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カーリースと購入はどちらが得か?料金シミュレーションなどで徹底比較

毎月定額の料金を支払うことで安く車に乗ることができる、最近話題の「カーリース」。カーリースサービスの中には、月額1万円台~というような格安料金で利用できるものもあり、個人・法人を問わず人気を集めています。

これまで、車は購入して乗るものという考え方が主流でしたが、カーリースのシェアが拡大してきた今、新しい車の保有方法として「購入」か「リース」どちらにするか悩む方も増えてきたことでしょう。

そこで今回の記事では「購入」と「リース」はどちらが得か料金シミュレーションで比較しながら、カーリースを利用する際のデメリットやトヨタ車・ホンダ車などの国産車をリースする際におすすめのカーリース会社を紹介していきます。

また、ヤフー知恵袋などの質問サイトに多く寄せられた質問についてもお答えしていきます。購入とカーリースで迷っている、後悔しない選択でマイカーを持ちたいという方は、ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。

この記事でわかること
  • カーリースとカーローン(購入)はどちらが得か?
  • カーリースを利用する際のメリット・デメリット
  • おすすめのカーリース3選
  • リースと購入では結局どちらが得か

【先に紹介!カーリースのおすすめサービス比較表】

サービス名 月額(税込) 特徴
定額ニコノリパック

定額ニコノリパック
5,500円〜  ニコニコレンタカーを運営する会社の激安カーリース。 月額料金が安く審査に通りやすい。スタンド設置店ではガソリン代5円/L割引のサービス付き。
MOTAカーリース

MOTAカーリース

5,940円~ カーリース契約期間が終了した際に車がもらえるサービス。カーリースなのに走行距離制限がなく、車のカスタマイズが自由国産全車種から選べる。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

目次

カーリースとカーローン(購入)どちらが得か?料金内容を比較

カーリースと購入 比較

まずはじめに、「カーリース」と「購入」では車にかかる費用はどれくらい違うのか見ていきましょう。以下の表は、それぞれの料金内容を分かりやすくまとめたものです。

内容を比較しながら、どちらが得かご覧になってみてください。

カーリース 購入
初期費用 頭 金:なし
登録料:なし
頭 金:基本的にあり
登録料:自動車税
    環境性能割
    自動車重量税
    自賠責保険料
    印紙代
    登録代行費用 など
維持費 月額料金に含まれる
【月額料金に含まれるもの】
車の本体料金
各種税金の分割料金
車検代の分割料金
メンテナンス代

ガソリン代・駐車場代 など
メンテナンス代
ガソリン代・駐車場代 など
車検 月額料金に含まれる 車検費用
自動車重量税

自賠責保険料
部品の交換・メンテナンス代
メンテナンス 点検・整備代、消耗品の交換代 など
(プランによって月額料金に含まれる)
点検・整備代、消耗品の交換代 など
税金 月額料金に含まれる 自動車税・軽自動車税
自動車重量税
環境性能割
月々の支払 リース料金
車本体料金のローン
その他 ガソリン代、駐車場代
(プランによってガソリン代割引有)
ガソリン代、駐車場代

カーリースを利用して車に乗る

カーリースの最大の特徴は「毎月決まった月額料金を支払って車に乗る」ということ。

リース料金の中には車両代金の他に、自賠責保険料や各種税金、メンテナンス料、保証料などが含まれており、車検や税金支払いの時期に関係なく常に月額料金が一定です。

購入(カーローン)の場合、一般的には頭金の準備が必要となることが多いですが、カーリースでは頭金不要で契約することが可能となっています。購入する際と比較すると、初期費用がかからない分、カーリースのほうがより安く、お得に車に乗ることができるのです。

また法人がカーリースを利用する場合、リース料金の月額料金を経費計上できるので購入よりも節税のメリットがあります。

車を購入(カーローン)する

車の購入(カーローン)をする場合、カーリースとの大きな違いは「購入時に初期費用がかかること」や「税金支払や車検など定期的にまとまった料金がかかる」ことです。

例えば、新車を購入するとき一般的には車両本体価格の2割~3割程度の頭金が必要と言われており、貯金に余裕がないと購入するのは厳しいでしょう。一方でカーリースであれば頭金なしで初期費用がかからず、貯金が無くても車を気軽に持つことが可能です。

また上記の表で比較すると、購入の場合では定期的に税金や車検料の支払いが必要となりますが、カーリースなら毎月のリース料金に全て含まれるため、前もってまとまったお金を準備する必要はありません。

このような点を踏まえて料金内容でどちらが得か考えると、初期費用がかからず毎月一定額で安く車に乗れるカーリースのほうがお得であると言えるでしょう。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

カーリースと車を購入する場合の料金を人気車種でシミュレーション

カーリースと購入シュミレーション
続いては、カーリースと車を購入する際の料金を、トヨタ・ダイハツ・ホンダの人気車種でシミュレーションしながら比較して見ていきましょう。

今回カーリースでは「KINTO」「リースナブル」「MOTAカーリース」をそれぞれ利用した際の月額料金を参考にしています。

トヨタ「ライズ」

トヨタの「ライズ」はカッコいいデザイン性や安定した運転のしやすさが人気のコンパクトSUVです。5人乗り、最大369Lもの荷物が収容できる広々とした荷室が特徴で、アウトドアやちょっとした街乗りにも最適な車種となっています。

トヨタ「ライズ」 (X GAS 1.2L 2WD) 本体価格1,707,000円
購入(カーローン) カーリース
頭金 500,000円 なし
諸費用 自賠責保険料
自動車税
自動車重量税
販売諸費用
なし
(月額料金に込み)
月々の支払い 利率4.9%と仮定した場合 KINTOのカーリースを利用した場合
36,120円 (3年ローン) 39,490円 (3年リース)
22,720円 (5年ローン) 36,740円 (5年リース)
維持費 定期的に税金・保険料・車検等の支払あり。その他メンテナンス代・ガソリン代などの維持費あり。 税金・保険料・車検・メンテナンス代込みで契約できるプランあり。

※ 初期費用に関しては購入時の税制や時期により異なります
※ 購入(カーローン)に記載の内容は「トヨタモビリティ富山 見積りシミュレーション」より算出
※ カーリースに記載の内容は「KINTO 見積りシミュレーション」より算出

上記は、トヨタのライズ(X GAS 1.2L 2WD)を購入した場合と、カーリースした場合の料金内容を各種シミュレーションを利用して比較したものです。

ライズを購入するのであれば、頭金として車両本体価格の約2割~3割を準備する必要があり、そのほか諸費用として自賠責保険料や自動車税などの費用がかかります。

一方でカーリースをする際は頭金なしで初期費用は必要ありません。KINTOでライズをリース契約するのであれば、期間を3年・5年・7年の3つから選択することができます。

例えば7年リース(ボーナス払いなし)の場合、保険・車検・メンテ・税金が全てコミコミで月3万4,650円でリース可能です。また、ボーナス払いありで契約した場合、月額1万6,280円という最も安い料金で契約可能となっています。

トヨタ「ヤリス」

トヨタの「ヤリス」は美しいデザイン性、スポーツカーのような力強い走り、燃費の良さ、安定した走行性能が特徴の人気のコンパクトカーです。小回りの利くサイズ感と運転のしやすさから、女性や運転初心者の方にもおすすめの車種となっています。

トヨタ「ヤリス」 (X GAS 1.0L 2WD) 本体価格1,470,000円
購入(カーローン) カーリース
頭金 400,000円 なし
諸費用 自賠責保険料
自動車税
自動車重量税
販売諸費用
なし
(月額料金に込み)
月々の支払い 利率4.9%と仮定した場合 KINTOのカーリースを利用した場合
32,020円 (3年ローン) 37,950円 (3年リース)
20,140円 (5年ローン) 35,310円 (5年リース)
維持費 定期的に税金・保険料・車検等の支払あり。その他メンテナンス代・ガソリン代などの維持費あり。 税金・保険料・車検・メンテナンス代込みで契約できるプランあり。

※ 初期費用に関しては購入時の税制や時期により異なります
※ 購入(カーローン)に記載の内容は「トヨタモビリティ富山 見積りシミュレーション」より算出
※ カーリースに記載の内容は「KINTO 見積りシミュレーション」より算出

上記は、トヨタのヤリス(X GAS 1.0L 2WD)を購入した場合と、カーリースを利用した場合の料金内容を各種シミュレーションを利用して比較したものです。

ヤリスを購入するのであれば、車両本体価格の3割程度の頭金約40万円を準備すると仮定すると、3年ローンを組んだ場合は毎月3万2,000円ほどのローンを支払うことになります。

カーリースで3年契約したときと比較すると、約6,000円ほどの差がありますが、カーリースのほうが初期費用がかからない分、安くお得に契約できると言って良いでしょう。

KINTOでヤリスを7年リース・ボーナス払いありで契約した場合は、月額1万4,960円の最安値で契約することが可能です。

ダイハツ「ミライース」

ダイハツの「ミライース」は低燃費・低価格・省資源が特徴で、コンパクトサイズで小回りが利きやすく通勤・通学などの普段使いにピッタリの車です。安全装備が充実しているので運転に不慣れな方にもおすすめできる車種と言えるでしょう。

ダイハツ「ミライース」 ( L 2WD) 本体価格893,200円
購入(カーローン) カーリース
頭金 なし なし
諸費用 自賠責保険料 27,330円
自動車重量税 3,700円
販売諸費用 45,390円
なし
(月額料金に込み)
月々の支払い 利率4.9%と仮定した場合 リースナブルのカーリースを利用した場合
30,000円 (3年ローン) 21,450円 (3年リース)
21,300円 (5年ローン) 18,700円 (5年リース)
維持費 定期的に税金・保険料・車検等の支払あり。その他メンテナンス代・ガソリン代などの維持費あり。 税金・保険料・車検・メンテナンス代込みで契約できるプランあり。

※ 初期費用に関しては購入時の税制や時期により異なります
※ 購入(カーローン)に記載の内容は「ダイハツ東京販売 見積りシミュレーション」より算出
※ カーリースに記載の内容は「リースナブル 見積りシミュレーション」より算出

上記は、ダイハツのミライース(L 2WD)を購入した場合と、カーリースした場合の料金内容を各種シミュレーションを利用して比較したものです。

こちらは、購入・カーリース共に頭金なしで契約した場合と仮定して算出しています。

リースナブルでミライースを契約した場合、支払年数を3年・5年・9年から選択することが可能で、ボーナス加算(年2回)ありの最安コースで契約した場合は月額6,600円で非常に安く車に乗ることができます。

ホンダ「N BOX」

ホンダの「N BOX」は安全性・居住性・使い勝手の良さが特徴で、発売開始以降、常に販売台数ランキングでトップクラスを維持している人気の軽トールワゴンです。

全グレードにホンダセンシングが搭載されており、インテリアやデザイン性だけでなく走行性能・安全装備も非常に充実しています。

ホンダ「N BOX」 ( G 2WD) 本体価格1,481,700円
購入(カーローン) カーリース
頭金 93,570円 (以下諸費用含) なし
諸費用 自賠責保険料 27,330円
自動車重量税 3,700円
販売諸費用 62,540円
なし
(月額料金に込み)
月々の支払い 利率3.5%と仮定した場合 MOTAカーリースを利用した場合
43,400円 (3年ローン) 32,120円 (5年リース)
26,900円 (5年ローン) 24,530円 (7年リース)
維持費 定期的に税金・保険料・車検等の支払あり。その他メンテナンス代・ガソリン代などの維持費あり。 税金・保険料・車検・メンテナンス代込みで契約できるプランあり。

※ 初期費用に関しては購入時の税制や時期により異なります
※ 購入(カーローン)に記載の内容は「N BOX セルフ見積り」より算出
※ カーリースに記載の内容は「MOTAカーリース 料金シミュレーション」より算出

上記は、ホンダのN BOX(G 2WD)を購入した場合と、カーリースした場合の料金内容を各種シミュレーションを利用して比較したものです。

MOTAカーリースでN BOXをリース契約する場合、契約期間は5年・7年・11年の3つから選択が可能です。一番人気は最長の11年リースで月々の支払料金を安く抑えたい方におすすめで、ボーナス併用払いにすれば、月額8,910円~契約することができます。

月額料金でどちらが得かを比較すると、毎月1万円以下で車に乗ることができるカーリースのほうがお得であると言えるでしょう。

トヨタ「アルファード」

トヨタの「アルファード」は高い走行性能や高級感あふれるラグジュアリーな外観、快適な居住性が特徴の車種で、ミニバン市場の中ではトップクラスの人気を誇ります。

ガソリン車とハイブリッド車があり、グレードの種類もさまざま。仕様や価格が異なるため自分好みの1台を選べる点も魅力の1つと言えるでしょう。

トヨタ「アルファード」 ( X ) 本体価格3,597,000円
購入(カーローン) カーリース
頭金 700,000円 なし
諸費用 自賠責保険料
自動車税
自動車重量税
販売諸費用
なし
(月額料金に込み)
月々の支払い 利率4.9%と仮定した場合 リースナブルのカーリースを利用した場合
86,690円 (3年ローン) 46,750円 (3年リース・ベーシックプラン)
54,530円 (5年ローン) 43,450円 (5年リース・ベーシックプラン)
維持費 定期的に税金・保険料・車検等の支払あり。その他メンテナンス代・ガソリン代などの維持費あり。 税金・保険料・車検・メンテナンス代込みで契約できるプランあり。

※ 初期費用に関しては購入時の税制や時期により異なります
※ 購入(カーローン)に記載の内容は「トヨタモビリティ富山 見積りシミュレーション」より算出
※ カーリースに記載の内容は「リースナブル 見積りシミュレーション」より算出

上記は、トヨタのアルファード(X)を購入した場合と、カーリースを利用した場合の料金内容を各種シミュレーションを利用して比較したものです。

アルファードを購入する際、頭金を車両本体価格の約2割(70万円)ほど用意すると仮定すると、5年ローンを組んだ場合は毎月5万円以上の支払いが必要となります。

一方でリースナブルでベーシックプラン・5年でリース契約をした場合、頭金なしで月額4万円台からアルファードに乗ることができます。また、ボーナス加算(年2回)ありの最安コースであれば、なんと月額1万9,800円の業界差安値で安く契約することが可能です。

法人でカーリースを利用する場合は、リース料金の月額料金を経費として計上することができるため、購入よりもカーリースの利用をおすすめします。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

カーリースで車に乗るメリット

カーリースのメリットここまでは、車を購入(カーローン)する場合とカーリースする場合の料金内容の比較をみてきました。ここでは、実際にカーリースで車に乗るメリットを4つご紹介しましょう。

ヤフー知恵袋などの質問サイトに多く寄せられた質問などを参考にカーリースのメリットをまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

頭金などの初期費用がなく、安く新車に乗れる

カーリースで車に乗る大きなメリットとして挙げられるのは「初期費用がない」こと。

新車を購入する場合は一般的に車両本体価格の約2割~3割ほどの頭金を用意する必要がありますが、カーリースであれば頭金などの初期費用を準備する必要がなく、安く新車に乗ることができます。かかる費用は月額料金のみで、まとまったお金を今すぐ用意することができないという人でも気軽にマイカーライフを始められることがカーリースのポイントです。

利用料金が定額で車を購入する際のように急な出費が少ない

カーリースで車に乗る2つ目のメリットは「利用料金が定額で急な出費が少ない」こと。

車を購入した場合はカーローンのほかに、定期的に自動車税や自賠責保険料の支払いなどが発生しますが、カーリースであればそれらの料金は全て月額料金に含まれているので、毎月一定額の料金のみの支払いで、急な出費が発生することは基本的にありません。

購入(カーローン)と比較したとき、急な出費が少なく、定期的にまとまったお金を準備する必要がないカーリースのほうがお得に車を持てると言えるでしょう。

車に乗るまでの手続きが全てWEBで完結する

現在展開されている個人向けカーリースのサービスでは、車選びから審査申込・完了、車に乗るまでの手続きが全てWEBで完結できることが特徴です。

車を購入して乗る場合は、申込みや契約などで販売店へ足を運んで手続きすることが一般的ですので、手軽さという面でどちらが得かを比較すると、手続きが全てWEBで完結できるカーリースのほうがメリットが大きいと言えるでしょう。

法人は利用料金を全額経費計上できる

法人がカーリースで車に乗る大きなメリットは、車にかかる月額料金を経費として計上できることです。車を現金購入する場合、固定資産の減価償却を適用する必要があり、経理上の面で非常に手間を要する場面が多々あります。

その点、カーリースでは毎月支払うリース料金のみを計上すればよいので、購入して乗るよりも経理上の煩わしさが少なく、購入と比較して節税も期待できるのがポイントです。

カーリースで車に乗るデメリット

カーリースのデメリット

カーリースで車に乗るメリットはたくさんあることがわかりましたが、一方でデメリットも存在します。ここでは、実際にヤフー知恵袋などで寄せられた声を参考にカーリースのデメリットを3つご紹介するとともに、カバーする方法も一緒にお伝えしていきます。

カーリースのメリット・デメリットの双方を知ったうえで、利用を検討してみてください。

車に走行距離制限があり後悔

ヤフー知恵袋の声で多く寄せられたのは「車に走行距離制限があり後悔した」ということ。

カーリース会社の契約プランによって異なりますが、個人向けカーリースでは基本的に走行距離制限が設けられている場合が多いです。例えばトヨタのKINTOでは月間1,500㎞まで、リースナブルでは月間750㎞までと決まっています。

距離をオーバーしてしまうと契約満了時に超過分の費用を支払わなければなりません。

しかし、中にはMOTAカーリースのように走行距離制限を設けていないカーリース会社もあります。購入と比較してどちらが得か悩ましい場合は、走行距離制限のないサービスの利用も検討しておくと良いでしょう。

車のカスタマイズが自由にできない

ヤフー知恵袋には「車のカスタマイズが自由に出来ずに後悔した」という声もありました。

カーリースはあくまでカーリース会社から車を借りている状態なので、自分の好きなように車をカスタマイズすることは出来ないのが一般的です。

購入と比較した場合、自由度に関してはカーリースのほうが劣ると考えて良いでしょう。

カーリース会社の中にはカスタムもOKとしているところもありますが、基本的に返却時に原状回復することをルールとしている場合がほとんどです。どちらが得か比較したとき、自分の所有物として好きにカスタマイズしたいと考えている方は「購入」を選択するほうがいいかもしれません。

契約途中の解約で違約金がかかり後悔する

最後に、「契約途中の解約で違約金があり後悔する」という意見もヤフー知恵袋の中で多々見受けられました。

カーリースの特性として、契約途中での解約は基本的に認められていない場合が多く、解約を希望するのであれば違約金が発生することがほとんどです。

なぜなら、カーリースの料金は車両本体価格を契約年数で割り出して算出しているため、途中で解約されるとカーリース会社の損害になってしまうからです。

どちらが得か比較したとき、カーリースは「安く車に乗れる分、途中解約ができない」ですが、購入すれば「解約がなく、自分の所有物にできる」ので、それぞれの特性をよく理解したうえでカーリースを利用するかどうか検討しましょう。

カーリースで料金シミュレーションをして車購入と比較しよう

カーリース 購入 比較

人気の車種や軽自動車などで自分の乗りたい車を見つけたら、まずは気軽にシミュレーションを試して、購入した場合と料金を比較してみることのがおすすめです。

ここではカーリースで車を料金シミュレーションする際の流れやポイントお伝えします。今回はトヨタのKINTOでシミュレーションした場合の流れをご紹介しましょう。

シミュレーションしたい車種を選択

KINTO参考画像①※ 上記画像は「KINTO 見積りシミュレーション」より参照

まずはじめに自分が乗りたい車・料金シミュレーションしたい車を選びましょう。

トヨタのKINTOでは、2022年10月現時点でコンパクトカー・SUV・ミニバンなど27種類の中からカーリースすることが可能となっています。

KINTOには以下の2つの契約プランがあり、初期費用なしでより料金を安くして契約したい方は「初期費用フリープラン」がおすすめです。

初期費用フリープラン:初期費用なし、契約期間3年・5年・7年から選択可能
解約金フリープラン:利用期間がフレキシブル、短期間でも安心の解約金0円

契約期間やボディカラー、車のグレードを選択

KINTO参考画像②※ 上記画像は「KINTO 見積りシミュレーション」より参照

カーリースでシミュレーションしたい車を決めたら、続いては契約期間やボディカラー、グレードを選択しましょう。KINTOで初期費用フリープランにした場合、契約期間は3年・5年・7年のいずれから選択することができますが、毎月支払っていく料金になるので必ず自分のライフスタイルに合った契約期間を選んでください。

またボーナス払い(個人のみ)をするかしないかもこの画面で選択することができます。月額料金をより安くしたい場合は、ボーナス払いを選ぶのがおすすめです。

車のオプションの選択

KINTO参考画像③※ 上記画像は「KINTO 見積りシミュレーション」より参照

続いては車のパッケージや追加オプションを選びましょう。

KINTOのカーリースでは、ナビやETC、ドライブレコーダー、タイヤなどの付属品や希望ナンバーの指定も可能となっています。自分の好みで自由に選択しながら料金を比較できる点もシミュレーションの楽しさの1つと言えますよね。

シミュレーションの結果を確認して申込み

最後に「個人」か「法人」かを選択し、カーリースの料金シミュレーション結果を確認しましょう。再度見積りを取り直したいときは、一時保存や内容を印刷することも可能です。

比較・検討して、乗りたい車が決まったら販売店を選択し、申込み手続きへと移ります。販売店とは車の受け取りやメンテナンス等で利用するお店のことで、自分が一番活用しやすい場所のお店を選ぶのが良いでしょう。

車を購入するべきか、カーリースするべきかを検討するうえで、後悔しない選択をするには料金シミュレーションの使用は必須と言えるので、気になったり迷ったりしているのであればぜひ積極的に利用してみてくださいね。

おすすめのカーリース3選

おすすめのカーリース
残価設定ローンや残クレとカーリースならどっちが得?
結局のところ、カーリースってデメリットしかない?

購入かカーリースを検討している中で、こういった声もよく目にしますが、カーリース会社によって特徴が異なるため、それぞれメリットや特性をしっかり把握したうえで利用を検討することが大切です。ここではカーリースにおすすめのカーリース会社を3つご紹介していきましょう。

①車がもらえる「MOTAカーリース」

総合おすすめ度
サービス名 MOTAカーリース
料金 月額1万円台~
サービスの特徴 ・契約終了後に車がそのままもらえる
・車のカスタムが可能
・走行距離制限が無い

公式サイトで見る

「MOTAカーリース」は株式会社MOTAが運営する個人向けカーリースサービスで、法人契約には対応していません。トヨタやホンダなどの国産メーカーやレクサスなどの新車・中古車をリースすることが可能となっています。

MOTAカーリースの特徴は、他社サービスでは行っていないような独自のサービスを豊富に設けているところ。例えば、契約完了後には車がそのままもらえたり、車のカスタムもOKとしています。また、走行距離制限が無い点もMOTAカーリースならではのポイントです。

リース期間は5年・7年・11年の中から選択可能で、最長の11年を選べば月々1万円台~車に乗ることができます。また、ボーナス併用払いをすれば月額料金1万円以下で安くリースすることも可能です。

またサイト内には購入とカーリースでどちらが得か月額料金を簡単に比較できる「カーリースAIシミュレーション」もあるので、気になった車が見つかったらまずはシミュレーションを試してみると良いでしょう。

②トヨタの新車に乗れる「KINTO」

総合おすすめ度
サービス名 KINTO ONE
料金 月額14,730円~
サービスの特徴 ・マイカーにかかる費用が全てコミコミで定額
・「初期費用フリープラン」「解約金フリープラン」から選択可能
・申込から契約まで全てWEBで完結

公式サイトで見る

「KINTO ONE」はトヨタの子会社である株式会社KINTOが運営しているカーリースサービスで、個人・法人顧客を対象にトヨタやレクサスのリースに特化しています。

月額のリース料金に含まれているサービス内容が非常に充実している点が大きな特徴です。自動車税や車検代・メンテナンス代など料金もすべて月額料金にコミコミです。

契約プランは2種類あって、頭金なしで安くマイカーライフを始められる「初期費用フリープラン」と、途中解約金が発生しない「解約金フリープラン」があります。双方のプランを比較したとき、カーリースの利用が初めてで月額料金をより安くして車に乗りたいという方であれば、初期費用フリープランの利用がおすすめでしょう。

KINTOのサイトにはシミュレーション機能もあるので、自分が気になった車があったときは気軽にシミュレーションを試して、購入した場合と料金を比較検討することも可能です。

③業界最安料金で車に乗れる「リースナブル」

総合おすすめ度
サービス名 リースナブル
料金 月額6,600円~
サービスの特徴 ・業界最安値月額6,600円~リース可能
・国内6メーカー51車種から選択可能
・リース期間中でも解約OK(実費負担が発生する場合あり)

公式サイトで見る
「リースナブル」は三和サービスが運営するカーリースサービスで、個人・法人ともに契約可能となっています。現在は国内6メーカー(トヨタ・マツダ・日産・ホンダ・ダイハツ・スズキ)51車種の中から選んでリースすることができ、全て新車のみのリースで中古車の取り扱いはありません。

リースナブル最大の特徴は、人気の新車が月額6,600円~の業界最安値でリースできる点。もちろん頭金は不要、車検・自動車税は込みでオプションも完備されています。リース期間は3年・5年(車種によって9年も選択可)で選ぶことができます。

ボーナス払いはあり・なし両方選択可能ですが、月額料金をより安くしたいのであれば、年2回のボーナス加算を選ぶのがおすすめです。

購入とカーリースで月額料金はどちらが得か比較すると、月額6,600円の格安で車に乗れるリースナブルを利用したほうがお得であると言えるでしょう。

車のリースと購入に関するよくある質問

リースと購入に関する質問

最後に、車のリースと購入に関してヤフー知恵袋などの質問サイトに多く寄せられた質問についてもお答えしていきます。カーリースと購入、どちらにするか検討している方はぜひ以下の質問内容も参考にしてみてくださいね。

Q1.料金のシミュレーションは必ずやるべきでしょうか?

はい、もちろんシミュレーションはやったほうが良いです。

頭金や初期費用のかかる車の購入(カーローン)と、頭金ゼロで初期費用のかからないカーリースの料金を事前にシミュレーションしておくことで、毎月の支払いにどれくらいの差があるのか・費用の差を確かめることができます。

後悔のない選択をするには、シミュレーションは必ず試しておくのがおすすめです。

Q2.料金のシミュレーションの際のポイントは?

料金をシミュレーションする際のポイントは以下の3つ。

◎ 1度ではなく、複数回シミュレーションして料金プランを比較する
◎ グレードやオプションなどを変更しながら料金内容を比較する
◎ 1つのカーリース会社だけでなく、別の会社でのシミュレーションしてみる

シュミレーションの良いところは、内容を変更しながら何回でも料金プランを比較して検討できるというところです。車の購入(カーローン)した場合と、カーリースを利用した場合とでは初期費用も違いますし、利用するカーリース会社で契約プランが異なるため、毎月支払う料金も変わります。

ですから購入とカーリースでどちらを選ぶか後悔しないためにも、上記でお伝えしたポイントを押さえて料金シュミレーションを行ってみましょう。

Q3.リースと購入では結局どちらが得か?

カーリースは車を購入する場合と比較して「頭金ゼロで初期費用不要」「毎月定額で定期的な出費(税金や車検等)がない」「手続きは全てWEBで完結」というようにメリットがとても多く、料金プランやオプション内容が充実している点もポイントです。

どちらが得か比較してみたとき、より安く費用を抑えてマイカーライフを始めたいのであれば、購入よりもカーリースを利用するのがおすすめであると言えるでしょう。

まとめ

カーリース 購入 まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今回は、「購入」と「リース」はどちらが得か料金内容を比較しながら、カーリースのメリット・デメリット、料金シュミレーションのポイントなどをお伝えしてきました。

カーリースは頭金なしで初期費用がかからないため、「車を持ちたいけど費用が心配…」という方でも手軽にマイカーライフを始められることができます。料金シュミレーション機能なども活用しながら、ぜひ自分のライフスタイルに合った車や料金プランを見つけてみてくださいね。

ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。