年が変わると引越しをする方が増えて、それに伴い引越し祝いを渡す方がいると思います。
そんな中、引越し祝いのマナーを知らないので困っている方がいるでしょう。
この記事では、引越し祝いのマナー、プレゼントの相場やおすすめのプレゼントを詳しく紹介していきます。
引越し祝いに困っている方は、この記事を読んで参考にしてみてください。
- 新居祝いと引越し祝いの違い
- 引越し祝いのマナー
- 引越し祝いの相場
- 引越し祝いにおすすめのプレゼント5選
- 引越し祝いに関するよくある質問
目次
そもそも新築祝いと引越し祝いは違う?
まず初めに「そもそも新築祝いと引越し祝いは違うか」という点を紹介していきます。
- 新築祝い
- 引越祝い
引越し祝いと新築祝いについてはっきりとわからない方もいるでしょう。
また、引越し祝いプレゼントと調べても、中には新築祝い用のプレゼントを紹介している記事もありますので、注意が必要です。
新築祝い
まず「新地祝い」を渡す際は、新しく家を建てたり新しいマンションを購入したりする際の祝い事です。
文字通りなので、そんなのわかっていると思っていても、意外と間違えてしまうことがありますので注意しましょう。
また、新築祝いのプレゼントは引越し祝いとあまり変わりませんが、新築祝いの方が良いものをあげるのがマナーです。
引越祝い
引越し祝いは、中古の一戸建ての家を購入したり中古の家を購入したりする際の祝い事です。
他にも、新社会人なので新しい拠点に引越しをした際なども「引越し祝い」に該当します。
新築祝いと少し似ているようで、微妙に違うので注意が必要でしょう。
また、必ず送る必要はありませんが、最近ではお祝い事にプレゼントを贈るという風習があるので、気になる方はマナーなども知っておくべきと言えます。
引越し祝いのマナー
「引越し祝い」と「新築祝い」の違いを理解したところで、「引越し祝いのマナー」についても知っておくと良いでしょう。
祝いごとに贈る際には、きちんとしたマナーを知っておくだけでカッコイイと思われますし、常識人だと判断されます。
事細かなことではありますが、事前に知って恥をかかないようにすると良いです。
- 引越し祝いを贈るタイミングは入居してから1〜2ヶ月後
- のしは蝶結びの水引を選ぶ
- 避けた方が良いプレゼントを知っておく
- 新居祝いと引越し祝いの区別に注意する
この4つの点を詳しく解説していきます。
引越し祝いを贈るタイミングは入居してから1〜2ヶ月後
まず初めにマナーとして挙げるのが「引越し祝いを贈るタイミングは入居してから1〜2ヶ月後」ということです。
すぐにプレゼントを用意する方もいるかもしれませんが、渡される側は入居したてということもあり、入居後すぐは好まれません。
若い方であれば友人に贈る際は、すぐに渡しても喜ばれるかもしれませんが、ご年配の方などは喜ばれにくいです。
ですので、マナーとして贈る際は入居してから時間が経ってからと言えます。
のしは蝶結びの水引を選ぶ
次にマナーとして挙げるのが「のしは蝶結びの水引きを選ぶ」ということです。
のしについて特に若者は知らない方が多く、意味を知っているという方はもっと少ない印象です。
のしは様々な種類があり、中古の家を購入したのであれば4つの「御引越御祝」「御新居御祝」「御転居御祝」「御祝」どれかを使います。
また、昇進といった良いことの引っ越しの場合は「御栄転御祝」を使い、移転などの場合は「御移転御祝」書きます。
どちらも少し複雑ではありますが、きちんとしたマナーですのでしっかり把握しておきましょう。
避けた方が良いプレゼントを知っておく
3つめにマナーとして挙げるのが「避けた方が良いプレゼントを知っておく」ということです。
こちらを知らなければ、相手に不快な思いにさせてしまいますし、常識を知らない方と思われてしまいます。
必ず事前に知っておくと良いでしょう。
避けた方が良いプレゼントは、壁にかけるもの、火を扱うもの、マットなどの踏みつけるという意味を連想するもの。
このようなものが挙げられますので、プレゼントを選ぶ際は注意しましょう。
新居祝いと引越し祝いの区別に注意する
最後にマナーとしてあげるのが「新居祝いと引越し祝いの区別に注意する」ということです。
新居祝いと引越し祝いは上記で説明した通りなので、詳しいことはそちらで確認しましょう。
マナーなので、間違えてしまうと相手に不快な思いを与えてしまうかもしれません。
こちらの2つは十分注意してください。
引越し祝いの相場
プレゼントを渡したいけど、高すぎると相手が困ってしまうかもしれないですし、逆に安いと少し恥ずかしいと思うでしょう。
そんな方のために「引越し祝いの相場」を紹介していきます。
こちらを知っておくと、いざ何か渡そうと思う際は助かると思うはずです。
今すぐに渡さなくても、こちらを読んで知っておきましょう。
また、相手によって相場も変わってくるので、渡す相手の相場も知っておくと恥をかかないで済みます。
- 友人への引越し祝い
- 会社の同僚への引越し祝い
- 親から子への引越し祝い
この3つを解説していきます。
友人への引越し祝い
一番引越し祝いとして渡すのが「友人への引越し祝い」でしょう。
友人への引越し祝いの相場の金額は、3000円〜10000円の間です。
友人なので、あまり高すぎると相手を困らせてしまいますので、これくらいのものも送りましょう。
また、おすすめのプレゼントは日用品などが友人間だと好まれる傾向があります。
ずっと残るものより、消耗品のようなものが好ましいと言えるでしょう。
会社の同僚への引越し祝い
次に引越し祝いとして渡すのが「会社の同僚への引越し祝い」でしょう。
こちらの相場も3000円〜10000円の間と言えます。
会社の同僚に見栄を張りたい方は、30000円のものを渡す方もいます。
相場に沿って渡す方が無難と言えるでしょう。
また、おすすめのプレゼントは商品カタログギフトやギフトカードです。
会社の方に渡すのであれば、このようなプレゼントが無難と言えます。
親から子への引越し祝い
最後に引越し祝いとして渡す相手は「親から子への引越し祝い」です。
親だと気持ちで金額を渡すので、人によって高かったり、または少なかったりします。
相場としては3万円〜10万円くらいが挙げられるでしょう。
親から子へは、最初にお金を渡してそのあとに仕送りとして様々なものを贈るのが主流です。
引越し祝いの金額は、子供の成長具合によって変わりますので、渡したい金額を渡すのが良いでしょう。
引越し祝いにおすすめのプレゼント5選
引越し祝いの相場を知ったところで、おすすめのプレゼントが分かればもっと楽と思う方がいるでしょう。
そのような方や、おすすめのプレゼントを知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめのプレゼントを紹介しますが、友人間や同僚の仲であれば相手が喜びそうなものを渡すのが一番です。
- カタログギフト・商品券
- グルメ・お酒
- 観葉植物
- 食器
- 日用品・消耗品
この5つを紹介していきます。
カタログギフト・商品券
おすすめと言えるプレゼントの1つは「カタログギフトや商品券」です。
おすすめの理由としては、相手の好きや嫌いがわからない場合にとても便利です。
また、相手が欲しいものが好きなタイミングに得ることができるのが、大きなメリットでしょう。
あまり仲が良くない同僚などに渡す際は、こちらが一番無難だと言えます。
グルメ・お酒
2つ目におすすめと言えるプレゼントは「グルメ・お酒」です。
こちらは、大学生が引越し祝いによく渡していることが多いと言えます。
かなり仲の良い友達同士で、グルメやお酒を一緒に食べて飲んで祝う。
といったことが大学生や新社会人で多いでしょう。
一概には言えませんが、高級なお酒などを贈る方などもいるので相手が好きなものを渡すのが一番良いでしょう。
観葉植物
3つ目におすすめと言えるプレゼントは「観葉植物」です。
こちらをプレゼントするのであれば、先輩の引越しの際がおすすめです。
あまり大きすぎると引越し先の家に邪魔になるので、ある程度の飾れる観葉植物が良いでしょう。
また、万人受けなのであまり仲良くない方などに贈るもの良いと言えます。
食器
4つ目におすすめと言えるプレゼントは「食器」です。
こちらは、新婚などの方の引越しなどに渡されるケースが多いと言えます。
食器はいくつあっても相手に喜ばれますし、あまり派手なものでなければおしゃれな方と思われるでしょう。
また、食器を渡す際は相手の好みなどを知っていると良いですが、知らないで渡すと相手の邪魔になってしまうので気をつけると良いです。
日用品・消耗品
最後におすすめと言えるプレゼントは「日用品・消耗品」です。
あまり仲良くない方の引越し祝いなどで渡される場合が多いと言えます。
誰に渡しても喜ばれるので、渡すプレゼントに困った際は日用品・消耗品を渡すと良いでしょう。
また、こちらを渡しておけば相手も必ず喜んでくれるので、気持ち程度で渡すと考えて良いです。
引越し祝いに関するよくある質問
引越し祝いを渡す時は、どのようなプレゼントを渡すのが良いかであったり、どんなマナーがあるのか知りたかったりするでしょう。
他の方も同じ思いをしているので、安心して良いです。
これから「引越し祝いに関するよくある質問」で多かったものを紹介していきます。
同じような思いをされている方もいるので、参考にしてみてください。
- のしの書き方は?
- 新居祝いへのお返しのマナーは?
- 子供がいる家庭への引越し祝いのおすすめは?
では、多く挙げられている3つの質問について紹介していきます。
のしの書き方は?
まず多かった質問で「のしの書き方は」というものです。
のしの書き方は、渡すプレゼントの品物を買った店舗で対応してもらうのがほとんどです。
ですので、あまり書き方を考える必要はありません。
万が一、手書きの場合は「のしの上段にご挨拶」を書き「のしの下段に苗字」を書くのが基本です。
今ではあまりされていませんが「心ばかり」というものを書いている方もいます。
最近は「ご挨拶」と書くのが無難といえるでしょう。
新居祝いへのお返しのマナーは?
次に多い質問が「新居祝いへのお返しのマナーは」というものです。
マナーとして一番大事なのが「いただいたものに対して3分の1の金額のものを渡す」ことでしょう。
お返しに高いものを渡してしまうと、相手に驚かせてしまいます。
逆に安すぎるものを渡してしまうと、相手はあまり良い気持ちにならないでしょう。
ですので、金額にだけは注意が必要です。
子供がいる家庭への引越し祝いのおすすめは?
最後に多かった質問が「子供がいる家庭への引越し祝いのおすすめは」というものです。
子供ができたので引越しをされる方が多いので、同じような質問が挙げられます。
子供がいる家庭への引越し祝いのおすすめは「日用品や消耗品」でしょう。
子供が大きくなったり、子供が増えたので引越しをされる方だったり様々ですが、日用品や消耗品が良いという意見が多いです。
今すぐには使わなくても、子供がいると生活する上で必要になるものは余計に欲しくなります。
そのような方が多いので、日用品や消耗品を渡すと良いでしょう。
まとめ:引越し祝いはマナーを理解してから送ろう
このように、引越し祝いのマナーや相場を解説していきましたが、やはり引越し祝いはマナーを理解してから送りましょう。
相手に嫌悪感を抱かせないためにも、ご自身が恥をかかないためにも必ずこの記事を読んで知っておくと良いです。
若い方はあまり気にされない方も多いですが、年齢が高くなるにつれて気にされる方が多くなっていきます。
普段生活をしていてあまり知ることができないマナーですが、これから引越し祝いを渡そうとしている方は気をつけておくと良いでしょう。