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マイカーローンの金利は安い?おすすめのマイカーローンや金利相場などを徹底比較

マイカーローン 表紙画像

新車の購入で気になる「ローン」。自動車は高額な買い物であり、少しでも費用を抑えたいものです。

数あるローン会社から、どこを選べば良いか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

マイカーローンは、自動車に関する用途に限定された目的別ローンのひとつです。自動車関連のローンはディーラーローンや自社ローンがありますが、マイカーローンはこれらのローンと比較して平均金利相場や利息が安い点が特徴です。

さらに、車の購入にはローンだけでなく車検代や保険代、手数料などさまざまな費用がかかります。ローン以外の支出額も把握しておくことで、余裕を持って返済ができます。

この記事では、マイカーローンの金利の基本や相場、計算方法を比較し解説します。また、三菱UFJ銀行やオリコなどおすすめのマイカーローンをご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 金利が安いおすすめのマイカーローン
  • マイカーローンの特徴
  • マイカーローンの返済以外にかかる費用
  • マイカーローンに向いている人・向いていない人

【先に紹介!カーリースのおすすめサービス比較表】

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国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

目次

金利が安いおすすめのマイカーローンランキングベスト5

ランキング

マイカーローンはディーラーや銀行などの金融機関で契約できますが、どこを選べば良いのでしょうか?

はじめに、金利が安いおすすめのマイカーローンをランキング形式で1位〜5位までご紹介します。

それぞれの金利や審査方法などもご紹介しているので、ぜひ確認しておきましょう。

1位三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン」

金利が安いおすすめのマイカーローンランキング第1位は、三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン」です。

大手銀行では珍しく、来店せずWebのみで契約できるサービスを提供しています。年利平均は変動の1.500%〜2.450%で、住宅ローンも契約している場合はさらにここから利息が引かれます。

契約プランは「ネットDEマイカーローン」と「ネットDEマイカーローン措置タイプ」の2種類があります。返済額を比較すると、金利が安いのは前者のタイプです。借入金額は50万円から1,000万円以内、借入期間は6ヶ月から10年以内の1ヵ月単位で柔軟に選べます。

自動車は新車・中古車問わず最長10年、1,000万円まで借入ができるため、他社からの借り換えもスムーズです。事前審査結果は最短で当日、本審査結果も最短で翌々営業日に回答をもらえます。

2位りそな銀行「りそなマイカーローン」

金利が安いおすすめのマイカーローンランキング第2位は、りそな銀行「りそなマイカーローン」です。

りそな銀行も三菱UFJ銀行と同様に、来店せずWebのみで契約できるサービスを提供しています。年利は変動で1.900%、2.800%、4.475%の3種類があり、審査により決定します。

さらに、りそなで住宅ローンを契約している場合は、審査結果に関わらず1.900%の金利が適用されます。

借入金額は最大1,000万円で、10,000円単位で借りられる点がポイントです。借入期間は最大10年、1年単位で選択できます。

りそなマイカーローンでは、新車・中古車はもちろん、バイク(51cc以上)での利用もでき、他社からの借り換えも可能です。その他にも、自動車の購入費用やオプション費用など幅広い利用方法があります。また、アプリで借入額の確認や自動車税の支払いもできるため便利です。

銀行のマイカーローンはディーラーローンと比較して平均金利の相場が安い点も特徴です。

3位損保ジャパン「ジャパンダ・ネットマイカーローン」

金利が安いおすすめのマイカーローンランキング第3位は、損保ジャパン「ジャパンダ・ネットマイカーローン」です。

年利は、審査によって1.900%〜3.950%の範囲から決定します。環境配慮車(電気自動車・水素自動車等の燃料自動車・ハイブリッド車)の場合は「エコカー割」が適用され、1.40%〜3.45%となります。

さらに、損保ジャパンの金利は保証料込みの固定金利です。利息もなく、長期のローンでも金利変動の心配がない点が特徴です。

損保ジャパンでは現在使用している口座からの引き落としができるため、新しく口座を開設する手間がかかりません。

新車・中古車の購入費用や他社の自動車ローンの借換費用、カーナビなどのオプション費用として利用できます。また、残価設定終了後の買取費用も対象となります。

「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は、1位の三菱UFJ銀行と比較すると金利が高いですが、一般的なディーラーの金利の平均相場よりも安いと言えます。

4位オリコ「オートローン」

金利が安いおすすめのマイカーローンランキング第4位は、オリコ「オートローン」です。

オリコは約30年の実績があり、年間利用件数は150万件以上と自動車ローン業界トップシェアを誇ります。また、提携先が全国で約18万店舗と多くあるため、近くの店舗で気軽に相談できます。オリコでは具体的な金利や利息は公表されていませんが、一般的な銀行ローン相場より安いと言われています。

契約プランは、月々の支払額や期間を自由に変更できる「ニューバジェットローン」、車検やメンテナンスがセットの「オリコオートリース」、据置額を車両価格から差し引き残りを分割払いにする「残価設定型オートローン」、ローンが残っていても乗り換えができる車両・残債セットの「ツインリセットオートローン」の4種類があります。

オリコのオートローンは「返済状況に合わせて柔軟に選びたい」という方におすすめです。

5位ろうきん「カーライフローン」

金利が安いおすすめのマイカーローンランキング第5位は、ろうきん「カーライフローン」です。

ろうきんは、労働組合や生協などの組合員が資金を出し合ってつくられた協同組織の金融機関です。金利は「団体会員の構成員」「生協会員の組合員および同一生計家族」「一般勤労者」と対象者によって異なります。

この中で最も利息が少ないのは「団体会員の構成員」で、変動金利は2.400%、固定金利は2.900%です。「一般勤労者」は年利が平均3%と、他のローン相場と比較して高くなります。

新車の購入費用や他社ローンからの借り換え、諸費用などの資金として利用できます。団体会員の組合員であれば、Web完結で契約も可能です。

ろうきんのカーライフローンは、組合に加入している方におすすめのマイカーローンです。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

マイカーローンの金利は2種類ある

天秤

自動車を購入するにあたって必要な「ローン」。

マイカーローンの金利は以下の2種類があります。

  • 固定金利型
  • 変動金利型

固定金利型は返済期間中の金利が一定で、変動金利型は返済期間中の景気によって金利が変動します。

選ぶ金利型によって利息も変わるため、契約予定のマイカーローンがどちらであるかを確認することが大切です。

それでは詳細を比較して見ていきましょう。

固定金利型

マイカーローンの固定金利型とは、契約時の金利が返済期間中は変わらない型のことです。

新車・中古車問わず、例えば年利2%で契約をした場合は、完済まで変わらず2%となります。金利の相場は景気によって変動しますが、固定金利型であれば利息も変わらずリスクがありません。

返済計画が立てやすいというメリットがある一方で、市場が低金利状態の場合は利息が高くなる可能性もあります。また、変動金利と比較すると平均金利が高めに設定されているデメリットもあります。

「安い金利よりも変わらない金利で安定して返済したい」という場合におすすめです。

変動金利型

マイカーローンの変動金利型とは、契約時の金利が返済期間中の景気によって変動する型のことです。例えば、年利2%で契約をした場合は、返済期間中に3%となったり1.5%となったり変動します。

ローンの利率は半年ごとに見直しが行われており、返済期間中であっても利息が変動する点が特徴です。相場が低金利状態であれば利息も低くなりますが、逆に相場が上がると利息が高くなるリスクがあります。また、契約時に総支払額を算出する正確な計算方法がないため注意が必要です。

変動金利型は、固定金利型と比較してローン開始時の金利設定が安いことが多くあります。

相場を把握しやすい短期のローンや、金利の変動に対応できる余裕がある場合におすすめです。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

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マイカーローンの金利相場

パソコンとクレジットカード

マイカーローンの金利相場は1〜2%と言われています。中には3%以上の金利もありますが、金利が高い分、柔軟なサービスが特徴です。

自動車の購入時に金利の平均相場を知っておくと、様々なサービスを比較できるため納得して契約できます。

また、マイカーローンの契約には保証料や手数料も必要な場合があるため、事前に把握しておくことをおすすめします。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

金利

マイカーローンの金利相場は、平均1〜2%と言われています。中には年利3%・4%と高く設定されていることもあり、ローン会社によって設定金利に差があります。また、1%〜4%と幅がある場合の金利の計算方法は、審査結果で決められます。

最低金利が低い場合でも、審査結果によって必ずしも安い利息で契約できるとは限らないため注意が必要です。新車を購入してローンを組む際には、最高金利も確認しておきましょう。

金利が他のローン会社と比較して高い場合は、返済金額や期間を選べたり、一時的に返済をストップしたり、柔軟に選べるプランが目立ちます。

利息や利子が安いことも重要ですが、自身のライフスタイルに合ったローン会社を選ぶことも大切です。

借入期間

マイカーローンの借入期間によっても金利の平均相場は変わってきます。

借入期間を長期に設定すると、毎月の返済額は安くなりますがその分利息が増えていきます。一方で、短期間であれば利息を抑えられる点が特徴です。借入期間はローン会社によって異なりますが、その多くは6ヶ月から10年以内に設定されています。また、1ヶ月単位で設定できるローンもあります。

総返済額が安いのは短期間の借入ですが、安さだけで選んでしまうと毎月の返済が高額となるため注意が必要です。

自動車を所有する年数や利息・利子などを比較して、無理なく返済できる期間を設定することが大切です。

借入可能額

マイカーローンの借入可能額の平均相場は、最大1,000万円に設定されていることがほとんどです。

最低借入可能額の設定は、20万円からであったり、50万円からであったりローン会社によって異なります。ろうきんでは1万円からと、他のローン会社と比較して低い設定が特徴です。

また新車の購入時に住宅ローンなどをすでに契約している場合には、金利や利息が安くなるケースがあります。詳しい計算方法は提示されていませんが、例えば三菱UFJ銀行であれば住宅ローン利用中であれば年利0.2%割引となります。

現在自動車以外の借入がある場合は、利用条件を確認しておくと安心です。

返済方式

マイカーローン(自動車ローン)の返済方式は、以下の2種類があります。

  • 元利均等返済
  • 元金均等返済

返済方法によって金利の相場が異なるため、比較して見ていきましょう。

元利均等返済

マイカーローンの元利均等返済では、毎月同じ金額で返済していきます。相場の返済額の計算方法は、元金と金利による利息を足した金額です。

元金均等返済と比較して、ローン返済開始時の返済額が安い点が特徴です。毎月の返済額が一定なので、返済計画が立てやすくなります。

一方で、同じ借入期間の場合は借入金残高が減るスピードが遅いため、利子もその分増えていきます。平均的に元金均等返済より返済額が多くなる点がデメリットです。

元利均等返済は、自動車購入時の初期費用を抑えたい方におすすめです。

元金均等返済

マイカーローンの元金均等返済は、毎月の元金が同じで利息だけが変動します。相場の返済額の計算方法は、元金と金利による利息を足した金額です。

元利均等返済と比較して元金の減るスピードが速く、同じ借入期間の場合は平均的に総返済額が安い点がメリットです。

しかし、その分ローン返済開始時の返済額の利息・利子が高くなります。安い総返済額でも返済開始時の負担が大きくなる可能性もあるため注意が必要です。

元金均等返済は、自動車購入時の収入に余裕があり総返済額を抑えたい方におすすめです。

審査期間

マイカーローンの平均審査期間は、数日から1週間程度と言われています。ディーラーローンや自社ローンでは即日審査を行うケースが多いため、時間がかかる点がデメリットです。

しかし、近年ではマイカーローンもWebから契約できるようになり、最短即日で審査結果が分かるようになりました。

マイカーローンは他のローンと比較して金利相場が低く利息や利子も安いので、新車購入のような高額なローンに適しています。

ローン会社によっては即日審査に対応していない場合もあるので、時間に余裕を持って申し込むと良いでしょう。

保証人

保証人は、自動車ローンの契約者が返済できなくなった際に代理で返済をしなければいけません。しかし、マイカーローンでは保険会社を利用しているため、保証人を不要としている場合がほとんどです。

保証人が必要なケースは、新車の申し込み時に契約者が未成年であったり、収入が少なく不安定であったり、金利に対する利息・利子の返済に関して不安があると判断された場合です。

また、過去に支払いの遅延歴がある場合、保証人を立てないと審査に通過しないケースもあります。

マイカーローンの審査は、他のディーラーローンと比較して厳しい点もあります。

保証料・手数料

保証料は、保証人を立てない代わりに保証会社に支払う費用のことです。マイカーローンでは、保証料は金利から支払うため不要なケースが多いですが、中には「保証料別」となっていることもあります。

保証料の平均相場は、借入額の1%〜2%と言われています。今回ご紹介したローン会社の中でオリコは公表されていませんでしたが、三菱UFJ銀行、りそな銀行、損保ジャパン、ろうきんでは保証料は金利に含まれているためかかりません。

また、保証料の他にも自動車ローンはさまざまな手数料がかかります。契約に関する事務手数料は、ローン会社によって異なりますが5,000円前後です。返済額を変更する「繰上返済」では、返済を前倒しして年利の利息を減らせますが、手数料が設定されていることがあります。

マイカーローンと他ローンの特徴を比較

チェック欄

金利相場が平均よりも安いマイカーローンですが、他の自動車ローンとの違いはどこにあるのでしょうか?

マイカーローンの金利相場は1%〜2%、高くても4%ほどです。一方でディーラーローンは4%〜8%と高くなりますが、購入時に契約できるため手間がかかりません。

自社ローンは販売店が提供しており、最も審査に通過しやすい点が特徴です。

それぞれの特徴を比較して、どのローンがご自身に適しているか確認してみてください。

マイカーローン

マイカーローンは、自動車やバイクの購入など、用途を限定した「目的別ローン」のひとつです。三菱UFJ銀行やろうきん、オリコなどの銀行やローン会社などの金融機関から、低金利で融資を受けられる点が特徴です。

借り入れた資金で新車・中古車を購入し、借入額の金利に対する利息を上乗せして分割で返済します。

マイカーローンの金利相場は平均1%〜2%、高い場合でも4%と、他ローンと比較して安い点がメリットです。

一方で、金利が安い分、審査が厳しい傾向があります。マイカーローンの審査は、契約者の年収や勤続年数、雇用形態の他、信用情報などもチェックされます。以前は数日から1週間ほど審査期間がありましたが、近年では、多くのマイカーローンはWebから即日審査を受けられるようになっています。

ディーラーローン

ディーラーローンは、ディーラーが提携している信販会社などから購入資金を借り入れるローンのことです。トヨタの「トヨタファイナンス」や日産の「日産フィナンシャルサービス」などが挙げられます。

自動車の購入と同時に申込みができるため、手間がかからない点がメリットです。また、審査結果も最短即日で分かります。一方で、年利や利息が高いというデメリットもあります。

金利相場が平均1%〜2%と安いマイカーローンと比較して、ディーラーローンの金利相場は平均4%〜8%と高く設定されています。

しかし金利が高い分、審査に通過しやすい傾向があります。購入からローン契約までの手続きがスムーズなので、忙しく時間が無い方におすすめです。

自社ローン

自社ローンとは、厳密に言うとローンではなく支払方法の一種です。自動車の購入代金を販売店に立て替えてもらう方法で、分割で返済していく仕組みです。マイカーローンと違い、金利という概念がないため、利息もかかりません。

金融商品ではないためローンの審査もなく、販売店の基準をクリアしていれば利用できます。今回ご紹介しているローンの中で、自社ローンは最も審査に通りやすいと言えます。

ただし、一般的には金利がかからない代わりに金利相当分の手数料や保証料が上乗せされています。平均相場は車両本体価格の10%〜20%ほどです。

自社ローンは「金利がなく安い」というイメージが強いですが、他のローンと比較して総返済額が高くなる可能性もあるため比較することをおすすめします。

マイカーローンの返済以外にかかる費用は?

車両

マイカーローンには、返済以外にも以下のような費用がかかります。

  • 自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料
  • その他諸費用
  • 任意保険代
  • 車検代
  • 消耗品の交換費用
  • 駐車場代

これらの費用は、マイカーローンの返済とは異なるタイミングで支払いが必要です。

それぞれの支払い時期を把握しておくことで、無理なく計画的な返済ができます。

金利の他にも税金や保険料の平均相場を解説するため、比較して見ていきましょう。

自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)

自動車税(種別割)、軽自動車税(種別割)は、都道府県が課税し毎年4月1日現在の所有者が支払う税金です。

軽自動車の金利は一律10,800円ですが、普通自動車は排気量によって異なります。

  • 1,000㏄以下……25,000円
  • 1,000㏄超~1,500cc以下……30,500円
  • 1,500㏄超~2,000㏄以下……36,000円

2,000cc以上の場合の計算方法は、500ccごとに平均7,000円税額が上がり、最高で6,000cc以上の110,000円が設定されています。また、営業車は自家用車と比較して相場が安い点が特徴です。

毎年4月〜5月には、マイカーローンの返済の他に自動車税・軽自動車税がかかります。

自動車重量税

自動車重量税は、自動車の平均重量に対して課税される税金のことです。

新車・中古車の購入時にマイカーローンを組み、そのタイミングで初回の支払いが発生します。以降は、毎回の車検時に車検代と合わせて次回の車検までの年数分を支払います。金利は車種や登録年数重量に応じて変動する点が特徴です。

自動車重量税の計算方法は、軽自動車の場合は一律で3,300円ですが、普通乗用車の場合は車両重量によって相場が変わります。車両重量が0.5tごとに年間4,100円かかってきます。

また、新車の登録から13年以上経過すると税額が上がる点も特徴です。軽自動車は4,100円、普通乗用車は5,700円となります。さらに、18年目以降は軽自動車は4,400円、普通乗用車は6,300円です。

マイカーローンの金利や利息の他に、自動車重量税は車の購入時と購入から3年後、2年後にかかってきます。

自賠責保険料

自賠責保険料とは「強制保険」といわれる法律で加入が義務付けられている保険です。新車・中古車問わず、自動車の購入時に必ず加入しなければいけません。

自賠責保険は、自動車事故の被害者を救済する保険で、対人事故の賠償損害が補償範囲となります。保険料の支払いは、購入時と車検時です。マイカーローンや自動車重量税と支払いのタイミングが重なるため、購入予定の車両の平均相場や金利、利息の金額を事前に確認しておくと計画的な支払いができるため安心です。

12ヶ月の保険料は、自家用車(普通乗用車)は12,770円、軽自動車は12,550円です。自動車重量税と同様、軽自動車は普通乗用車と比較して保険料も安い点が特徴です。

その他諸費用

マイカーローンには、税金や保険料の他にもさまざまな諸費用がかかります。

新車・中古車問わず、自動車の購入時にはディーラーや販売店が作業を代行してくれます。車庫証明の発行であったり、検査登録であったり、このような代行作業には手数料が発生します。

その他にも、マイカーローンの金利や利息を減らすために前倒しで返済する場合にも、手数料がかかります。この繰上返済の手数料はローン会社によって異なるため、比較して平均的な金額であるか確かめておくことをおすすめします。

自動車の購入時には、あらゆる場面で諸費用が発生することも想定しておくとトラブルも少ないでしょう。

任意保険代

任意保険は、名前の通り任意で加入する保険です。加入の義務はありませんが、自賠責保険で補償できない範囲をカバーしてくれるため多くの方が加入しています。

任意保険代は、年代が上がるにつれ保険料が下がる点が特徴です。

年代別月々の平均相場は、20代は4,000円台、30代は3,000円台、40代〜60代は2,000円台です。さらに、車両保険もプラスすると約2,000円ほど上乗せされます。

保険料を抑えるために任意保険に加入しない方もいらっしゃるかも知れませんが、自動車事故のリスクは完全には避けられません。

自動車にかかる費用を抑えたい場合は、さまざまなローン会社を比較して金利や利息の安いマイカーローンを選ぶことがおすすめです。

車検代

自動車の車検は、新車登録から3年目に初回点検を行います。それ以降は車の年数に関わらず2年ごとに車検を受ける必要があります。

車検代には自動車の基本点検技術料や整備技術料、手数料などの費用が含まれており、車検を受ける店舗によって平均相場が異なる点が特徴です。

車検は様々な場所で受けられますが、相場は法定費用のように一定ではありません。ディーラーでは、点検整備項目数の多さが特徴で交換部品なども純正部品を中心に使用します。整備の品質にこだわっているため、車検代が高い傾向です。

一方で、車検専門店やガソリンスタンドではディーラーと比較して平均相場が安いという特徴があります。

金利や利息が安いマイカーローンを選ぶことで、2年ごとにかかる車検代の負担を減らせます。

消耗品の交換費用

自動車の消耗品は、バッテリーやエンジン・ブレーキオイル、ラジエーター液やエアクリーナーなど多くの種類があります。バッテリーは平均5年〜7年、各種オイルは平均走行距離3,000km〜5,000kmごとに交換を推奨されています。

その他の消耗品も、使用頻度によって交換時期が変わりますが、定期的なメンテナンスが必要です。

交換費用は、メンテナンスを行う業者や部品の品質によって相場が異なるため、いくつか比較して安い業者を探すことをおすすめします。

マイカーローンの返済中も、予期せぬタイミングで消耗品の交換費用がかかる可能性があります。

ガソリン代

ガソリン代は、自動車に乗る限り永続的に必要となる費用です。走行距離や使用頻度によって料金が異なりますが、コンスタントに車に乗る場合は月額10,000円ほどかかります。

マイカーローンの金利を安く抑えられても、燃費の悪い車種を選んでしまうと毎月のガソリン代が高額になってしまいます。

2022年9月時点のレギュラーガソリンの平均相場は、1リットルあたり169円と上昇傾向です。ガソリン代を抑えるためには燃費性能の良い車種を選ぶことをおすすめします。

また、軽自動車やコンパクトカーは排気量も少なく、ガソリン代も抑えられるでしょう。マイカーローンを組む際は毎月のガソリン代も考慮して選ぶことも大切です。

駐車場代

自宅に駐車スペースがある場合は駐車場代はかかりませんが、駐車スペースがない場合は駐車場を別途契約する必要があります。

駐車場代は地域や住宅物件によって異なりますが、全国の駐車場の平均相場は月額5,000円〜10,000円程度です。地方と比較して都心や駅近になるにつれてさらに料金が高くなります。

また、月極駐車場はタイミングによって空いていないことも少なくありません。自宅から遠い場所しか空いていない場合は、移動に負担がかかります。

新車を購入する前には、事前の駐車スペースの確保をおすすめします。

マイカーローンの審査が厳しい方はカーリースも選択肢に!

車内

自動車の購入でマイカーローンを検討していても「審査が厳しくローンを組むのが難しい」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そのような場合には、車を月額一定の料金で持てる「カーリース」を選択肢に入れても良いかもしれません。

カーリースには金利がなく初期費用もかからないうえ、新車に安く乗れるメリットがあります。

それぞれマイカーローンと比較して詳しく解説します。

また、おすすめのカーリースもご紹介するので是非参考にしてみてください。

マイカーローンと違い初期費用がかからない

カーリースは、リース会社から自動車を長期間借りて利用料を支払うサービスです。

マイカーローンの場合は契約時にまとまった費用を支払いますが、カーリースは毎月一定の料金を支払うため、初期費用がかかりません。毎月のリース料金には、車両本体価格や保険料、手数料などが含まれています。

また、マイカーローンと比較してカーリースには金利や利息という概念がないため、支払いの計算方法が分かりやすい点も特徴です。

カーリースの平均相場はリース会社や契約年数、車種によって異なりますが、新車に10,000円代からの安い料金で乗れるプランもあります。

マイカーローンと比較して新車に安い金額で乗れる

カーリースでは、マイカーローンと比較して新車や人気の車種に安い金額で乗れる点がメリットです。カーリースには金利や利息がかからないため、長期間乗れば乗るほど平均月額料金が安くなります。

一方で、マイカーローンは借入年数が長くなるほど利息も増えます。

金銭面などで新車を購入するには厳しい場合も、カーリースであれば、負担をかけずに乗ることができます。

カーリースは、新車はもちろん中古車も選べるため「なるべく安く自動車に乗りたい」という方にもおすすめです。

おすすめのカーリース

マイカーローンより安い料金で新車に乗れるカーリースですが、どのリース会社が良いか迷ってしまいますよね。

今回は新車におすすめのマイカーリースを2つのサービスをご紹介します。

  • KINTO
  • リースナブル

KINTOは新車のトヨタ車に安く乗れる点が特徴です。リースナブルでは、途中解約や自動車の乗り換えに柔軟に対応しています。

それぞれの違いを比較してみていきましょう。

KINTO

KINTOは、株式会社KINTOが運営するカーリースサービスです。

契約期間は3年、5年、7年の3種類です。KINTOはトヨタ車を専門に扱っており、車両は新車・中古車から選べます。

ヴォクシーやレクサスなど、トヨタの人気車種を安い料金でリースできる点が特徴です。

KINTOは、他のカーリースよりも料金の平均相場が高い傾向があります。マイカーリースと比較すると、リースプランによっては購入する方が安くなる場合もあります。

新車のトヨタ車に安く乗りたい方は、一度検討していただきたいサービスです。

公式サイトを見る

リースナブル

リースナブルは、株式会社三和サービスが展開するカーリースサービスです。

リース契約期間は、3年と5年の2種類から選ぶことができます。車両は新車のみ、中古車の取り扱いはありません。

リースナブルの最大の特徴は、リース期間中の解約や自動車の乗り換えも可能な点です。そのため、今まで解約の不安がありカーリースを利用できなかった方でも安心して利用できます。

一方で、リースナブルでは選べる車種が他のカーリースと比較して少ないというデメリットがあります。しかし、他のカーリースよりも月額料金が安い傾向にあるため、車種にこだわりがなく低料金で車を利用したい方におすすめです。

このように、マイカーローンのような年利や利息がかからないカーリースは、支払い料金が平均的に安いことが特徴です。

公式サイトを見る

マイカーローンに関するよくある質問

FAQ

最後に、マイカーローンに関するよくある質問をご紹介します。

今回ご紹介するのは以下の3点です。

  1. マイカーローンに向いている人は?
  2. マイカーローンに向いていない人は?
  3. マイカーローンの金利はどうやって決まる?

自動車購入時に契約するマイカーローンですが、契約する人によって向き不向きがあります。また、金利が決定する条件にも個人差があります。

それぞれ見ていきましょう。

Q1.マイカーローンに向いてる人は?

ディーラーローンや自社ローンなど自動車に関するローンと比較して、マイカーローンは最も金利や利息が安い点が特徴です。そのため、車両料金以外の費用を少しでも抑えて車を購入したい人におすすめのローンです。

また、金利が安い分審査が厳しいと言われているため、収入が安定している人に向いています。

Q2.マイカーローンに向いていない人は?

マイカーローンは金利や利息が安い点が魅力ですが、他のローンと比較して審査が厳しいデメリットもあります。そのため、審査内容に不安がある人はマイカーローンに向いていないといえます。

しかし、連帯保証人をつけることで審査に通過できる可能性もあるため、不安な人はローン会社に契約条件を確認することをおすすめします。

また、ディーラーローンや自社ローンは自動車購入時にまとめて申込みができますが、マイカーローンは自動車の購入とは別で申込みが必要です。「購入と別での手続きが面倒」「時間と手間をかけたくない」という人には不向きかもしれません。

Q3.マイカーローンの金利はどうやって決まる?

マイカーローンの金利や利息はローン会社によって設定されています。

平均相場は1%〜2%と安い点が特徴ですが、3%〜4%以上の高い金利もあります。そして、その設定されている金利の範囲内から審査によって詳細な金利が決まります。

最低金利だけを見ていると、審査結果によっては想定以上の金利となってしまう可能性があるため注意が必要です。

審査を受けるまで金利は確定しないため、自動車の購入時には最大金利であった場合まで想定しておくと安心できます。

まとめ

電卓と紙幣

マイカーローンについて解説しましたが、いかがでしたか?

マイカーローンはディーラーローンや自社ローンと比較して金利や利息が低い点が特徴です。一方で、他のローンよりも審査が厳しいというデメリットもあります。

もし「マイカーローンの審査が難しい」という場合には、月額の安い料金で車を持てるカーリースを選択肢に入れても良いかもしれません。

自動車の購入には、車両代金のほか車検代や保険代、メンテナンス代など様々な費用がかかります。金利の安いマイカーローンを活用することで、支出の負担を減らすことができます。

ぜひご自身にぴったりなマイカーローンを見つけてみてください。

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水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。