パソコン専門の買取業者だけではなく、中古品の買取業者を利用するという方法もあります。
なぜならパソコン以外の不用品もまとめて買い取ってくれるからです。
使わなくなってただ収納してあるだけのブランド品など家具はありませんか?
そういった部屋のスペースを圧迫している不用品もまとめて買い取ってくれるのが中古買取業者です。
お金をもらいながら部屋をキレイにすることができるので、とても効率的な手段の一つです。
ただしパソコンを買い取ってもらう前に、データの消去か移行を自分で行わなければなりません。
後でパソコンのデータの消去法と移行の仕方も紹介いたします。
無料回収サービスへ依頼する
パソコンの無料回収サービスもおすすめです。
なぜなら、回収はもちろんのこと、データ消去もプロの手腕で削除をするため安心です。
しかもすべて無料です。
「無料なんて聞くと怪しいな」と感じる方も多いかと思いますが、これには裏ありませんが理由はあります。
それは企業がリサイクルによって大きな収益を得ることができるからですね。
以上のことから無料回収サービスは怪しいビジネスではありませんし、利用者からしてもとても利用しやすく万人受けしやすいです。
簡単に3つの業者を紹介いたします。
業者名 | 料金 | 品目 | メリット | デメリット |
パソコン回収のライズマーク | 回収無料 | パソコン全般 |
|
|
オリックス環境株式会社 | 回収無料 | デスクトップPC、ノートPC、ゲーム機、テンキー等 |
|
|
株式会社ITS・JAPAN | 回収無料 | デスクトップPC、ノートPC、モニター、スキャナー、プリンター等 |
|
|
気になった方はどうぞ。
家電量販店へ依頼する
家電量販店に依頼して回収してもらうこともできます。
有名なところで言うとヤマダ電機やケーズデンキなどがあげられます。
有名なところへの依頼だったら安心できますね。
回収に関しても無料で対応してくれます。
ですが様々なサイトを見ている限りだとデータ消去にまでは対応していないお店が多いようです。
利用する場合はデータ消去を自分で確実に行ってからにする必要がありそうです。
自治体の回収ボックスを利用する
自治体の回収ボックスに処分するという方法もあります。
自分で回収ボックスのあるところまでパソコンをもっていかないといけないというデメリットがありますが、基本的には無料で、営業時間内であればいつでも引き取ってもらえるので、この方法もおすすめです。
【安全】パソコンを処分する際にデータを消去する方法3選
ここからはパソコンを処分する際のデータの消去のやり方を3通り説明していきます。
その方法は3つあります。
- 専用のソフトウェアで消去する。
- HDDを物理的に破壊する。
- HDDに強い磁気をかけて破壊する。
この方法になります。
以下にこの方法を実践するメリット、デメリットを解説してありますので、ご覧ください。
専用のソフトウェアで消去する
1つ目は専用のソフトを使い、消去する方法。
メリットとしては、パソコンの価値を落とさずにデータ消去が可能なところでしょう。
デメリットはパソコンでの作業が苦手な人は作業が難航する可能性があるというところですね。
使い方が分からない人のために使い方のガイドのURLを添付させていただきます。
無料で利用可能なソフトがありますので、下記を参照ください。
HDDを物理的に破壊する
2つ目の方法は文字通りHDDを直接破壊するという強硬手段です。
この方法のメリットは誰でも簡単にできるということです。
なんでもいいのでとにかくHDDを壊してしまえばいいだけです。
デメリットはHDDがなくなるので、もし買い取ってもらうときにはパソコンの価値が下がってしまうという点でしょう。
出来ればソフトでデータ消去をしていきたいところですが、どうしてもできないのならこの方法でやるというのもありです。
HDDに強い磁気をかけて破壊する
3つ目の方法も物理的に破壊するわけではありませんが、磁気を使った破壊方法です。
この方法のメリットは先ほどの物理的な破壊をするよりも散らからずに済む。
というところでしょう。
ですがやはりHDDを破壊する以上はパソコン自体の価値が下がってしまうので、これらを理解したうえでHDDの破壊を行ってください。
パソコンを処分する際のデータの引っ越し方法4選
パソコンをそのまま処分してしまうと、すべてのデータを失うことになります。
したがって、あらかじめ既存のデータを移行させておく必要があります。
- 自分でデータを移行する
- データ移行の専門店に依頼する
- 無料の引っ越しソフト「Windows転送ツール」を使用して移行する
ここからは、上記3点について解説していきます。
自分でデータを移行する
次はパソコンを処分する人ではなく「買い替えをする人向けのデータ移行なやり方についてです。
1つ目は自身でデータの引っ越しをするという作業です。
メリットは費用が掛からないという点と、自分でやるのですぐにできるという点ですね。
自分で引っ越しさせるやり方ですが、これもデータを移行させるための専用ソフトがあったりします。
これらを使用したほうが効率的にデータ移行が行えるので、こちらの利用をおすすめします。
移行ソフトダウンロード&利用方法:EaseUS® Todo PCTrans Free – Windows用の無料のPC引越し、データ移行ソフト
データ移行の専門店に依頼する
どうしても自分ではできないという方には、お店にお願いするやり方で、移行ができます。
メリットはお願いするだけなので簡単に移行できるという点です。
逆にデメリットは費用が掛かるという点でしょう。
ですが自分には手間がかからないというメリットがあるので、しっかり考えたうえでの
無料の引っ越しソフト「Windows転送ツール」を使用して移行する
無料のwindowsの転送ツールを使用して転送する方法もあります。
メリットとしてはwindowsのツールなのでダウンロードなしでそのまま使えるということですね。
デメリットとしてはMac Bookなどでは使用できないという点でしょうか。
Mac Bookを使用している方は、1で紹介した、ツールをダウンロードして利用するのがよさそうですね。
windows転送ツールの使い方:Windows転送ツールを使用してPC間でファイルを移動する方法 | Dell 日本
有料の引っ越しソフトを利用して移行する
お金を出せる人向けですが、有料のツールを購入して使用する方法もありますね。
メリットとしては、無料のソフトよりも、データの移行が円滑に進めやすいという点でしょうか。
デメリットは当たり前ですが、有料なところくらいでしょう。
ですが無料のソフトでも、十分な機能は備えられているものがほとんどなので、こだわりがない限りは無料のソフトでも問題はありません。
パソコン処分に関するよくある質問
ここまで、パソコンの処分方法やデータの消去・引っ越し方法を解説してきました。
最後に、パソコン処分の際によくある質問を紹介します。
- パソコンの無料回収でよくあるトラブルは何?
- パソコンのデータを消去せずに処分してしまうとどうなる?
- 壊れたパソコンのデータ消去する方法はある?
上記点について解説していきます。
パソコンの無料回収でよくあるトラブルは何?
次はパソコンの処分に関してよくある質問に答えていきます。
パソコンの無料回収の際によくあるトラブルは、無料回収だと思ったら、何かと理由をつけて料金を発生させられてしまうというトラブルでしょう。
今の日本ではパソコンの需要が高まっています。
パソコンの需要が上がれば上がるほど当然パソコンの回収業者なんていうのも出てきます。
そして、優良な業者に紛れて、その中には悪質な業者も紛れ込んでいることも多いのです。
なので、業者を選ぶ際は、必ず大手または実績が多く信頼性の高い業者を選ぶ必要があります。
パソコンのデータを消去せずに処分してしまうとどうなる?
データ消去せずに買取をした場合、自分でデータ消去か業者が削除の対応をすればいい話なのですが。
万が一、自分で消去し忘れてしまったり、回収業者が何も確認をせずに中古品として販売してしまった場合だと、次のパソコンの利用者にあなたの個人情報がすべて筒抜けになってしまいます。
これで何がやばいかというと、もし仮にAmazonなどにあなたのクレジットカードの情報がパソコンに登録してあった場合だと、赤の他人があなたのお金で好き放題買い物ができてしまいます。
もしそうなったら回収もしくは、買い取った業者に確認を取ってそのパソコンを購入した人を突き止めなくてはならなくなります。
かなり大変ですよね?
そもそも素人ではほぼ突き止めるのは不可能に近いです。
こういったトラブルにあわないように、回収もしくは買取ってもらう前に、自分で消去、もしくはデータ消去まで対応している業者に依頼をする必要があります。
壊れたパソコンのデータ消去する方法はある?
結論から言いますと、可能です。
方法は別のパソコンを使用して先ほど紹介した消去法を実践すれば消去することができます。
パソコン自体が壊れているいるのならHDDを破壊してしまうのも有効です。
こちらの方法2つは先ほど紹介したので省略します。
まとめ:パソコンを処分するときには情報漏洩に気を付けよう
今回はパソコンを処分方法6選!という内容でお話しさせていただきました。
以下に要点をまとめていきます。
・業者に依頼するときもトラブル防止のために悪質業者に気を付ける。
・データの消去は必ず自分で行うかデータの消去まで対応している業者を利用する。
・自分のニーズに合った業者、処分方法を選択する。
以上のことをしっかりと気を付けて、パソコンの処分をすれば、「こんなはずじゃなかった」など「個人情報が漏洩してしまった」などのトラブルは防げるはずです。
また、「少しでも安く安全に処分してもらいたい」という方は不用品回収業者に依頼するという方法もあります。
自分に合ったやり方で安全にパソコンの買い替え、処分を行いましょう。