古いスマホ・携帯電話の処分方法(捨て方)は？処分時の注意点も解説

「古いスマホが自宅にいくつもある」という人はいませんか？

使わなくなったスマートフォン、壊れたiPhoneなどの携帯電話は、エディオンなどの家電量販店で処分する、もしくはドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアで廃棄してもらわなくてはいけません。

携帯電話はどの機種でも捨て方に決まりがあるので、いらないからといって通常ゴミで処分しないようにしましょう。しかし中には、「携帯回収に出したいけれど、自分でデータ消去や初期化できない」という人もいると思います。

そこでこの記事では、古いスマホ・携帯電話の処分方法をご紹介します。おすすめのスマホ買取業者やスマホ処分にかかる費用、処分時の注意点も併せてお伝えするので、スマホの捨て方が分からない人はぜひ参考にしてください。

【先に紹介！スマホ買取のおすすめ業者比較表】

業者名	買取方法	特徴
ゲオオンラインストア	宅配買取	手数料や送料などが全て無料で会員登録も不要の大手買取店。買取価格UPキャンペーンもあるので、スマホ買取を検討する全ての方の第一候補になりうるサービス。
ダイワンテレコム	店頭買取 宅配買取	独自のデータベースでリアルタイム査定ができる買取業者。最短1日振込や配送料・振込手数料無料も人気の秘密。
i-Market	店頭買取 宅配買取	買取にかかる査定料・手数料が無料で画面が画面が割れているiPhoneも買取対応している。

古いスマホ・携帯電話の処分方法(捨て方)

今からは、使わなくなった古いスマホ・携帯電話の処分方法（捨て方）をご紹介します。主なスマホ処分方法は以下の5点です。

古いスマホは下取りに出す

古いスマホ・携帯電話は下取りに出すこともできます。機種・メーカーによって下取り価格は違いますが、下取り先の販売店によって大きく異なることはありません。

買い替え時に下取りに出すことは、手間が少ないスマートフォンの処分方法です。また、購入時のスマホ料金に還元すれば、新機種をお得に購入できます。

基本的に、自分でデータ消去するのがiPhone等の捨て方です。具体的には、データ消去時には買取店でSIMロック解除をして、スマホを初期化する必要があります。

このように、使わなくなったスマホや壊れた携帯電話は、廃棄に手間が必要です。しかし、 購入先のショップで再び買い替え・下取りすれば手間なく処分できるというメリットがあります。

不燃ゴミとして廃棄

いらない古いスマホ・携帯電話は、各自治体の回収サービスを利用して不燃ごみとして廃棄できます。不燃ごみは1～2週間に1回程度の間隔で、最寄りのゴミ集積所で回収するのが一般的です。

ただし、スマートフォンなどをゴミとして処分する場合、処分方法・捨て方は各自治体によって異なります。例えば、小型家電ごみ回収ボックスを地域の役所やコミュニティセンターに設置しているケースもあり、スマホを処分する時にはデータの消去を義務づけている地域もあるようです。

自治体の回収を利用してスマホを処分するときは、地域の環境衛生課などに問い合わせた上で処分することをおすすめします。適切にスマホを処分しないと条例違反になってしまうので注意が必要です。

ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアに引き取ってもらう

古い携帯電話やスマホは、ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアに引き取ってもらうことも可能です。各携帯ショップはリサイクル促進に力を入れているので、キャリア回収端末として機種やメーカー問わず携帯電話の回収を行っています。

ショップでは目の前でスマホのデータ消去も行ってくれるので、捨て方に迷うこともありません。特にiPhone、スマートフォンの場合は最も手軽で簡単な処分方法といえます。

ちなみに携帯ショップでは、利用者の目の前で携帯電話を物理的に破壊する「ケータイパンチ」を使うのが通常です。データ漏洩を完全に防ぎたい人にもおすすめの処分方法といえます。

自分でデータを消去できない人やデータを初期化できずにいる人は、目の前でデータを初期化してくれる大手キャリアショップでスマホを処分してもらう事も検討しましょう。

エディオンなどの家電量販店に携帯回収してもらう

使わなくなった古い携帯電話・スマホを処分するときは、エディオンなどの家電量販店を利用することも可能です。2013年に小型家電リサイクル法が施行され、以降多くの家電量販店では小型家電リサイクルボックスを設置して回収を行っています。

スマホ・携帯電話の回収ボックスに入れるだけで処分はできますが、携帯ショップを併設している家電量販店も多いので、データを初期化する方法が分からない場合も対応してもらえるのがメリットです。特に、iPhoneの捨て方に迷う人、不安に思う人にとってはおすすめの処分方法といえます。

スマホ買取業者に売却する

使わなくなった古いスマホ、携帯電話は、スマホ買取業者に依頼して売却することも可能です。特に人気のiPhone、スマートフォンの場合は高額買取も期待できるので、まずは複数業者に依頼して査定を取ることをおすすめします。

スマホ買取業者の利用時は、事前にスマホのデータ消去しなければいけないなど、処分に手間がかかるのがデメリットです。しかし、データ消去不要でスマホを買取している業者もあり、また「データ消去が分からない」という人は店舗の担当者が対応してくれます。買取業者に依頼する際はどこまで自分で対応しないといけないのか事前に調べておきましょう。

おすすめのスマホ買取業者

今からは、おすすめのスマホ・携帯電話買取業者をご紹介します。人気のiPhone、スマートフォンは高値買取が期待できるので、処分方法の一つとして売却を検討してみてください。

今からそれぞれの店舗の特徴、買取方法などをお伝えします。

ゲオ

携帯電話・スマホ買取業者でおすすめはゲオです。ゲオはゲーム機器、トレーディングカード、CD/DVD買取・販売で有名なリサイクルショップですが、使わなくなったスマートフォン、iPhoneなどの買取も行っています。

買取方法は店頭買取だけではなく宅配買取にも対応。宅配買取は配送料・手数料無料で利用できるので、自宅近くにゲオがない人でも気軽に利用できます。

当店は、処分方法が分からない、スマホを初期化できない場合などにも相談可能です。しかし、自分でスマホを初期化しておくと買取価格をアップしているので、まずは手順を踏まえてデータ消去してみましょう。

ジャンク品iPhone買取ストア

ジャンク品iPhone買取ストアは、店名通りジャンク品iPhoneを専門に買取を行っている店舗です。壊れたiPhone、ガラス面が破損したiPhoneでも買取しているので、携帯回収・処分する前に当店で査定を受けてみましょう。

実店舗は福岡にあり、周辺地域であれば出張買取も可能。基本的には宅配買取を行い、査定・宅配料無料で受け付けています。スピーディに仮査定を行ってくれますが、査定後3日以内に成約しないと買取価格が下落するので注意が必要です。また、iPhone以外のスマホ、携帯電話は買取できません。

データ消去や初期化できない場合、処分方法が分からない場合も対応可能ですが、査定時の情報入力が必要です。

ダイワンテレコム

ダイワンテレコムは、携帯電話、iPhone、スマートフォン買取専門店で、買取累計台数20万件を超える実績豊富な店舗です。壊れた端末やジャンク品も買取しているので、当店を利用すればボロボロの携帯でも買取できる可能性があります。

買取方法は全国41拠点での店頭買取と宅配買取です。使わなくなったスマホや古い携帯でも買取していますが、初期化できない場合は買取できません。初期化や処分方法が分からない場合は事前に相談しておくと良いでしょう。

i-Market

i-Marketは宅配買取専門店で、買取品目はiPhoneを専門に取り扱っています。iPhoneであれば画面割れなど破損した端末でも残債ありでも買取対象です。

当店独自の査定方法・フォトキャッシュを利用すると、写真送付後スピーディに買取価格が分かります。壊れたiPhone、いらないiPhoneがあれば、処分方法を検討する前に手軽なフォトキャッシュで査定を受けてみましょう。

スマホ、携帯電話の場合は他店を利用するか、もしくは自治体の回収サービスや家電量販店などの回収ボックスを活用してください。残債ありの場合は買取可能ですが、初期化できない場合は対応できない可能性があります。

バイヤーズ

バイヤーズは、大阪と東京に2つの実店舗を構え、iPhone、スマホ、ガラケーなどの携帯電話やタブレットを買取しています。

買取方法は、店頭買取・宅配買取の2種類で、宅配買取は送料・手数料、梱包キット代が無料です。キャンセル時の返送料も無料対応しているので、自己負担額は一切ありません。

ちなみに、初期化していないスマートフォンは買取していませんが、「どうしても初期化できない」という場合は携帯電話のデータ消去をして依頼しましょう。

当店の査定方法は簡単で、公式サイトにアクセスし型番・品番を入れるだけでOK。使わなくなった携帯電話、いらないスマートフォンはまず査定額をチェックしてみてください。買取価格が付かない場合に処分方法の1つとして検討することをおすすめします。

ネットオフ

ネットオフは、ブックオフグループが運営元のネット買取専門店で、使わなくなったスマートフォン、携帯電話、タブレット、家電製品など幅広く取り扱っています。

買取時の配送料・査定料は無料で、梱包キットも無料プレゼント中です。また、複数依頼も可能ですが、1点でも歓迎しています。当店での買取時はデータ消去が必須です。いらないスマホが初期化できないという場合は、公式サイトにある各種初期化方法が記載してあるので参照してください。

SIMフリーiPhone買取ドットコム

SIMフリーiPhone買取ドットコムは、福岡に拠点を持ちSIMフリーiPhone専門買取店です。買取方法は、店頭買取、出張買取、宅配買取の3種類。ただし、出張買取は福岡近郊エリア限定で、基本的には宅配買取を中心に買取サービスを展開しています。

当店はSIMフリーiPhoneであれば、ガラス破損などで壊れた端末でも買取可能です。しかし、その他のiPhone、スマホ、携帯電話は買取不可となっています。買取できない場合は、他店に相談するか、もしくは携帯回収サービスを利用するなどの処分方法を検討してください。

ただし、データ消去・初期化できない場合は売却できません。遠隔ロックされた端末も買取できないので注意しておきましょう。

スマホ処分に掛かる費用

今からは、スマホ処分にかかる費用について解説していきます。買取不可の古い端末を廃棄するときは、以下の2つの方法で処分することが可能です。料金の有無についてもお伝えするので、使わなくなった携帯電話を処分するときの参考にしてください。

不燃ゴミとして廃棄やキャリアショップなどでの回収は無料

壊れたスマホ・携帯電話を処分するとき、不燃ゴミとして廃棄する、もしくはキャリアショップでの回収を行う場合は無料です。その他にも、家電量販店や役所などに設置している小型家電リサイクルボックスを利用しても料金は必要ありません。

ただし、自治体によっては不燃ゴミ回収時には、指定袋を使用しなければいけません。その際には指定ごみ袋料金が別途必要な場合もあるので、事前に各自治体に問い合わせておきましょう。

自分自身でiPhoneなどのデータ消去や初期化できない場合は、携帯ショップもしくは携帯ショップが併設している家電量販店の利用をおすすめします。

不用品回収業者の利用は有料

壊れた携帯電話やスマホ・iPhoneを処分するときに、不用品回収業者を利用すると有料になります。不用品回収業者を利用するときは、データ消去・初期化に対応できない場合が多いこと、単品では回収対応できない可能性があることがデメリットです。

不用品回収業者に依頼するメリットは、他の粗大ゴミと一緒に依頼できるということです。不用品回収業者の多くは量で回収料金を計算するので、引っ越しや大掃除など多くの不用品処分を依頼する際に一緒に廃棄することをおすすめします。

iPhone・スマートフォン、携帯電話を処分する時の注意点

古いiPhone・スマートフォン、携帯電話を処分する時の注意点は以下の7点です。今からそれぞれ詳しく解説していきます。

完全にデータ消去する

古いスマホや携帯電話を処分するときは、完全にデータ消去しておきましょう。各自治体の、携帯回収ボックスを利用するときは必ず行ってください。

データ消去や初期化が分からないときは、家電量販店に設置してある回収ボックスがおすすめです。家電量販店に併設している携帯ショップでは、データ消去の方法を教えてくれます。

また、ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアショップで処分すると、目の前で機械を使って破壊してくれるのでデータが流出する心配はいりません。データ消去したスマホはどこでも処分できるので、まずはスマホが空っぽになるようにデータ処理から進めましょう。

スマホ本体の初期化をする

使わなくなった古いスマホ・携帯電話を処分・廃棄するときは、スマホ本体を初期化しておきましょう。初期化が必要な場合は、買取店に売却するとき、小型家電リサイクルボックスなどで携帯回収するときです。

スマートフォンを初期化する場合、事前にデータ消去しておく必要があります。ソフトバンクなどの携帯ショップに持ち込めば、スマホが初期化できない場合でも廃棄が可能です。

データのバックアップをとっておく

データのバックアップを取っておくことも、使わなくなった古いスマホ・携帯電話を処分するときには必要です。

買取店を利用してリサイクルするときは、多くの業者が事前に初期化することを条件に挙げています。携帯回収のリサイクルボックスで廃棄するときもデータ消去は必要です。そのため、データ消去をする前には、ファイルデータのバックアップを取っておいてください。

バックアップをとっておかないとデータが消えてしまい、新しいスマホを購入した際に引き継ぎができないことがありますので注意してください。

不燃ゴミとしてスマホを廃棄できない場合もある

いらないスマートフォンを処分する場合、不燃ごみとして廃棄できない場合もあります。不燃ごみの基準は各自治体によって異なり、スマホやiPhoneなどの携帯電話の捨て方も同じではありません。

多くの自治体では不燃ごみとして処分できない場合は、小型家電リサイクルボックスなどで別途回収していることが多いです。小型家電リサイクルボックスは一般的には役所などの公共建造物内、家電量販店などに設置しています。

一般的には、回収日を設定せずに常時ボックスで回収しているので、設置場所や回収方法が分からない場合は地域の環境推進課などに相談してみてください。

SIMカードやSDカードは抜いておく

古いスマホ・iPhoneを処分するときは、SIMカードやSDカードを抜いておきましょう。 SIMカードやSDカードにはデータが保存されているので、買取店に売却するときでも、携帯回収ボックスで廃棄するときでも必ず外してください。

ガラケーなどの携帯電話でもSIMカードは付いているので、使わなくなったスマホと捨て方は同様です。SIMカードの存在は案外忘れがちですが、付けたまま処分に出すと買取できない場合もあるので注意しておきましょう。

壊れたスマートフォンでもデータが盗まれる危険がある

壊れたスマートフォンを処分するとき、データを盗まれる危険があることも知っておきましょう。古いスマホやいらない携帯電話を廃棄するときは、基本的にデータ消去しておく必要があります。

しかし、壊れている場合はデータ消去できません。そんなときは、ドコモなどの携帯ショップに持ち込んでください。家電量販店でも携帯ショップが併設されていれば適切に処分できるので、買い物ついでに立ち寄っても良いでしょう。

分割支払いで残債があるスマホは処分できない

分割支払いで残債があるスマホは処分できません。買取店でも取り扱い不可の場合が多く、廃棄処分したとしても残債の支払いは継続する必要があります。

使わなくなったスマートフォン、いらないiPhoneなどを処分するとき、 まず残債があるか否かを確認しておきましょう。一部店舗では残債ありでも買取していますが、買取価格は残債金額程度ダウンするのが一般的です。そのため、あらかじめ完済してから処分することが大切です。

スマホの処分に関するよくある質問

スマホの処分に関するよくある質問は以下の2つです。それぞれ詳しく回答していくので、スマホ処分で同じような疑問を持った場合は参考にしてみてください。

使わなくなったいらないスマホを処分するおすすめの方法は？

使わなくなったスマホを処分するときは、まず買取店で査定を受けることをおすすめします。特に人気のiPhoneやスマートフォンは高額買取できる可能性が高いので、処分する前にまず査定を受けてみましょう。

買取店で売却するときは事前にデータ消去しなければいけません。完全に初期化した状態でなければ受け付けていない店舗もあるので、分からないときは店舗に相談してみてください。

ゴミとして廃棄する場合、処分方法や捨て方は各自治体によって異なります。分からない場合は、携帯ショップでも廃棄することが可能です。

スマホの初期化ができない場合はどうしたらいいですか？

スマホの初期化ができない場合は、上記で紹介したダイワンテレコムの公式サイトにアクセスしてください。トップページ下部にある「デバイスの初期化一覧」をクリックすると、スマホやiPhone、Android、ガラケーそれぞれの初期化手順が記載されています。

「自分でデータ消去・初期化できない」というときは、売却先の店舗に相談してみましょう。廃棄処分する場合は、au、ドコモなどのキャリアショップで破壊してもらってください。使わなくなった携帯電話を買取・処分するときは初期化が推奨されているので、事前に対応しておくことが大切です。

まとめ

この記事では、スマホの処分方法について解説しました。スマホは中古市場で注目されているアイテムで、人気のiPhone、Google Pixelなどは高額買取されています。

壊れた端末やジャンク品でも買取している店舗もあるので、廃棄処分する前にはまず買取店で査定を受けてみてください。査定方法も、公式サイトにアクセスすればその場でチェックできる業者も多く見られます。

買取方法はほとんどの店舗が宅配買取に対応しているので、店舗に持ち込む手間もなく手軽に買取サービスを受けられます。