DRCモンラッシェ 買取 銀座 |DRC モンラッシェ 2001 750mlを 高価買取しました。
2025/11/27に、東京都中央区にお住みの男性のお客様からDRC モンラッシェ 2001 750mlを650,000円でお買取をさせて頂きました。
このたびは、多くある買取店のなかから銀座の当店に「DRC モンラッシェ」をご来店でお持ち込みいただき、誠にありがとうございます。日本のワイン文化や高級ワイン流通の最前線とも言える銀座という街で、世界に冠たる白ワインを直接拝見できる機会に恵まれたこと、私ども査定員一同、深い感謝とともに大きな誇りを感じております。
“モンラッシェ”という名を口にするだけで、私の頭にはフランス・ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌ地方の特級畑、シャサーニュ=モンラッシェ/ピュリニー=モンラッシェの石灰質主体の土壌、理想の地形・気候、そしてシャルドネの葡萄が育まれる葡萄畑の風景が浮かびます。そこから名門である造り手、Domaine de la Romanee-Conti(DRC)によって造られるこの白ワインは、生産量が非常に限られ、世界中のワイン愛好家・コレクターに切望される、白ワインの頂点に位置する存在――それが “DRC モンラッシェ” です。そんな希少かつ尊い一本を、銀座でお預かりできるご縁に、言葉では言い表せないほどの敬意を抱いております。
実際に拝見したボトルは、年月を感じさせる落ち着きと風格がありながら、コンディションは非常に良好でした。ラベルの印字や貼り付けに剥がれや乱れはなく、色あせや目立つ汚れも認められませんでした。キャップおよびコルクにも損傷はなく、密閉性に関する不安は感じられません。液面(ワインの残量)も適正な高さを維持しており、過度な液減りや酸化の明らかな痕跡は認められませんでした。ガラス瓶は透明感と自然な光沢を保ち、曇りや傷みもありませんでした。このようなボトルの状態を見ると、お客様がこれまでワインに手をかけ、大切に管理してこられたことが強く伝わってきます。
銀座という土地は、ワインを愛する人、美食を楽しむ人、海外のワイン文化に触れる人、高級ワインを資産やコレクションとして眺める人など、多様なニーズが交錯する街です。そんな街で、このような価値あるワインが新しいオーナーに巡り、新たな時間と思い出を紡ぐ――その可能性を思うと、私自身、胸が高鳴ります。お客様の大切なワインに宿る「過去」「今」、そして「これから先の未来」を、私どもは丁寧に見つめ、誠実に査定・買取をさせていただきます。どうぞ安心してご来店、ご相談、ご売却にお越しください。
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買取日
2025/11/27
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買取店舗
銀座店
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アイテム名詳細
DRC モンラッシェ 2001 750ml
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状態ランク
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買取方法
店頭買取
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製造者
DRC
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原産国
フランス
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種類
ワイン
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アルコール度数
13%
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容量
750ml
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買取価格
650000円
今回の査定ポイント
モンラッシェという特級畑とDRCという称号 ― 唯一無二の白ワイン
このワインの価値の根幹は、まず「モンラッシェ」という特級畑の格付けと、その畑から造られるワインの希少性にあります。モンラッシェは、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌに属し、白ワイン用シャルドネにとって世界でも最高峰とされる畑です。石灰質主体の土壌、気候、地形、日照、排水――シャルドネのポテンシャルを最大限に引き出す理想的なテロワールを備え、その葡萄から生まれるワインは並の白ワインとは比べものにならない凝縮感、ミネラル、酸、果実味、そして熟成による風味の深みを持ちます。
さらに、この畑の葡萄を用い、限定区画と低収量、厳格な選果、醸造、熟成を経て造られるのが DRC のモンラッシェであり、その希少性と品質の高さは世界的に認められています。DRC はブルゴーニュで最も名高い生産者のひとつであり、その信頼性と歴史、実績が、このワインを単なる嗜好品ではなく“資産”として成立させる大きな土台となっています。こうした背景が、査定における揺るぎない基準であると私たちは考えています。
ボトルの外観と保存状態 ― 過去の時間を映す履歴
買取査定において、まず重要となるのは手元にあるボトルの「今の姿」です。ラベルの状態、貼り付けの状態、剥がれや色あせ、汚れの有無。キャップやコルクの損傷、密閉性、そしてガラス瓶の透明度、曇りや傷み、さらにワインの液面の高さや液減りの有無――これらは、このワインがこれまでどのように扱われ、どのような時間を過ごしてきたかの“保存履歴”を示す重要な指標です。
今回お預かりしたモンラッシェでは、年月による落ち着きはありながらも、ラベルは鮮明に残され、剥がれや破損、色あせといった劣化は見られませんでした。キャップおよびコルクにも損傷はなく、密閉性は保たれており、液面の減少や酸化の兆候も確認されませんでした。加えて瓶のガラスは透明感と光沢を維持し、曇りや傷みもない状態でした。これらすべては、このワインがこれまで大切に、安定した環境で丁寧に保管されてきた証であり、査定において非常に強いプラス要素となります。
保存環境と熟成ポテンシャル ― 将来の価値を見据えた判断
モンラッシェのような高級白ワインは、収穫や醸造の善し悪しに加えて、その後の保存環境が味わいや価値の維持、そして熟成による価値の向上に大きく影響します。適切な温度・湿度管理、光や振動の遮断、安定した環境での長期保管――まさに“第二の畑”としての役割を果たす保存環境が守られてきたかどうかは、将来への価値の予測において非常に重要です。
今回お預かりしたボトルについては、保存状態や密閉性、液面の安定性、瓶の質感などから、長期間にわたって適切に保管されてきたことが強くうかがえました。このような保存管理の丁寧さは、熟成を重ねたときに香味のさらなる深みや複雑さ、洗練されたエレガンスを引き出す上で重要な要素であり、そのポテンシャルがきちんと担保されていることは、将来価値において大きな強みとなります。
現在価値と将来価値 ― 二重の資産性を持つワインという価値観
モンラッシェは、若いうちからシャープな酸、豊かなミネラル、柑橘や白い果実、白い花、果実味といった特徴を持ち、それだけでも十分に魅力的な白ワインですが、時間をかけて熟成を重ねることで、バターやヘーゼルナッツ、トースト、熟成香、深い旨味、長く続く余韻など、複雑で重厚な味わいへと変化していきます。この熟成のポテンシャルこそが、モンラッシェを「今を楽しむためのワイン」ではなく、「未来に価値を育てる資産」として特別なものにしています。
今回お預かりしたボトルは、保存状態、密閉性、液面の安定性、瓶のコンディションなどの条件が整っており、現時点ですでに高い価値を持つワインと判断いたしました。そして同時に、適切に熟成を重ねることで、さらに味わいや価値が深まる可能性が十分にある一本です。つまり、このワインは「現在価値のある資産」であると同時に、「将来に価値が育つ資産」としての魅力を兼ね備えていると評価いたします。
店頭買取による実物確認と対話型査定 ― 信頼と納得の買取体験
当店では、ご来店による店頭買取を基本としております。お客様とともに実際のボトルを手に取り、その場でラベル、コルク・キャップの状態、液面、瓶の質感、ガラスの透明度などを直接ご確認いただきながら査定を進める方式です。配送や写真のみでは把握しづらい、コルクのわずかな歪み、瓶の曇りやガラスの質感、液面の微細な差、さらにはワインが持つ“空気感”のような繊細な要素まで、お客様ご自身の目と手で確かめていただけるのが、この店頭買取の大きな強みです。
また、お客様のワインの保存環境、ご購入時期、ご売却に至ったご事情、ご自身の思い入れなどを直接お伺いすることで、状態以上に「時間と思い出」「ワインに込めたストーリー」「所有者の想い」といった“見えににくい価値”も含めた総合的な査定が可能となります。DRC モンラッシェのような希少で高価なワインにおいて、こうした対話と確認を伴う査定プロセスこそが、最も信頼性と納得感の高い評価につながると私どもは考えております。
銀座という立地の強み ― 流通、需要、そして次のオーナーとの架け橋
銀座は、日本有数の高級ワインの流通、販売、そしてワイン文化の中心地のひとつです。国内外のワイン愛好家、コレクター、レストラン、美食を楽しむ人々――多様な層が集い、希少ワインや高級ワインに対する理解と需要が高い街です。このような立地特性は、DRC モンラッシェのような希少ワインを次のオーナーに引き継ぐうえで非常に有利であり、再販や適正な価値での流通を実現しやすい環境だと私たちは確信しています。
今回お預かりしたワインは、銘柄の格、保存状態、熟成ポテンシャル、そして立地としての銀座という流通・需要環境――これら複数の強みが重なった非常に恵まれた一本であり、再販および価値維持・向上の見込みが十分にあると、私どもは自信を持って判断いたします。
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