ジムニーは、1970年にスズキから発売されました。軽自動車にも関わらず悪路を走破できるタフな走りで人気を集めている車です。
販売開始から50年以上経つ車ですが、ジムニー専門店があるほど人気を集めており、中古車市場も日々変動しています。
古い年式でも高額査定がつくほどですが、売却先によっては、査定額に大きな差が出てしまうことも…。
今回はジムニーの特徴や買取におすすめの買取専門業者を紹介していきます。さらに、ジムニーを高く売るポイントも紹介していきます。
ジムニーの売却を検討している方はぜひチェックしてみてください。
- ジムニーの買取におすすめのサービス7選
- ジムニーの買取相場
- ジムニーを相場価格より高く売るポイント7つ
目次
ジムニーの買取におすすめのサービス7選

ジムニーは1970年に初代が発売され、半世紀以上愛されている車です。ジムニー最大の魅力は、軽自動車でありながら、悪路を進む走破性を備えている点でしょう。
オフロードSUVとして国内で高い人気を誇っており、中古車市場でも年式に関係なく高値が付く車です。
さらに、ジムニーはカスタム用として車を自分好みにカスタムしたいユーザーからも根強い人気を誇っています。
そのため、中古車市場も高額で取引されていますが、どんな買取専門業者でも高価買取してくれるわけではありません。どのサービスを使って買取をしてもらうかが重要です。
ここからは、ジムニーの買取におすすめのサービスを7つ紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
カーネクスト

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査定額 | ![]() |
速さ | ![]() |
安心 | ![]() |
運営会社 | 株式会社ラグザス・クリエイト |
提携業者数 | 1,000社以上 |
対応地域 | 全国 |
ジムニーの買取におすすめのサービス、1つ目は『カーネクスト』です。
カーネクストは、車種によっては相場よりも高い査定額を提示してくれるだけでなく、廃車・故障車など、どのような状態の車でも”原則0円以上の価格で買取”してくれる点が特徴。
悪路でもグングン進んでいけるジムニーはスズキの技術が詰まった軽自動車です。頑丈であることはジムニーの魅力でもありますが、長年乗り続けていれば壊れてしまうときが来ます。
廃車や故障車はほかの買取業者から買取不可と査定されてしまうこともありますが、カーネクストなら買取可能。
さらに、引き取り費用やレッカー費用も無料なので、「ジムニーを手放したいが壊れて動かない」と困っている方におすすめです。
また、公式サイトでは車種別の買取実績を確認することができます。ジムニーの買取例はありませんでしたが、どのような買取実績があるのか、他の車種が参考になるでしょう。
車買取革命

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査定額 | ![]() |
速さ | ![]() |
安心 | ![]() |
運営会社 | カーマーケティングジャパン株式会社 |
提携業者数 | – |
対応地域 | 全国 |
ジムニーの買取におすすめのサービス、2つ目は『車買取革命』です。
車買取革命は、申込時に登録した車の内容から、最も高い買取額を提示した買取専門業者1社のみ紹介してくれるサービスです。
最も高く車を買い取ってくれる業者のみと連絡をするだけでよいので、相場以上で買取してもらえるだけでなく、対応の手間も少ないのは大きなメリットですね。
また、最短で即日業者の出張査定を手配してくれるという、素早く丁寧な対応からも高い評判を得ています。
公式サイトで、ジムニーは”ボディタイプ別買取ランキング”にランクインしていました。買取を強化していることがうかがえるので、高価買取が期待できます。
イカプラ

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査定額 | ![]() |
速さ | ![]() |
安心 | ![]() |
運営会社 | 株式会社プラス |
提携業者数 | 600以上 |
対応地域 | 全国 |
ジムニーの買取におすすめのサービス、3つ目は『イカプラ』です。
イカプラは中古車買取の一括査定サービスです。提携する全国600以上の優良買取専門業者から、最高査定額を提示した業者のみを紹介してくれます。
提携する買取専門業者は、有名な大手中古車買取業者から地域に密着した中古車買取業者まで様々。
一括査定サービスは相場よりも高い価格で売却できますが、買取業者との価格の交渉は自分で行わねばならず、さらに、申込み直後から電話ラッシュがくることも…。
しかし、イカプラは最高額を提示した買取業者のみを紹介してくれるため、電話ラッシュが来ることはありません。
さらに、査定の結果は営業時間内であれば3時間以内に案内されます。早く中古車買取の手続きを進めたい方にもおすすめです。
また、公式サイトや電話だけでなく、LINEからでも査定依頼が可能なので、手軽に査定を依頼できるところも特徴ですね。
MOTA車買取

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査定額 | ![]() |
速さ | ![]() |
安心 | ![]() |
運営会社 | 株式会社MOTA |
提携業者数 | 395店(2022年7月時点) |
対応地域 | 全国 |
ジムニーの買取におすすめのサービス、4つ目は『MOTA車買取』です。
MOTA車買取は、最大20社に一括査定が依頼できます。20社に一括査定を依頼すると、「電話ラッシュが来るのではないか」と思うかもしれません。しかし、MOTA車買取では、連絡が来るのは、提示した買取額が高い上位3社のみ。
「対応するのが3社くらいなら…」と少し気が楽になりませんか。
さらに、3社以外の査定額もWeb上で確認することができます。相場を確認できるだけでなく、実車査定の際の交渉材料としても使えますね。ジムニーを最高額で売却したい方におすすめのサービスです。
ジムニーについても情報が掲載されており、700件に迫る査定実績が紹介されていました。売却を検討しているジムニーが、どの程度の買取価格が期待できるのか、ぜひ確認してみてください。
査定比較.com

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査定額 | ![]() |
速さ | ![]() |
安心 | ![]() |
運営会社 | 株式会社ウェブクルー |
提携業者数 | 200社以上 |
対応地域 | 全国 |
ジムニーの買取におすすめのサービス、5つ目は『査定比較.com』です。
査定比較.comは、大手を含む290社以上の中古車買取専門業者から最大10社選んで、一括査定ができるサービスです。
買取を依頼できるのは、CMでよく目にする大手買取専門業者から地域密着型の買取専門業者まで幅広いのが特徴。
査定額を提示したすべての買取業者がユーザーとコンタクト可能のため、ネットで査定を行い価格を提示した買取専門業者から連絡が入ります。
対応が面倒というデメリットはありますが、実車査定時に買取専門業者同士で競合させることができるので、相場以上の買取価格が期待できるでしょう。
この場合、査定士との交渉が重要なので、車の買取に慣れている方向けのサービスといえます。
公式サイトにはジムニーと買取実績は紹介されていませんでしたが、査定比較.comを利用することで、平均23.2万円も得をしたというアンケートデータが掲載されていました。
ジムニーは中古車市場で人気の車種なので、交渉次第では買取額の大幅アップも期待できるでしょう。
カービュー

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査定額 | ![]() |
速さ | ![]() |
安心 | ![]() |
運営会社 | 株式会社カービュー |
提携業者数 | 300社以上 |
対応地域 | 全国 |
ジムニーの買取におすすめのサービス、6つ目は『カービュー』です。
2000年からサービスを開始しており、他の一括査定サービスと比較しても、最も歴史があります。サービス利用者は450万人を超えており、業界トップクラスの利用者数が特徴ですね。
最大8社に一度に査定依頼を出すことができます。提携している業者も多く、全国300社以上の業者と査定提携を結んでいるため、相場より高い価格でジムニーを売却できるでしょう。
また、公式サイトには車査定・車買取を利用した方からの口コミも紹介されていました。どの内容も高値で売却でき、満足というものでした。
ジムニーの買取実績は紹介されていませんでしたが、カービューを利用することで、30万円お得に売却できた買取事例が紹介されていました。
セルトレ

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査定額 | ![]() |
速さ | ![]() |
安心 | ![]() |
運営会社 | 株式会社じげん |
提携業者数 | – |
対応地域 | 全国 |
ジムニーの買取におすすめのサービス、7つ目は『セルトレ』です。
セルトレは「どんな車でも査定・買取に挑戦」しているところが特徴の中古車買取サービスです。走行距離が10万キロ以上の過走行車、事故車、水没車でも売ることが可能。
申込後、相場がすぐに分かるだけでなく、査定・売却時に店舗へ来店する必要もないため、忙しい方でも時間を取られず手続きを進めることができます。
また、レッカー費用や引き取り料も無料なので、動かない車でも気軽に査定を申込むことができる点も大きなメリット。
事故や水没してしまったジムニーや故障して動かないジムニーを手放したいと考えている方はぜひ、チェックしてみてください。
ジムニーの特徴

1970年に初代が発売されたジムニーは、コンパクトサイズながら、本格的な悪路走行におすすめの車で、50年以上の歴史があります。
軽自動車でありながら本格的なクロカン四駆として、唯一無二の特徴を備えたジムニーは多くのファンに愛されながら、3度のフルモデルチェンジを繰り返してきました。
1981年~1998年に発売された2代目ジムニー、1998年にフルモデルチェンジとなった3代目ジムニー、そして2018年に20年ぶりのフルモデルチェンジを行い誕生したのが4代目ジムニーです。
デザインやボディなど変更になった部分はありますが、どの世代のジムニーも初代から残る走破性や見た目などの”ジムニーらしさ”を残しつつのフルモデルチェンジとなっています。
ここからも、ジムニーの根強い人気がうかがえますね。
さらに、日本だけでなく世界的な人気を獲得しており、新車のジムニーは長期の納車待ちが発生する事態となっています。
初代から4代目までのジムニーがありすが、どのモデルでも人気があり、売却時には高額になることも多いです。
ジムニーの買取相場実態

ここからは、ジムニーの買取相場の実態を世代別に紹介していきます。
ジムニーは初代から4代目まであります。中古車買取市場では、通常年式が古くなるほど価格は落ちていきますが、ジムニーはどうでしょうか。
4WD軽自動車の代表として不動の人気を集めるジムニーは、中古車市場での取引価格も高い傾向があります。
あらかじめ自分のジムニーがどれくらいの相場で売却できそうか知っておいたうえで、買取サービスを利用するようにしましょう。
2005年〜2009年のジムニー買取相場
2005年(平成17年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
ランドベンチャー | 26万円 |
ワイルドウインド | 24万円 |
2006年(平成18年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
ランドベンチャー | 28万円 |
ワイルドウインド | 34万円 |
2007年(平成19年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
ランドベンチャー | 36万円 |
ワイルドウインド | 34万円 |
XC | 36万円 |
XG | 24万円 |
2008年(平成20年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
ランドベンチャー | 40万円 |
ワイルドウインド | 43万円 |
XC | 28万円 |
XG | 29万円 |
2009年(平成21年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
ランドベンチャー | 51万円 |
ワイルドウインド | 48万円 |
XC | 40万円 |
XG | 34万円 |
中古車市場では一般的に、走行距離が10万キロ以上になると”過走行車”扱いとなり、相場が大きく下落します。下取りや買取の場合には査定額がつかず、買取を断られることも…。
しかし、ジムニーは人気車種のため、走行距離が10万キロをこえていても、高い買取価格がつくことが多くあります。
2005年~2009年に発売されたモデルの中古車は、一般的には過走行車で査定額がつかないはず。しかし、ジムニーは事情が違います。
3代目にあたる、2005年~2009年のジムニーは、たとえ過走行車でも30万円前後の買取額が期待できます。
中には45万円の買取価格がついたケースもあり、10年以上経つモデルでも高い残価率を維持しています。
2010年〜2012年のジムニー買取相場
2010年(平成22年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
クロスアドベンチャーXA | 34万円 |
クロスアドベンチャーXC | 57万円 |
2011年(平成23年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
クロスアドベンチャーXC | 76万円 |
XC | 67万円 |
XG | 57万円 |
2012年(平成24年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
ランドベンチャー | 87万円 |
XC | 81万円 |
XG | 64万円 |
2010年~2012年に発売されたジムニーも第3世代にあたります。7年落ちで7万キロ前後の買取価格は、おおよその相場が70万円。年式は古いですが下取りも可能でしょう。また、年式が古い車体でもマニュアル車はさらに査定額アップの可能性もあります。
マニュアル車はオフロードを楽しみたいジムニーユーザーから高い需要があるため、年式が古くとも、コンディションが良い車体は、高額査定が期待できます。
カスタム性も高いことから、あえてこの年代のジムニーを探すユーザーもいるほど。
2013年〜2015年のジムニー買取相場
2013年(平成25年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
ランドベンチャー | 93万円 |
XC | 78万円 |
XG | 65万円 |
2014年(平成26年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
ランドベンチャー | 91万円 |
XC | 85万円 |
XG | 67万円 |
2015年(平成27年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
ランドベンチャー | 111万円 |
XC | 91万円 |
XG | 92万円 |
2013年~2015年のジムニーも3代目にあたります。平均的な、買取相場は80万円前後。下取りの場合、価格はもう少し下がるでしょう。
3代目ジムニーは初代・2代目のオフロード走破性を継承しつつも初めてATが採用されたモデルでもあります。
小回りが利いて、車高も高いジムニーは、道の狭い住宅街でも乗りやすい。オフロードだけでなく、普段の生活にも十分な利便性があるため、より多くのユーザーに求められ、査定額も上昇しています。
10年落ちに迫る年式ですが、平均買取価格が80万円前後を維持しているのは驚異的な残価率といえるでしょう。
2016年〜2018年のジムニー買取相場
2016年(平成28年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
XC | 104万円 |
XG | 104万円 |
ランドベンチャー | 127万円 |
2017年(平成29年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
XC | 99万円 |
XG | 92万円 |
ランドベンチャー | 111万円 |
2018年(平成30年)のジムニー平均買取価格 | |
グレード | 平均買取相場 |
XC | 169万円 |
XG | 134万円 |
XL | 149万円 |
2018年に3回目のフルモデルチェンジを経て4代目ジムニーが発売されました。2016年~2018年は3回目のフルモデルチェンジと重なる時期ですね。
4代目ジムニーは150万円前後まで下取り価格・買取価格は上昇しており、新車価格とほぼ同等の価格で推移しています。
世界情勢によって、中古車市場の相場は日々変化しています。新型コロナウイルスや世界的な半導体不足。さらに、2022年に勃発したウクライナ戦争の影響により、世界経済は大きく混乱しています。
この混乱は自動車業界にも大きな影響をもたらし、新車の納期が見通せません。そのため、中古車価格は高騰し、4代目ジムニーの査定額の相場は新車と同等まで上昇しています。
ジムニーJB23やJA11は古くても高価買取が可能

発売からかなりの時間が経っているため、どうせ買取価格は安いだろう…と考える方も多いと思います。
一般的に、中古車市場は、年式が古くなるほど買取価格も安くなります。
中でも、特に人気のモデルは古くても高価買取が可能。特に注目してほしいのは”JB23″モデルや”JA11″モデルです。
JB23は1998年から2018年まで販売していたロングセラーモデルです。世代でいえば3代目のジムニーですね。
20年の歴史の中で、9回のマイナーチェンジをしており、走行性能や車内装備は型式ごとに多少異なります。
しかし、どの型式のJB23でもオフロードの走行性、機能性とデザイン性、カスタマイズの自由さから根強い人気を集めています。
一方で、JA11は、1990年に登場したモデルです。世代でいえば2代目のジムニーに該当します。
JA11は現代の車では当たり前に装備されている電子制御が少なく、無駄を一切取り払ったモデルといえるでしょう。
パワーウインドやオートロックなどの便利な機能は一切ついていません。窓の開け閉めもくるくるハンドルを回して行います。
ジムニーでオフロードをガンガン走りたい方や自分好みにカスタマイズして乗りたい方から根強い人気を集めており、JA11は発売から30年以上経ちますが、まだまだ現役で乗っているジムニーユーザーも多いモデルです。
ジムニーを相場より高く売るポイント7つ

先ほどまでは、モデルや年式別にジムニーの平均買取価格を紹介してきました。しかし、車の状態によって、実際の査定額は大きく異なります。
特に、中古車市場で人気の高いジムニーは買取価格も高くなる傾向ですが、さらに相場よりも高く売りたい場合、気をつけたいポイントは多数あります。
少しでも相場価格よりも高額で売却したい場合、ジムニーを相場価格より高く売るポイント7つをチェックしてみてください。
年式&グレード
第4世代ジムニーのグレードはXG・XL・XCの3つ。XG、XL、XCの順にグレードは高くなっていきます。
XGよりもXLの方が装備の充実度は上がっており、XLはさらに安全性能が格段にアップしています。
最もグレードの高いXCは、スズキセーフティサポートも搭載されています。グレードが高い方が必然的に価格は高くなるため、買取相場もXG、XL、XCの順に高くなっていきます。
また、ジムニー特有ですが、年式によらず人気の高いモデルの場合は高価買取が期待できますね。
2代目ジムニーにあたるJA11やJA12は1990年代に登場したモデルですが、根強い人気から高額査定が期待できます。
さらに、1998年以降のジムニーは幌モデルの取り扱いがないため、JA11やJA12といった年式の古いジムニーは幌車ファンからも人気があります。
ボディーカラー
多くのカラーがあり、バリエーションが豊富なジムニーは、自分の好みの色を選ぶことができます。
ジムニーのカラーで人気なのは、”ジャングルグリーン”や”ブラック”、”ピュアホワイトパール”。
中古車市場では、需要の高いモデルやボディーカラーの車体ほど査定額は高額になります。
自分の好きな色の車に乗ることが一番ですが、買取価格を意識するのであれば、人気のボディーカラーも意識してみてください。
走行距離&車の状態
買取価格を左右する大きな要素に”走行距離”があります。走行距離の多い車は、エンジン回りや足回りなど、重要な部品が壊れやすく、走行距離が10万キロを超えている車は、過走行車として扱われ、査定価格も低くなる傾向があります。
発売から50年以上経つジムニーは、走行距離が10万キロをこえている車体も数多く流通しています。
中には20万キロを超える車体も存在しています。丈夫に設計されているとはいえ、10万キロを超えてこれば、部品が壊れやすくなるのも事実。
走行距離が10万キロをこえてこれば、ジムニーでも買取価格は下がるので、ジムニーの売却を検討している場合は走行距離にも注意してください。
また、車の状態によっても買取価格が左右されることがあります。内装・外装の状態が良好であることもポイントです。
修理歴のある車両、特にフレーム部分に修理歴がある車体は相場よりも買取価格は大きく下がります。また、汚れている車両も査定を行う査定士にマイナスのイメージを与えてしまう危険がありますね。
車内のにおいや汚れについても同様なので、査定前には、洗車や消臭、掃除など自分でできる範囲で車を綺麗にしておきましょう。
オプションや装備品
スペアタイヤなど、オプション品はできるだけ揃えておきましょう。オプション品がなくても買取は可能ですが、買取価格がダウンしてしまいます。
また、ジムニーに長年乗っていれば自分好みにカスタムしている方も多いですよね。一般的に社外パーツに比べ純正パーツのほうが、高額査定になりやすい傾向はあります。
しかし、ジムニーはカスタムを楽しんでいるユーザーも多数いるため、カスタムされたジムニーでも高額査定が期待できます。
カスタム品を純正品に戻す必要はありませんが、できるだけ純正品も準備しておくようにしましょう。
ディーラーの下取りではなく、買取専門店へ売却
ジムニーはディーラーの下取りではなく、買取専門店へ売却しましょう。
ディーラーの下取りは手間がかからず、安心感があると感じる方もいるかもしれませんが、一般的に買取専門店へ売却した方が査定額は高くなります。
ディーラーの下取りでは、単純に走行距離や年式で下取り価格を決めてしまうこともあるので、古くても人気の高いジムニーへのプラス査定がつかない危険性も…。
また、買取専門店にもそれぞれ得意としている部分があります。
ジムニーは車をカスタムしたい方にも大きなニーズがあるため、カスタムされた車でもニーズに合わせた転売を行うノウハウを持っている買取専門店へ売却した方が、査定額は高くなりやすいでしょう。
一括査定を利用して売却
中古車をより高い価格で売却するには、一括査定サービスを使いましょう。
一括査定サービスは、複数の買取専門業者による競合が前提です。そのため買取業者側も、できるだけ高い金額を提示して自社での買取をしてもらうことを目指そうとします。
中古車市場で根強い人気を集めるジムニーは、買取を希望する買取専門業者も多くあるため、相場よりも高価格が提示されることが予想されます。
まずは、ご紹介したおすすめのサービスを利用して、一括査定してみてはいかがでしょうか。
売るタイミング・時期で高価買取を実現
中古車業界には車が高く売れる時期と、あまりいい値段で売れない時期があります。
最も車が売れるタイミングは3月。3月は就職や進学で新生活をスタートさせる方が増えるので、車の需要が高まります。さらに、3月は決算期にあたるので、販売店は1台でも多く車を販売しようとします。
多くの車を売るためには、多くの在庫を持っておく必要がありますよね。
そのため、中古車買取専門業者は3月に向けて、1~2月にできるだけ多くの中古車を買い取ろうとします。
つまり、1~2月は査定額も高めに提示され、高価買取が実現しやすくなるというわけです。
次におすすめなのが7~8月。理由は同じで、9月は夏のボーナスが入り、転職や転勤をする方が増え、車を購入する方が増える時期です。さらに、9月は半期決算期にあたるので、中古車販売店もできるだけ売り上げを伸ばそうとします。
ジムニーの買取に関するよくある質問

ここからはジムニーの買取に関する、よくある質問と回答をまとめて紹介していきます。
ジムニーの買取を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q1.廃車や事故車でも買取可能か?
廃車や事故車でも買取は可能です。
廃車や事故車の場合、査定額が相場よりも低くなり「値段がつかない」といわれるかもしれません。また、業者によっては、処分するための手数料を請求することも考えられます。
その場合は、廃車や事故車の買取を専門に扱っている業者に相談してみましょう。
レッカー代が無料の業者やパーツ回収のため車両を買取ってくれる業者もあるので、まずは相談してみてください。
Q2.ローンが残っている車の買取も可能か?
結論として、ローンが残っている車でも買取は可能。
中古車の査定額がローン残高を上回る場合、ローンの一括返済を買取店が行い、査定額からローン残高を差し引いた金額が売主に支払われます。
一方で、査定額がローン残高を下回る場合、査定額で支払いきれない分を追加で支払うか、不足分を支払うためのローンを新しく組むか選ぶことになります。
Q3.下取りと買取の違いは?
下取りと買取では、車の売却先と目的が違います。
車の下取りは、新しい車を購入する際に、今乗っている車をディーラーに売却し、次の車の購入に使います。
車の買取は、中古車買取専門業者に車の査定を依頼して、売却する方法です。買い取られた車は、商品として引き取られ、中古車として販売されます。
下取りは車の乗り換えを検討している場合に使い、買取は愛車を買取業者に売却することが目的の場合に使います。
まとめ

今回はジムニーの特徴やジムニーの買取におすすめのサービスを紹介しました。ジムニーの売却を検討している方は、紹介した買取サービスをぜひチェックしてみてください。
また、ジムニーを相場価格よりも高く売却するためのポイントも7つ紹介しました。売却を考えているジムニーがどのような状態なのか、紹介したポイントと照らし合わせながらチェックしてみてください。
初代発売から50年以上が経つジムニーですが、ファンから根強い人気を集め、中古車市場でも人気の車です。軽自動車でありながら、悪路を走破できるパワフルな走りは本当に魅力的ですね。
ジムニーは年式が古くても、走行距離が多くても、高額査定がつくことが多くあるため、高価買取を狙うのであればまず、紹介したサービスをチェックしてみてください。
大切に乗ってきたジムニーを満足いく価格で売却が実現できることを願っています。
