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軽自動車の買取におすすめの業者ランキング7選!査定相場や高く売る方法も徹底解説

軽自動車の買取を検討されている方には「普通車よりも査定価格は低いし、下取りも買取も変わらないでしょ?」と、思っている方もいるかと思います。しかし、例え古い軽自動車であっても高く売るおすすめの方法があります。

軽自動車を査定するなら軽自動車専門店に買取を依頼することで、市場相場に見合った金額を提示してもらえます。

また今回は軽自動車の買取におすすめの業者ランキングから、軽自動車の年式などの状態、高価買取の条件、売却のための書類などを記載しております。

この記事でわかること
  • おすすめの買取業者7選
  • 軽自動車を高く売るためのコツ
  • 高価買取に必要な知識

【先に紹介!車買取のおすすめサービス比較表】

サービス名 総合評価 特徴
カーネクスト

電話1で買取契約が完結。どんな車でも0円以上の高価買取を実現。

ガリバー

中古車買取台数No.1の実績。全国約460店舗のネットワークと独自の査定システムで高価買取を実現。

カーセブン

全国160店舗を展開するフランチャイズチェーン。契約後減額がなく、キャンセルも可能

※更新時期によって詳細数値が異なる場合があります

近年、査定額と買取額が大幅に異なるなど、悪質な車買取業者も増えています。適正な相場で買取してもらうためにも、複数業者に査定額をもらってしっかり検討しましょう。

申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れる、”MOTA無料一括査定”を使えば、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみです。そのため従来の一括査定のように業者からの電話ラッシュもありません。また、上位3社が再度買取額を競り合うため、最高額での売却が期待できます。

目次

軽自動車の買取におすすめの業者ランキング7選

軽自動車の買取をするなら軽自動車の買取に強い業者を選ぶことをおすすめします。今回は特に実績のある業者を7つ選び業者ランキングを記載しています。

それぞれの業者の特徴も調査しておりますので、よりご自身にあったサイトを選択してもらえたらなと思います。

カーネクスト

名社名 株式会社ラグザス・クリエイト/RAXUS CREATE INC.
所在地 〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3番1号グランフロント大阪タワーB 18階
設立 2008年4月8日
HP https://cmgroup.jp/

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カーネクストは現車確認ナシの契約まで電話1つで完結できる、忙しい方におすすめの業者です。電話で車の状態を説明すれば立ち合いの必要もなく簡単に査定してもらえます。その後、提携業者が車の引取りにきてくれる買取店となっております。

買取の相場は提携業者同士で競り合うような形式で、引取りのさいに事故歴など故意の過失が無ければ査定額の減額もなく、提示された金額のまま高く売ることができます。

「軽自動車でしかも古い車なんだけど」とか「動かない車をもっていってほしい」といった、状態が気になる車もレッカー車の請求もされず、最低0円~買取をしてもらえます。車種によっては高価買取につながった実例もあります。

売却時に必要な書類はカーネクストに電話したときに案内されるようなので、他に分からないことがあれば電話一本で対応してもらえます。

イカプラ

名社名 株式会社プラス
所在地 〒460-0008愛知県名古屋市中区栄3丁目2-3名古屋日興證券ビル4階
設立
HP https://ikapula.com/

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イカプラでは600店を超える買取店の中から比較して、一番高価買取が可能な業者を見つけてくれます。600店の中にはSUVやスポーツカー専門店、もちろん軽自動車専門店も提携しているため、査定相場は古い車であっても高く売ることができます。

一括査定と聞くと申し込みと同時に買取業者から営業の電話がかかってきて、煩わしさを感じる方も少なくありません。しかし、イカプラでは自身の代わりに買取店と交渉してくれるので、しつこい営業電話が来ることがないためおすすめです。

「これだけ楽ができるなら査定に対して時間が掛かりそう」と、心配になりそうですが、イカプラなら3時間で最高額買取店を紹介してくれます。

LINE、メール、電話と申し込みの手段が広く、LINEなら車検証や走行距離の写真、車の状態が送れるので、スピーディーに対応してもらえます。

カービュー

名社名 株式会社カービュー
所在地 東京都千代田区紀尾井町1番3号東京ガーデンテラス紀尾井町紀尾井タワー22階
設立 1996年9月5日
HP https://carviewform.yahoo.co.jp/kaitori/

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カービューは提携300社以上の中から一度に最大8社へ一括査定することが可能です。そのため自分で買取をしてもらいたい業者を選択したり、査定相場が競合していそうな業者同士をぶつけて、高く売ることができます。

自身で業者を見定めて比較しなければなりませんが、より高く売る行動派の方におすすめです。

査定結果は買取業者から直接連絡が来ます。連絡方法がメールなのか電話なのか買取業者によって異なりますが、特に電話だと「めんどくさいなー」と感じてしまう方がいるかもしれません。

しかし、提携300社以上もあるので、事故車や古い車、軽自動車の買取に強い専門店が多数ありますので、車種や状態を問わず依頼ができます。

買取の際、提携店舗に出向く必要があります。しかし、買い替えも検討しているのであれば更に「買取金額を上乗せしてもらえた」との口コミもあります。

ナビクル

名社名 株式会社エイチームライフデザイン
所在地 〒450-6432 愛知県名古屋市中村区名駅三丁目28番12号大名古屋ビルヂング32F
設立 2013年8月22日
HP https://www.navikuru.jp/

公式サイトを見る

ナビクルは愛車の相場を45秒の簡単入力でクイック診断できます。最大10社から一括査定後、全国から最新の査定相場価格がWeb上で確認できます。買取だけでなく下取りの相場も見ることができるので、業者とディーラーとの比較にも使えます。

さらに査定実績も多く、大手買取業者ビッグモーターやラビット、カーセブンといった信頼できる店舗のみを紹介してくれます。

相場推移グラフがみられるナビクルなら、どの時期に売却すれば一番高く売れるのかがわかります。人気のグレードはなにか、愛車の年式は高いのか、過去と現在と未来のデータから、適切な売却タイミングを知ることができます。

自分の愛車がどのような相場で取引されてきたのか調べたり、これから高く売るためのデータをとりながら、最適な時期を見定めたい方にはおすすめできるサービスです。

SellCa(セルカ)

名社名 クイック・ネットワーク株式会社 (G-LION group)
所在地 〒650-0041 兵庫県神戸市中央区新港町11-1 ジーライオンアワーズビル9F
設立 2017年10月
HP https://www.sellca-sellcar.com/

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SellCa(セルカ)は愛車を業者オークションに出品することで、買取店の手数料や陸送費などの手数料を大幅にカットし、一括査定相場よりも高く売ることができると言われている買取サービスです。

「車に詳しくないのに業者オークションに出品しなければならないなんて」と、初心者には難しいそうに感じますが、専門スタッフが査定の依頼から売却の手続きまでサポートしてくれます。

また、店舗での買取ではないため営業の電話は一切なく、対面で対応する必要が無いため交渉することが苦手な方にも安心です。

業者オークションは海外に輸出する業者も多いことから、希少車なら特に高く売ることができ、軽自動車のカプチーノやビートなど海外の輸出量が極端に少ない車には特におすすめです。

エンジンがかからない車や、大きく破損しているような状態だと、オークションに出品できないことがあるようなので、自身の車の状態を確認してSellCa(セルカ)に相談する必要があります。

ズバット車買取

名社名 株式会社ウェブクルー
所在地 〒154-0024東京都世田谷区三軒茶屋二丁目11番22号サンタワーズセンタービル4F
設立 1999年10月1日
HP https://www.zba.jp/car-kaitori/

公式サイトを見る

ズバット車買取も高く売るために使われる一括査定サイトです。200以上の優良業者から最大10社に査定を依頼します。

軽自動車の買取実績も多く、利用したユーザーのアンケートでは「思っていたよりも高く売ることができた」と回答しています。古い車であっても専門店であれば高額査定の期待が持てます。

サイト内で買取相場の確認ができるため、依頼した査定額で売却するかどうか比較できます。そのため業者に対しても交渉の材料になりそうです。

一括査定になるとどうしても買取店からの連絡が煩わしいと思いますが、上記の通り軽自動車の実績が多く、高値で売却できるためおすすめのサービスです。

カーセンサー

名社名 株式会社リクルートカーセンサー
所在地 東京都台東区上野1-19-10上野広小路会館ビル10階
設立 1999年6月(前身会社) 2014年10月(社名変更)
HP https://kaitori.carsensor.net/

公式サイトを見る

カーセンサーは中古車販売をしている販売店、業者の在庫を掲載しているイメージが強いのですが、大手買取店を含む1,000社以上と提携した業界最大手の買取一括査定サービスも展開しております。

最大30社へ一括査定が可能で複数社の査定額を比較することができます。車両の売却手続きの方法や、中古車相場や車の情報も詳しく説明がされているため、はじめての売却でも安心できます。

一括査定なので電話とメールのやり取りをしなければなりませんが、査定日を合わせて一度に複数の買取店から受けられるためそれ程大変ではなさそうです。

また、オークション出品も可能で電話対応は1社のみ、最大5,000社が入札するサービスも展開しています。

さまざまな形式の買取方法を開拓しているカーセンサーは、業界最大級の規模と実績をもっています。軽自動車の買取実績も多く、より高く売るためにもおすすめのサービスです。

軽自動車を高く売るためのポイント5つ

軽自動車を高く売るためのポイントを5つ紹介します。

車を高く売るなら専門店に依頼することと、一括査定すれば業者同士の競合も図れます。愛車を大事にしていたことをアピールすることが重要ですが、詳しい内容は順を追って説明します。

軽自動車専門店に買取査定を依頼する

軽自動車を高く売るなら専門店に査定を依頼するのが最も効率的です。大手のガリバーならミニクル、軽自動車に力を入れいている専門店であれば、他の一般店より買取実績も多いです。

また、専門店で中古車を販売する側として考えてみれば、需要のある商品をわざわざ業者オークションで仕入れなくても、直接買取ができるなら労力が少なくて済みます。そのため買取相場より高くても仲介業者を挟まないぶん高価買取に繋がります。

希少車であればさらに専門店での買取をおすすめします。スズキのカプチーノなどの場合買い取ったあとに修理すると、純正パーツの生産をメーカーがしていないことが多々あります。その場合部品の調達の労力と修理費と天秤にかけた場合、高く買い取ることが難しくなってしまいます。しかし、専門店であれば、部品のストックであったり、修理の知識があるので、一般店よりも無駄な労力が少なく済みます。

お店側の気持ちも考慮するとより高く売るためのヒントが見えてきます。

車体を綺麗にしておく

愛車を高く売るなら査定の日に洗車をしておくべきです。細かい傷がみえるから隠すために雨の日に行くとか、ワザと洗わない方がいい。と言われる方もいますが、おすすめできません。

何故なら買取店はその持ち主がどのように車を扱ってきたのか見た目で判断するからです。同様に内装に関しても同じで、たばこの臭いや芳香剤をつけすぎている車にも警戒されてしまい、売却のさいに不利になってしまいます。

いかに愛車を大事にしているか言葉で伝えても、状態を見て判断されてしまうので、是非内装と外装はピカピカに掃除しましょう。軽自動車なら普通車よりも小さいので、時間をかけずに済みます。

また、綺麗にしていくと細かな傷が目立ってしまいます。可能であればコンパウンドなどで磨くと、より高く売ることができます。オートバックスなどのカー用品店に行けば、簡単にできる商品がありますので、洗車道具を買うついでに用意するのがおすすめです。

一括査定を利用する

軽自動車を高く売るなら一括査定で複数の業者に査定してもらうのがおすすめです。

買取相場は存在しますが、地域や店舗によって需要はさまざまです。専門店だけではなく、よりその車を欲しいと思う業者が競合し合えば1万円でも高く売ることが可能です。

また、1店舗だけに査定を依頼すると適正価格なのかが分かりにくいのも問題です。多くの業者に依頼すれば、それが高いのか安いのかがわかるので、一括査定を利用するのは理にかなっています。

一括査定は沢山の業者の対応をしないといけないからと嫌がる方もいますが、業者を相手にしなくてもいいイカプラであったり、オークション形式のカーセンサーや SellCa(セルカ)もあります。ご自身にあった買取サービスを選択し比較することで、より簡単に高く売ることができます。

正規品のパーツも査定してもらう

軽自動車の査定で同じグレードでも、相場よりも高く売ることができた実例として、正規品のパーツを装備していたことがあります。

正規品とは純正パーツや最初からつけていたパーツのことで、純正エアロやアルミホイール、ナビやドラレコのことです。

軽自動車で人気があるN-boxなどのハイト軽ワゴンで、両側電動スライドドアを装備している事、ターボがついているモデル、安全装備が装着されている車両は特に高く売ることができ、同じ車種と比較しても査定額が違います。

安全装備は任意保険の割引にも繋がりますし、高齢のドライバーの需要は上がってきています。

電動スライドドアも特に女性ドライバーの人気が高く、それらの装備を車に装着すると、どうしても車重が重くなってしまい、加速性能が落ちてしまいます。そのためターボを求めるひとも多くなります。

外見だけではわからないパーツもありますので、査定をしてもらうさいには、必ず業者に説明するのがおすすめです。

高く売れる「1〜3月」と「9月」に買取査定を依頼する

軽自動車の買取相場は中古車販売価格の相場と関係しています。なので売却する時期は需要が増えるシーズンを見計らって、査定するのがおすすめです。

1~3月は、中古車販売店にとって決算期になることと、新社会人の就職の準備が重なるシーズンです。この需要の準備のために買取業者は在庫を確保したいので、高く売るチャンスになります。

9月は、夏休みに出かけるシーズンで人が外にでやすくなる季節です。その移動手段として中古車の需要が増える。というわけではないようです。しかし、車の買い替えの時期であったりセカンドカーの購入で市場は動くので、9月も一般的に高値で売却できるタイミングです。

環境の変化が動く時期は車業界も同じように値動きしています。業者オークションの相場が1~3月、9月と取引価格が上昇すれば、そのぶん買取店でも強気に買取ができます。

需要と供給のバランスをシーズンごとに調査すれば、他の月よりもさらに高く売ることが可能です。

軽自動車の買取で実際に高額査定になるケース

軽自動車の買取で高く売ることができた理由を記載していきます。査定時に業者が必ず見るポイントになっているので、自身の車の状況と書類をまとめておくと、よりスムーズに取引できます。

走行距離が少ない軽自動車

車を査定した場合高く売るなら年式は新しいものがよく、走行距離がある程度あったとしても、大きく下がることは少ないです。そして古い車であればあるほど査定がつかなくなります。

しかし、軽自動車の場合たとえ古い車であったとしても、走行距離が少ない場合高く売ることができます。相場と反比例するこの値動きが何故おこるのかというと、普通車と比較して軽自動車は一般的に耐久性が劣っているとされています。なので、年式が新しい車でも走行距離が70,000km超えている場合、売却時に加点されることは少ないです。それに対して古い軽自動車であっても、走行距離が40,000km以下であれば需要がうまれ、高く売ることができます。

中古の軽自動車を求める方からみれば、新型でも走行距離が多い車よりも、旧型の走行距離が少ない車を選択した方が修理費を考えてもリスクが少ないと言えます。一般的に軽自動車の中古を検討される方の多くは、維持費の安さを求めています。それなのに、乗ってから壊れてしまったのでは意味がないからです。

なので軽自動車の場合は、年式よりも走行距離を重視した需要がうまれているので、走行距離が少ないうちに売却するのがおすすめです。

年式が新しい軽自動車

では、年式が新しい軽自動車でも走行距離が70,000km以上走ってしまったら、高く売ることはできないのでしょうか?

そんなことはありません。最近の軽自動車は耐久性もあがり快適装備も普通車に劣っておりませんので、モデルが新しければ新しいほど買取相場は高値を維持しています。

古いモデルであるなら走行距離を優先しますが、新しい軽自動車であれば査定の時に走行距離が70,000km以上であっても、そこまでの減額にはいたらないようです。

ただし、1年から3年でそれだけの距離を走ったという記録が残ってしまうので、購入する側の需要としては、過走行であっても新型にどうしても乗りたい!そんな方に絞られてしまいます。

新型で短期間の間にこれだけの距離を走る方も珍しいとは思います。一般的に1年10,000kmと仮定すれば、やはり年式が新しく走行距離も少ない軽自動車は、非常に高値で取引されますので、早めの売却がおすすめです。

修復歴がなく状態が良い軽自動車

修復歴ありと査定時に評価されてしまうと、買取価格は大きく下がってしまいます。普通車のみならず軽自動車も売却時には注意が必要です。

修復歴とは車の外装を傷つけてしまった程度ではこれにあたらず、バンパーがへこんでしまい、新品に交換した履歴でもありません。修復歴は車のフレームという形を形成するうえで重要な部品を曲げてしまう程の大きな事故や、傷がついてしまった場合に修復歴として記録が残ります。

中古車販売相場を参照すると同じ状態の車と比べて、安価で販売されていることが分かります。売却時に最低でもこの差額分は減額されるものだと考えるとイメージがつくと思います。

では「黙っていたらばれないだろ」と虚偽の申告をしてしまうと、最悪の場合法的処置を課せられる場合もありますので絶対にやめましょう。次の項目で説明しますが、修理の記録は整備記録簿で詳細に書かれますので、これも紛失しないよう注意が必要です。

外装に小さな小傷がついたからといって、素人が市販のタッチペンなどで色を塗ってしまうと、どうしても目立ってしまいます。小傷程度は中古車なら当たり前につくもので、業者もそれほど気にしません。なのでそのまま査定にだすことをおすすめします。

修復歴がなく、内装、外装とともに綺麗な状態なら、販売業者も店舗に並べるさいに、余分な労力が減るので高価買取につながります。

エンジンに問題がなく整備記録簿がある軽自動車

軽自動車なら特にメンテナンスをきっちりやっている車の方が、査定時に高く買取してもらえます。

エンジン不調の主な原因として、オイル交換があります。それ以外にもクーラントやブレーキオイル、ミッションオイルなどの点検もこまめにやっておくのがおすすめです。

ディーラーなどで整備を行えば整備記録簿を作ってくれますし、説明もしてくれていると思います。もし、説明がなにもなかったとしても、一度整備記録簿の有無を確認してみるといいと思います。古い車の場合は特に紛失している可能性が高いので販売店に聞いてみてください。

整備記録簿がある車両とない車両を比較すると、買取価格相場に違いがあります。なので、少し面倒でも用意しておくべきです。

車検が残っている軽自動車

軽自動車を買取してもらう時期は早い方がいいです。「車検を受けたばかりでもったいない」と気が引けてしまうのは分かります。

しかし、中古車販売の価格相場をみると車検が残っている車の方がすぐに売れていることが分かります。車検までの期間が長い方が販売店も手続きが少なく済む事と、新しく購入する方の利便性に対して需要がうまれます。そのため販売店もすぐに売れるからと高値で買取してくれます。

それに、車の価値も月ごとに下落していくので、早めの行動がおすすめです。

新車への乗り換えは下取りも選択肢に

古い軽自動車から乗り換えの場合、走行距離と車の状態から買取専門店では高く売ることが難しい場合があります。しかし、新車への乗り換えならディーラーでの下取りも検討するのがおすすめです。

たとえ専門店で査定が上手くいかなかった車であっても、キャンペーンや販売強化月間を狙えば、新車値引きと併合してくれる可能性があります。

古い軽自動車は下取りに出した方が良いケースも

軽自動車は上記でも記載した通り、耐久性が心配されています。特に距離を走っている状態の車であれば、高速道路などのエンジンに負荷がかかる乗り方をされている可能性も高くなってしまうので、販売する側の中古車専門店としては、慎重になるのも致し方ありません。特に走行距離が100,000km超えているとかなりシビアです。

しかし、新車への乗り換えをするなら他社への乗り換えを防ぎたいディーラーはシビアコンディションの車であっても、新車販売価格の割引と併合して価格をつけてくれる場合があります。

なので、新車を買うことを前提に下取りを依頼することをおすすめします。特に、セール時期や1~3月、9月などの新車販売強化月間を狙うと、商談がスムーズに進む可能性があります。

このような強化月間などの下取りキャンペーンをいつ頃やっているのか、新車を乗り換えようと思っていることをディーラーの営業マンに相談してみましょう。すると、その時期を教えてくれたり、そのまま商談してくれることもあります。

古い車や過走行車で買取店では価格がつかなかった場合、ディーラーに出向くことをおすすめします。

【年代別】軽自動車の買取相場一覧

軽自動車の買取価格を、年代と人気車種に絞ってランキング形式でまとめました。車種はホンダN-BOX、日産ルークス(デイズルークス)、スズキスペーシア、ダイハツタントの標準グレードです。それぞれの走行距離は年10,000kmとしています。

高く売るためにどのタイミングが一番おすすめなのかも記載していきます。

2021年(1年落ち)〜2019年(3年落ち)

1位はN-BOXです。2021年(1年落ち)N-BOXの平均買取相場は984,000円。2020年(2年落ち)は928,000円。2019年(3年落ち)になると819,000円で、平均買取価格は910,000円です。

2位はスペーシアです。2021年(1年落ち)スズキスペーシアの平均買取相場は1,018,000円。2020年(2年落ち)は840,000円。2019年(3年落ち)になると775,000円で、平均買取価格は877.000円です。

3位はルークス(デイズルークス)です。2021年(1年落ち)日産ルークス(デイズルークス)の平均買取相場は888,000円。2020年(2年落ち)は846,000円。2019年(3年落ち)になると675,000円で、平均買取価格は803,000円です。

4位はタントです。2021年(1年落ち)ダイハツタントの平均買取相場は890,000円。2020年(2年落ち)は766,000円。2019年(3年落ち)になると710,000円で、平均買取価格は788,000円です。

軽自動車で買取した場合も人気車種の需要があり、N-BOXは3年たっても大きく値崩れしていません。ルークスは新型が出てまもないので、前モデルも査定しています。モデルチェンジのタイミングも重なって、下取り価格は全車で一番高く、買取と比較しても5万円ほどの差額です。

3年落ちまでならどの車種も500,000円を上回っています。最初の車検までに乗り換えを検討されている場合は、早めに行動すると高く売ることができますのでおすすめです。

2018年(4年落ち)〜2016年(6年落ち)

1位はN-BOXです。2018年(4年落ち)N-BOXの平均買取相場は784,000円。2017年(5年落ち)は630,000円。2016年(6年落ち)になると535,000円で、平均買取価格は649,000円です。

2位はスペーシアです。2018年(4年落ち)スズキスペーシアの平均買取相場は720,000円。2017年(5年落ち)は490,000円。2016年(6年落ち)になると446,000円で、平均買取価格は552.000円です。

3位はルークス(デイズルークス)です。2018年(4年落ち)日産ルークス(デイズルークス)の平均買取相場は606,000円。2017年(5年落ち)は537,000円。2016年(6年落ち)になると456,000円で、平均買取価格は533,000円です。

4位はタントです。2018年(4年落ち)ダイハツタントの平均買取相場561,000円。2017年(5年落ち)は529,000円。2016年(6年落ち)になると466,000円で、平均買取価格は518,000円です。

やはり軽自動車は5年500,000kmを越えたあたりから急激に買取相場を落としています。特にスペーシアは2017年にモデルチェンジした影響を受けていますし、タントも2019年のモデルと比較して旧型の需要は低いです。

逆に下取りの価格が上がってくるのはこの辺りの年式からなので、古い車から新車に買い替えるなら、下取り査定も検討しておけば、より高く売ることができそうです。

人気のN-BOXであっても6年落ちで500,000円を切りそうで、他のライバル車は500,000円を切っています。やはり車の価値が高い5年目に売却するのがおすすめです。

2015年(7年落ち)〜2012年(10年落ち)

1位はN-BOXです。2015年(7年落ち)N-BOXの平均買取相場は421,000円。2014年(8年落ち)は377,000円。2013年(9年落ち)で323,000円になり、2012年(10年落ち)で312,000円になってしまい、平均買取価格は358,000円です。

2位はタントです。2015年(7年落ち)ダイハツタントの平均買取相場は347,000円。2014年(8年落ち)は300,000円。2013年(9年落ち)で154,000円になり、2012年(10年落ち)で91,000円になってしまい、平均買取価格は223,000円です。

3位はスペーシアです。2015年(7年落ち)スズキスペーシアの平均買取相場は339,000円。2014年(8年落ち)は260,000円。2013年(9年落ち)で186,000円になり、2012年(10年落ち車名パレット)で100,000円になってしまい、平均買取価格は221,000円です。

4位はルークス(デイズルークス)です。2015年(7年落ち)日産ルークス(デイズルークス)の平均買取相場は344,000円。2014年(8年落ち)は256,000円。2013年(9年落ち)で127,000円になり、2012年(10年落ち)で100,000円になってしまい、平均買取価格は206,000円です。

人気車種のN-BOXなら需要があり他の相場に比べて高く売ることができます。しかし、軽自動車のネックである走行距離と古いモデルが重なり、ライバル車の買取相場は大きく下落しています。

このように査定を業者に依頼するなら価格の残っている5年以内、人気車種や走行距離が少ない車であっても7年以内の売却がおすすめです。

8年~10年落ちと過走行では、ほとんどの業者が値段をつけられない、あるいは最低保証買取価格を提示します。

古いモデルで走行距離も走っているなら、一度新車への買い替えを検討するのも1つの手です。買取アップキャンペーンや新車販売が盛んなシーズンを狙うのが、最もお得な売却方法です。

軽自動車の買取に関するよくある質問

こちらでは軽自動車の買取を検討されている方の疑問や質問を記載しております。ローンの残金がある場合や、必要な書類を載せていますので、軽自動車を売却する前に確認をお願いします。

Q1.廃車や事故車でも買取可能か?

軽自動車を手放す際に気になるのが、不動車や事故車でも買取してもらえるのか心配です。結論としては、廃車であっても買取はしてもらえます。

一般的な買取相場よりも大きく下がってしまいますが、廃車によって費用を請求されることはまずありません。何故なら事故車を買取する専門店が存在し、廃車から部品をとってその部品を販売したり、同じ車種の修理に使ったりするからです。

全く価値が無いという事はないので、是非一度買取業者に相談するか一括査定を利用することをおすすめします。

Q2.軽自動車を高くうるためには何店舗ぐらい査定に出した方が良いですか?

軽自動車の買取を検討されたなら、まずは一括査定を利用してください。査定が多ければ多いほど競合も増え高く売ることができます。

また、希少車であったり過走行車や大きな事故車であった場合、それぞれの専門業者にみてもらった方が、より高く売ることができます。

Q3.ローンが残っている軽自動車の買取も可能か?

結論としては、ローンの支払いが残っている場合でも買取は可能です。

ただし、軽自動車も普通車と同じで先にローンを返済しなければなりません。方法としては大きく分けて2つあります。

1つ目は、現在のローン残債よりも買取価格が高ければそのまま繰り上げ返済をします。余ったお金で新しい車の頭金や貯蓄にまわせます。

2つ目は、現在のローン残債を下回った場合には、残債ぶんにまず買取金額を充て、残った分は現金で支払います。現金の用意が難しい場合、新しく購入した車のローンに組み込んで返済します。

これらの手続きを自分でやるのか買取業者が行うのかは、その店舗によりますのでご確認ください。

Q4.下取りと買取の違いは?

下取りと買取は同じように車を売却するので、違いがわかりにくいです。

下取りは今乗っている車から新しい車に買い替える際に、主にディーラーが購入資金に対して資金を充てます。ディーラーは認定中古車として販売するか、業者オークションに出品して利益を得ます。

買取の場合はそのまま買取した車を店舗の在庫として出すのを基本として、業者オークションに出品して利益を得ます。

このように、下取りは全額新しい車の購入資金に充てられます。しかし、買取なら頭金に充てるのか残しておくかの選択が可能です。

Q5.売却の際に必要な書類を教えてください

お車を売却するには様々な書類が必要になります。主に自動車検証、自賠責保険証明書、軽自動車納税証明書、リサイクル券です。

必要書類の手続きについては買取業者がやってくれる場合が多いので、これらの書類をファイルなどにまとめて準備しておくと、スムーズに手続きが済みます。

まとめ

本記事では軽自動車の買取におすすめの業者や、査定相場と高く売る方法も解説しました。

軽自動車は普通車と違い年式よりも距離を優先する傾向にあります。古い車であっても走行距離が少なければ高価買取もねらえます。

今回ご紹介した買取業者を利用し、高く売るためのポイントをおさえて売却をすれば、さらに高価買取につながります。

愛車を手放すのは少し寂しいとは思いますが、ご自身にあった方法で納得のいく買取方法を利用してください。

ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。