DRCモンラッシェ 買取 甲府 |DRC モンラッシェ 2007 750ml 13.5% フランスを 高価買取しました。
2025/11/26に、山梨県甲府市にお住みの男性のお客様からDRC モンラッシェ 2007 750ml 13.5% フランスを650,000円でお買取をさせて頂きました。
このたびは、数あるお酒買取店の中から甲府の当店に「DRC モンラッシェ」をご来店でお持ち込みいただき、誠にありがとうございます。山梨県甲府――豊かな自然と落ち着いた暮らし、ワインや地酒文化にも親しみのあるこの地で、ブルゴーニュ最高峰の白ワインをお預かりできるご縁をいただいたこと、査定員として深い感謝とともに身の引き締まる思いを感じております。
“モンラッシェ”という名前を耳にしただけで、私の脳裏にはフランス・ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌ地方、あの石灰質主体の特級畑、シャサーニュ・モンラッシェ村やピュリニー・モンラッシェ村の斜面、小さな区画に限られた葡萄――そしてそこから生まれる、緻密で気品あるシャルドネの白ワインの姿が浮かびます。DRCによって醸されるこの一本は、生産量もごくわずかで、その希少性、品質、格式、そして時間の経過による熟成可能性すべてを兼ね備えた“白ワインの王者”と呼ぶにふさわしい存在です。そのような特別なワインを、甲府の当店でお預かりできたことに、スタッフ一同、誇りと責任を感じています。
実際に拝見させていただいたボトルは、年月を経た落ち着きある佇まいとともに、非常に良好な保存状態が保たれておりました。ラベルの印字ははっきりとしており、剥がれや大きな色あせ、貼り付けの乱れなどは見受けられず、キャップおよびコルクも損傷は見られませんでした。密閉性に問題はなく、液面(ワインの残量)も適正な高さを維持し、液減りや酸化の明らかな兆候は認められません。ガラス瓶も透明感と光沢を保ち、曇りや傷みが見られなかったことから、これまで長年にわたり丁寧に管理されてきた一本であるとの印象を強く抱きました。
甲府という地域は、ワインや地酒に対する関心が比較的高く、また地方ならではの落ち着いた文化やライフスタイル、そして自然との近さから、ワインや洋酒をストックし、価値を見つめ直す機会を大切にされる方が多いと感じています。こうした土地で、希少で価値あるモンラッシェを新しいオーナーへつなぐ――そのお手伝いができることは、私たちにとっても大きな喜びです。お客様の大切なワインに宿る「過去」と「今」、そして「これから先の可能性」を丁寧に見つめ、誠実に査定いたしますので、どうぞ安心してご相談、ご売却にお越しください。
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買取日
2025/11/26
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買取店舗
山梨甲府店
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アイテム名詳細
DRC モンラッシェ 2007 750ml 13.5% フランス
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状態ランク
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買取方法
店頭買取
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製造者
DRC
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原産国
フランス
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種類
ワイン
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アルコール度数
13.5%
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容量
750ml
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買取価格
650000円
今回の査定ポイント
銘柄と畑の由来――希少性と格による価値基盤
モンラッシェは、ブルゴーニュ地方のコート・ド・ボーヌ地区、シャサーニュ=モンラッシェ村およびピュリニー=モンラッシェ村にまたがる特級畑で造られる白ワインです。シャルドネを葡萄品種とし、そのテロワール(土壌、地形、気候など)の条件の厳しさと優秀さ、そして区画の限定性が、そのワインをただの白ワインではなく、世界的にも希少かつ価値の高いワインへと押し上げています。DRCという名門が手がけることで、その希少性やブランド性、そして造りの厳格さが保証され、ワイン市場や愛好家の間で“白ワインの王者”として高値・安定した需要が保たれているのです。このような銘柄背景と畑の格が、査定における価値の土台となります。
外観・ボトルの状態――管理の丁寧さが刻まれた証拠
査定では、まずボトルの現状を慎重に確認いたします。ラベルの状態、貼り付けの乱れ、剥がれや色あせ、キャップ・コルクの劣化、密閉性、ガラス瓶の透明度、曇りや傷みの有無、そして液面の高さ――これらは、そのワインがこれまでどのように扱われ、どのように時間を過ごしてきたかの“履歴”です。
今回お預かりしたモンラッシェでは、年月による落ち着きはあるものの、ラベルの印字は明瞭、貼り付け状態も整っており、剥がれや破損、目立つ変色や汚れといった劣化は見当たりませんでした。キャップおよびコルクの状態も良好で、密閉性も保たれており、液面の減少や液漏れ、酸化の痕跡も確認されず、ガラス瓶の透明感と光沢も失われていませんでした。こうした状態は、このワインが長年にわたり大切に保管され、丁寧に管理されてきた証拠とみなせます。この“保存の丁寧さ”は、査定において非常に強いプラス要素となります。
保存環境と熟成可能性――“第二の畑”としての保管が支える未来の価値
高級ワイン、特にモンラッシェのような白ワインは、収穫・醸造の善し悪しだけでなく、その後の保管環境がワインの将来、すなわち味わいや価値に大きな影響を与えます。適切な温度・湿度管理、光や振動の遮断、気温の急激な変化の少ない安定した環境、そしてコルクの乾燥を防ぐための横置き保管――こうした条件が守られていたかどうかは、熟成の質や将来の価値維持を左右する“第二の畑”とも言える要素です。
お客様からは、ご購入後すぐに開栓せず、長年にわたり安定した環境で保管されてきたとのお話をいただき、実際のボトルの状態にもその保存管理の丁寧さが反映されておりました。こうした保存履歴と現状の良好さが両立していることは、このワインが今後も品質を損なうことなく熟成を重ね、価値を維持あるいはさらに深めていく可能性を高める重要な要素だと判断いたします。
現在価値と将来価値――白ワイン最高峰の二重の資産性
モンラッシェは、若いうちには柑橘や白い花、白果実のフレッシュで華やかな香りやミネラル感を楽しめる一方で、時間とともにバターやヘーゼルナッツ、熟成香、それに伴う複雑さ、深い味わい、余韻の長さを備えることでも知られます。そのため、多くの愛好家やコレクターからは、今この瞬間の味わいとしてだけでなく、時間をかけて育てる“資産”としての価値も評価されてきました。
今回お預かりしたボトルは、保存状態の良さ、密閉性、液面の安定性、ボトルのコンディションなど多くの条件を満たしており、現時点でも十分な価値を持つと判断いたしました。そして同時に、将来的に熟成を重ねることで、より深みや複雑さ、風格を増す可能性を強く感じています。つまり、このワインは「今が価値のある資産」であると同時に、「未来に向けた可能性を秘めた資産」であると評価できます。
査定時の実物確認と対話――安心・納得の買取プロセス
当店では、ご来店による店頭買取を基本としております。お客様とともに実際のボトルを手に取り、その場でラベルの状態、コルク・キャップ、液面、瓶の質感、ガラスの透明度などを直接確認しながら査定を行います。写真や配送では判断しづらい、コルクの収まり具合や瓶のわずかな曇り、ガラスの質感、さらにはワインが持つ“気配”のような雰囲気――これらの繊細な要素まで、お客様自身の目と手で確かめていただけるのが大きな強みです。
加えて、お客様の保存環境、ご購入の経緯、ご売却に至った背景、ご自身のワインへの思い入れなどをお伺いすることで、ボトルの状態以上に、「時間と思い出」「ワインに込められたストーリー」「所有者の想い」といった“見えににくい価値”まで含めた査定が可能となります。特級ワインや希少ワインほど、こうした“ストーリー”や“時間”の重みを査定額に反映できるかどうかが、買取金額の差につながると私たちは考えております。
地域性と流通環境――甲府での再流通と次のオーナー探しの可能性
甲府という土地は、ワインや地酒文化に親しみを持ち、自然と暮らし、そしてライフスタイルや趣味に余裕を持つ方が少なくない地域です。そのような地域において、希少かつ高品質なワインであるモンラッシェを必要とする方、あるいは将来的な資産として見据える方との出会いの可能性は十分にあると考えています。また、大都市圏とのアクセスも比較的良いため、再流通や新しいオーナー探しにおいても、地の利があると感じています。
今回お預かりしたモンラッシェは、銘柄の格、保存状態、将来性、そして地域性と流通の可能性――これら複数の強みが重なった非常に恵まれた一本であり、再販および価値の維持・向上が見込めると、私どもは確信をもっております。
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