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【2023年最新】人気の軽自動車ランキング10選!車種別の特徴を比較検証

軽自動車 ランキング

車の乗り換えを検討する際、次に乗る車の候補に軽自動車を入れているという人は多いのではないでしょうか。昨今は軽自動車の人気がとても高く、新車販売台数ランキングではTOP10に約半数がランクインするほどの実績も残しています。

軽自動車の進化は凄まじく、乗り心地や室内空間の拡大による快適性の向上。安全性能の高まりなどが図られており、普通車と遜色ない仕上がりにまで至っているほど。サブカーとしてでなく、メインの1台として選ばれる車も増えています。

そこで今回は、最新の人気軽自動車10車種をランキング形式で紹介します。お買い得な車種から機能性満載の車種までが揃っているので、きっとお気に入りの1台が見つかることでしょう。

ここの記事でわかること
  • 最新の人気軽自動車ランキング10選
  • 軽自動車が人気の理由
  • 軽自動車のメリット・デメリット
  • 軽自動車にお得に乗る方法
  • 軽自動車に関するよくある質問

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2023年最新の軽自動車人気車種ランキング10選

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さっそくランキングの紹介に移っていきましょう。今回紹介する軽自動車の人気車種ランキングは、2023年のデータに基づく最新のランキングです。定番の人気車種や、最近支持されてきている新進気鋭の車種までが勢ぞろい。

ボディタイプも、ワゴンタイプやSUVタイプ。そして昨今最も売れてるスーパーハイトワゴンまで幅広くランクイン。一体どんな車種が選ばれているのか、見ていきましょう。

1位スズキ ワゴンR

ワゴンR出典:MOTA

軽自動車人気ランキング第1位はスズキのワゴンRです。1993年に初代モデルが発売された車種で、長年にわたってスズキの看板車種として君臨し続けています。軽自動車のワゴンタイプに高い乗り心地を与える可能性を確立させた革命的な車種で、長きにわたって軽自動車市場を牽引するほどの売上を記録し続けていました。

2023年現在に至るまでに最新型の6代目までが発売。スーパーハイトワゴンが主流になった現在でも売れてる車種です。スズキの看板車種らしく、最新の安全装備や燃費性能向上のテクノロジーが惜しげもなく投入。派生車種として外観や内装のデザインなどに手を加えられている、ワゴンRスティングレーやワゴンRカスタムもラインアップ。カラーバリエーションも豊富で、買う人を選ばないスタイリングです。また現行車種としては貴重な、マニュアルトランスミッションの設定も選択可能。日用使いからドライブまで、用途も幅広く対応します。多くの人におすすめできる1台です。

2位ホンダ N-BOX

N-BOX出典:MOTA

軽自動車人気ランキング第2位はホンダのN-BOXです。2011年の発売当初から爆発的な人気を集めており、ホンダの看板車種まで一気に登り詰めました。販売台数のランキングは常に上位をキープ。最新の売上ランキングでも、軽自動車では堂々のトップを飾っています。軽自動車業界における、スーパーハイトワゴンの人気を決定づけた車種と言っても過言ではないでしょう。

一番の特徴は、ライバル車と比較して高い完成度を誇った居住性。ホンダ独自の技術の1つであるセンタータンクレイアウトを採用することで、後部座席に大きなゆとりを与えました。2017年に登場した新型の2代目モデルでも乗り心地の良さはキープし続けているため、売れてるようです。

N-BOXは後部座席スペースの広さを活かした、スロープ仕様のタイプも設定。自転車などのアウトドア用品の他、車いすにも対応した福祉車両も用意されています。車を広く使いたいという方には、文句なしにおすすめできる1台です。

3位ダイハツ ムーヴ

ムーヴ出典:MOTA

軽自動車人気ランキング第3位はダイハツのムーヴです。こちらはダイハツにおける軽ワゴン車の代表車種で、1995年の販売開始から現在まで6代目まで登場しています。

現行モデルは、室内空間の使いやすさを追求。広々とした空間はもちろん、多彩なシートアレンジを可能とすることでユーザーに様々な使い方を提供します。収納スペースも運転席や助手席周りを中心に多数用意。ちょっとした物の出し入れがスムーズにおこなえます。

走行に関する装備ですが、フラットな乗り心地を実現させる足回りが採用されており、楽に乗り続けられます。燃費性能向上技術の使用はもちろん、フロントガラスのカメラを採用したスマートアシストの最新型も搭載。運転に不安がある方でも安心です。

誰でも乗りやすい車に仕上がっていることが売れてる要因の1つ。スタイリッシュな外観が好みの方は、派生車種であるムーヴカスタムを選ぶと良いでしょう。中古車市場での在庫も豊富なので、とにかく車が欲しいという方はまずムーヴの検討から始めることをおすすめします。

4位ダイハツ タント

タント出典:MOTA

軽自動車人気ランキング第4位はダイハツのタントです。2003年の発売当初に、乗用の軽自動車としては高い全高で登場。軽自動車におけるスーパーハイトワゴンの草分け的存在の車種です。N-BOXの人気が高い現在でもスーパーハイトワゴンの元祖としての意地を見せており、高い売上をキープしています。

最新型となる現行モデルは、多彩な装備が満載。ドアの自動開閉機能や、助手席側のドアをピラーレスにすることで実現した広々とした間口。大きな荷物の出し入れもスムーズにおこなえる点は、N-BOXと比較しても決して負けない快適装備と言えるでしょう。操縦安定性の向上による乗り心地の良さや燃費性能もバッチリです。ムーヴと同じく、スタイリッシュな外観が特徴のタントカスタムもラインアップ。車いす仕様車を選ぶことも可能です。

長きにわたって売れてる車種なので、中古車市場での在庫も豊富に揃っています。スーパーハイトワゴンを検討する際は、タントも選択肢に入れることをおすすめします。

5位スズキ スペーシア

スベーシア出典:MOTA

軽自動車人気ランキング第5位はスズキのスペーシアです。こちらはスズキにおけるスーパーハイトワゴンの車種。初代モデルの発売は2013年と、ライバル車種と比較してやや遅めに見えます。しかしスペーシアは2008年から発売されていたパレットの後継車種として位置づけられているので、スズキのスーパーハイトワゴンの系譜は2008年から続いていると言えるでしょう。最新のランキングではN-BOXに続く第2位を記録して、売れてる車種の名に偽りはありません。

最新型となる現行モデルは2017年より登場。熾烈を極めるスーパーハイトワゴンの競争に負けじと、乗り心地や室内空間の使いやすさを追求。どの座席に座ってもゆとりを感じられる仕上がりとなりました。燃費についても、独自のハイブリッドシステムを搭載。モーターによるアシスト走行も実現しているので、パワーが欲しい場面でもスムーズな加速ができます。

派生車種にはスタイリッシュテイストのスペーシアカスタムと、SUVテイストのスペーシアギアがラインアップ。使い道に合わせたスタイルの1台が選べます。N-BOXやタントと比較しても遜色なく、スーパーハイトワゴンを検討する際におすすめする車種の1つとして選べます。

6位日産 ルークス

ルークス出典:MOTA

軽自動車人気ランキング第6位は日産のルークスです。またまたスーパーハイトワゴンのランクイン。この車種は他社で生産された車に日産のエンブレムや安全装備などを搭載して販売している、OEM販売車です。ルークスの名称は2009年に登場した初代モデルから使われていて、この時はスズキのパレットをベースにした車でした。2代目は三菱自動車と共同開発した車をデイズルークスの名称で販売。そして2020年に登場した最新型の3代目で再びルークス名に戻りました。

スーパーハイトワゴンのライバル車種と同様に、室内空間の広さや乗り心地の良さが追求されています。安全装備や運転支援機能についても、日産の強みを活かしたものが満載。エンジンの駆動力を補助するシンプルなハイブリッドシステムも搭載しているので、燃費性能も良くなっています。

ライバル車種と比較するとあまり知られていないかもしれませんが、車としての完成度は決して劣っていません。売れてる車種でもありますので、他社のスーパーハイトワゴンと並んで比較検討して、自分に合った1台を選ぶ方法がおすすめです。

7位ダイハツ タフト

タフト出典:MOTA

軽自動車人気ランキング第7位はダイハツのタフトです。タフトの名称は過去にも使用されていたようですが、今回紹介するのは2020年に登場した新型の軽SUVモデルです。昨今のSUV人気の波は軽自動車にも押し寄せていて、タフトは軽自動車でもSUVに乗りたいという需要に応える形で登場しました。無骨な外観とは裏腹に多彩なカラーバリエーションを誇っているほか、各部パーツをオプションのアクセサリーに交換することで自分好みのスタイリングに仕上げられます。

SUV車らしく後部のラゲージスペースは多彩な使用方法があり、純正アクセサリーも豊富。またルーフ部分をシェード付のガラスにすることも可能で、開放感溢れる居住空間を演出します。ダイハツの最新運転支援機能ももちろん搭載。乗り心地の良い快適なドライブを楽しめます。

登場して間もない車種ですが、売れてる車種故に中古車市場での取扱数も多数。軽のSUVに手軽に乗りたいという時におすすめの1台です。

8位ホンダ N-ONE

N-ONE出典:MOTA

軽自動車人気ランキング第8位はホンダのN-ONEです。N-BOXに続くNシリーズの第二弾として2012年に登場。かつての名車であるN360をオマージュした、丸めのヘッドライトと可愛らしいスタイリングが特徴の車種です。カテゴリとしてはムーヴと同じトールワゴンに属するのですが、ムーヴなどと比較するとやや低めの全高と長めのホイールベースであり、高速走行時の安定性に優れる形状と言えます。

最新型は2020年に登場した2代目モデルですが、N-ONEの最大の特徴とも言える外観はほぼそのまま踏襲。最新装備が投入され、走行性能や乗り心地などの内装に対して改良が施されています。スポーツ仕様のRSグレードも設定されていて、6速MTの採用やスポーティーな内装など、走りを楽しみたいという人にもおすすめの1台です。

Nシリーズの人気に後押しされ、N-ONEもよく売れてる車種です。可愛らしい見た目と走りを両立させたいときには、真っ先に候補に挙がるでしょう。

9位スズキ ハスラー

ハスラー出典:MOTA

軽自動車人気ランキング第9位はスズキのハスラーです。おしゃれなトールワゴンテイストでありながら足回りのデザインがSUV寄りとなっている、独自の1台に仕上がった車種です。人気を集める要素を詰め込んだ車種ですから、2014年の発売当初から非常によく売れてる車種です。

最新型である現行モデルは2020年に登場した2代目。個性的なデザインのインパネには独自のカラーリングを施せます。SUVモデルらしい、大きな荷物にも対応したラゲージスペースも完備。外観の最大の特徴は最多級のカラーバリエーション。特にツートンカラーのラインアップはとても豊富で、好みのカラーリングが見つかりやすいでしょう。

走行性能や安全装備などはもちろん、スズキの最新テクノロジーを採用。燃費や乗り心地に優れた仕上がりです。おしゃれな軽SUVを求めている人には特におすすめの1台です。

10位ダイハツ ミラ

ミライース出典:MOTA

軽自動車人気ランキング第10位は、ダイハツのミラ。最新型となる現行モデルはミライースの名称で販売されている、軽セダン車種です。ダイハツの小型軽自動車を代表する車種で、初代モデルは1980年に登場しています。車種名としてのミラは2018年に販売が終了した7代目モデルにて失われましたが、派生車種で低燃費重視モデルのミライースに系譜が引き継がれています。

2023年6月現在に新車で購入可能なミライースの紹介をすると、車両本体価格の安さと燃費性能の高さに目を見張ります。最新の運転支援機能や安全性能もバッチリ。見た目の小ささに反した居住性の高さは快適な乗り心地を生み出します。

値段の安さから、レンタカーやカーリースにおいてもエントリーモデルとして位置づけられることが多いです。また長きにわたって売れてる車種であり、中古車市場でも非常に数多くの個体が低価格で売り出されています。とにかく車に乗りたいという時には、まずミラの検討から入ることがおすすめできます。

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軽自動車の定義と人気の理由は?

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軽自動車は普通車と比較すると燃費性能に優れており、中古車にはお買い得な車種も多い事から人気を集めています。売上高も2019年まではずっと右肩上がりをキープしており、よく売れてることがわかります。そもそも軽自動車とはどういった車のことを指すのでしょうか。

軽自動車の定義を再確認すると共に、その定義が軽自動車人気とどう結びついているかを見ていきましょう。

排気量

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軽自動車を定義づけている要素の1つがエンジンの排気量です。軽自動車では排気量が660cc以下と定められています。

排気量とはエンジンの内燃機関の容積を表す数値であり、単純にエンジンの大きさとして捉えることもできます。排気量が大きくなればなるほど燃料を消費する量も増えるので、エンジンのパワーは出ますが燃費は悪くなってしまいます。

ハイブリッドカーでもない軽自動車に燃費性能が優れている車種があるのはこのためです。最新の軽自動車になると、普通車のハイブリッドカーに迫る勢いの実燃費を記録することもあるようです。

中古の軽自動車も燃費性能に優れたものがありますので、燃費を気にする人で安く車に乗りたいという人には軽自動車がおすすめされています。

車両サイズ

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道路運送車両法においては、軽自動車のサイズにも規格が定められています。長さは3.4m以内で幅は1.48m以内。高さは2m以下と決まっています。2023年現在でも軽自動車はこの規格に収まるようなデザインで製造。コンパクトサイズであるが故に運転がしやすく、車体も比較的軽量なので燃費の向上に一役買っています。最新の車種では乗り心地にも優れていて、特にスーパーハイトワゴンは限りある高さを最大限に活かした居住空間を作り出しています。

人気が高く売れてる車種は、運転のしやすさと燃費性能、そして車内空間の全てが特に優れています。おすすめの1台が必ず見つかるようなカテゴリにまで成長しているのが、現在の軽自動車と言えるでしょう。

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人気の軽自動車のメリット・デメリット

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売れてる軽自動車の車種は、人気の高さ故に売上も伸びています。中古車は燃費性能などでは最新モデルよりも劣ってはいますが、お買い得な車も多数あります。そんな人気の軽自動車に関するメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

人気の軽自動車のメリット

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まずは人気の軽自動車のメリットについてご紹介しましょう。軽自動車の強みであり、生半可な普通車では実現し得ないような内容も含まれています。軽自動車を検討する際は、これから紹介する内容が良いと思えるかどうかも1つのポイントとなるでしょう。

①普通車と比較して燃費が良い

メリットの1つめが、普通車と比較して燃費が良いという点です。最新のハイブリッドシステムを搭載しているコンパクトカーといった車種には流石に及びませんが、ミニバンやSUVに関してはどんなに優れたハイブリッドシステムであっても、軽自動車より燃費を良くすることはできていないようです。

中古車にも燃費が良い車はたくさんあります。2023年6月現在ではガソリン代の高騰も気になるところですし、少しでもガソリン代を抑えたいという人が軽自動車を選択肢として検討するには十分でしょう。燃費性能に優れた車を探している人に、軽自動車はおすすめです。

②お買い得

2つめのメリットが、お買い得であるということです。軽自動車はエンジンや車体の大きさが普通車と比較してコンパクトに抑えられています。そのため車両本体価格は総じて普通車よりも安い傾向にあります。軽自動車の売上が上がっているのも、比較的安く新型の車が購入できるというメリットがあるためです。

最新の軽自動車は運転支援機能や安全性能の向上が図られたために、かつての軽自動車と比較してやや高めに感じている方もいるでしょう。しかしそれは普通車も変わりません。軽自動車ならば、車種によっては100万円を切る価格で手に入るものもあります。中古車ならば、人気車種の先代モデルが特にお買い得な価格で並んでいることも。普通車と比べると維持費も安いので、お得に車に乗りたいという人にはおすすめできます。

③乗り心地も悪くない

3つめは乗り心地も悪くないというメリット。最新の車種では普通車と比較しても遜色ない乗り心地を追求しており、そのことが軽自動車の人気を後押ししています。

乗り心地を決める要素はいくつかありますが、近年の軽自動車で飛躍的に良くなっているのは室内の居住性の向上にあるでしょう。スーパーハイトワゴンの台頭がユーザーが潜在的に持っていたニーズを表しているとも言えます。ミニバンのように広々とした室内を実現させている車種が人気を集め、売れてる車種として評判を呼びます。

足回りに対する各メーカーの工夫にも、乗り心地を良くするための技術が投入されています。軽自動車を選ぶ際には、ぜひ各メーカーのディーラーへ足を運び、試乗することをおすすめします。

人気の軽自動車のデメリット

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続いて人気の軽自動車が抱えるデメリットについてです。軽自動車全般的に抱えているデメリットとも言い換えられます。これから紹介する内容が気になる方は、軽自動車に向いていない可能性があるので、検討する前に注意してください。

①乗車定員が少ない

軽自動車は高い人気とは裏腹に、乗車定員が少ないというデメリットを抱えています。上の項目で紹介した軽自動車のサイズの規格上、どのような車種であっても定員は大人4人が限度です。普通車と比較すると、コンパクトカーよりは1人。ミニバンより3人か4人少ない人数しか乗ることができません。

道交法上、子供を含めれば5人以上乗れるケースも存在します。しかしチャイルドシートなどの設置やシートベルトの数を考慮すると、あまりおすすめできない乗り方です。1人あたりのスペースも狭くなるので、乗り心地も悪くなってしまうでしょう。

軽自動車においては、スーパーハイトワゴンやワンボックスバンが室内空間を限界まで広げていると言えます。これらの車種でさえ4人が限度なのですから、大人数で使いたいときには使用は難しいです。

②車内スペースが狭い

何度か紹介しているとおり、軽自動車は大きさがあらかじめ決められており、規格を超える大きさになると普通車扱いになります。いくら最新のスーパーハイトワゴンが居住空間を広く取っていると言っても、やはり普通車と比較してしまうと狭さは否めません。

普通車でも、一部では軽自動車より狭く感じるような車種も存在します。しかしその例は非常に限られた範囲の話。室内が広い軽自動車でも、人気のSUVやミニバンが相手では、荷物の量や1人あたりのスペースで勝ち目はありません。両者を比較すると、乗り心地の面でも普通車に軍配が上がるでしょう。

経済的に余裕があるような人であれば、無理をして軽自動車を選ぶメリットは無さそうです。人気の波に乗って軽自動車へ盲目的になることは、おすすめできません。

軽自動車は新車と中古車どちらがおすすめ?

Q&A

軽自動車に乗る際に何を重視するかによって、新車か中古車のどちらをおすすめするかが変わります。

新車をおすすめする人は、最新装備が満載の車種を選んで安全に乗ることを重視する人です。運転支援機能は日々進化し続けていますし、快適装備も新しいものが続々と登場しています。新車ですから、初期の不具合に見舞われない限りはトラブルのリスクも低いです。好きな車種の好きなグレードが選べるという点もGOOD。ただし、新車を買うお金が必要な点には注意しましょう。

中古車は新車と比較すると安い車もあって、お買い得なのは確かです。また、新型モデルが存在しない車種に乗りたいときには必然的に中古車が選択肢となります。注意したいのが車の状態。極端に安い中古車は過走行気味の車だったり、すぐに消耗品の交換作業が必要になったりと、リスクはやや高いです。ディーラー系の中古車であれば、このような不安はある程度解消されますが、中古車を選ぶときは自分の目で実車確認することが必要でしょう。

軽自動車にお得に乗る方法

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人気の軽自動車にお得に乗る方法としては、カーリースをご紹介しましょう。カーリースでは新車で売られている最新モデルを全て選択でき、車両価格に維持にかかる費用も含めた全ての金額を毎月均一に支払うことができます。プラン内容によっては、ローン購入よりお得に乗ることも可能です。

中古車を探す場合は、登録済み未使用車を探すという方法もあります。その名の通りユーザーの手に渡っていない、即納可能な新車同然の車です。既に登録されているので、車検の時期などは多少ずれる点は注意です。また、グレード・カラーやメーカーオプションの選択はできない点も気をつけましょう。

軽自動車に関するよくある質問

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最後に人気の軽自動車に関するよくある質問とその答えをご紹介しましょう。

Q1.軽自動車をおすすめできる人は?

軽自動車をおすすめできる人にはいくつかの要素があります。

まず1つ目が、車にかかるお金をとにかく安く済ませたい人です。ここまでの内容でも何度か紹介しましたが、軽自動車は同等の安全装備が付いた普通車と比較するとお買い得です。車体の軽さ故に燃費の面でも有利ですので、ガソリン代も節約できます。

お金の面でもう1つ頭に入れておきたいのが各種法定費用です。毎年5月に支払う自動車税。軽自動車は県税である普通車とは違って市区町村の税金です。そして普通車と比較して非常に安くなっています。ミニバンが4万から5万かかるところ、軽自動車なら1万円程度で済みます。また重量税も、ミニバンなら32,800円程度かかるところ、軽自動車なら6,600円です。この経済性の高さは、軽自動車ならではでしょう。

もう1つのおすすめ要素は、車体が小さい方がいいという人です。運転に不慣れな人や、車庫とその周りの道が狭いという人がこれに当てはまるでしょう。車庫や道が狭いと、それよりも大きい車は車庫証明が取れず、登録すらできない事もあります。軽自動車であれば、そのような条件に引っかかってしまうおそれはほとんどありません。

Q2.軽自動車をおすすめできない人は?

軽自動車をおすすめできない人は、車内空間の広さや乗り心地を重視する人です。

人気の軽自動車は乗り心地も優れていると紹介しましたが、やはり大型の普通車には勝てません。ミニバンや高級セダンにもなれば、比較した場合の感触はすぐに分かるでしょう。

大きな荷物を載せて使うという人も同様です。ゴルフバッグやサーフボード、アウトドア用品などが当てはまるでしょうか。軽自動車に乗せることもできはしますが、居住性の悪化や、重量の増加による走行性能の低下は避けられないかもしれません。

まとめ

jimny

人気の軽自動車についてご紹介しましたが、気になる車は見つかったでしょうか。ライフスタイルの変化に合わせて軽自動車が主力の移動手段になる人や、セカンドカーとして検討する人もいるかと思います。軽自動車の購入を検討する際は、今回の内容をぜひ参考にしてみてください。

ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。