2025/11/29に、大阪府枚方市にお住みの男性のお客様からサントリー　山崎18年を85,000円でお買取をさせて頂きました。

この度は「山崎18年」の査定をご検討いただき、誠にありがとうございます。枚方といえば、大阪と京都の間に位置し、落ち着いた住宅街と、地元に根づいた商店、家族連れの穏やかな雰囲気が魅力の街です。リラックスした空気が漂い、暮らしそのものを大切にされている方が多い地域だと日々感じています。お酒の扱いに関しても、枚方のお客様は“派手ではないけれど、丁寧で気遣いの行き届いた管理”をされている方が非常に多く、査定をしているとその人柄が自然と伝わってくることがよくあります。

先日も、「子どもの就職祝いの時に開けようと思って買ったんですが、気づけば年月が経ってしまって」と、穏やかな笑顔で山崎18年をお持ち込みくださった男性がいました。箱の角が少しも潰れておらず、布で包んで保管していたことがひと目でわかるほど綺麗な状態で、その扱いの丁寧さに枚方らしさを強く感じました。飲むタイミングを大切に考えながらも、「せっかくなら良い状態で残したい」という思いが伝わる、その少し控えめで優しい姿勢が、枚方の方々に共通する魅力でもあると感じています。

山崎18年は、日本のシングルモルトを世界に広めた立役者ともいえる一本で、シェリー樽熟成による豊かな甘み、果実味の奥に潜む深いコク、長い余韻など、飲み慣れた方にも新鮮さを感じさせる特別な魅力があります。18年熟成という年数は、樽と原酒のバランスが最も調和しやすい期間とも言われており、その“完成された美しさ”が多くの愛好家を魅了し続けています。

しかし、この価値は年数だけでは決まりません。液面の高さ、ラベルやキャップの状態、外箱の保存状態、付属品の有無――どれかひとつでも変化があれば査定額に影響します。枚方のお客様は、こうした点を意識した保管をしている方が多く、「飲む予定はなくても、綺麗なまま置いておきたかったんです」と語られる姿に、枚方の丁寧な暮らしの一面を見ることがよくあります。

査定を進める中でも、「どういうところが評価につながるんですか？」と興味を持って尋ねてくださる方が多く、その素直で前向きな姿勢が、こちらの説明にも自然と熱が入る瞬間につながっています。枚方はのんびりとした地域という印象を受ける方もいますが、実際には“静かにこだわる方”が多く、ウイスキーへの向き合い方にもその気質がはっきり表れています。

もし枚方で大切に保管してきた山崎18年があり、その価値を確かめたいという方、あるいは売却を迷われている段階でも、ぜひ店頭へお持ち込みください。一本が歩んできた年月、ご家庭での思い出、そしてお客様の気持ちを大切に汲み取りながら、誠実に状態を拝見し、納得いただける査定額をご提示いたします。査定だけでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。