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引っ越し時のやることリスト30選!引っ越し前から当日までの流れを解説

引越し やること
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「引っ越しの準備って、やることがいっぱいあって何から手をつけていいかわからない。」

このようにお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

引っ越しは、荷造りから各種手続きなどやることがたくさんあるので、漏れのないように段取りよく進めていきたいものです。

そこで今回は、引っ越しの時にやるべきことについて解説していきます。

引っ越しの準備から当日までの流れに沿ってわかりやすく紹介しているので参考にしてみてください。

【この記事でわかること】

  • 引っ越しの準備から当日までの流れとやること
  • 引っ越し当日と引っ越し後にやること
  • 引っ越し時のやることに関するよくある質問

目次

そもそも引っ越し前の準備はいつから始める?

引っ越しの準備は、引っ越し日から逆算して始めます。

引っ越し業者に依頼する場合は、2ヵ月~1ヵ月半前には予約し見積もりをとってもらうのが理想的です。

引っ越し業者への見積もり依頼は土日に集中しやすく、また繁忙期にあたる2月~3月頃は引っ越し業者の予約が取りにくくなるため早めに動き出したほうがよいでしょう。

引っ越し日を決めるには、まず、引っ越し先を決め、引っ越し先の住所、入居可能日を確認しましょう。

そこから、無理のないスケジュールで引っ越しの計画をたて、退去日を決めます。

入居日のほうが、退去日よりも融通がききやすいケースが多いので、スケジュールに合わせて退去日から決めることがおすすめです。

引っ越し前のやることリスト6選

はじめに、引っ越し前にやることを見ていきましょう。

  • 新居(転居先)を決定する
  • 引っ越し業者と引っ越し日の確定
  • 賃貸の場合は管理会社へ連絡する
  • 電気やガス、水道などのインフラを見直す
  • 不用品や粗大ごみの処分
  • 新居(転居先)のレイアウトを決めておく

上記6点について解説していきます。

新居(転居先)を決定する

引っ越しすることが決まってからまずやることは、引っ越し先を探すことです。

引っ越し先が決まらなければ、転居先の住所や退去日を決定できません。

転居先の住所や退去日を決定していないと、引っ越し業者に依頼することができないため、まずは新居を決めておきましょう。

引っ越し業者と引っ越し日の確定

引っ越し先が決まったら、引っ越し業者の手配をします。

いくつかの引っ越し業者に見積もりを依頼して、料金やサービスなど比較しよく検討してから決めるのがよいでしょう。

引っ越し日は、スケジュールを考えながら候補日をできるだけたくさんリストアップし、引っ越し業者に相談し、一番お得な日程を選ぶのがおすすめです。

賃貸の場合は管理会社へ連絡する

引っ越し元が賃貸物件の場合は、引っ越しが決まったら、賃貸借契約書の内容を確認してから、管理会社に退去日を伝えます。

解約手続きが遅れることで、翌月の賃貸料金の支払い義務が発生する場合もあるので注意が必要です。

電気やガス、水道などのインフラを見直す

電気やガス、水道などの転居手続きも早めに済ませておくことがおすすめです。

電気やガス、水道などの転居手続きは、契約先に電話したり公式サイトを通して進めることができます。

電気やガスなどの転居手続きは、契約先によって立ち合いが必要な場合もあります。

引っ越しを段取りよく進めるためにも、早めに手続きし、希望の日程で進められるようにしておきましょう。

電気やガスは毎日使用するものなので、転居をきっかけに、できるだけ安いところを選びお得に新生活をスタートさせるのもよい方法の一つです。

2016年に電力の小売全面自由化、2017年に都市ガスの小売全面自由化がスタートしたため、地域ごとに決められた電力・ガス会社と契約する必要がなくなり、選択の幅が広がりました。

賃貸物件の場合、戸別に電力・ガスを選ぶことができないと思っている人も多いのですが、一部の物件を除き、電気・ガス共に変更が可能なところがほとんどです。

引っ越しを機にインフラを見直しておきましょう。

不用品や粗大ごみの処分

不用品や粗大ごみの処分も早めにちょっとずつ進めておきましょう。

大型の家具や家電などを処分したい場合、自治体のルールに従って粗大ごみで回収してもらう方法と、不用品回収業者に依頼して回収してもらう方法があります。

時期によっては回収業者の予約が取りにくかったり、手続きしてから回収まで時間がかかる場合もあるので、早めに回収の依頼をしておきましょう。

また、不用品の状態によっては不用品買取の対象の場合もあります。

また、リサイクルショップで買い取ってもらったり、知り合いに譲るなどの処分の方法もあるので検討してみるとよいでしょう。

新居(転居先)のレイアウトを決めておく

引っ越し先が決まったら、事前に引っ越し先のレイアウトを決めておくと必要な買い物がしやすく、引っ越し当日に直接搬入してもらう際にスムーズです。

また、引っ越し先の、玄関などの出入り口幅、階段の高さなどを事前に計測しておくと、家具や家電の搬入の方法を決めるのに役立ちます。

買い物や搬入時の時間の無駄を省くためにも新居のレイアウトは引っ越し前に決めておきましょう。

引っ越しの1週間前までのやることリスト9選

次に、引っ越しの一週間前にやることを紹介していきます。

  • 転出届を役所へ提出する
  • 子供がいる場合は転園・転校手続きもしておく
  • 郵便物の転送手続き
  • 勤務先へ住所変更の届出
  • 住所変更が必要なその他サービスの手続き
  • 見直していたインフラの再契約・転居手続き
  • 住宅に必要な保険を見直す
  • 梱包資材の準備

転出届を役所へ提出する

引っ越し元から、違う市区町村へ引っ越す際には、役所に転出届を提出する必要があります。

引っ越し元と同じ市区町村へ引っ越す場合は転居届が必要です。

通常、転出届の提出は、引っ越し日の14日前から、当日までの期間に行います。

遅くとも引っ越し後、14日以内には手続きを済ませましょう。

また、住民基本台帳ネットワークシステムを利用することで、直接役所に行かなくても転出の届け出ができます。

このシステムは、住民基本台帳カードの交付を受けている人は誰でも利用でき、郵送またはインターネットにより付記転出届を引っ越し先の市町村に提出すれば転出証明書がなくても転入届を行うことができます。

付記転出届の様式などは自分の住んでいる市町村のホームページ等からダウンロードすることが可能です。

住民基本台帳カードは、自分の住んでいる市区町村で簡単に交付が受けられるICカードです。

住民基本台帳カードは銀行の新規開設をするときなどの、本人確認書類としても利用できます。

※参考資料:住基ネットでできるようになったことは?

子供がいる場合は転園・転校手続きもしておく

学校や保育園・幼稚園などに通う子供がいる場合は、転校や転園の手続きが必要です。

引っ越しが決まったら、なるべく早めに転校・転園の旨を申し出るようにしましょう。

保育園を転園する場合は、退園・入園の両方でそれぞれの自治体への届け出が必要です。

の届け出をしなかった場合、転出後も保育料が請求される場合があるので気を付けましょう。

公立の小・中学校を転校する際は、通っていた学校から転校に必要な「在学証明書」「教科書給与証明書」を受け取ります。

加えて、市役所では、住民票の手続きをする際に「転入学通知書」を発行してもらい、引っ越した先で転入する学校へ提出して転校の手続きを行います。

私立の幼稚園・小・中学校、および私立高校では、各園や学校によって手続きが異なるため事前に調べて手続きを進めておきましょう。

郵便物の転送手続き

郵便物は、引っ越しの際に旧住所から、新しい住所に転送依頼をすることができます。

旧住所宛の郵便物を、1年間新しい住所に転送してくれるので、引っ越し後の郵便物の受け取りトラブルを防ぐことができます。

郵便窓口やインターネット、もしくは転居届の用紙に必要事項を記入してポストに投函することで申し込みができます。

郵便物の移転手続きについて表にまとめたので参考にしてみてください。

手続きの方法 用意するもの 手数料
日本郵便e転居のホームページを利用 ・スマートフォンやパソコンなど(インターネットに接続できるもの) 無料
郵便局で直接手続き ・本人と確認できる書類(運転免許証や健康保険証など) 無料
転居届を郵送 ・転居届(転居届用紙は全国の郵便局の窓口で入手可能) 無料

勤務先へ住所変更の届出

引っ越しで住所を変更する場合は、勤務先への住所変更の届け出が必要です。

勤務先へ住所変更の届け出は、社会保険料や税金、通勤手当に関わる大切なことです。

住所がわかったら、早めに会社の担当部署に報告し必要な手続きを進めましょう。

 住所変更が必要なその他サービスの手続き

その他にも、利用しているサービスで住所変更が必要になります。

例えば、インターネット、NHKや衛星放送、銀行やカード会社などのサービスです。

他にも新聞配達などの配達サービスなど、引っ越しをする人の状況によって住所変更が必要なサービスは様々です。

現住所で契約しているサービスについて確認しておきましょう。

見直していたインフラの再契約・転居手続き

引っ越しを機に、電力会社やガス会社、電話回線などを見直した場合、引っ越しのスケジュールに合わせて、契約や転居の手続きを済ませておくことが大切です。

引っ越しをきっかけに生活費を節約するには、電力会社やガス会社を変更するのも一つです。

電力・ガスの自由化により様々な料金プランが用意されている会社が増えたので、自分に合った会社をいくつか探して比較してみるとよいでしょう。

また、電気・ガス会社を変更しなくとも、同じ会社の中で料金プランを見直すことも可能です。

最近では、電気・ガスの小売り化が進み価格競争が激しくなり、顧客確保のために料金プランが充実してきていますので、確認しておきましょう。

料金プランの見直しの他にも、契約アンペアを見直すなどで、電気代の基本料を下げることもできるので、合わせて検討してみてください。

他にも、携帯電話やインターネットといった通信費も、引っ越しを機に見直すとよいでしょう。

例えば、携帯電話は大手携帯会社のプランを利用しいる人が多いと思いますが、最近では格安のSIMカードのラインナップが充実してきたため、必ずしも大手携帯会社のプランを利用する必要がなくなってきました。

さらに、インターネット環境の整備状況は、引っ越し先によって異なります。

引っ越しは、自宅のインターネット環境を見直すのによい機会になります。

インターネット回線事業者やプロバイダは新規申し込み者にはキャンペーンを実施しているところがほとんどです。

金銭的に負担をあまりかけずに、より快適なネット環境へと移行するのも一つの方法です。

インターネット回線やサービスは、常に新しい通信技術や料金体制に変化しています。

自分に合ったインターネット回線のプランや種類の見直しをしていきましょう。

住宅に必要な保険を見直す

引っ越しすると、対象となる住居の建物面積や構造、住居エリアの火災のリスクなどが変わるため、火災保険の変更手続きが必要になります。

場合によっては、契約を引き継ぐことが解約になることもあるので、引っ越しが決まったら、なるべく早めに保険会社に連絡をして必要な手続きを取るようにしましょう。

火災保険は途中で解約しても残りの保険期間分の保険料は返金されます。

また、火災保険の住所変更の際は、住所変更の他に保険料の再計算が必要になります。

引っ越しを機に、保険の補償内容を見直してみましょう。

梱包資材の準備

引っ越しの際には、荷物を入れるための段ボールなどの梱包資材が必要です。

引っ越し業者に依頼した場合、多くの引っ越し業者は無料で提供してくれます。

引っ越し業者を使わずに引っ越す場合は、段ボール等の梱包資材は、ホームセンターなどで購入することができます。

段ボールを購入先とポイントを下記にまとめたので参考にしてみてください。

  • 引越し業者

引越しの依頼をした際に、プランに応じて枚数が無料でもらえたり、割安に購入

できます。当初の枚数で足りない場合は、追加で注文することもできます。引っ

越しの後、不要になった段ボールを無料で回収する業者もあります。

  • ホームセンター

ホームセンターでは様々な大きさや形状の段ボールを販売しています。実際に段

ボールを見ながら必要なものを購入できるのがメリットです。しかし、購入後は

自分で段ボールを持ち帰る必要があり、引っ越し業者や通販サイトよりも値段が

割高です。

  • ネットの通販サイト

多種多様な種類のダンボールをWeb上で購入でき、自宅まで配送してもらえま

す。また、オーダーメイドで段ボールを注文できる通販サイトもあるため、特殊

な形状・サイズの荷物を梱包したい場合に便利です。まとめ買いすると割安にな

ります

段ボールの他にも、ガムテープや養生テープ、新聞紙、気泡緩衝材などがあると便利です。

荷造り

引っ越し日が近づいてきたら少しずつ荷造りを進めておきましょう。

荷物が増えると引っ越し費用が上がってしまうこともあるので、いらないものは処分して、必要なものを用途に分けて梱包していくのがコツです。

その際、梱包したら中身が分かるように段ボールに中身を記入し、引っ越し先で混乱しないようにするのもポイントです。

また、引っ越し当日に必要な掃除道具などを梱包してしまわないように注意しましょう。

荷造りの手順を以下の表にまとめたので活用してみてください。

荷造り作業内容 荷造りのポイント
10日前 ・冷蔵庫の中身を確認して食材をチェックしておく 引っ越し当日までに冷凍食品も含めて計画的に使い切れると食品類の無駄を防げる。インスタント食品なども使い切ると運搬する荷物が減る。
7日前 ・新居で使うものと使わないものに分けて、いらないものは処分する 不用品の処分は、回収業者を利用したり買い取ってもらうなどして、なるべく早めにものを減らしておく。
6日前 ・引っ越しが終わるまで使わないものから梱包する
引越し日までに使わない用品からまとめておき、梱包してない荷物を少なくしておく。
5日前
・荷物を用途や、部屋ごとにグループ分けて、梱包する
段ボールには、何が入っているのかを明確に記載しておき、荷解きのときに中身がはっきりわかるようにしておく。
4日前
3日前
2日前 ・冷蔵庫の中身を空にして、電源を切っておく 冷蔵庫の中身が空になったのを確認してコンセントを抜く。製氷機の水なども忘れないように捨てる。
引越し前日 ・引っ越しの当日も使うもの以外は梱包する
・洗濯機、冷蔵庫の水抜きしておく
冷蔵庫の水抜き・霜取り、洗濯機の水抜きをしておかないと搬送中に故障の原因になるので忘れないようにしておく。
引越し当日 ・貴重品を除き、全ての荷物を梱包する 歯ブラシや布団など当日まで使っていたものを梱包する。
忘れ物がないように注意する。貴重品は紛失に注意する。

引っ越し前日から当日までのやることリスト9選

引っ越し前日から当日までのやることのポイントは9つあります。

  • 転出元・転出先へ挨拶の手土産を用意する
  • 食品類の整理
  • 転出元の荷物搬出・清掃
  • 転出元のインフラを停止する
  • 転出元の近隣住民へ挨拶回りをする
  • 転出元が賃貸の場合は退去の立ち会いをする
  • 転入先の近隣住民へ挨拶回りをする
  • 転入先へ荷物搬入する
  • 転入先のインフラを開通する

転出元・転出先へ挨拶の手土産を用意する

転出元・転出先へは手土産を持って挨拶しておきましょう。

引っ越し準備中や引っ越し当日は、慌ただしくなり手土産を忘れてしまいがちです。

余裕をもって必要な数を準備しておきましょう。

手土産の予算は500円程度が相手にも気を使わせないのでおすすめです。

食品類の整理

引っ越しの際は、冷蔵庫の中身を空にしておく必要があります。

また、運搬時に冷凍庫内の霜が溶けることでトラブルになるのを防ぐため、遅くとも引っ越しの前日には冷蔵庫の中をきれいにして、電源を切っておくようにします。

食品の無駄を減らすためにも、食品類は整理して計画的に使い切るようにするのがよいでしょう。

転出元の荷物搬出・清掃

引っ越しの当日は、荷物の最終チェックをして、当日まで使用していた物も梱包して荷造りを全て終わらせておきます。

スムーズに荷物の搬出を進めるために、引っ越し業者がきたら、注意点を確認してから代表者が指示を出すようにしましょう。

荷物搬出後は、忘れ物がないかよく確認してから清掃をします。

転出元が賃貸の場合は、きれいな状態で退去することで敷金が返金される可能性があります。

転出元のインフラを停止する

電気・ガス・水道の停止の手続きは基本的に事前に済ませておくため当日は作業がない場合がほとんどです。

ガスの閉栓に立ち合いが必要な場合は立ち合います。立ち合いの時間を決めておくとスムーズに進むでしょう。

転出元の近隣住民へ挨拶回りをする

できるだけ、旧居への挨拶は引っ越しの前日までに済ませておき、引っ越し日も伝えておくようにします。

引っ越し当日は騒がしくなりがちなので事前に挨拶しておくことで、ご近所のトラブルを未然に防ぐことにもつながります。

転出元が賃貸の場合は退去の立ち会いをする

転出元が賃貸の場合は、大家さん・管理会社が退去に立ち合い最後に部屋の状況を確認します。

問題がなければ鍵を返却して物件の引き渡しが完了します。

あらかじめ、引き渡し時刻の目安を伝えておくとやり取りがスムーズです。

転入先へ荷物搬入する

転入先に荷物を搬入するときは、まず、搬入される荷物と段ボールの数を確認します。

搬入の際は、どこに何をおくか、引っ越し業者への指示が必要になるので、転入先のレイアウトをメモして手元に持っておくのがおすすめです。

全ての荷物を搬入したら、段ボールの数を確認して、紛失しているものや破損しているものがないか確認しておきましょう。

また、引っ越し業者へのチップや心付けは義務でなく、感謝の気持ちを表す方法の一つです。

例えば、感謝の気持ちを伝えたいという場合には、作業の邪魔にならないタイミングで、缶ジュースなどの差し入れをするなども一つの方法です。

転入先のインフラを開通する

引っ越しの当日に、移転先のインフラが開通できると安心です。

引っ越しが決まってインフラの申し込みをした際に、入居した日に電気・ガス・水道が使えるようにあらかじめ手配しておきます。

ガスの開栓には立ち合いが必要なので、早めに日程を抑えて希望日にガスが使えるようにしておきましょう。

引っ越し当日・引越し後にすぐやることリスト6選

ここまでは、引っ越しの準備から、当日までの流れを紹介してきました。

ここからは、引っ越し当日・引越し後にすぐやることについて紹介していきます。

  • 転入届を役所へ提出する
  • 引っ越し料金の清算
  • 子供がいる場合は転校・転入の手続きをする
  • 飼い犬がいる場合は登録変更手続きをする
  • 荷解き・荷物の整理
  • 新居の清掃

転入届を役所へ提出する

市区町村をまたいだ引っ越しの場合は、転入手続きが必要です。

また、市区町村をまたがない引っ越しの場合は、転居届けが必要になります。

どちらも引っ越し先の市区町村で手続きを行います。

前の住所で発行してもらった転出証明書が必要なので忘れないで持参するようにしましょう。

引っ越し料金の精算

引っ越し料金の清算は、引っ越し業者によって違います。

事前に、利用した引っ越し業者の清算方法を確認してスムーズに清算ができるようにしておきましょう。

また、クレジットカード払いに対応していない場合もあるので支払い方法も確認しておくことも大切です。

子供がいる場合は転校・転入の手続きをする

転入した先の幼稚園・保育園、学校に子どもが転園・転校する場合は手続きを行います。

この手続きには、転園・転校前に園や学校で受け取った書類が必要です。市区町村で転入の手続きを終えてから、園や学校で必要とされる書類を提出してください。

例えば、公立の小中学校の転校手続きでは、在学証明書、教科書給与証明書、入学通知書などを、転入先の学校に提出することが必要です。

転入する園や学校によって手続きは異なるため、事前に確認しておきましょう。

飼い犬がいる場合は登録変更手続きをする

飼い犬がいる場合は、引っ越し後に登録変更手続きが必要です。

登録の変更手数料は無料で、引っ越し先の市区町村の役場、もしくは保健所の窓口で申請できます。

手続きには、犬の登録の際に発行されている鑑札と、狂犬病予防注射の注射済票が必要な場合もあるので確認しておきましょう。

鑑札を紛失・破損した場合には再交付が必要となり、手数料(1600円程度)がかかります。

荷解き・荷物の整理

引っ越し荷物の搬入が終わったら、梱包してある荷物の荷解きを始めます。

複数の段ボールの荷解きをしながら荷物の整理も同時に行うため、段取りよくすすめることが大切です。

段ボールの中身を用途ごとに分けて、使う場所に運んで荷解きすると、雑多な状態になりにくく、荷物の整理をスムーズに行うことができます。

荷解きが完了したら、段ボールを処分します。

段ボールの処分方法は、自治体に回収してもらう方法や、引っ越し業者に回収してもらう方法、不用品回収業者に回収してもらうなど様々な方法があります。

多くの引っ越し業者で、段ボールを無料で回収していますが、段ボールの回収の時期や回数によって有料になるケースもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

段ボールは汚れたり古くなると無料で回収してもらえなくなることもあるので、自分に合った方法で、早めに処分することをおすすめします。

新居の清掃

最初の新居の清掃は、大きな家具や荷物が入る入居前がおすすめです。

電気や水道やガスが開通するタイミングを考え、計画的に準備を進めましょう。

また、新居を清掃するときは、ハウスクリーニングが入っているかどうか管理会社に確認しておきます。

掃除業者や物件の契約によってクリーニングの状態が変わるので事前に確認しておくとよいでしょう。

もし、ハウスクリーニングが入らなかった場合や、限定した場所しか掃除がされてない場合は、自分で掃除しておくことが必要です。

掃除する際には、順序とコツがあるので気をつけましょう。

掃除の順序とポイントを下記にまとめたので参考にしてみてください。

  • 手順その①  換気する

  ポイント:  全ての扉、窓を開けて全体の空気を入れ替える。

  • 手順その②  天井・壁を掃除する

  ポイント:  高いところから掃除し、照明器具やスイッチ類も。

  • 手順その④  キッチン・トイレ・お風呂の水周りの掃除

  ポイント:  排水口など汚れがたまっていないかチェック。

  • 手順その⑤  畳・床を掃除する

  ポイント:  家具などを置く前に部屋の隅々までしっかり掃除。

  • 手順その⑥  害虫対策をする

  ポイント:  必要ならば害虫駆除剤で入居前に害虫を一掃する。 

引っ越し直後の新居の清掃についても、まずできるだけ扉や窓を開けて換気することから始

めましょう。

新築やリフォーム直後の物件は、塗料のにおいなどこもっていることがあるので注意が必要です。

引っ越しの際は、想像以上に床にホコリが落ちてしまうのできれいに掃除するようにしましょう。

また、壁や床の傷などがある場合、市販の補修材で修復しておくとかなりきれいになるのでおすすめです。

加えて、防カビ対策や、防ダニ対策などをこのタイミングでしておくと、後々、快適にすごすことができます。

引っ越し時のやることに関するよくある質問

最後に、引っ越しの時にやることに関するよくある質問を紹介します。

  • 引っ越し時にすぐ住所変更しないとどうなる?
  • 引っ越し時の荷造りの順番は?
  • 引っ越し時の住所変更に必要なものは?  

引っ越し時にすぐ住所変更しないとどうなる?

引っ越し後、正当な理由なく住所変更の手続きをしないでいると、最大で5万円の罰金がかかることがあります。

引っ越し後は14日以内に管轄の市町村役場へ転入・転居届けを提出し、住所変更するようにしましょう。

引っ越し時の荷造りの順番は?

引っ越しの荷造りは、まず、すぐに使わないものから始めていきましょう。

そこから、頻繁に使うものから、毎日使うもの、引っ越し当日まで使うものへと順番に梱包していきます。

また、荷物を荷解きのときのことを考えて片づけがしやすいように部屋ごとに分けて梱包しておくのもおすすめです。

段ボールに何が入っているかはっきり分かるようにしておくことがポイントです。

 引っ越し時の住所変更に必要なものは?

引っ越した時の住所変更に必要なものは以下の4点です。

  1. 引っ越し元の市町村から発行された転出証明書
  2. 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
  3. 転入する全員分のマイナンバー通知カード、またはマイナンバーカード
  4. 印鑑

引っ越しする人によっては、他にも書類が必要な場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

引っ越しは早めの準備と計画的に進めることが大切

この記事では、引っ越しの時にやることについて、引っ越しの準備から、当日までの流れに沿って解説してきました。

引っ越しはやるべきことがたくさんあり、計画的に進めていかないと、新生活が気持ちよくスタートできなくなってしまいます。

やるべきことに漏れがないように、引っ越しの流れに沿って確認しながら進めていくのがおすすめです。

早めの準備で、余裕をもって気持ちよく引っ越しができるようにしましょう。