買取実績

DRCエシェゾー買取津田沼｜DRC エシェゾー 2005 750mlを高価買取しました。

2025/11/26に、千葉県船橋市にお住みの男性のお客様からDRC エシェゾー 2005 750mlを250,000円でお買取をさせて頂きました。

このたびは、数ある買取店のなかから津田沼の当店に「DRC エシェゾー」をご来店でお持ち込みいただき、誠にありがとうございます。千葉県・津田沼という街で、世界にその名を知られるブルゴーニュの特級ワインをお預かりできる機会をいただいたことに、私たちも非常に光栄であるとともに、その重みを強く感じております。

“エシェゾー”という銘柄名からは、フランス・ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイの斜面に広がる葡萄畑、複雑な石灰質と粘土交じりの土壌、冷涼な気候、そしてその土地と葡萄、その果実を育む造り手たちの長い歴史と時間――そうした要素が自然と思い浮かびます。ワインとは、ただの飲み物ではなく土地の記憶や人の営み、時間の経過を映す鏡だと私は考えており、特級畑の葡萄から造られたエシェゾーはまさにその象徴のような存在です。お客様が長年その一本を信じて大切に保管されてきたというお話を伺ったとき、その想いの重さに改めて敬意を抱きました。

実際に拝見させていただいたボトルは、年月による落ち着きが感じられる佇まいながらも、非常に良好な保存状態が保たれておりました。ラベルの印字ははっきり読み取れ、剥がれや著しい汚れ、破れは認められず、キャップおよびコルクにも大きな劣化や変形は見られませんでした。液面（ワインの量）の高さも適切で、液減りや酸化の兆候は確認されず、ガラス瓶の透明感と光沢もしっかり維持されておりました。こうした保存状態は、「これまで大切に管理され、守られてきた」ことの証だと感じ、私たちも安心して査定作業を進めることができました。

津田沼は、都心からのアクセスの良さと、落ち着いた住宅地としての顔をあわせ持つ地域です。そんな街で、この一本が再び新しい持ち主のもとで輝き、新たな時間と思い出を紡ぐ可能性を考えると、胸が高鳴ります。お客様のワインに宿る「過去」「現在」、そして「これから先の未来」を尊重し、次のオーナーへとつなぐ“架け橋”となるべく、心を込めて買取対応をさせていただきます。今後また売却をご検討の際やご相談の機会がございましたら、どうぞ安心して当店へお越しください。

買取日 2025/11/26
買取店舗津田沼店
アイテム名詳細 DRC エシェゾー 2005 750ml
状態ランク
- S
- A
- B
- C
- D
買取方法店頭買取
製造者 DRC
原産国フランス
種類ワイン
アルコール度数 13%
容量 750ml
買取価格 250000円

今回の査定ポイント

銘柄と畑の背景が支える揺るぎない価値
“エシェゾー”は、フランス・ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイにある、特級畑のひとつとして名高い畑から造られるワインです。特級畑という格付けは、その土地の土壌、気候、地形――すなわち“テロワール”がワインに与える影響の強さとその土地ならではの個性の証でもあります。石灰質を含む粘土・泥灰土の混ざる複雑な土壌、斜面の向きや標高、微気候の違いなどが葡萄に多様性を与え、その葡萄から造られるワインは、単なるアルコール飲料を超えた“土地と歴史の表現”となるのです。さらに、その葡萄を熟練の造り手が選別し、醸造と熟成を通してワインとして完成させることで、エシェゾーは多くのワイン愛好家やコレクターから高い評価と信頼を得ています。このように、銘柄そのものの背景と格付けが、このワインの価値の土台として非常に強力であることは、査定においてまず最重要のポイントとなります。

ボトルの外観と保存状態が示す過去の管理の丁寧さ
ワインを査定する際、まず重要となるのは現在手元にあるボトルの状態です。ラベルの印字がどれほど鮮明か、剥がれや破れ、汚れや色あせがないか、キャップやコルクの状態、密閉性の有無、ガラス瓶の透明度、曇りや傷の有無、そして液面の高さ――これらは、そのワインがこれまでどのように保管され、どれだけ大切に扱われてきたかを映す“履歴”です。お預かりしたこの一本では、年月を経た落ち着きと風格があるものの、印字やラベルの状態は良好、コルクやキャップも健全で密閉性が維持され、液面の減少も最小限でした。また、ガラス瓶には曇りや傷みは見られず、透明感と光沢がしっかりと残っておりました。これらの状態は、このワインが過去に安定した環境で丁寧に保管されてきた証であり、査定において非常に大きなプラス要因となります。たとえヴィンテージが古くとも、こうした“見える履歴”がきれいに保たれていることは、ワインの価値を維持するうえで極めて重要です。長年の管理の丁寧さが形となって現れている――それが、このエシェゾーの大きな強みだと感じております。

保存環境の履歴 ― ワインを守り育てた“第二の畑”としての価値
高級ワインや熟成向けワインにとって、収穫後の保存環境は“第二の畑”とも言えるほど重要です。温度や湿度、光や振動、気温の変化などに左右されやすいため、それらを安定して管理することが、ワインの品質と将来性を左右します。今回お客様からは、ご購入後すぐに開栓せず、ご自宅にて長期間、セラーまたは同等の管理環境で保管されてきたとのお話を伺っており、実際のボトルの状態にもその管理の丁寧さが現れておりました。こうした保存履歴の確かさと、現状の良好なコンディションが両立しているという事実は、このワインがこれからも熟成を重ね、価値を維持・向上させられる可能性を高く示すものです。

ヴィンテージと熟成ポテンシャル ― 今だけでなく未来の価値も見据えた評価
エシェゾーは、小区画、生産者、ヴィンテージ、熟成環境などによって、ワインの性格や熟成の進み方に幅があります。若いうちは果実味や華やかさを楽しめ、時間とともに深みと複雑さ、そして成熟したエレガンスを身につけるワインも多くあります。特にDomaine de la Romanée-Conti（DRC）によるエシェゾーは、その構造のしっかりとした骨格とバランスの良さで、比較的早期から楽しめると同時に、長期熟成にも耐えるポテンシャルを備えていると高く評価されています。今回お預かりしたボトルは、保存状態、密閉性、液面の高さなどの条件から、「今安定した価値を持つ一本」であると同時に、「将来の熟成による価値の深化可能性」が十分にあると判断いたしました。すなわち、このワインには「今飲み頃または価値ある一本」と「将来への熟成ポテンシャル」という二重の価値が備わっており、非常に魅力的なワインとして評価しております。

店頭買取の強み ― 実物確認と対話による納得の査定
当店の店頭買取では、ご来店いただき、その場でお客様と一緒にボトルを確認しながら査定を行います。写真や配送では把握しづらい、キャップのわずかな歪み、コルクの収まり具合、液面のごくわずかな高さの差、瓶の質感、ガラスの透明度、さらにはワインの“気配”とも言える雰囲気まで――そうした繊細な要素をお客様自身の目で確かめていただきながら査定を進めることで、より正確で納得のいく査定を実現できます。また、お客様の保存方法、ご購入時期、ご売却のご事情、ご自身のワインに対する思い入れなどをお伺いすることで、“状態”以上の価値――つまり「時間と思い出」「ワインに込められた物語」――も含めた総合的な価値判断が可能です。特級ワインや希少銘柄においては、こうした“見えににくい価値”が査定額の差につながることも多く、私たちはこの見極めを非常に重要視しております。

地域性と流通環境 ― 津田沼という街が育む再流通の可能性
津田沼は、都心からのアクセスの良さと、住宅地としての落ち着きを兼ね備えた地域であり、ワインや洋酒、趣味としてのワインの価値を理解し、大切にする方が多く住まわれている可能性があります。また、首都圏に近いため流通網も整っており、希少ワインや高級ワインの再流通や買い手の確保という点でも、有利な環境であると考えられます。今回お預かりしたエシェゾーは、銘柄の信頼性、保存状態、熟成ポテンシャル、そして立地と流通環境という複数の強みが重なっており、再販および価値維持・向上の見込みが十分ある一本と自信をもって評価いたしました。

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