この記事では、ギザ十の価値や年代・状態別の相場などを解説していきます。
ギザ十とは、昭和26年〜33年（昭和31年は除く）に製造されて、縁に縦線が均等に入っている10円硬貨のことです。
特徴的なデザインから若い人から高齢者まで幅広い世代からギザ十と呼ばれています。
他の硬貨と違うため珍しく、コレクターや買取業者は手に入れるために高値で買い取ってくれることもあります。
「家にあったギザ十に価値を知りたい」
「どうやって保管すればいいのか分からない」
「なんで高く買い取られるのか知りたい」
このような疑問をもつ人向けに、高く売るコツも解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
- 【年号別】希少価値の高いギザ十の価値や買取相場
- ギザ十を高い値段で売るポイント
- ギザ十高額買取のおすすめ業者3選
【先に紹介！おすすめの古銭買取業者】
| 業者名 | 買取品目 | 特徴 |
|
|
家具・家電・楽器 着物・毛皮 ブランド品全般 切手・古銭 年代物コレクションなど |
全国でサービスを展開する、 業界大手の高価買取が強みの 出張買取収業者。 即日査定も可能で、 無料で出張査定をしてくれる。 |
|
|
・大判小判 ・古金銀 ・銀貨、銅貨 ・記念貨幣、記念硬貨 ・記念メダル ・海外貨幣など |
全国でサービスを展開する 買取業者。出張査定では、 北海道から九州まで 日本全国90％以上 の地域に対応。 専門鑑定士・査定士が 査定価格の根拠を丁寧 に説明してくれる。 |
※価格や時期や品目によって異なる場合があります。
近年、適正な買取金額よりも安く買い取るなど、悪質な出張業者が増えています。適正な相場で買取してもらうためにも、大手企業に見積もりをもらってしっかり検討しましょう。
”バイセルの無料査定”を使えば、日本全国無料で出張査定をしてくれます。木村佳乃さんのTVCMを日本全国で放送している大手グループなので安心・安全です。金額に納得したら即現金化してくれるため、急ぎの方でも安心してご利用いただけます。
目次
【年号別】希少価値の高いギザ十の価値や買取相場
ギザ十は、数千枚しか製造されていない年もあれば、数億枚以上製造されている年もあり、作られた年代で製造枚数が異なります。
製造された枚数は硬貨1枚ずつの価値を決める指標となるため、作られた年と製造枚数はチ買取でもチェックされやすいです。
ここでは、作られた枚数の少ない希少価値の高い10円硬貨の買取相場を、以下3つの年代ごとに解説します。
昭和26年のギザ十
昭和26年のギザ十での買取相場は、未使用で6万円(税込)、使用後15～20円(税込)程度です。
価値が高い理由としては、ギザ十の製造開始が昭和26年であり、限られた枚数のみが流通していました。
ギザ十の中でも、昭和26年製はヤフオクなどのネットオークションでも高値で取引されています。
さらに、平等院鳳凰堂の上にいる鳳凰のしっぽが上を向いていると希少価値が上がります。
昭和32・33年のギザ十
昭和32年・33年のギザ十の買取相場は、未使用で4万円〜5万円(税込)、使用後なら25円〜70円(税込)です。
昭和32年から製造枚数を減らしており、昭和32.33年合わせても75,00万枚しか作っていません。
以下、昭和26年～33年までに発行された10円玉の枚数になります。
| 製造年度 | 製造枚数（単位：千枚） |
| 昭和26年 | 101,068枚 |
| 昭和27年 | 486,632枚 |
| 昭和28年 | 466,300枚 |
| 昭和29年 | 520,900枚 |
| 昭和30年 | 123,100枚 |
| 昭和31年 | 0枚 |
| 昭和32年 | 50,000枚 |
| 昭和33年 | 25,000枚 |
引用元：造幣局 年銘別貨幣製造枚数
昭和32年から流通する量が減り、所持している人も少ないため、自然に買取価格が高くなります。
また昭和33年はギザ十が作られなくなった年であり、査定にプラスに働くため昭和32年よりも価値が上がります。
昭和61年後期の10円硬貨
昭和61年の後期に作られた10円の買取相場は、未使用で2〜5万円(税込)です。
ギザ十は昭和33年に製造終了しているため、昭和61年に作られた10円はギザ十とは呼ばれません。
ただ10円硬貨のデザインや絵柄が、前期・後期の2種類に分けられます。
中でも後期デザインは61年製造の10円硬貨の中でも10%〜多くて20%と占める割合が少ないため、流通しておらず高値がつきやすいです。
昭和61年の10円硬貨を見つけたら、後期デザインかどうかを確認する必要があります。
以下は後期デザインの主な特徴です。
- 平等院鳳凰堂の屋根の角度が鋭く直線的（折れていない）
- 平等院鳳凰堂の屋根に切れ目がない
- 平等院鳳凰堂の階段の縦ラインが横ラインと分離していない
自分で見つけるのが大変な場合は、まとめて買取査定を依頼してみましょう。自分で探す手間が省けますよ。
【状態別】希少価値の高いギザ十の価値や買取相場
ギザ十は硬貨の流通状況や使用感によっても価値が変わっていきます。
特に未使用のギザ十は保管や入手が難しいため、高値での買取が期待できるので、買取のときには参考にしてください。
未使用のギザ十
未使用のギザ十は買取相場が高く設定されており、額面上よりも価格が数倍～数十倍にもなります。
なぜなら、未使用状態といえる硬貨の数は少ないうえに、適切な方法で保管する必要があるからです。
硬貨の状態はグレードで評価されており、グレード内でも完全未使用品や未使用品、極美品の一部であれば未使用状態として扱われるケースも多数あります。
とはいえ、自分でグレードを判断するのは難しいため、専門の買取業者にチェックしてもらうのがおすすめ。
硬貨のグレードは以下の通りです。
- BU(完全未使用品)
表面の輝きが製造時の状態を保っており、製造後の摩耗や擦り傷や当たり傷などがまったくない状態のもの。ただし、製造時の極僅かな傷については認められます。 - UNC（未使用品）
表面の輝きが、製造時の状態を保っており摩耗のないもの。しかし、僅かに製造時・運搬時の擦り傷や当たり傷が見られる。 - EF（極美品）
未使用の状態に近いが、製造時の輝きを残している状態のもの。摩耗や、目視で擦り傷・当たり傷が僅かながら確認できる。
使用済みのギザ十
使用済みのギザ十は高値での買取が難しくなります。買取相場は、額面通りの10円や買取できないケースもあります。
一度市場に出回っていると多くの人が触れているため、汚れや傷がついており状態が悪くなります。
ただ使用済みでも使用感がなく、キレイな状態を維持できていれば、買取査定でプラスに働く可能性も。
お持ちのギザ十で、自分では判断ができないと思ったら査定してもらいましょう。思わぬ値がつく可能性もありますよ。
ギザ十を高く売るコツ
ここからは手元にあるギザ十を買取に出すときに気をつけたいポイントを4つ説明します。
細かいポイントを意識するだけで、買取価格に大きく左右します。
湿気と直射日光を避けた場所で保管する
ギザ十を保管する際は、コインカプセルや1枚ごとのケースに入れて、湿気や日光を避けましょう。
10円硬貨は銅で作られており、空気にあたると酸化してくすみや変色の原因となります。
湿気にも弱くカビが発生して表面を汚してしまうと、査定結果に大きく影響を与えます。
また、直射日光を浴びた10円は、紫外線によって日焼けし変色しやすくなるため注意が必要。
保管するときには、密閉袋やペーパーホルダーなどで1枚ずつ保管するようにしましょう。
素手で触らないようにする
ギザ十を触るときは素手ではなく、手袋やハンカチを使って触りましょう。
人間の皮膚には脂が存在しており、素手で触った10円硬貨には皮膚からの脂が付着します。
脂はサビや汚れの原因となるため、触っていると知らない間に10円硬貨の価値を下げてしまいます。
触るときは素手を避けてピンセットを使ったり、タオルで包んだりして脂の付着を防ぎましょう。
自身での手入れや洗浄を行わない
汚れている硬貨は自分では手入れせずに専門の業者に任せるのがおすすめです。
硬貨全般は製造時の状態から変わらず、綺麗に保たれていると価値が高まります。
汚れているからといって洗剤で洗ったり、やすりで磨いたりすると作られた当時の状態から変わってしまうため価値が下がってしまいますよ。
買取業者は汚れの有無に関係なく査定してくれるため、手元にあるそのままの状態を査定してもらいましょう。
複数の買取業者に査定依頼する
買取査定は1つの業者ではなく、複数の業者に頼みましょう。
なぜなら、複数業者に依頼して見積もりを出してもらえば、相場以上の価格で買い取ってもらえる可能性があるからです。
片方の買取業者では安い査定結果、もう片方では高値での査定結果となる可能性もあり、大体の価値を確認できます。
相場が分かれば、悪徳な買取業者などに安い価格で買い取られる可能性も低くなりますね。
2つ以上の買取業者で比較すると、より高い方の買取業者に買取を依頼できますよ。
ギザ十を高価買取してもらえるおすすめの業者2選
ここでは、ギザ十を高値で買取してくれる業者2つについて、サービスの内容や口コミ・評判を解説していきます。
2つの買取業者にはそれぞれ特徴があるため、情報をもとに自分に合った買取業者を選びましょう。
バイセル
| 業者名 | バイセル |
|---|---|
| 買取方法 | 出張買取 宅配買取 店頭・持込買取 |
| 買取実績 | エルメス、グッチ、ルイヴィトンなど |
| 持ち込み買取エリア | 東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、宮城県、愛知県、大阪府 |
| 宅配買取エリア | 日本全国 |
| 出張買取エリア | 日本全国（離島除く） |
| 事前査定の有無 | なし |
| 査定期間 | 到着から1週間以内 |
| 送料 | 無料 |
| 返送手数料 | お客様負担 |
| 入金方法 | 現金（出張買取・店頭買取） 振込（宅配買取） |
| 受付時間 | 24時間365日受付中 |
| 電話番号 | 0120－612－773 |
| 古銭以外の買取品目 | 着物、切手、骨董品、ブランド品、年代別コレクション |
バイセルは累計2,700万点以上の買取実績を誇る大手買取業者です。
古銭に関しては、多くの古銭売買で活動している「古銭商」との連携や、経験に優れた熟練の審査士によって正確な査定してくれます。
月に2万件もの硬貨買取の問い合わせを受けており、確かな実績をもっていますね。
実際に長野五輪記念貨幣セットに対して75万円(税込)の高額査定を示した事例もあり、高値での取引実績も十分にあります。
電話での無料相談は24時間365日対応しており、いつでも好きな時に査定の依頼を頼めるのも嬉しいポイント。
店舗は関東近辺に多いですが、出張買取や宅配買取は全国に対応しており、「近くに店舗がない人でも気軽に査定を受けられますよ。
バイセルの口コミ・評判
先程、出張買取サービスの
バイセルさんを利用させていただきました。
着物、帯、アクセサリーなど数点を査定していただき
買取してもらいました。
若い女性でしたが、とても
スムーズで気持ちの良い
接客でしたよ。#BUYSELL— non (@non012130) October 6, 2019
女性の担当者の方がよかったです
新宿のお店に縁のあるアクセサリー数点を持って伺いました。若い女性の担当者さんが丁寧に鑑定してくださり、金額のつかない物にも｢キレイですね｣など心のある言葉をいただき、品物が喜ぶような優しい所作も嬉しかったです。ネックレス1点を5000円で買い取っていただきましたが、妥当な価格と思いました。最後に｢大切に次の方へお届けします｣と、手離す心残りを癒してくださり感謝しています。
引用元：みんなの評判ランキング
「スタッフの対応が親切で対応が丁寧だった」という口コミが多く寄せられており、お客様1人1人に対して真摯に向き合っている姿勢がうかがえますね。
電話での応対も丁寧で初めての自分でも安心できるものでした。しかもすぐに買取査定に来て頂き、その場で現金になったのには驚きました。他の品物も買取して貰い、実家の整理ができたばかりか、お小遣いにもなり助かりました。
引用元：みんなの評判ランキング
「遠方でも出張買取にきてくれた」という口コミも多数見られました。
日本全国で店舗まで出向かなくても、自宅で簡単に査定してもらえるのはバイセルの嬉しいポイントです。
ザ・ゴールド
| 業者名 | ザ・ゴールド |
|---|---|
| 買取方法 | 店頭買取 出張買取 宅配買取 |
| 買取実績 | エルメス、ロレックス、コーチ、ディオール、シャネルなど |
| 持ち込み買取エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、福島県、新潟県、 長野県、東京都、富山県、石川県、静岡県、 岡山県、広島県、徳島県、香川県、愛媛県 |
| 宅配買取エリア | 全国 |
| 出張買取エリア | 全国（遠隔地や離島は除く） |
| 事前査定の有無 | なし |
| 査定期間 | 約1週間後（宅配買取） 即日（店頭買取） |
| 送料 | 無料 |
| 返送手数料 | 自己負担 |
| 入金方法 | 現金（店頭買取、出張買取） 振込（店頭買取、出張買取、宅配買取） |
| 受付時間 | 電話受付9時～18時 店頭受付10時～18時 |
| 電話番号 | 0120－355－525 |
| 古銭以外の買取品目 | 貴金属、宝石、着物、家電・生活雑貨など |
ザ・ゴールドは、全国に77店舗展開しており、首都圏以外の地域に多く店舗を構えています。
海外の市場調査や情報収集も徹底しており、すぐに査定額に反映されています。
査定額についても「なぜこの価格になったのか」という点を大事にしており、しっかりとした根拠を提示してくれるのが嬉しいポイントです。
出張買取限定で、10分間の無料お手伝いサービスである、「思いやりサポート」も実施しています。
ちょっとした雑務を無料で行ってくれるサービスはほかの業者にも少ないため、ザ・ゴールドの特徴の1つです。
関東以外に住んでいる人や査定額の詳しい内容を知りたい人はザ・ゴールドの利用がおすすめです。
ザ・ゴールドの口コミ・評判
店頭や出張じゃなくても、メールで気軽に相談することが出来ます。
もちろん無料で事前査定もしてもらえました。だまして不当な査定をしたりなどは、いっさいありません。無理やり買い取るなんてことも無く、丁寧に現品の査定をしてくれます。メールの後、家に来てもらったのですが、現品の状態を見ながら査定をしてくれます。
現品そのものの相場価格を教えてくれて、傷みやほつれなど、減点方式のような感じで査定額を出してくれる感じでした。念のため他の業者の無料査定も実施してみましたが、ザ・ゴールドが一番高値をつけてくれていました。
引用元：みんなの評判ランキング
出張査定に来て頂く際、時間の関係で電話での連絡が取れなかった為、最後までメールでのやり取りを行なって頂き助かりました。
着物に対しては査定額の説明があり納得するしかない価格でしたが必要のない品物を買い取って頂き、価格が付けられない品物を処分されるよりは違う形でリサイクルされることで気持ちも部屋もすっきりしました。
担当の方にも対応よくして頂きとても満足です。
引用元：みんなの評判ランキング
「メールでのやり取りが助かった」という意見も多く聞かれます。電話連絡だけでなく連絡手段がいくつかあると査定依頼もしやすくなります。
予約をしないで店舗に出向きましたが、丁寧に出迎えてくれました。
担当は年配の女性でしたが、非常に丁寧な物腰です。今回、初めてスカーフ、ブレスレットといったエルメスの小物を査定してもらいましたが、ブランド品を相当大事に扱っている印象でした。
スタッフ同士の電話でのやりとりもスムーズで、自身の管理状況が良かったせいか、査定は納得のいく価格でした。5品ほどみてもらいましたが、担当者が慣れているため短時間でやりとりを終えました。帰り際はさらに丁寧で、こちらが見えなくなるまで頭を下げていたのが印象的です。
引用元：みんなの評判ランキング
「お客様に対する丁寧な対応」や「商品の取り扱い方にこだわっている」という口コミもあり、接客態度がよいことも想像できますね。
ギザ十以外で希少価値の高い硬貨の買取相場
硬貨の中にはギザ十以外にも高値で買取される種類があります。特に年代ごとのイベントで記念に作られた硬貨は価値が高まります。
1円硬貨の買取相場
平成23年～25年、29年、30年の1円硬貨における買取相場は、1,500円(税込)程度です。
平成23年はキャッシュレス化が始まった年代で、1円硬貨の需要が少なくなった年でした。そのため製造数がほかの年代と比べても半数近く減少し、価値が上昇しました。
平成29年も同様の理由で、いちどブームが落ち着いたキャッシュレス化が再び進んだ影響で作られる枚数が少なくなっています。
キャッシュレス化以外でも、増税のタイミングでも発行枚数が減少しやすく買取価格が高まる傾向にあります。
1円のエラー硬貨は、2万円〜20万円の買取価格がつく可能性があります。
5円硬貨の買取相場
平成22年～25年における買取相場は2,000円(税込)程度です。
ほかにも穴が開いていないエラー硬貨や、フデ5と呼ばれる5円玉は500円～2万円(税込)程度で取引されます。
平成22年から25年における買取価格が上がった理由は、1円玉と同様にキャッシュレス化が進んだことによる製造数の減少が原因です。
フデ5と呼ばれる5円硬貨は昭和24年～33年に発行されており、額面の字が楷書体となっています。筆でかいたような書体からフデ5と呼ばれています。
現在の5円玉になる前のデザインということもあり、希少価値が高まっています。
50円硬貨の買取相場
昭和33年の買取相場は、1,500円(税込)程度で、昭和62年の買取相場は、3,000円(税込)です。
昭和33年は穴なしのニッケル硬貨が最後に発行された年で、製造年数が短い点や穴があいていない点が査定にプラスに働きます。
昭和62年は流通用に製造されておらず、硬貨セットの一部として作られました。製造枚数が少ないため高値がつきやすくなっています。
ほかにも、平成22年～25年、平成31年はキャッシュレス化の影響から数百円程度で買い取られます。
昭和42年以降に発行されている白銅貨の穴なしエラー硬貨は20万円近い値段で買取された例もあります。
100円硬貨の買取相場
100円硬貨には各イベントの記念硬貨として発行されるケースが多く、一定期間のみ流通したため200〜700円(税込)程度で買い取られます。
通常硬貨として価値が高いのは、原材料に銀が含まれている昭和39年製と、製造枚数の少ない平成13、14年製です。
記念硬貨としては以下の種類があります。
- 昭和39年 東京オリンピック記念硬貨
- 昭和51年 天皇陛下御在位50年記念硬貨
- 昭和45年 日本万国博覧会記念100円白銅貨
- 平成30年 東京オリンピック記念硬貨
「ほかの100円玉と少しデザインが違うかも」と思ったら、記念硬貨かも知れません。
使わずに査定を依頼してみましょう。
500円硬貨の買取相場
昭和62年、64年に製造された500円硬貨は、600〜2,000円(税込)程度で取引されます。
製造枚数が少ないのが理由で価格が上がっています。
500円硬貨はほかの硬貨と比べると、額も大きいため、通常の硬貨でも査定額が高いです。
記念硬貨としては、昭和63年の瀬戸大橋開通記念500円白銅貨幣や、平成5年に皇太子殿下御成婚記念500円白銅貨が発行されています。
昭和63年の瀬戸大橋開通記念500円白銅貨幣は2,000万枚製造され、瀬戸大橋の風景がデザインされています。
皇太子殿下の方は、3,000万枚作られ、鶴や菊の花が描かれています。
エラーコインの買取相場
1円〜500円硬貨には本来のデザインと異なるエラーコインが存在します。
エラーコインの種類は以下の通りです。
- 穴なし：穴がふさがっている：20万円～
- 穴ずれ：穴が正しい位置からずれている：5万円～
- 刻印ずれ：模様・絵柄が若干ずれている：2,000円前後
- 角度ずれ：表面と裏面の角度がずれている：2,000円前後
- 影打ちエラー ：両面が同じ柄となっている：20万円前後
- 裏写りエラー：両面の模様が重なっている：2万円
- ヘゲエラー：金属のめくれている変な形である：数千円
製造技術が上がってきているにもかかわらず発生するため、製造年度が新しいと希少価値がつきやすくなります。
ギザ十の価値に関するよくある質問
ここからはギザ十に関して多く聞かれる疑問点について解説します。ここまでで不明点がある場合は質問の回答も注目してみてくださいね。
2万円の価値がある10円玉は？
2万円の価値がある10円玉は、昭和61年の後期に製造された硬貨です。
後期の10円玉は、昭和61年の流通量のうち多くても20％しか存在しておらず、希少性が高くなります。
従来の10円玉よりも平等院鳳凰堂のデザインが異なる点も、プレミア価格がついた理由の1つです。
ほかにも昭和26年から8年間のギザ十は、どの年代でも2万円に近い価値を持っています。
世界一レアな硬貨は？
世界で一番レアとされている硬貨は、アメリカの「フローリング・ヘア・ダラー」という硬貨です。
買取価格としては11億円とも言われています。
価値が高い理由としては、アメリカにおいて最初に発行された1ドル硬貨であり、1974年と1975年の2年間の限られた期間のみ流通していたためです。
製造された枚数が130枚だけで、製造量の少なさも高値に影響をあたえています。
ギザ十はなぜなくなった？
ギザ十の側面に彫られている溝は、当時製造されている硬貨のうち最も価格が高い硬貨のみに刻まれます。
ギザ十が製造された昭和26年から製造がとまった昭和33年までは、10円玉が最高硬貨でした。しかし33年以降は100円硬貨が登場しました。
そのため、10円の側面には溝が彫られなくなり、ギザ十は製造されなくなりました。
ギザ十の製造期間は昭和26年～33年の8年間だけでした。
ギザ十の価値を把握して少しでも高価買取を目指そう
この記事では、年代別の希少なギザ十や買取時のポイント、おすすめの買取業者について解説しました。
昭和26年、昭和32・33年、昭和61年のギザ十は2万円〜6万円(税込)と高価で買い取られています。
買取の際には直接触らない、直射日光を当てないなど心がけると綺麗な状態で保管できるようになります。
自分ではどのくらいの値がつくか判断できないため、買取の専門業者を利用するのがおすすめです。
自宅内で見つかったギザ十は査定額や買取方法をもとに業者へと買取依頼をしましょう。
ワンナップライフ 
粗大ゴミ回収サービス 
エコクリーン 