壊れたスマホ買取におすすめの業者7選！相場価格や売る際の注意点も解説

現代の日常生活に欠かせない存在となっているスマホですから、突発的なトラブルに見舞われてしまうととても困ってしまいます。故障したのを機に新しいスマホに買い換える人もいるかと思いますが、そうなると気になるのが、壊れてしまったスマホをどうするかです。

今回は壊れたスマホの買取にスポットを当てて紹介していきます。壊れたスマホの買取に対応している業者や、買取価格の大まかな相場。判断する際のセルフチェックや買取の際の注意点までまとめて解説します。

スマホが壊れたから買い取ってもらおうかと思ったあなた。買取に出す前にこの記事で今一度、スマホを買取に出すべきかや、買取業者の選び方が間違っていないかを確認してみてください。

【先に紹介！スマホ買取のおすすめ業者比較表】

業者名	買取方法	特徴
ゲオオンラインストア	宅配買取	手数料や送料などが全て無料で会員登録も不要の大手買取店。買取価格UPキャンペーンもあるので、スマホ買取を検討する全ての方の第一候補になりうるサービス。
ダイワンテレコム	店頭買取 宅配買取	独自のデータベースでリアルタイム査定ができる買取業者。最短1日振込や配送料・振込手数料無料も人気の秘密。
i-Market	店頭買取 宅配買取	買取にかかる査定料・手数料が無料で画面が画面が割れているiPhoneも買取対応している。

壊れたスマホ買取におすすめの業者7選

まずはじめに、壊れたスマホや携帯の買取におすすめの業者7社を、ランキング形式でご紹介します。街でよく見かける、誰もが知っているあの業者から、スマホの取り扱いに特化している専門業者まで、幅広く網羅できます。

1位ゲオ

壊れたスマホや携帯の買取におすすめの業者第1位は「ゲオ」です。レンタルビデオで知られているゲオですが、iPhoneにAndroidスマホ、タブレット、スマートウォッチなどのガジェット製品の買取にも対応しています。

公式サイトの買取相場によると、最新のiPhoneであれば買取価格が10万円超。最上位機種のProであれば15万円を超える価格も実現できるようです。多少古い端末でも、買取そのものは受け付けてくれます。ただし正常動作が困難な故障や、画面割れなどの大きな傷がある端末については買取を受け付けてくれない場合があります。

そういった端末はゲオモバイルのお店に持ち込んでみましょう。ゲオで断られた端末でも、ゲオモバイルであれば対応してくれる可能性が高いです。

2位ジャンク品iPhone買取ストア

壊れたスマホや携帯の買取におすすめの業者第2位は「ジャンク品iPhone買取ストア」です。こちらは福岡市に店舗を構える、壊れたiPhoneの買取専門業者です。ゲオほどの規模がある業者ではありませんが、日本全国から宅配買取を受け付けているほか、東京23区では月一で出張買取もおこなっています。

査定はオンラインやLINEにて年中無休で実施。古いiPhoneはもちろん、画面割れしてしまっているものや、正常動作が困難な故障を起こしている端末でも、高価格での買取を可能にしています。Androidへの対応は行っていないようですので注意してください。

iPhoneユーザーは、中古iPhoneの売却先として、有力な候補にできます。ぜひ覚えておきましょう。

3位ダイワンテレコム

壊れたスマホや携帯の買取におすすめの業者第3位は「ダイワンテレコム」です。こちらはiPhoneやAndroidスマホ、スマートウォッチ買取の専門業者で、都市部を中心に展開している実店舗のほか、郵送での買取も全国から受け付けています。

自社でスマホの修理もおこなっているので、画面割れしてしまっている端末や正常動作が困難な故障を起こしているジャンク品でも、高価格での買取を可能にしています。古い端末でも、低価格ではありますが受付可能です。

データの初期化ができない端末や、ネットワーク利用制限が×判定となった端末のみ買取はできません。第1位のゲオと比較すると、実店舗の少なさを買取対象の幅広さでカバーしていると言えるでしょう。

4位フォトキャッシュ

壊れたスマホや携帯の買取におすすめの業者第4位は「フォトキャッシュ」です。こちらは株式会社エヌエスティ運営の「i-Market」が提供している、簡単なiPhone買取サービスです。

利用方法はそのサービス名のとおりで、売りたいiPhoneの写真を撮影して送信すれば、写真を元に査定してくれます。査定額に納得ができれば、7日以内に送るだけで買取が完了します。

古い機種はもちろん、画面割れがある端末や故障しているジャンク品でも高価格で買取可能です。第1位のゲオと比較すると、査定までのハードルの低さが感じられて手軽に使えると言えるでしょう。

5位バイヤーズ

壊れたスマホや携帯の買取におすすめの業者第5位は「バイヤーズ」です。こちらもiPhoneやAndroidスマホ、スマートウォッチ買取の専門業者で、新宿と大阪にも実店舗を有しています。古い端末でも低価格ではありますが受付可能で、画面割れしてしまっている端末や軽微な故障を起こしている端末については、ジャンク品として対応は可能です。

ただし正常動作が困難なほど故障している端末については買取ができない場合もあるようなので、状態についてはあらかじめ確認しておくことをおすすめします。第1位のゲオと比較すると実店舗の少なさが気になるかも知れませんが、宅配での買取にも無料で応じてくれる点は、便利に利用できそうです。

6位ブックオフ

壊れたスマホや携帯の買取におすすめの業者第6位は「ブックオフ」です。中古本の取り扱いで知られていて、近年では衣服やスポーツ用品など様々な物のリユースを行っていることをご存じの方も多いでしょう。

そんなブックオフでは、iPhone、Androidスマホやタブレットなどの電化製品の買取も実施しています。店頭での買取のイメージが強いですが、宅配での買取にも対応可能です。画面割れしてしまっている端末や軽微な故障を起こしている端末、古い機種については、店舗によって対応が分かれることもあるとされています。

心配であれば、店舗でジャンク家電を取り扱っている店舗に持ち込むといいかもしれません。低価格にはなるでしょうが、引き取ってくれることが期待できます。

7位じゃんぱら

壊れたスマホや携帯の買取におすすめの業者第7位は「じゃんぱら」です。こちらはiPhoneやAndroidスマホをはじめ、各種家電製品の買取販売を専門に取り扱っている業者です。

都市部を中心に展開している実店舗での買取査定が基本ですが、遠方の人のための通信買取サービスも実施。郵送での買取を全国から受け付けています。壊れたスマホの買取ですが、画面割れしてしまっている端末や故障を起こしている端末などのジャンク品でも高価格で買取を受け付けています。

古い端末については、一定時期よりも古い頃にリリースされた機種は事前に確認しておくことをおすすめします。

壊れたスマホはどこで売る？

画面が割れたり正常な動作ができなくなったりと、壊れてしまったiPhoneやAndroidスマホはどうやって処分したらいいか考えてしまうと思います。ここまで紹介してきたように、そのような端末についても売る事は可能です。その主な方法をもう一度確認してみましょう。

スマホ買取業者

壊れたスマホを売る方法の1つが、ゲオやハードオフなどの買取業者に査定してもらうことです。業者によっては画面が割れたようなジャンク品や、故障している端末についても引き取ってくれます。

買取対象となっているスマホも、iPhoneだけでなくAndroid端末まで漏れなく網羅します。古い端末はであることと、スマホの傷の具合や故障の度合いなどの条件によっては買取を受け付けてくれない場合があるので、注意が必要です。

フリマアプリ、オークションなど

壊れたスマホや携帯を売る方法の1つが、メルカリやヤフオクなどのように、個人間での売買が可能なサービスを活用することです。業者に買取査定してもらうケースと比較すると、買取価格が相場よりも高くなることが多いです。

古い端末では特に恩恵を受けやすいでしょう。個人間の取引では、故障や画面割れなどがあるジャンク品であることを隠して出品すると、トラブルの元になります。また、データの復旧が可能な第三者に渡るリスクも考慮しなければなりません。個人情報保護の観点から見ると、あまりおすすめはできない方法です。

壊れたスマホを売ることができるのはなぜ？

上記で示したように、壊れたスマホであっても積極的に買取を行っている業者は数多とあります。しかし、まともに使うことが難しいスマホを、なぜ買取業者は引き取っているのでしょうか。壊れたiPhoneやAndroidスマホを売ることができる理由をご紹介します。

画面割れなどを修理して再販している

壊れたスマホとは言いますが、中には専門業者の手によって完全に修理できる程度の端末もあります。軽微な故障や画面が割れた程度の損傷しかない端末については、修理をしたあとで中古スマホとして売り出します。

買取業者の目線で見ると、壊れたスマホとして持ち込まれる端末は、壊れていないスマホよりも安い価格で仕入れられるいい商材となります。特にiPhoneであれば2世代前の端末も中古スマホとして売れますから、画面割れ程度の壊れ方なら、断ることなく買取が可能というわけです。

端末の修理が難しいスマホはパーツごとに売る

壊れたスマホの中には、どうしても正常に動作するように修理するのが困難な端末もあります。そのような端末でも、分解してパーツを売る事も可能です。

パーツ単位であれば使える部分は多々あるので、リサイクルにもなって環境にも優しいです。そのような特性から、パーツの主な売却先はスマホの修理業者などになります。

新品の部品を使うよりも安い価格で仕入れられるほか、既に新品の製造が終わってしまったパーツの入手先としても重宝されています。買取業者が故障しているiPhoneなども引き取る大きな理由です。

実は故障していない？端末の状態を確認

画面が割れたような端末であれば、壊れたスマホとしてすぐに買取に出すことになるでしょうが、故障したおそれのある端末であればちょっと待ってみましょう。

もしかすると故障などしておらず、少し対策をすれば普通に使えるかも知れません。故障と勘違いしやすいポイントについて解説していきます。

スマホがフリーズして動かない

壊れたスマホだと勘違いしやすいポイントの1つがフリーズです。フリーズは画面上の動作も含めて全て止まってしまう現象で、詳しくない人は故障と勘違いするものです。端末のCPUの処理能力を超えてしまった場合や、アプリケーションの影響など、様々な理由が考えられます。

条件は端末のスペックによって左右されるので、古い端末では起こりやすさがやや高いです。常に使わないアプリを閉じたり、フリーズした際に使っていたアプリをインストールし直すなどして対策できます。

動作が重い

壊れたスマホだと勘違いしやすいポイントの2つめが重い動作です。指でタッチして操作をしていて、動作が追いつかないという現象のことで、こちらは端末のメモリ不足で起きやすいです。

そのため端末のスペックに左右されるものであり、こちらも古い端末では起こりやすさが少々上がります。故障を疑って買取専門店に売る前に、確認して防ぐことも可能です。携帯を操作する際は、バックグラウンド処理を極力おこなわないようにしてみましょう。

スマホが発熱している

壊れたスマホだと勘違いしやすいポイントの3つめがスマホ本体の発熱です。 スマホは小さな端末の中でパソコン並みの処理動作をおこなっています。そのため連続した動作をさせ続けると、発熱による故障を防ぐためにスマホが動作を停止することがあります。

これを故障だと勘違いされるケースもありますが、しばらく動作を止めて熱を取れば、また正常に動作するようになります。このケースは古い端末よりも、新しい高性能なスマホの方が起こる確率が高いです。

買取に出す前に、マルチタスクやカーナビなどのアプリで通信し続けていないかを確認しておきましょう。

バッテリーの持ちが悪い

壊れたスマホだお勘違いしやすいポイントの4つめが、バッテリーの持ちが悪くなった事についてです。この場合、使い続けている古い携帯端末では避けられない現象であり、決して故障ではありません。

新しい端末でそうなっている場合は、充電しながら使い続けているなど、バッテリーに負荷がかかるような使い方をしているケースが考えられます。買取専門店に売る前に、バッテリー交換の修理を依頼してみましょう。

壊れたスマホの買取価格相場

壊れたスマホの買取相場は、正常なスマホと比較すると大幅に下がってしまいます。しかし極端に古くない限りはある程度の金額にはなるようです。壊れたスマホはどんな相場の価格で取引されているのでしょうか。

iPhone

壊れたスマホの買取価格相場でまず紹介する端末はiPhoneです。日本のスマホ市場で最も多くが流通しているiPhoneですが、故障しているなどジャンク品として扱われるiPhoneであったとしても、買取専門店での買取価格は比較的高めです。

一世代前のiPhone13であれば、ハイエンドモデルであるProMaxならば見た目に損傷無ければ7万円以上の価格も狙え、画面割れ等がある場合は6万円前後の買取価格です。古いiPhoneであると、状態が比較的良好でも1万円を超えるのは難しいでしょう。ゲオなどの大手販売店では相場がもう少し低めになります。

Android

壊れたスマホの買取価格相場で続いて紹介する端末はAndroidです。Androidと一口に言っても、メーカーによってその買取価格は大きく変わります。

人気の端末は、国内メーカーであるSONYから発売されているXperiaやSHARPのAQUOSシリーズ。海外メーカーではサムスンのGalaxyなどが高価格で売れる端末です。最新の端末であれば、画面割れや故障があっても1万円から2万円程度の価格が付く可能性も期待できます。古い端末はその多くが最低買取価格での引取となります。

古い携帯(ガラケー)

手元に置いてある端末としては、かつての主流だった携帯電話（ガラケー）もあるでしょう。すっかり古い端末となりましたが、果たして買取価格の相場はどの程度となっているのでしょうか。

ガラケーの故障している端末の買取相場ですが、高価格での買取とはなりづらく、最低買取価格から上がっても300円程度です。ブックオフなどの業者では、値段を付けずに引取となる可能性も考えられます。

壊れたスマホを買取に出す際の注意点

壊れたスマホは、ただ買取専門店に持って行けばいいという話ではありません。買取査定に出す前に、いくつか確認しておく必要があることがあります。

壊れたスマホの初期化をしておく

壊れたスマホを買取専門店に売る際は、端末を必ず初期化させて、中のデータを全て消しておきましょう。iPhoneやAndroidスマホのように個人情報が入っている端末については、初期化されていないと店頭スタッフは触ることはできません。買取を断られてしまいます。

これは故障している端末についても同様ですから、お店に持って行ったり郵送で送ったりする前に必ず初期化させましょう。

端末の残債を確認

多くの買取専門店では、ネットワーク利用制限がかかっている端末の買取を断っています。これは端末の分割払いの未払いが続いている端末であり、ドコモなどの通信事業者によって通信の利用ができないためです。

これは壊れたスマホであっても同様で、売る事はできません。従って、そのような状態の端末では無いことを確実にするためにも、残債の未払いが無いことを確認しておきましょう。また残債が残っていても支払いが滞っていなければ買取には出せます。しかしその場合は、買取価格が低くなるようです。

壊れたスマホの買取に関するよくある質問

最後に壊れたスマホの買取に関する質問をご紹介します。

秋葉原や大阪で壊れたスマホ売るならどこがいい？

壊れたスマホを売る買取専門店ですが、秋葉原は日本屈指の電気店街で、ジャンク品の買取に強い専門店が数多く揃っています。大手の量販店よりも、イオシスや今回紹介したじゃんぱらなどが、高価格での買取が期待できておすすめです。

大阪では郊外であればゲオやブックオフといった業者が選択肢になりますが、中心街では先述した2業者のような買取専門業者に端末を査定してもらうことがおすすめとなります。

画面が割れたスマホやジャンク品はドコモなどで下取りしてもらえますか？

壊れたスマホなどのジャンク品ですが、ドコモでiPhoneやAndroidスマホなどの新しい端末を購入する際、下取りに出せるのは正常に作動するスマホとなります。

従って、画面が割れたような端末では下取りしてもらえる確率は高く、正常に動作しない故障している端末は引き取って貰えない可能性が高いです。

まとめ

壊れたスマホを買取に出すことは可能です。しかし残債の有無や正常に動作するかで、価格に大きな影響が出ます。またあまりに古い端末や、損傷の状態が酷い端末は値段が付きません。買取対象の端末は事前に確認しておくことがおすすめです。

もし手元に、壊れたために使っていないスマホがありましたら、買取専門店の利用を検討してみてくださいね。