2025/11/29に、大阪府吹田市にお住みの女性のお客様からDRC コルトン 2015年 750ml 13% ブルゴーニュ ワインを630,000円でお買取をさせて頂きました。

この度は「DRCコルトン」の査定をご検討いただき、誠にありがとうございます。江坂は大阪でも特にバランスの良い街として知られ、ビジネス街としての活気と、住宅地の落ち着きの両方が自然に溶け込んでいます。外資系企業やIT関連のオフィスが多く並ぶ一方で、裏通りにはカフェや専門店が並び、暮らしと仕事を自分のペースで大切にする方が多い印象があります。その雰囲気はワインへの向き合い方にも表れており、江坂のお客様は、ワインを“好きだから持っている”という純粋な愛着と、“価値を理解しているから丁寧に扱う”という知性が共存しているように感じます。

先日も、江坂で働く男性がお越しになり、「節目ごとにワインを買ってきたが、コルトンは特別な場面に取っておいた一本なんです」とDRCコルトンをお持ち込みくださいました。ビジネスの場で多くの経験を積んできた方らしく、言葉は少なめながらも一本に込めた想いがはっきりと伝わり、丁寧に保管されていたこともひと目で分かる美しい状態でした。江坂のお客様は、良いものを長く大切に使うという価値観を持つ方が多く、その姿勢がワインにも滲んでいるのだと感じます。

DRCコルトンは、DRCが手掛けるワインの中でも特に重厚さと気品が際立つ銘柄です。コルトンの丘が生むしっかりとした骨格を背景に、DRC特有の透明感のある果実味が重なり、長期熟成を前提とした造りになっています。時間の経過が味わいの奥深さを引き出すワインであるため、保管状態やボトルの個体差が価値に大きく影響し、店頭での直接確認が何より重要になります。

江坂は住環境が整っており、ワインセラーを利用される方も多いため、液面や外観の状態が良いコルトンをお持ち込みいただくことが多い地域です。実際にボトルを手にすると、保管に配慮されてきたことが伝わり、査定員としても嬉しい気持ちになります。また、江坂のお客様は説明を聞く姿勢が真剣で、査定の理由を丁寧にお伝えすると深く納得され、その上で手放すという選択をされる方が多いことも特徴です。

査定では、液面レベル、コルクの沈み具合、キャップシールの状態、ボトル表面の質感、エチケットの紙質や色調など、この一本がどのように年月を過ごしてきたかを細かく確認していきます。ワインは外から見えない部分にこそ時間が刻まれるため、ボトルを手にしてひとつひとつ注意深く読み解く作業が欠かせません。江坂のお客様は「きちんと見てもらえるなら安心です」とおっしゃる方が多く、査定の透明性を大切にする姿勢にも共感を覚えます。

もし、引っ越しやライフスタイルの変化などでワインの整理をお考えであれば、あるいは価値を確かめておきたい一本が眠っている場合でも、どうぞ遠慮なく店頭にお持ち込みください。江坂らしい洗練された空気の中で、お客様の大切な一本と向き合い、その時間と価値を丁寧に査定させていただきます。