DRCモンラッシェ 買取 神戸三宮 |DRC モンラッシェ 2011 750ml 13%を 高価買取しました。
2025/11/26に、兵庫県神戸市にお住みの男性のお客様からDRC モンラッシェ 2011 750ml 13%を650,000円でお買取をさせて頂きました。
このたびは、多くある買取店の中から神戸三宮の当店に「DRC モンラッシェ」をご来店でお持ち込みいただき、誠にありがとうございます。神戸の街の中心、三宮という場所で、世界最高峰とされる白ワインを直接拝見できる機会に恵まれたこと、査定担当として大きな光栄とともに、その責任の重さを改めて感じております。
聞くだけで心が震える“モンラッシェ”という名。その名にはただの高級ワイン以上の重みがあります。私は思い浮かべます――フランス・ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌ地区、石灰質の土壌、斜面、葡萄畑、そしてシャルドネの葡萄が育まれ、名門であるDomaine de la Romanée‑Conti (DRC) によって慎重に醸される、その過程と時間。そして生まれる白ワインの気品、深み、可能性――まさに“白ワインの王者”と呼ぶにふさわしい一本です。今回、そんな稀少なワインを三宮の当店でお預かりできるご縁をいただき、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
実際に拝見したボトルは、年月を感じさせる落ち着きがありながらも、保存状態は非常に良好でした。ラベルの印字ははっきりとしていて、剥がれや大きな色あせ、破れなどの劣化は見られず、貼り付けの状態にも乱れはありませんでした。キャップおよびコルクの損傷もなく、密閉性に不安はなく感じられました。液面の高さ(ワインの残量)も適正で、過度な液減りや酸化の明らかな跡はなく、ガラス瓶の透明感と光沢もしっかり保たれていました。このようなコンディションを見ると、お客様がこれまで大切に保管し、丁寧に扱ってこられたことが伝わってきて、私たちも安心して査定を進めることができます。
神戸三宮という土地は、関西でも洗練と歴史、美食と文化、国際性と地域性が入り交じる独特の雰囲気を持つ街だと私たちは感じています。そんな場所で、このモンラッシェが次のオーナーのもとで再び輝き、新たな時間と思い出を紡ぐ――その可能性を思い描くと、私自身、胸が高鳴ります。お客様の大切なワインが持つ「過去」「今」「これから」を、私たちは丁寧に受け止め、新しい架け橋として誠実にお取り扱いいたします。どうぞ安心してご相談、ご売却にお越しください。
-
買取日
2025/11/26
-
買取店舗
神戸三宮店
-
アイテム名詳細
DRC モンラッシェ 2011 750ml 13%
-
状態ランク
-
買取方法
店頭買取
-
製造者
DRC
-
原産国
フランス
-
種類
ワイン
-
アルコール度数
13%
-
容量
750ml
-
買取価格
650000円
今回の査定ポイント
モンラッシェという特級畑出身 ― 白ワイン最高峰の誇りと希少性
このワインの価値の根幹を支えるのは、「モンラッシェ」という畑の格と、その畑から造られるワインとしての圧倒的な希少性です。モンラッシェは、フランス・ブルゴーニュ地方、コート・ド・ボーヌ地区にある、白ワイン用シャルドネとして世界的に名声を誇る特級畑で、そのテロワール(土壌・地形・気候条件)がシャルドネの可能性を最大限に引き出すことで知られています。
そのうえで、DRCという名門ドメーヌがこの畑からわずかな区画を所有し、生産量を抑えつつ慎重に醸造・熟成させることで生まれるモンラッシェは、世界でも最も評価され、流通量が非常に限られる稀有なワインです。こうした背景と希少性があるため、市場価値が高く、査定においても他とは別格の基準で評価されます。モンラッシェという銘柄と畑の出自、それだけでこのワインは“資産”としての価値を持つことになります。
ボトルの状態 ― 保存の丁寧さが刻まれた“時の履歴”
査定でまず注視するのは、手元にあるボトルの「今の姿」です。ラベルの印字状態や貼り付けの状態、剥がれ・破れ・汚れ、色あせなどの有無、キャップやコルクの状態、密閉性、ガラス瓶の透明度や曇り・傷の有無、さらには液面の高さや液減りの有無――これらは、そのワインがこれまでどう扱われ、どのように保存されてきたかを示す重要な証拠となります。
今回お預かりしたモンラッシェでは、年月の経過による自然な落ち着きは感じられるものの、ラベルは鮮明に保たれ、剥がれや破損、目立つ汚れや色あせは認められませんでした。キャップおよびコルクの状態も良好で、密閉性に問題はないと判断され、液面の減少や酸化の兆候も見られず、ガラス瓶も透明感と光沢を維持しておりました。こうした状態は、このワインが長年にわたって丁寧に管理され、大切に守られてきた証であり、査定において非常に強く評価されるポイントです。
保存環境と熟成ポテンシャル ― 将来を見据えた価値の判断
高級ワイン、特にモンラッシェのような白ワインにおいては、収穫・醸造の段階だけでなく、その後の保存環境がワインの熟成、品質維持、将来的な価値に大きな影響を与えます。適切な温度・湿度管理、光や振動の遮断、安定した環境での長期保管――これらが守られてきたかどうかは、ワインの将来性を左右する重要な要素となります。
今回お客様からお伺いした保存履歴、および実物のボトルのコンディションから、その管理の丁寧さがしっかり確認できました。こうした保存環境の確かさと、現状の良好なボトル状態が両立していることは、このワインが将来的に熟成を重ね、味わいや価値をさらに深める可能性を高める非常に重要な要素と判断いたしました。
現在価値と将来価値 ― “今”も“未来”も価値ある資産として
モンラッシェは、若いうちは柑橘類や白い花、白果実の繊細で華やかな香り、ミネラル感、シャープな酸といった特徴を持ちますが、時間とともにバター、トースト、ナッツ、あるいは熟成による複雑な香りと深い余韻、エレガントな味わいへと進化することで、多くのワイン愛好家から絶賛されるワインです。
今回お預かりしたボトルは、保存状態、密閉性、液面、瓶のコンディションなどの条件が整っており、現時点でも十分に高い価値を認められると判断いたしました。そして同時に、熟成を重ねることでさらに味わいや深みが増す可能性を強く感じる一本です。つまり、このワインには「今の価値」と「未来の可能性」という両方の魅力が備わっており、単なる古酒やコレクションとしてだけでなく、資産的な価値も十分にあると評価いたします。
店頭買取による実物確認と対話のある査定 ― 安心と納得の買取体験
当店では、ご来店による店頭買取を基本としております。お客様とともに実際のボトルを手に取り、その場でラベルの状態、コルク・キャップの具合、液面の高さ、瓶の質感、ガラスの透明度などをお客様自身の目でご確認いただきながら査定を進める方式です。
また、お客様のワインの保管環境、ご購入経緯、ご売却のご事情、ご自身の思い入れなどを直接お伺いすることで、状態以上に「時間と思い出」「ストーリー」「ワインに込められた想い」といった見えにくい価値も含めた総合的な査定が可能です。DRC モンラッシェのようなワインにおいては、そのような見えににくい価値が査定額や再流通時の評価に大きく影響することが多く、私たちはこのプロセスを非常に大切にしております。
神戸三宮という立地のメリット ― 再流通と需要の可能性
神戸三宮は、関西圏でも交通アクセスが良く、国内外からの訪問者、ワイン愛好家、レストラン関係者、文化や食を楽しむ人々など、多様な層が集まる街です。こうした地域では、希少ワインや高級ワインに対する理解と需要が比較的高く、再流通や次のオーナーとのマッチングという点でも非常に有利な環境だと私たちは感じています。
今回お預かりしたモンラッシェは、銘柄の格式、保存状態、熟成可能性、そして立地や流通・需要の条件――これら複数の強みが重なった非常に恵まれた一本であり、再販および価値維持・向上の見込みが十分にあると、私どもは確信をもって判断いたしました。
DRCモンラッシェ
買取