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外車(輸入車)の買取におすすめの業者7選!高価査定ポイントや売却時の注意点を解説

車の買取サービスは世の中にたくさんあり、日本のどこに住んでいても利用できます。しかし業者によって特徴や強みもそれぞれです。そのため「外車を高く売るためには、どこの買取サービスを利用するべきだろう」と悩んでいる人もいらっしゃるのではないでしょうか? この問題を解決するべく、おすすめの買取サービス7つをまとめました。ご自身が保有している外車に適したサービスがきっと見つかりますよ。

また本記事では、国産車と外車の買取価格に関する違いと理由も解説しています。車の売却を検討中の方は、より高く売るためのポイントを押さえていただき、買取サービスをご利用ください。

この記事でわかること
  1. 外車(輸入車)の売却におすすめの買取サービス
  2. 買取サービスを利用するときの注意点
  3. 外車(輸入車)の高価買取が難しい理由と高く売るポイント
  4. 外車(輸入車)の買取相場
  5. 買取サービスの利用をおすすめできる人、できない人
  6. 買取サービスを利用するときによくある質問と回答

近年、査定額と買取額が大幅に異なるなど、悪質な車買取業者も増えています。適正な相場で買取してもらうためにも、複数業者に査定額をもらってしっかり検討しましょう。

輸入車・カスタムカー専門店AUTO FUNを使えば、カスタムやオプションを査定金額に反映してくれます。海外へのコネクションも強く、大切にしている愛車の超高額買取が期待できます。また、買取〜販売まで自社で行っているため、一括査定のように業者からの電話ラッシュもありません。輸入車・カスタムカーの買取を検討している方に非常におすすめのサービスになります。

目次

外車買取におすすめのサービス7選

外車買取おすすめ_LIBERALA.png 外車買取おすすめ_よくある質問のイメージ.jpg 外車買取おすすめ_おすすめできる人のイメージ.jpg 外車買取おすすめ_高く売るポイントのイメージ.jpg 外車買取おすすめ_売却できない理由のイメージ.jpg 外車買取おすすめ_難しい理由のイメージ.jpg 外車買取おすすめ_おすすめ7選のイメージ.jpg 外車買取おすすめ_まとめのイメージ.jpg 外車買取おすすめ_注意点のイメージ.jpg 外車買取おすすめ_買取相場のイメージ.jpg 外車買取おすすめ_BIGMOTOR.png外車(輸入車)を売却するときにおすすめする買取サービスを7つご紹介します。

外車の場合は買取サービス選びが特に大切です。なぜなら国産車と比較して、外車は流通量が多くないからです。結果として、買取サービスの中には外車の買取経験が少なく、的確な査定ができないところも。査定者が詳しくない場合は、決して損失が出ないように安全率を大きくとられ、安めの買取価格になってしまいます。

大切な車を適正価格で売るためにも、外車に強い買取サービスを利用しましょう。

輸入車ドットコム

総合おすすめ度
査定額
速さ
安心
運営会社 株式会社ゴーランドカンパニー
提携業者数 未公開
対応地域 日本全国

公式サイトで見る
さまざまな買取業者から査定を取ったあとに、もう一声欲しいという人には「輸入車ドットコム」がおすすめです。

輸入車ドットコムは最高値保証をしているため、ほかの買取業者が出した価格に上乗せして買取してくれると評判の買取サービスです。そのため一括査定サービスを利用するなどして、事前に高価で売れる買取業者を見つけておく必要があります。

また、輸入車ドットコムへ査定を依頼するときには、事前に得ている買取価格を伏せておくことがポイントです。輸入車ドットコムの査定結果のほうが安かったときだけ、情報を教えて交渉しましょう。先に見せてしまうと、その価格を目安にされてしまうので大幅な価格UPが期待できなくなります。

輸入車ドットコムをうまく使うためには、ほかの買取サービスよりも手間と時間が必要です。それでも外車や輸入車を高く売却したい人は、ぜひご利用ください。

外車王

総合おすすめ度
査定額
速さ
安心
運営会社 カレント自動車株式会社
提携業者数 未公開
対応地域 日本全国

公式サイトで見る

外車や輸入車の中でも希少価値が高いモデルや、プレミアがついている旧車を売却したい人には「外車王」がおすすめです。

輸入車に特化して20年という長い歴史があり、外車王は輸入車について熟知しています。そのため珍しいモデルであっても、査定時にその希少価値を見落とすことはありません。また、買取した車を自社の店舗で販売するときも同様に、希少価値をアピールして高値で販売可能。高く売る自信があるからこそ、高い買取価格をつけてくれます。

買取手続きの速さも評判を集めているポイントです。最短で申し込み当日に契約まで可能で、車と必要書類の引き渡しが終われば翌営業日に入金まで対応してくれます。

外車王は普通とは違うメーカーやモデルの車でも、豊富な知識と販売力で高価買取してくれるので、おすすめの買取サービスです。

ユーカーパック

外車買取おすすめ_ユーカーパック
総合おすすめ度
査定額
速さ
安心
運営会社 UcarPAC株式会社
提携業者数 8,511店舗(2022年9月現在)
対応地域 日本全国(離島や一部地域を除く)

公式サイトで見る
一括査定のように買取業者からたくさん電話がかかってきたり、価格交渉したりするのが苦手な人には「ユーカーパック」がおすすめです。

査定の申し込みから売却手続きまで、ユーカーパックが間に入って対応してくれます。そのため、買取業者からの電話がかかってくることは一切ありません。

またユーカーパックは、オークションを利用して車を売却するサービスです。高価で売却したくても「もっと高くならないか?」など、買取業者と交渉するのは難しいですよね。その点オークションであれば、参加者同士が勝手に価格を競ってくれるので、何もする必要がありませんありません。

ユーカーパックは1社だけに査定を依頼する気楽さで、一括査定のような高価で売却できると評判のサービスです。利用料金もかからないので、外車や輸入車を気楽に売りたい人は、ぜひご利用を検討ください。

外車買取専門店リベラーラー

外車買取おすすめ_LIBERALA
総合おすすめ度
査定額
速さ
安心
運営会社 株式会社IDOM
提携業者数 48店舗
対応地域 北海道:札幌、帯広
東北:青森、岩手、宮城、山形、福島
関東:茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉
中部:山梨、静岡、長野、愛知、岐阜、三重、富山、石川
関西:滋賀、大阪、兵庫、和歌山
中国:岡山
四国:香川、愛媛、高知
九州:福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島

公式サイトで見る

外車や輸入車への乗り換えを検討している人には「リベラーラー」がおすすめです。

リベラーラーでは輸入車の買取だけでなく、販売も行っています。リベラーラーの運営会社は、大手買取業者のガリバーと同じ株式会社IDOMです。リベラーラーだけでなく、ガリバーの幅広いネットワークも駆使して、良質な中古輸入車を仕入れています。自社で買取した中古車なので、当然中間マージンもなく、安く販売が可能。良質な中古車をお求めやすい価格で買えるので、売却するときだけでなく購入するときにもおすすめです。

買取に関しては、日本人にも評判がいい3つのメーカーに力を入れています。

  • BMW
  • Merceds Benz
  • Audi

これらのメーカーの中で、特に高価買取中の車種がホームページに掲載されているので、ぜひ確認してみてください。

カーネクスト

総合おすすめ度
査定額
速さ
安心
運営会社 株式会社ラグザス・クリエイト
提携業者数 1000社以上
対応地域 日本全国(一部離島を除く)

公式サイトで見る

事故車や廃車など、状態が悪い外車や輸入車を売りたい人には「カーネクスト」がおすすめです。

カーネクストは0円以上買取保証をしているため、どんな状態の車であっても買取をしてくれます。実車査定や車の引き取りは無料であるため、手数料を心配することもありません。

自分で車を処分する場合、手続きに費用がかかります。自走できない車であれば、さらにレッカー代が必要です。すべての費用を合わせて、5万円ほど想定しておいたほうがいいでしょう。カーネクストを利用すれば、出費を心配することなく車を手放せる上に、すべての廃車手続きも一括して請け負ってくれるのでお得です。

もう一つの特徴として、カーネクストは実車査定がありません。申し込み時の情報と、電話でのヒアリングだけで買取価格を提示してくれます。忙しくて実車査定に立ち会えない人には評判のサービスです。

以上の点からカーネクストは、下取りでは値がつかないほど状態が悪い車を売却したい人におすすめの買取サービスです。

ガリバー

外車買取おすすめ_ガリバー
総合おすすめ度
査定額
速さ
安心
運営会社 株式会社IDOM
提携業者数 約480店舗(2022年9月現在)
対応地域 日本全国

公式サイトで見る

外車や輸入車を、大手買取業者に安心して売却したいと考えている人には「ガリバー」がおすすめです。

ガリバーは2020年に中古車買取台数で1位に輝いたこともある、業界最大手の買取会社です。(2020年1月日本能率協会総合研究所調べ)実際の取引量を決算資料から調べた結果、2021年度の買取台数は245,903台でした。これだけの取引量があるので、買取価格を左右する車種や年式、走行距離、グレードのそれぞれが近い条件で買取実績が見つけられます。

買取実績から自分の車がどのくらいの買取価格になるのか事前にわかるので、安心して査定を依頼できますよね。

インターネットでガリバーの口コミや評判を調べると、悪い情報も出てきます。しかし本当に悪いサービスであれば、ここまで大きく成長しません。どんなメーカーの車でも、高価で買取し続けてきた実績があればこそでしょう。

以上のように、ガリバーは豊富な買取実績をもっているため、安心して取引ができる買取サービスです。

ビッグモーター

総合おすすめ度
査定額
速さ
安心
運営会社 株式会社ビッグモーター
提携業者数 307店舗(2022年9月現在、オープン予定店舗も含む)
対応地域 日本全国

公式サイトで見る

国産車への乗り換えも視野に入れ、外車や輸入車を売却したいと考えている人には「ビッグモーター」がおすすめです。

ビッグモーターは買取した中古車を、お求めやすい価格で再販売しています。保険や車検も扱っているので、車の購入から運用、売却までビッグモーター以外に頼る必要がありません。買取の実績だけでなく、中古車販売の顧客満足度でも1位を獲得しており、評判も良好です。(2016年8月楽天インサイト株式会社調べ)

また日本全国どこに住んでいても利用しやすい点も魅力。ビッグモーターでは全国307箇所すべての店舗で、中古車買取と販売の両方を行なっています。さらに指定工場数も日本一であるため、車検のときも遠くまで行く必要がありません。ビッグモーターを窓口にして、自動車のことをすべて相談できるのは助かりますね。

以上のようにビッグモーターは、買取以外にも車のことをなんでも相談できます。もちろんあらゆるメーカーの車両に対して高価買取の実績も豊富。カーライフを1つのお店だけで過ごしたい人におすすめです。

外車(輸入車)買取の注意点2つ

外車買取おすすめ_注意点のイメージ「できるだけ高く車を売りたい」

「買取業者とはどのように交渉すればいいんだろう?」

外車(輸入車)を売却するときに、できるだけ高く売りたいと誰しもが考えます。そこで買取価格を交渉しようと考えているものの、どのように話をすればいいか悩んでいる人もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし相手は、車の買取にかけては百戦錬磨の強敵です。絶対に上手くいく交渉術はありません。一方で止めておいた方がいい注意点はありますので、2つ解説します。

注意点①車の状態について正直に話す

外車に限った話ではありませんが、中古車を売却する時には、必ず車の状態を正確に伝えましょう。

売却後に意図的に隠したり、嘘をついたりした項目が見つかった場合、買取価格の減額や契約の解除となることがあります。それだけでなく、買取業者が用意する契約書には「申告義務」の記載があるため、買取業者から損害賠償請求をされるケースも。気づかなかった方が悪いという理屈は通用しません。

伝えるべき情報として、次の内容があります。

  • 修復歴の有無
  • 冠水歴の有無
  • 走行距離計の交換有無

上記のいずれも、実車査定時に指摘されなかったとしても、車の引き取り後の整備をはじめとした商流で気づかれます。高価で売却したい気持ちはわかりますが、リスクをとることはおすすめできません。必ず車の状態を正直に話しましょう。

注意点②希望の売却価格は伝えない

買取業者は言葉巧みに、査定中の外車や輸入車の売却希望価格を聞き出そうとしてきます。しかし希望の売却価格を伝えることはおすすめできません。

先に希望価格を伝えると、交渉の主導権が相手に渡ってしまいます。要するに、希望価格を上限として、業者が買取価格を下げる交渉が始まってしまうということです。一度伝えた希望価格よりも高く売る交渉は難しくなります。

例えば「100万円なら売る」と最初に伝えて、買取業者がすぐに「100万で買います」と返事をする状況を想像してみてください。「相場より安く売ってしまったかな?」と感じませんか? 買取業者はそのように受け取られないように、最初は「90万円が限界です」などと言ってくるでしょう。

このように希望の売却価格を伝えると、そこが買取価格の上限になってしまいます。そのため、決して買取業者に漏らさないようにしましょう。

近年、査定額と買取額が大幅に異なるなど、悪質な車買取業者も増えています。適正な相場で買取してもらうためにも、複数業者に査定額をもらってしっかり検討しましょう。

輸入車・カスタムカー専門店AUTO FUNを使えば、カスタムやオプションを査定金額に反映してくれます。海外へのコネクションも強く、大切にしている愛車の超高額買取が期待できます。また、買取〜販売まで自社で行っているため、一括査定のように業者からの電話ラッシュもありません。輸入車・カスタムカーの買取を検討している方に非常におすすめのサービスになります。

外車(輸入車)が高価で売却できない理由は4つ

外車買取おすすめ_売却できない理由のイメージ外車(輸入車)を売却した人の中には「国産車と比べて買取価格が安い」と感じる人もいらっしゃるのではないでしょうか? 国産車よりも新車価格が高く、デザインも高い評価を得ているのになぜ査定で評価されないのかと、疑問を持っても不思議ではありません。ここではその疑問を解決するために、外車が高価で売却できない理由を4つのポイントに整理して解説します。これから外車を購入される人も、把握しておくことをおすすめします。

理由①国産車に比べて故障しやすくメンテナンス費用が高価

外車(輸入車)が高価で売却できない最大の理由は、故障しやすいというイメージとメンテナンス費用が高いという事実です。

実際に輸入車に乗っている人から、故障が多くて困っているという話を聞いたことがあるという人もいるでしょう。しかし車の信頼性について調査しているJ.D.Powerによると、必ずしも国産車がいい評価を得ているわけではありません。特にポルシェなどの高級車は、国産車以上に評価されています。

実際に故障が多かった過去のアメ車や、現在でも故障が多い一部のメーカーが、輸入車全体の評判を落としてしまっている面もありますね。

またイメージが払拭されても、メンテナンス費用が高い事実は残ります。交換する部品も輸入品になるため、国産車より価格が割高になることは避けられません。メンテナンス費用が高いので、手を出しづらいと感じる人も多くいます。

以上のように、故障しやすくメンテナンス費用が高いという印象によって、外車は高価で買取されにくくなっています。

理由②日本では需要がそれほど高くない

日本では国産車の人気が根強く、外車(輸入車)の人気はそれほどありません。人気がなければ中古車ディーラーも高く売ることが難しく、結果として査定額もおさえられます。

人気が高くない理由として、輸入車の価格帯が考えられます。パーク24株式会社が調査した情報によると、約8割の人が300万円以下の予算で車を検討します。一方で日本自動車輸入組合がまとめた情報によると、2021年に登録された輸入車のうち、価格が300万円未満の車両は16%しかありません。

2つのデータを基に考えると、購入者の希望と輸入車の販売価格にはミスマッチがあることがわかります。中古の輸入車ならば価格が安くなるので、購入者層も増えるでしょう。しかし中古の国産車も同様に安くなるので、国産車と比較して需要が低いという傾向は変わりません。

以上のように日本では輸入車の需要が少なく、高価で買取されにくくなっています。もちろん、輸入車の中には日本でも人気が高いモデルもありますので、リセールバリューまで含めて購入する車を選ぶことがおすすめです。

理由③査定項目で国産車より減額されやすい

外車(輸入車)の買取価格が安くなる理由には、国産車よりも査定時に減額されやすいという点もあります。

輸入車は取引量が少ないために査定相場が荒れやすく、業者としても高値をつけにくい車種が多くあります。またメンテナンス費用が高価で、需要はそれほど高くないという輸入車の特徴から、条件が悪い車両だと価値が急落しがちです。具体的にどのような条件が減額される要因になっているのか、3つのポイントで詳しく解説します。

モデル&グレード

外車(輸入車)が査定時に減額されやすいポイントの1つ目は、モデルやグレードです。

大手買取業者では、中古車オークションの落札データを収集し、買取価格の基準を作っています。しかし輸入車は売却される台数が少なく、希少なモデルやグレードになると相場を作るだけの売買実績を集められません。そのため適正な買取価格を判断するためには、買取業者の知識や販売力が問われます。

例えば、査定している輸入車が希少価値の高いモデルであることを知らなければ、新車価格に対して査定額は低くなってしまうでしょう。仮に知っていたとしても、価値を理解して購入してくれる顧客は、簡単に見つかるものではありません。買取した車を確実に売る販売力がなければ、高価を提示することは難しくなります。

以上のように、モデルやグレードによっては相場がないため、新車価格に対して通常よりも安い買取価格になることがあります。高く売るためには輸入車を専門に扱っていたり、輸入車の販売も行っていたりと、輸入車の知識を持った買取業者を見つけることが大切です。

走行距離

外車(輸入車)が査定時に減額されやすいポイントの2つ目は、走行距離です。

走行距離は車の故障リスクと密接に関わっています。要するに走行距離が増えるほど、故障する可能性は高まります。そして走行距離の増えるスピードと、故障が増えるスピードのバランスが、国産車と輸入車では違うところがポイントになります。

国内メーカーは、日本の四季や走行条件を経験して車両を設計しているので、海外メーカーより日本向けの設計では有利です。そのため走行距離に対して故障が少なく、メンテナンス頻度が少なくても耐えられる車づくりができています。

一方で輸入車の場合、高価で売却できない理由その1で解説した通り、過去のイメージや実際の評価で、故障しやすいと認識されている面があります。結果、走行距離が増えることに対するリスクを買取価格に織り込む必要があり、相場も安くなっているのです。

以上のように、国産車と比較したとき、輸入車の方が同じ走行距離でも減額されやすくなっています。高く売るためには、国産車よりも走行距離が伸びないうちに売却することがおすすめです。

キズやへこみ

外車(輸入車)が査定時に減額されやすいポイントの3つ目は、キズやへこみです。

国産車と比べて、輸入車の場合はキズやへこみの修理費用は高価になります。塗料が特殊であったり、ボディー形状が特徴的であったりするためです。そのため売却する車にキズやへこみがある場合、修理費用が高くなるぶん、相場よりも買取価格は安くなります。

また中古車市場で、輸入車に期待される価値は国産車とは異なります。例えば、国産車であれば業務用に購入する人がいるため、キズやへこみがある車でも需要はあります。しかし高級車を除き、輸入車を業務用に購入する人はあまりいません。プライベートで使うならば、キズやへこみが無い車のほうを買いたいですよね? 市場での需要が落ちやすいため、輸入車の場合はキズやへこみによって減額されやすくなっています。

このように、輸入車の場合はキズやへこみが査定額に与える影響が大きいという特徴があります。高く売るためにも、外傷をつけないよう丁寧に乗りましょう。

理由④輸入車ディーラーの下取りはそもそもの査定価格が安い

外車(輸入車)が高価で売却できない理由として、輸入車ディーラーの下取り価格が高く無いことも挙げられます。

輸入車ディーラーの下取り価格が安い理由は、次の4つが考えられます。

  1. 輸入車需要が少ない
  2. 中古車の販売ルートが少ない
  3. 相場の変動が激しい
  4. 新車の値引きが増えている

これまで解説してきたように、輸入車は国産車と比較して需要がありません。結果として中古車の販売ルートも増えることはなく、仕入れても売ることが難しい状況になっています。またモデルチェンジが市場での人気に与える影響も大きく、価値が変動しやすい面もあります。そもそも売ることが難しく在庫リスクを抱えているのに、価値が落ちるリスクまであれば、下取りの査定が厳しくなることも当然ですね。

さらに、最近は輸入車の売り方が変わりつつあり、新車販売時の値引き額が大きくなってきています。新車で安く買えるようになって嬉しい反面、下取り価格も安くなるという負の面もでてきているわけです。

以上の理由により、輸入車ディーラーでの下取り価格が安くなっています。そのため輸入車は下取りではなく、買取サービスを利用して売却しましょう。

近年、査定額と買取額が大幅に異なるなど、悪質な車買取業者も増えています。適正な相場で買取してもらうためにも、複数業者に査定額をもらってしっかり検討しましょう。

輸入車・カスタムカー専門店AUTO FUNを使えば、カスタムやオプションを査定金額に反映してくれます。海外へのコネクションも強く、大切にしている愛車の超高額買取が期待できます。また、買取〜販売まで自社で行っているため、一括査定のように業者からの電話ラッシュもありません。輸入車・カスタムカーの買取を検討している方に非常におすすめのサービスになります。

外車(輸入車)を高く売るポイント5つ

外車買取おすすめ_高く売るポイントのイメージ外車(輸入車)は高価で売却しにくい車です。

「それでも高く売ることを諦めたくない!」

そのような人に向けて、押さえておくべきポイントを5つご紹介します。

紹介するポイントの中には、国産車と変わらない内容もあります。しかしここまで解説してきたように、外車は国産車と同じようには扱われません。そのため高く売るポイントについても、外車ならではの理由があります。結果として重要性も変わってくるので、タイトルだけで判断せず、ぜひご一読ください。

輸入車・高級車専門業者に売却

外車(輸入車)を高く売るポイントの1つ目は、輸入車や高級車を専門に扱っている業者に売却することです。その理由は2つあります。

  • 買取相場がなくても適切に査定してもらえる
  • 独自の販路があるため利益分岐点が高い

買取業者は、業者間で行われている中古車オークションの相場情報を基に、査定額を決めています。しかし輸入車や高級車は流通量が少ないので、相場が定まりません。そのためいくらで買い取れば利益を出せるか、査定者が予想して価格を決める必要があります。輸入車や高級車を専門に扱っている業者であれば、豊富な経験から高い精度で予想可能です。結果として、安全マージンを加えることなく買取価格を決められるので、高値に期待できるというわけです。

また買取した車の販路についても、専門店のほうが効率化されています。例えば、自社で販売することで中間マージンを削減している業者もあり、高価で買取しても利益が出せるようにしています。

経験値や仕組みの面で有利なので、輸入車を売るときには専門業者がおすすめです。

一括査定を利用する

外車(輸入車)を高く売るポイントの2つ目は、一括査定サービスを利用して売却することです。

一括査定サービスを利用することで、複数の業者を競合させ、買取価格を釣り上げる効果に期待できます。車を高く売りたいのであれば、国産車・輸入車に関わらずおすすめする売り方です。

その中でも特に輸入車や高級車を売るときには、一括査定は必須といっても過言ではありません。なぜならば、国産車よりも査定者の目利き力が求められるからです。

先に解説しているとおり、業者はオークションの相場情報を基に買取価格を決めます。しかし相場が定まらない輸入車や高級車の場合は、それぞれの査定者の経験に基づいて買取価格を決めなければなりません。そのため、査定者によって査定額のバラつきが大きく、1社だけの査定では安く売ってしまう可能性が高まります。複数の業者に査定を依頼し、経験が浅い業者に売らないようにすることが大切です。

一括査定サービスを利用すれば、簡単に複数の業者へ査定依頼できるので、輸入車を売るときには利用してください。

車をキレイにしておく

外車(輸入車)を高く売るポイントの3つ目は、実車査定の前に車をキレイにしておくことです。

査定前にキレイにしておくことで査定者の印象を良くし、プラス査定のポイントをアピールしやすくなります。外装だけを取り繕うのではなく、車内の清掃も忘れずに行いましょう。こちらのポイントも、中古車を高価で売却したいのであれば、国産車・輸入車を問わずおすすめです。

しかし、とりわけ輸入車に関しては、メンテナンスをせずに乗っている疑いを避ける目的もあります。メンテナンスフリーでも故障しにくい国産車と違い、輸入車は定期的なメンテナンスが欠かせません。もし適切に行われていないと判断されれば、買取価格は走行距離以上に減額される可能性があります。

もちろん車の状態を見て判断されるポイントですが、汚い車のほうが疑いをもたれやすく、判定も厳しくなりがちです。不必要な疑いを避け、プラス査定を得るためにも、実車査定前に車の状態を整えておきましょう。

車をディーラーへ下取りには出さない

外車(輸入車)を高く売るポイントの4つ目は、ディーラーへ下取りに出さないことです。下取り価格は、買取価格と比べて安くなってしまう傾向があります。その理由は次のとおりです。

  • 価格を競う相手がいない
  • 下取りした車の販路が最適化されていない

まず下取りの場合は、新しく車を購入するディーラー以外から査定を出してもらうことがありません。買取のように相見積もりをとることができないため、ディーラーの言い値で売却することになります。価格交渉の余地が少ないため、買取価格よりも安くなりやすいのです。

また買取業者は、買取した中古車を再販売することで利益を得ているため、少しでも経費を削れるように販路を最適化しています。しかしディーラーは車を売ることが本業であり、下取りした車の売却は副業のような位置付けです。そのため買取業者に効率面で勝つことは難しく、下取り価格もおさえられています。

以上の理由により、下取りはおすすめできません。高く売るためにも買取サービスを利用しましょう。

買取価格の相場を把握しておく

外車(輸入車)を高く売るポイントの5つ目は、売却する車の買取相場を把握しておくことです。

どのくらいの価格で買取されているか実績や相場を確認しておくことで、次のメリットがあります。

  • 安い価格で売ってしまうリスクを避けられる
  • 価格交渉ができる

車を売却するときには、まず一括査定サービスなどを利用して複数の業者から査定をとることがおすすめです。しかし輸入車の場合は、国産車よりも査定額のバラつきが大きくなる傾向があります。輸入車の方が流通量が少ないため、買取価格の基準にできる実績が少ないためです。当然安い価格が提示されるリスクも大きいので、事前に買取相場を把握しておき、安い価格では売らないように備えておきましょう。

また一番高い査定額が、かならず買取相場よりも高価であるとは限りません。 地域や買取時期によっては、業者全体で査定額が下がっていることもあります。そのようなときでも、もし買取価格の相場や実績を事前に把握していれば、その価格まで自信を持って交渉できますよ。

以上の理由から、買取価格の相場や実績を事前に把握しておきましょう。

外車(輸入車)の買取相場

外車買取おすすめ_買取相場のイメージ
メーカー・車種 買取相場 [万円] 新車販売価格 [万円]
BMW
MINI Cooper SD ALL4
年式:2020年(2年落ち)
走行距離:0.8万km
340.0 516.0
フォルクスワーゲン
T-Cross TSI 1st Plus
年式:2021年(1年落ち)
走行距離:0.1万km
266.0 335.9
BMW
330e iパフォーマンス Mスポーツ
年式:2017年(5年落ち)
走行距離:3.0万km
200.2 624.0
ボルボ
V60 T5 inscription
年式:2018年(3年落ち)
走行距離:1.5万km
391.6 614.0
フォルクスワーゲン
ゴルフGTI
年式:2017年(5年落ち)
走行距離:3.0万km
202.4 389.9

「具体的に外車(輸入車)はどのくらいの価格で買取されているの?」

そのような疑問にお応えするため、外車の買取実績を調査しました。日本自動車輸入組合が集計した「外国メーカー車モデル別新車登録台数順位の推移(暦年)」を参照し、2021年に人気だった5車種を選択しています。

国産車の買取相場は、3年落ちで新車価格の5割、5年落ちで3割になるといわれています。この基準と比較して、日本人に支持される車種であれば買取価格は遜色ありませんね。

外車(輸入車)買取をおすすめできる人・できない人

外車買取おすすめ_おすすめできる人のイメージ外車(輸入車)を高く売れる買取サービスですが、誰にでも利用をおすすめできるわけではありません。外車を売却する人の性格や、利用するときの状況によっては、あまりおすすめできないこともあります。実際にインターネットで買取サービスについて調べると、利用したことを後悔しているように感じさせる口コミも出てきます。

そこでここでは、買取サービスの利用をおすすめできる人とできない人について解説します。後悔しない選択ができるよう、ぜひご一読ください。

外車(輸入車)買取をおすすめできる人

買取サービスを利用して外車(輸入車)を売却することをおすすめできる人は、次の条件に当てはまる人です。

  • 手間や時間よりも売却価格の方が大切な人
  • 廃車寸前の状態が悪い車を手放したい人
  • 現金が必要な人

買取業者へ査定を依頼したり価格の交渉をしたり、買取サービスの利用には手間と時間がかかります。しかし下取りよりも高く売れるので、「手間や時間がかかってもいい!」と考える人には買取がおすすめです。

ほかにも自走できない車や、ボディーが傷だらけの車など、状態が悪い車を手放したい人にも買取がおすすめできます。自分で廃車手続きをすると費用がかかってしまいますよね。しかし買取サービスを利用すれば、費用がかからないどころかお金がもらえる可能性もあります。

最後に重要なポイントとして、買取の場合は現金が戻ってきます。現金であれば新しい車の購入費用にあてるだけでなく、日々の生活や旅行などにも使え、当然ながら用途を選びません。車を現金化したい人は、買取サービスを利用するべきです。

いずれかの条件に当てはまったならば、買取サービスの利用をおすすめします。

外車(輸入車)買取をおすすめできない人

買取サービスを利用して外車(輸入車)を売却することは、一部の人にはおすすめできません。次の条件に当てはまる人は、買取サービスを利用するよりも、ディーラーへ下取りへ出す方がいいでしょう。

  • 車を楽に乗り換えたい人
  • 時間がない人

車の乗り換え予定の人にとって、下取りは売却と購入が一緒のお店で同時にできる点が魅力です。買取サービスを利用すると、車を売る手続きと、新しい車を買う手続きをそれぞれしなければなりません。価格交渉や書類の準備なども別々に必要なので、手間に感じる人が多いでしょう。

また下取りの場合は、複数の業者に査定をすることもないので、時間がかかりません。たしかに買取サービスの方が、下取りよりも高く売れる面はあります。一方で、仕事やプライベートで忙しい生活をしている人にとって、時間はまさにお金と同じ価値があります。「時間を買う」と考えれば、売却価格が安くても許容できるのではないでしょうか?

買取サービスは高く売るために、手間や時間をかける必要があります。しかしお金以上に大切なものがある人には、下取りなど、ほかの売却方法をおすすめします。

外車(輸入車)買取に関するよくある質問

外車買取おすすめ_よくある質問のイメージ「動かない車でも買取してくれるかな?」

「まだローンが残ってるけど利用していいの?」

外車(輸入車)を売る機会はなかなかありません。そのため「保有している車が買取サービスで売却できるかわからない」という人もいらっしゃるのではないでしょうか? せっかく下取りよりも高く売れる買取サービスを、勘違いから利用しない人がいるのはもったいない。そのような無駄が生じないように、買取に関してサービスの利用者がよくする質問と回答をご紹介します。

Q1.廃車や事故車でも買取可能か?

廃車や事故車でも、外車(輸入車)を買取してくれる業者はいます。

日本で買い手が状態の車両であっても海外に輸出したり、分解してパーツ単位で販売したりして利益を出しているためです。例えば今回ご紹介している外車王は、事故車や水没車、不動車、解体車のような車でも、高価買取をうたっています。

仮に自走できない状態であっても問題ありません。無料で自宅まで実車査定に来てくれるしてくれる業者がほとんどですし、中には電話での聞き取りだけで査定が完了する業者もいます。買取価格がつかないこともありますが、自分で廃車費用を支払って車を処分するよりもおすすめです。

廃車や事故車であっても価値がないと思い込まずに、ぜひ買取サービスをご利用ください。

Q2.ローンが残っている車の買取も可能か?

ローンが残っている外車(輸入車)であっても、買取サービスを利用できます。ただし利用するためには、次のいずれかの条件を満たさなければなりません。

  • 一括返済できるローン契約を組んでいる
  • ローン契約中でも売却できる契約になっている

多くのローン契約では、返済中は車を売却できないようになっています。契約に売却制限の条項が盛り込まれていたり、車を担保にするために所有者がローン会社になっていたりするためです。ただしいずれの条件であっても、ローンを一括返済してしまえば問題はなくなります。買取サービスの利用に併せて返済する場合は、買取価格と相殺して支払うこともできます。

また銀行系ローンの中には、返済中であっても売却を認めているものもあります。この場合は一括返済する必要もないので、なにも気にせず売却可能です。

ローンが残っている外車(輸入車)を売りに出すことは珍しいことではありません。申し込みや実車査定のときに相談しておくと、手続きもスムーズに進められるのでおすすめですよ。

Q3.外車(輸入車)を買取ではなく下取りに出した方が良いケースもありますか?

手間をかけずに外車(輸入車)を売却したい人には、買取よりも下取りの方がおすすめです。下取りには、次のメリットがあります。

  • 乗り換えと一緒に手続きができる
  • 車の乗り換え時に空白期間が生じない
  • 現金のやりとりがない

下取りは、車の乗り換えと一緒に手続きできます。一方で買取サービスを利用する場合は、車の売却と購入を、それぞれ別の店舗で行わなければなりません。売却日と新しい車の納車日がずれてしまうと、しばらくの間、車なしで生活をする必要があります。仕事で車を使う人にとっては大きな問題ですよね。下取りであれば納車日に合わせて車の引き渡し日を決められますし、ディーラーが代車を用意してくれることもあります。このように、下取りをおすすめできるケースも考えられます。

たしかに買取サービスを利用した方が高く売れますが、買取価格以外の面も総合的に判断しましょう。

まとめ

外車買取おすすめ_まとめのイメージこの記事では外車を売るときにおすすめの買取サービスについてご紹介しました。

外車は国産車とは一味違った魅力がある車です。しかし流通量の少なさから、価値を理解できる人は多くありません。また日本では需要も多くないため、買取価格の安さにがっかりした人もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回おすすめした買取サービスであれば、豊富な経験に基づいた高価買取に期待できます。ぜひご利用を検討ください。

また買取業者の選び方以外にも、高く売るためのポイントを解説しました。手間はかかってしまいますが、積み重ねたときの効果は無視できません。外車は購入価格が高価なため、数パーセントの違いでも金額は大きくなりますよ。外車の価値を引き出すために妥協はせず、頑張りましょう!

ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。