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SellCa(セルカ)の評判・口コミは?会社概要やメリット・デメリットを徹底解説

「車を高く売りたいけど、一括査定以外に評判のいい売り方はないかな?」

「中古車オークションってどんなサービスだろう?」

中古車を売却する方法はたくさんありますが、今評判のSellCa(セルカ)で中古車オークションにかけてみませんか? 日本全国6,000社ものバイヤーが参加するSellCa(セルカ)には、高額買取の実績が多数。また、SellCa(セルカ)はサービスの利用開始から終わりまで、ほかの業者とやり取りがありません。一括査定のように大量の電話は嫌という人にもおすすめのサービスです。

しかし、SellCa(セルカ)の評判どころか、中古車オークションについてご存知ない人も多いのではないでしょうか? そこで今回は、SellCa(セルカ)のサービス内容や評判、中古車オークションで売却する流れについて解説します。

この記事でわかること
  1. SellCa(セルカ)の評判や口コミ
  2. SellCa(セルカ)の特徴とメリット・デメリット
  3. SellCa(セルカ)で高く売るポイント
  4. SellCa(セルカ)を利用して車を売却する流れ
  5. SellCa(セルカ)に関するよくある質問と回答

【先に紹介!車買取のおすすめサービス比較表】

サービス名 総合評価 特徴
カーネクスト

電話1で買取契約が完結。どんな車でも0円以上の高価買取を実現。

ガリバー

中古車買取台数No.1の実績。全国約460店舗のネットワークと独自の査定システムで高価買取を実現。

カーセブン

全国160店舗を展開するフランチャイズチェーン。契約後減額がなく、キャンセルも可能

※更新時期によって詳細数値が異なる場合があります。

近年、査定額と買取額が大幅に異なるなど、悪質な車買取業者も増えています。適正な相場で買取してもらうためにも、複数業者に査定額をもらってしっかり検討しましょう。

申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れる、”MOTA無料一括査定”を使えば、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみです。そのため従来の一括査定のように業者からの電話ラッシュもありません。また、上位3社が再度買取額を競り合うため、最高額での売却が期待できます。

目次

SellCa(セルカ)の評判・口コミは?

SellCa(セルカ)_口コミのイメージSellCa(セルカ)の評判や口コミを調査し、良い点と悪い点をまとめました。

第3者の目線でサービスを評価している口コミは、比較サイトの情報よりも公平です。ECサイトで欲しいものを探すときにも、口コミの情報を大切にしている人は多いのではないでしょうか? 一方で、評価基準は人によって異なるため、口コミの中身までしっかりと読んで比較しないと本当の姿は見えてきません。良い点と悪い点の両面から、SellCa(セルカ)の実像を探っていきましょう。

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SellCa(セルカ)の良い評判・口コミは?

良い評判・口コミまとめ
  1. 大手買取店よりも高く売れた
  2. 状態が悪い車でも買取より高値で売れた
  3. 問い合わせ対応が丁寧で、気持ちのいいやり取りができた
  4. 1対1のやり取りで、ストレスなく利用できた

まず、良い評判や口コミを確認していきましょう。

大手買取店よりも高く売れた

日産が販売するミニバンである、セレナ・ハイウェイスターの売却実績に関する口コミです。他社の査定では225万円でしたが、239.5万円で落札されました。SellCa(セルカ)は中古車の売買に関わる中間業者をスキップしているため、買い手にとっても手数料が安いという強みがあります。売り手にとっても手数料のぶんだけ高く売れるので、みんなに優しいサービスです。

状態が悪い車でも買取より高値で売れた

23年落ち、185.000㌔弱のプロシード マービーというコア車なんで
大手買取店2社では5と10でしたが、
此方では、20弱で買い取って頂き、大変満足しています。
取り敢えず、大手で見積ってもらい、その金額を最落価格とすれば、良い結果が見られるかも知れません。(引用元:https://g.co/kgs/RTRN8B)

マツダが1990年代に発売していたSUVである、プロシードマービーの売却実績に関する口コミです。年式も古く、走行距離も10万キロを大きく超えた状態ですが、こちらも買取会社の査定額よりも10万近く高く売却できています。口コミにもあるとおり、事前に買取業者に査定をしてもらい、査定額を入札額が超えた場合だけ売ることも可能です。

問い合わせ対応が丁寧で、気持ちのいいやり取りができた

一括査定に出しましたがほぼ0円、廃車と言われていた車ですが売却価格のほぼ倍ほどの値段がつきとてもよかったです!わからないことがあって電話で問い合わせた際も丁寧に教えて下さり、気持ちのいいやり取りが出来ました。(引用元:https://g.co/kgs/gVqbbg)

車種は不明ですが、買取価格がつかないような状態が悪い車に関する口コミです。ほかの口コミと同じように、買取サービスよりも高く売れたことがわかります。また、中古車オークションに馴染みがなくても、SellCa(セルカ)のサポートが手厚く、安心して利用できることがわかりますね。

1対1のやり取りで、ストレスなく利用できた

以前、一括査定のシステムで売却したことがあったのですが、何社からもの電話に少々うんざりしました。
Sellcaはやり取りも1対1でしたし、対応も丁寧でスムーズで、無駄なストレスを感じることなく過ごせました。
希望価格に達したことも満足しています。(引用元:https://g.co/kgs/LKh4mu)

一括査定サービスを利用したことがある人の口コミです。SellCa(セルカ)では、サービスの利用開始から最後の入金まで、ほかの業者とやり取りすることがありません。査定を依頼したそれぞれの業者に対して、電話対応や価格交渉をしなければならない一括査定とは対照的ですね。また、サポート窓口とはLINEでやり取りができるので、電話が苦手という人にも安心して利用できると評判です。

SellCa(セルカ)の悪い評判・口コミは?

悪い評判・口コミまとめ
  1. SellCa(セルカ)の提案よりも最低落札価格を高くするべきだった
  2. 譲渡書類の送付が面倒だった
  3. 売却までに時間がかかった

続いて、悪い評判や口コミについて確認していきましょう。

SellCa(セルカ)の提案よりも最低落札価格を高くするべきだった

説明不足過ぎるし、対応も酷いです。任せて安心では、決してありません。普通に中古車ディーラーに頼む方が良かったです。所詮オークションなんで高くなる場合も希望条件じゃない場合も設定金額次第なんで、利用する場合はセルカが提示する金額より必ず高く設定した方が良いと思います(引用元:https://g.co/kgs/C2Rhh1)

SellCa(セルカ)が提示した金額よりも、最低落札価格を高くすればよかったという口コミです。ユーザーが事前に設定した最低落札価格を上回ってオークションが終了すると、その時点で売却が確定してしまいます。オークション中でも最低落札価格を下げることはできますので、口コミの通り最初は高く設定しておきましょう。事前に買取業者から査定をとっておき、最低落札価格に設定する方法もおすすめです。

譲渡書類の送付が面倒だった

譲渡手続き等がいちいちアプリ通して書類を写メして再度郵送するらしいが、書類写メの添付作業を完璧にクリアしないと書類の宛名が送付されないのが面倒。(引用元:https://g.co/kgs/AGk9Qz)

この口コミはオークション終了後の手続きである、必要書類の送付が面倒という口コミです。書類は専用の返送用キットで郵送しますが、事前にSellCa(セルカ)のチェックをWeb上で受ける必要があります。そのためには書類の写真を撮ってマイページにアップロードする必要があり、手間がかかることは間違いありません。ただし、郵送後のトラブルを回避できるため、安心できるという面もあります。

売却までに時間がかかった

査定に来るのにさんざん日数を待たされた結果、月をまたいでしまい査定額も下がってしまいましたし、当日も遅刻し、どんどん車の査定額が減っているにも関わらず何の詫びもなし。(引用元:https://g.co/kgs/ejvD69)

売却までに時間がかかってしまったという口コミです。申込みから査定日まで時間がかかったり、遅刻されたりと残念な情報が続いています。ただし、査定日の調整はホームページから申込んだあと、数時間以内にかかってくる電話でおこないます。時間がかかるようであれば、その場で断ってしまって問題ありません。また査定は提携店で受けることもできるので、時間がずれることが嫌ならば自分から出向くのもいいでしょう。

SellCa(セルカ)の運営会社の概要

SellCa(セルカ)_会社概要のイメージ
社名 クイック・ネットワーク株式会社
設立 2017年10月
所在地 兵庫県神戸市中央区新港町11-1 ジーライオンアワーズビル9F
店舗 実店舗なし
HP Quick-Network

SellCa(セルカ)は2017年10月に設立された、SellCa株式会社によって立ち上げられたサービスです。中古車オークション自体は存在していましたが、ユーザーが車買取業者が参加するオークションに出品する点が新しく、話題を集めました。

2021年4月に、SellCa株式会社はクイック・ネットワーク株式会社と統合しています。SellCa株式会社とクイック・ネットワーク株式会社は、自動車の総合商社とも呼ばれるジーライオングループの関連会社です。もともとはオートバリュー株式会社という社名で、2013年にリリースした自動車業務総合支援窓口「Quick×Quick」を扱っていました。現在の社名は、2015年4月に変更されたものです。

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SellCa(セルカ)の特徴4つ

SellCa(セルカ)_特徴のイメージほかの買取サービスとの違いがわかるように、SellCa(セルカ)の特徴を4つの点から解説します。

中古車の売却方法を調べると、一括査定サービスに関する記事がたくさん見つかります。複数の業者に買取価格を競わせることができるため、高額査定に期待できることは間違いありません。一方で、業者とのやり取りに関する不満も多く聞こえてきます。そこで、通常の買取サービスとは一味違うSellCa(セルカ)の特徴をご確認ください。

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特徴①中間手数料がかからない

一括査定サービスで中古車を売却する場合には、一括査定業者や買取業者、陸送業者が取引の間に入ります。最終的な買取価格は、それぞれの業者に支払う中間手数料を差し引いた金額です。結果として中古車の価値よりも低い価格でしか売れない仕組みになっています。

一方でSellCa(セルカ)で中古車を売却するときには、間にほかの業者が入りません。そのため中間手数料も減り、中古車の価値をそのまま買取に反映してもらえます。また、SellCa(セルカ)に支払う手数料は2万円(税抜)で固定。売却額が高くなれば、手数料も増えるようなことはありません。査定やオークション出品までは無料で、売却が成立したときまでは費用がかからない点も魅力です。

特徴②全国6,000社のバイヤー数

オークションで高値をつけるためには、オークションに参加する人数が重要です。SellCa(セルカ)では全国6,000社ものバイヤーが参加し、中古車の買取価格を競い合ってくれます。

ただ、6,000社と言われても、多いのか少ないのか判断が難しいですよね? そこで、大手買取業者の店舗数と比較してみましょう。

  • ガリバー:460店舗
  • BIGMOTOR:300店舗
  • アップル:247店舗
  • カーセブン:150店舗
  • ラビット:150店舗

いかがでしょうか? 大手買取会社の店舗を全て合わせても約1,300店舗です。また、SellCa(セルカ)の場合は、単位が「社」であるため、店舗数に直すと6,000よりも大きい数字になります。そのため、6,000社という規模は、オークションを盛り上げるために十分な規模であるといえるでしょう。

特徴③しつこい営業電話がない

一括査定サービスを利用すると、査定に参加している業者から何度も営業の電話がかかってきます。しかしSellCa(セルカ)を利用する場合、ほかの業者とやり取りする必要がありません。仮にオークション出品前に設定した最低落札価格に届かなかった場合でも、落札者との価格交渉はSellCa(セルカ)のスタッフが行ってくれます。売却代金についてもSellCa(セルカ)が仲介してくれるため、未払いなどのトラブルが生じにくくなっています。

車引き渡しの調整も、ユーザーは引き取り希望日をWebサイトから登録するだけ。あとはSellCa(セルカ)のスタッフが買取業者と調整します。一括査定サービスと同じように複数の業者が価格を競い合いますが、営業の電話がない点はSellCa(セルカ)のメリットです。

特徴④オークション形式で査定がラク

SellCa(セルカ)はオークション形式の買取サービスであるため、査定に手間がかからないことがメリットです。査定はオークションに出品する前に、SellCa(セルカ)のスタッフが1回行うだけで終わります。その1度の査定で、6,000社ものバイヤーが参加してくれるので、個別に実車査定を行う一括査定サービスよりもラクです。

また、SellCa(セルカ)が行った査定でバイヤーが買取価格を決めるため、評価基準はわかりやすく公開されています。そのため、査定結果がわかりやすく、納得しやすい点もメリットといえるでしょう。

以上のように、オークション形式の買取サービスは1度の査定で複数の業者が買取に参加してくれるため、効率的に売却できます。

SellCa(セルカ)のデメリット2つ

SellCa(セルカ)_デメリットのイメージここでは、SellCa(セルカ)のデメリットについて解説します。

「メリットばかり紹介されると胡散臭く感じる」

「SellCa(セルカ)には中古車買取サービスより劣る点はないの?」

いい情報ばかりを聞くと、かえってサービスに対して疑いをもってしまいますよね。また、利用してからデメリットに気づくと、SellCa(セルカ)を選んだことを後悔したり、トラブルに発展したりします。そのため、ここで解説する2つのデメリットについては、利用前に把握しておいてください。

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デメリット①実績面で大手には劣る

1つ目のデメリットは、SellCa(セルカ)は実績面で大手には及ばないという点です。理由は単純で、SellCa(セルカ)は2018年3月にリリースされた比較的新しいサービスであるため。大手買取業者であるガリバーは年間28万台の取引実績がある一方で、SellCa(セルカ)の利用者は、2022年8月時点で累計7.5万人にしか達していません。まだまだ成長途中のサービスであることから、実績を気にする人にはおすすめしにくい状態です。

しかし、取引の実績は少なくても、買取価格がほかの買取サービスよりも高くなったという口コミは多くあります。取引実績が少なくてもオークション形式にはさまざまなメリットがあるため、高額買取が期待できないわけではありません。

デメリット②成約後のキャンセルができない

2つ目のデメリットは、SellCa(セルカ)は売買成約後にキャンセルができない点です。売買成約のタイミングには次の2つがあります。

  • 最低落札価格を超えてオークションが終了となったとき
  • 最低落札価格を下回ったものの売却承諾したとき

特に、最低落札価格を超えてオークションが終了になったときには、自動的に売買成約となる点には注意が必要です。売却を悩んでいる人は最低落札価格を高めに設定し、オークション終了後に判断できるようにするといいでしょう。

もしも売買成約後に事故で破損してしまうなどしてキャンセルする場合には、違約金が請求されます。請求額は売却金額によって変わり、売却金額が200万円までは100,000 円で固定、200万円を超えると売却金額の5%です。売買成約までは自由に取り消すことができるので、売却をキャンセルしたいと思ったら成約前に行いましょう。

SellCa(セルカ)で中古車を高く売るポイント3つ

SellCa(セルカ)_高く売るポイントのイメージここではSellCa(セルカ)で中古車を高く売るポイントを3つご紹介します。

一般的な買取サービスと同じように、オークションで中古車を売却するときも事前の調査や準備が大切です。売却するタイミングの調整や売却前の一手間だけで、オークションの落札価格は万単位で変わります。もし高く売るための手間をかけたくないのであれば、大人しく下取りに出した方が早いうえに楽です。売却する中古車の価値を最大限引き出したいのであれば、高く売るためのポイントを押さえておきましょう。

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ポイント①売却(査定)時期

SellCa(セルカ)で中古車をより高値で売却したいのであれば、2月から3月、もしくは9月前後に査定を受けることをおすすめします。

2月から3月は新年度前にあたります。就職や転勤で生活環境が変わる人が多く、中古車の需要も伸びる時期です。また多くの企業では3月末で決算を行うため、決算前に売り上げを増やしたい企業側のニーズも重なり、売買が頻繁に行われます。また、9月はボーナス支給月で資金に余裕がある人が増えるため、買取価格も高くなります。

「車が趣味」という人以外は、目的や資金がなければ車は購入しにくいですよね? そのため、新年度前やボーナス月前後の「購入目的」や「余剰資金」がある時期を狙って売却しましょう。

ポイント②相場のリサーチ

SellCa(セルカ)で中古車を出品する前に、買取相場のリサーチをしておくことが大切です。インターネットで買取平均相場を調べるだけでも十分ですが、時間がある場合には買取サービスで査定を取っておくことをおすすめします。なぜならば、オークションに出品するときの最低落札価格を決定するための情報が必要だからです。

SellCa(セルカ)のシステムでは、最低落札価格を超えた入札があれば、その時点で売却が確定しキャンセルができなくなります。あまりオークションが盛り上がっていなくても時すでに遅し。取り返しはつきません。想定外の安値で売却してしまう事態を避けるためにも、相場をリサーチして納得できる売却価格を調べましょう。

ポイント③中古車の状態

SellCa(セルカ)の査定を受ける前に、洗車して外観をきれいにしておくことをおすすめします。外観がきれいになることでバイヤーの印象を良くし、入札を促す効果が期待できます。

オークションに参加するバイヤーは、SellCa(セルカ)が代行した査定の結果だけを見て入札するか決めます。中古車の買取価格を左右するのは年式や走行距離、修復歴の有無であり、洗って落とせるような汚れは影響を与えません。しかし、汚れなのかキズなのかわかりにくい汚い車よりは、光が反射するように磨かれたきれいな車のほうが印象は良くなります。

同じ条件の車があったときに、汚い車ときれいな車、どちらの車を買いたくなるでしょうか? 最終的に入札を判断するのは人であるため、印象が良くなるように車はきれいにしてから出品しましょう。

SellCa(セルカ)の中古車買取を利用する際の流れ

SellCa(セルカ)_利用の流れのイメージ
中古車買取の流れ
  1. ホームページから無料査定に申し込む
  2. SellCa(セルカ)からの電話を待ち、査定日を決める
  3. SellCa(セルカ)の査定を受ける
  4. 出品条件を決める
  5. 5日間のオークションで落札額が決まるのを待つ
  6. 受け渡し日を決める
  7. 必要書類を郵送する
  8. 車を引き渡す
  9. 売却代金を受け取る

無料査定の申込みと査定日の決定以外は、SellCa(セルカ)のマイページを使って作業できます。また、バイヤーとの交渉や取引は、SellCa(セルカ)のサポート窓口が仲介してくれるので直接やり取りすることがありません。電話でのやり取りや交渉ごとが苦手な人にも、安心して利用できますね。

ただし、売却成約後にキャンセルしたり、事前に取り決めた作業納期を破ったりすると違約金を請求されます。悪い評判や口コミの中には、違約金に関する規約を理解していなくてトラブルに至ったケースもありました。査定を受ける前にSellCa(セルカ)から説明される内容ですが、事前に利用規約を確認しておくことをおすすめします。

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①無料査定申込み

SellCa(セルカ)の無料査定への申込みから査定までの流れは次のとおりです。

  1. ホームページの査定フォームから、無料査定に申込む
  2. SellCa(セルカ)から電話がかかってくるのを待つ
  3. SellCa(セルカ)から送られてくる案内をもとにマイページを開設する

無料査定の申込みに必要な情報は、車種と氏名、郵便番号、連絡先です。これらに査定の希望日を加えて送ると、数時間以内にSellCa(セルカ)のスタッフから電話が返ってきます。電話の目的は次のとおりです。

  1. 申込み内容の確認
  2. サービス内容や注意事項の説明
  3. 査定を行う場所の案内(地域により出張査定もある)
  4. 査定日程の調整
  5. 査定前に準備する資料の説明

最後にマイページを開設して登録は完了です。なおマイページでは、車売却までの流れや必要書類の確認を行うことができます。

②査定

オークションに出品するために、SellCa(セルカ)の提携店で査定を受けます。(一部地域では出張査定に対応)査定後に参考査定額を提示されますが、提示された金額と最低落札価格は関係ありません。1社だけの査定に不安な場合は個別に買取相場を調査したり、ほかの業者から査定をとったりしましょう。

また、査定を受けるまでに車をきれいにしたり、私物を撤去したりしておくことをおすすめします。汚い車よりもきれいな車の方が写真映りが良くなるので、バイヤーの印象も良くなって入札されやすくなります。私物が残っていると車内が汚れて見えるだけでなく、オプションと間違われる恐れもあります。トラブルを避けるためにも、売るもの以外は写真に入らないように片づけておきましょう。

③オークション出品

査定を受けたら、下記の項目を決定してオークションに出品します。

  • 最低落札価格
  • 引き渡し期限
  • 追加走行距離

最低落札価格とは、最高入札額が上回った場合に自動的に売買契約が成約する金額です。最低落札価格はオークション中に引き上げることは認められていませんが、引き下げることはできます。そのため、SellCa(セルカ)から提示される参考価格よりも高めに設定しておき、オークションの状況を見ながら変更する作戦もアリです。

引き渡し期限とは、オークション終了後に車を引き渡す納期です。設定日までに引き渡しをしないと、違約金として5万円(以降7⽇ごとに1万円)が請求されますのでご注意ください。

追加走行距離とは、査定から引き渡しの間に走行する予定の距離です。設定した距離からプラス1,000キロまでは許容されていますが、1,000キロを超えてしまうと減額の恐れがあります。

④売却

オークションが終了した時点で、最高入札額が最低落札価格を上回っていれば、終了と同時に売却が確定です。一方で最低落札価格を下回っている場合は、SellCa(セルカ)スタッフが最高落札者と価格交渉を行ってくれます。交渉後の価格に納得できれば成約、納得できなければ再出品することが可能です。

売却の成約から代金の受け取りまでの流れは次のとおり。

  1. 引き渡し日の調整
  2. 必要書類の送付
  3. 車の引き渡し
  4. 口座情報の登録
  5. 代金の受け取り

必要書類については、不備がないかどうかをマイページから確認してもらったあと、車の引き渡し前日までに郵送しなければなりません。必要書類の送付が遅れると、違約金として5万円(以降7⽇ごとに1万円)が請求されますのでご注意ください。

車の引き渡しから7日以内にバイヤーが車を確認し、クレームがなければ翌営業日に代金が振り込まれます。代金の受け取りまでに、マイページから口座情報を登録しましょう。

SellCa(セルカ)に関するよくある質問

SellCa(セルカ)_よくある質問のイメージSellCa(セルカ)に関するよくある質問と回答をご紹介します。

「どういう人にSellCa(セルカ)は合っているんだろう?」

「こないだ事故を起こした車でも買取してもらえるかな?」

オークションで中古車を売買するサービスは少ないため、自分のニーズに合っているのか判断が難しいですよね? また、SellCa(セルカ)のホームページにあるQ&Aを見ても、廃車や事故車といった単語は見つかりません。そのため、情報をわかりやすく整理しましたのでご確認ください。

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Q1.SellCa(セルカ)をおすすめできる人は?

SellCa(セルカ)は次の人におすすめできます。

  • 少しでも高く中古車を売りたい人
  • 買取業者とのやり取りに手間をかけたくない人

SellCa(セルカ)は中間業者をスキップすることで手数料を安く押さえられる仕組みです。そのため、一括査定サービスよりも高値で売却できるポテンシャルをもっているサービスといえます。一括査定サービスで確認した価格をオークションの最低落札価格にすれば、SellCa(セルカ)のほうが安くなることはありません。

また、サービスを通じてSellCa(セルカ)のサポート窓口としかやり取りする必要がありません。一括査定サービスのように複数の業者から電話がかかってくることはないため、やり取りに手間をかけることなく売却作業に専念できます。

Q2.SellCa(セルカ)をおすすめできない人は?

SellCa(セルカ)は高値で売却できるサービスですが、次の人にはおすすめできません。

  • 中古車を早く売りたい人
  • 売却時のトラブルを避けたい人

SellCa(セルカ)はオークションで売却先を決定するサービスであるため、買取サービスよりも時間がかかります。具体的には、オークション期間の5日間と、オークション終了後に引き渡し日を決めるまでの時間が余分に必要です。そのため、早く売りたいと考えている人には向いていません。

またSellCa(セルカ)の場合は、査定を行う会社とバイヤーが異なります。つまり、バイヤーは落札して車を引き渡されるまで実車を確認することができません。そのため、査定内容と実車が違うというクレームにつながるリスクが買取サービスよりも高くなります。売却時のトラブルを絶対に避けたいという人にはおすすめできません。

Q3.廃車や事故車の買取も可能でしょうか?

廃車と事故車で買取の可否は異なります。

  • 廃車は買取してもらえない
  • 事故車は買取してもらえる

SellCa(セルカ)を利用するためには車検証が必要になるため、登録抹消済みでナンバープレートがない廃車は出品できません。

事故車の出品については、修復歴の有無を申告する必要がありますが、出品自体は制限されていません。ただし、SellCa(セルカ)による査定の結果、出品することが不適当と判断されることがあります。自走できないような車の場合は、査定前に相談するといいでしょう。

まとめ

SellCa(セルカ)_まとめのイメージいかがでしたか?

SellCa(セルカ)のメリットは、オークションで車買取業者に直接売ることで、中間業者をスキップしていること。スキップしたことで浮いた中間手数料は買取価格に上乗せされるため、高値で売却できるサービスとして評判です。売却時期を選び、相場をリサーチした上で利用すれば、さらに高額入札に期待できます。特におすすめの使い方は、買取業者の査定を先に取っておき、その査定額を最低落札価格に設定する方法です。そうすれば、買取サービスよりも安く売ってしまうリスクもありません。ほかの業者とやり取りする必要がないところも、良い評判につながっています。

売却成約後にはキャンセルできない点や、書類の送付や車の引き渡し納期に遅れると違約金が発生する点には注意が必要です。しかし、システムを知っていれば問題ありませんので、気軽に利用してみてください。

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ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。