ジムニーといえば軽自動車としては数少ない本格派のSUVであり、スズキが誇る人気車種でもあります。そんなジムニーをカーリースで利用したいという需要は、現行型ジムニーへの人気が集まるほどに高まっています。
今回はそんなジムニーをリースする際におすすめするカーリースサービスを紹介すると共に、車の魅力を掘り下げていきます。
- ジムニーという車の概要と魅力
- ジムニーをカーリースできるおすすめの業者
- ジムニーをリースするメリット
- ジムニーをリースするときの注意点
- ジムニーリースに関するよくある質問と答え
【先に紹介!カーリースのおすすめサービス比較表】
サービス名 | 月額(税込) | 特徴 |
---|---|---|
定額ニコノリパック |
5,500円〜 | ニコニコレンタカーを運営する会社の激安カーリース。 月額料金が安く審査に通りやすい。スタンド設置店ではガソリン代5円/L割引のサービス付き。 |
MOTAカーリース | 5,940円~ | カーリース契約期間が終了した際に車がもらえるサービス。カーリースなのに走行距離制限がなく、車のカスタマイズが自由で国産全車種から選べる。 |
近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。
国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえる“ニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。
目次
ジムニーはどういった車なのか?

まずはジムニーの概要から説明します。初代ジムニーが発売されたのは1970年のことであり、軽自動車としては初めて本格的なオフロード車として登場しました。以来50年近くに渡りスズキ自動車の看板車種として発売され続けています。
1977年からは基本設計はそのままの普通車規格のグレードも販売されており、2000年からは「ジムニーシエラ」と名前を与えられ、兄弟車種として現在もラインアップに含まれています。
ジムニー・ジムニーシエラ共に、現行モデルは2018年より発売されています。
ジムニーの魅力

スズキ・ジムニー最大の魅力は、軽自動車でありながら本格的にオフロードを走行するための車として設計されている外観と足回りにあるでしょう。駆動方式に2WDの設定はなく、どのグレードもパートタイム4WD。車台の構造には、耐久性と強度に優れているラダーフレーム構造を初代から採用し続けています。
車体のデザインは四角形を基調としており、フロントグリルの見た目と相まって力強さを感じさせます。現行モデルからはカラーバリエーションが豊富になり、上位グレードでは単色のほか屋根部分が黒いツートンカラーも選択可能なので、色で個性を出したい方にもおすすめできる車種になりました。
ジムニーのグレード

スズキ・ジムニーのグレードは3パターンがラインアップされており、全てのグレードで5MTか4ATが選択可能です。マニュアルが選択できる新車は数が限られており、自分でギアチェンジをしながら運転したいというユーザーにもおすすめできます。
一番安価なグレードは「XG」で、次に上位のグレードが「XL」。そして最上位に位置するのが「XC」です。XCは諸々込みのグレードで、ルーフ部分がブラックになるツートンカラーはXCでのみ選択できます。また、安全装備であるスズキセーフティサポートが標準装備です。XGとXLでは通常グレードの他にスズキセーフティサポート装着車として別にラインアップされています。
ジムニーの安全性能

XCとXG・XLの装着車に搭載されているスズキセーフティサポートは、事故を未然に防いだり、万が一の時の被害を最小限にしたりするための装備です。フロントのルームミラー前部にあるカメラとレーダーを活用して安全性能を高め、あらゆるシーンで安全運転を支援します。
車線からはみ出たりふらついたりしたときには、真っ直ぐ走るようにとアラームで警告します。信号待ちや渋滞中に先行車が発進したときも同じように警告して発車を促します。
このほか、走行中に前方に車や歩行者を検知したときや発進時にアクセルの踏み間違いを検知して衝突を回避するためのブレーキ。標識を読み取ってメーター部分のディスプレイに示す機能などが備わっています。運転が不慣れな人でも安全運転できるような装備ですので、おすすめします。
ジムニーの全タイプに備わっている安全装備としては、衝撃を吸収する車体構造を採用。同様に、フロントバンパーやボンネットなどの衝撃吸収構造なので、車内へのダメージを最小限にします。車内のエアバッグは前方と側面などに6つ装備。頭部や胸部への衝撃を軽減させます。
ジムニーの燃費

ジムニーの燃費はWLTCモードでAT車が14.3㎞/L。MT車が16.2㎞/Lです。グレードでの変化はなく、ATかMTかで燃費が左右されます。車重を見るとMT車の方が若干軽いですが、燃費にここまでの差を生じさせる重量差ではありません。
MT車の燃費は、速度に応じてギアを変えることではじめてカタログ通りになると考えておきましょう。ローギアのまま無駄に走らせるとその分燃料を消費します。WLTCモードでの燃費計測は、この部分が的確に行われたと考えておくべきでしょう。
マニュアル車の運転に慣れていない人は、たとえカタログ上の燃費に差があったとしてもAT車を選ぶ方がおすすめです。
ジムニーの内装

内装のデザインは機能性を重視したシンプルなものになっていて、ジムニーという車の性格を表しています。インパネの形状やスイッチ類の配置は水平であることを基調にしており、ドアグリップの形状などと相まって力強さを感じさせます。カラーはブラック系で、他の色の設定はありません。
後部座席を倒したときの積載スペースは、ゴルフバッグや登山・キャンプ用品などが余裕で積める容量が確保されていて、アウトドア用途にマッチしています。他のシートアレンジも多彩で、ヘッドレストを外せばフロントシートも完全に倒してフラットにできます。運転席と助手席の両方を倒して車中泊仕様にしたり、助手席だけ倒してサーフボードなどの長い荷物を載せたりするのにも使えます。汚れ物を収納できるラゲッジボックスもあるので、使うシーンを選びません。アウトドアが好きな人には荷物の運搬の面も含めておすすめできます。
近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。
国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえる“ニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。
ジムニーをカーリースできるおすすめ業者6選

ジムニーはアウトドア趣味を抜きにしても、マニュアル車の運転や悪路走行を楽しみたいという人にもおすすめの車です。そんなジムニーに乗るにあたっては、カーリースも選択肢に挙がる事と思います。
実際にジムニーをリースするにあたっては、どこのカーリースがおすすめなのでしょうか。ここではジムニーをカーリースするにあたっておすすめする業者を6社紹介します。
MOTAカーリース

サービス名 | MOTAカーリース |
---|---|
月額料金 | ジムニー 9,240円~ ジムニーシエラ 13,090円~ |
リース期間 | 5年・7年・11年 |
選べるメーカー車種 | 国内メーカー全車種 |
新車・中古車 | 新車・中古車両方対応 |
走行距離制限 | 無制限 |
HP | https://autoc-one.jp/lease/ |
まず紹介するのはMOTAカーリースです。国産メーカーは全車種取り扱いしており、ジムニーとジムニーシエラの両方がリース可能です。従来は新車のみでしたが、中古車リースの対応もするようになっています。
こちらの特徴は全てのプランで満了後に車がもらえるという内容です。そのため、通常のカーリースでは設定されることが多い走行距離の制限がありません。満了時の残価精算も必要ないので、まとまったお金を用意せずにずっと乗り続けられます。
ジムニーに乗る方には、カスタムして自分仕様にしたいという人もいるでしょう。多くのカーリースでは返却を前提としているプランもあって、その場合はカスタマイズが認められていません。しかし、もらえることが前提のMOTAカーリースではカスタムも自由です。
MOTAカーリースでもジムニーは大人気で、軽自動車のランキングでは1位を獲得しています。ラインアップとしては各グレードが選択可能で、AT車だけでなくMT車も選ぶことができます。
契約は5年・7年・11年からの選択で、1年契約のような短期には対応していません。
ENEOS新車のサブスク

次に紹介するのはガソリンスタンドを全国展開しているENEOSの新車のサブスクです。ENEOS新車のサブスクは、ジムニーのカーリースを希望されるお客様に高く評価されています。
ジムニーの正確な相場を把握した専門店として、豊富な経験と実績を持っています。また、提供されるジムニーの買取や査定のサービスも非常に充実しております。特に、査定の際には高価な価格を提示する点が大きな特徴となっております。
お客様からの口コミでは、「下取りの際に、他の業者よりも高い価格を提示してくれた」という声や「専門店としての知識と経験が豊富で、安心してカーリースを任せられる」という評価が多数。
このようなポイントを鑑みて、ジムニーをカーリースされる際には、ENEOS新車のサブスクを選択することを、心よりおすすめいたします。
定額ニコノリパック

サービス名 | ニコニコカーリース ニコノリ |
---|---|
月額料金 | ジムニー 9,900円~ ジムニーシエラ 12,100円~ |
リース期間 | 1年~9年 1年単位で対応 |
選べるメーカー車種 | 国内メーカー全車種 |
新車・中古車 | 新車・中古車両方対応 |
走行距離制限 | 標準パック 月500㎞ もらえるパック 無制限 |
HP | https://www.niconori.jp/ |
次に紹介するのは、ニコニコレンタカーを運営している会社が展開している定額ニコノリパックです。こちらも国産メーカーは全車種選択可能で、ジムニーとジムニーシエラの両方がリースできます。中古車リースにも対応しているので、安く乗り出すことも可能です。
ニコニコレンタカーでは5年契約を標準パックとして用意していますが、ライフスタイルに応じて1年契約から9年契約の間で契約期間を決めることになります。9年リースのもらえるパックでの契約であれば走行距離の制限がありません。
ニコノリはメンテナンスパックでカバーされている消耗品の範囲が広いです。通常のメンテナンスパックでは、点火プラグやベルト交換にも対応しています。上位プランであるバリュープランなら、車検のタイミングでタイヤとバッテリーの交換ができます。
定額カルモくん

サービス名 | 定額カルモくん |
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月額料金 | ジムニー 19,700円~ ジムニーシエラ 25,860円~ |
リース期間 | 1年~11年 1年単位で対応 |
選べるメーカー車種 | 国内メーカー全車種 |
新車・中古車 | 新車・中古車両方対応 |
走行距離制限 | 6年以下 月1500㎞ 7年以上無制限 |
HP | https://carmo-kun.jp/ |
4つ目に紹介するのは定額カルモくんです。こちらも国産メーカーは全車種取り扱っており、ジムニーとジムニーシエラの両方がリース可能です。
定額カルモくんの契約プランは最短で1年契約から利用でき、最長11年まで1年単位で決められます。契約期間が7年以上の場合、月々の料金に500円を追加することでもらえるオプションが追加が可能です。これにより、走行距離の制限やカスタマイズの制限に囚われることなく車を使い続けられます。
カルモくんでは中古車リースも可能です。在庫車が自宅の近くにある場合は、最短4日での納車も受け付けています。
コスモMyカーリース

サービス名 | コスモMyカーリース |
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月額料金 | ジムニー 21,230円~ ジムニーシエラ 30,800円~ |
リース期間 | 3年・5年・7年 9年のパック有り |
選べるメーカー車種 | 国内メーカー全車種 |
新車・中古車 | 新車・中古車両方対応 |
走行距離制限 | 月500㎞・1,000㎞・1,500㎞から選択可能 |
HP | https://www.cosmo-mycar.com/ |
次に紹介するのはコスモMyカーリースです。ガソリンスタンドで知られているコスモ石油によるカーリースサービスで、国産メーカーは全車種選択可能という点はこれまで紹介したサービスと同様です。ジムニーとジムニーシエラの両方がリースできます。中古車リースも対応可能ですが、その場合はコスモMyカーリース取り扱いの実店舗にて契約する必要があります。
契約可能期間は3年から7年とされていますが、店舗によっては満了後に車がもらえる9年リースでの契約も可能です。また、一部の車種での3年契約に限り、3年リースのパック契約を選ぶことができます。その場合のリース料金は、通常契約よりもおトクな内容です。
コスモMyカーリースの最大の特徴は、全ての利用客に契約期間中のガソリン割引があることです。割引額はメンテナンスパックのグレードによって異なっていて、最上級のゴールドパックでは、1リットルあたり最大5円引きでの利用ができます。
SOMPOで乗ーる

サービス名 | SOMPOで乗ーる |
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月額料金 | ジムニー 18,040円~ ジムニーシエラ 27,280円~ |
リース期間 | 3年・5年・7年・9年 |
選べるメーカー車種 | 国内メーカー全車種 一部海外メーカー対応 |
新車・中古車 | 新車のみ対応 |
走行距離制限 | 月1,000㎞・1,500㎞・2000㎞・3000㎞から選択 |
HP | https://sompo-de-noru.jp/ |
最後に紹介するのはSOMPOで乗ーるです。こちらはSOMPOホールディングスとDenaによる運営会社が提供しているカーリースサービスで、国産メーカーは全車種選択可能。ジムニーとジムニーシエラの両方がリース可能な点は他のサービスと同様です。中古車には対応していません。
SOMPOで乗ーるの特徴としては、他のカーリースが国産メーカーに限定している中で一部の海外メーカー車のリースにも対応している点が挙げられます。また、運営会社によるカーシェアサービスへの登録も可能で、自分で車を使わないときは他の人に車を貸し出すこともできます。これによって得られた売上金は車の維持費に使ったり、他のことに使ったりすることが可能です。
メンテナンスパックの内容も充実していて、タイヤのパンクやフロントガラスへの飛び石などを保証するサービスも用意されています。
近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。
国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえる“ニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。
ジムニーをカーリースするメリット

ジムニーに乗る際にカーリースをおすすめする理由は、月々の料金が安いという理由以外にもいくつかあります。その全てがユーザーにとって大きなメリットです。このことが頭に入っているかどうかで、カーリースを利用するメリットの恩恵を受けられるかどうかが別れます。
カーリースの良いところを最大限に活用するためにも、これから紹介するカーリースを選ぶメリットを頭に入れておいてください。
頭金不要で初期費用を抑えて車に乗れる

ジムニーをカーリースするメリットとしては、初期費用が安いというポイントがあります。多くのカーリースでは、契約時の頭金や初期費用を必要としません。ですので、乗り出し価格を安く抑えて車に乗ることができます。
カーローンで車を購入する際には、ローンの頭金以外にも様々な初期費用がかかります。自賠責保険やナンバープレート代などの登録料とその代行手数料。そして任意保険料など、一時的な出費とは言え家計への大きな負担となってしまいます。
カーリースでは、これらの初期費用が全て月々の支払いの中に組み込まれています。ですので、はじめから最後まで決まった額以上の支払いが発生しません。ローンの頭金もなし。登録料もなしです。初期費用をできるだけ安い価格で済ませたいという人にも、カーリースはおすすめできます。
残価(残クレ)設定で支払額が安い

カーリースにおいて月々の料金を決める際、車両本体価格の一部を契約満了後の車両価値を見越した残価(残クレ)として残し、それ以外の部分と各種維持費を混ぜて割った金額によって決定されます。期間満了後に車両を返却した場合、リース会社はその車両を中古車として販売するかレンタルに出すかして利益を生み出します。カーリースが安くなる理由はここにあります。
ジムニーは人気車種ですので、リース期間が満了を迎えた頃でもその価値は高いことが予想されます。そのため残価を高く設定することも可能であり、その分月々の料金が安いという内容で契約できる可能性があります。
このような残価を絡めた月々の支払い設定は、昨今では新車のローンでも適用されつつあります。
安心のアフターフォロー&車の維持費がかからない

カーリースを提供しているどのリース会社も、アフターフォローを手厚くするためのメンテナンスパックを用意しています。メンテナンスパックの加入には月々の料金に別途パック料金を加える必要がありますが、これによって点検整備にかかる出費も平準化させることができます。定期的にまとまったお金を用意する必要もないです。
上の項目でも一部で紹介しましたが、メンテナンスパックには必要な消耗品を定期的に交換する内容が入っています。中には高額な消耗品であるバッテリーやタイヤの交換もカバーしているメンテナンスパックもあるので、リース会社を選ぶ際は各社のメンテナンスパックの内容をしっかりと比較することがおすすめです。
経費計上できる

これは法人や個人事業主に向けたメリットです。カーリースにおける月々の支払いを全て経費計上することができるので、節税効果をもたらすほか、経理上の作業を大幅に減らせます。
カーローンで車を購入した場合、車両代の支払いと点検整備代、消耗品の購入費用などを別々に計上しなければなりません。車検においては、点検整備代と各種法定費用も該当する項目に分ける必要があります。それら全てをカーリースではひとまとめにして、「カーリース代」として計上可能です。
車両の台数が増えてしまう法人では、車両管理だけでも手間と人件費を含めたコストが増大してしまいます。それを大幅に削減できるカーリースはおすすめできます。
ジムニーをカーリース利用する際の注意点

カーリースを利用するにあたっては、走行距離の制限など契約内容についていくつか注意点があります。もしこの内容を知らないままでいて、おすすめされるがままのプランを契約してしまうと、後悔してしまうことにもなりかねません。カーリースでは原則として期間内の途中解約は認められていません。
ここでは、ジムニーをカーリースする際に確認しておく必要がある注意点をご紹介します。内容をしっかりと確認して、自分に最適な契約内容を選ぶようにしましょう。
残クレの有無の確認

カーリースでは残クレを設定して契約を結ぶことになるのですが、その際に注意して欲しいのが契約形態です。残価設定を絡めたカーリースの契約には、オープンエンド方式とクローズドエンド方式の2つが存在します。
オープンエンド方式とクローズドエンド方式の最も大きな違いは、契約時に残価が開示されるかどうかです。オープンエンド方式では契約者に残価が示されますが、クローズドエンド方式では契約者が残価を知る手段はありません。
一見するとクローズドエンド方式は契約者に不利な契約形態のように見えますが、実は大きなメリットがあります。それは契約期間が満了を迎えた際の残価精算が必要ないという点です。車の買取査定額が設定された残価よりも安かった場合、契約者からリース会社へ差額の支払いが発生します。しかし、これはオープンエンド方式のみの話であり、クローズドエンド方式では当てはまりません。
ジムニーをカーリースする際は、リース会社がどちらを採用しているかも念頭に置いて判断することがおすすめです。
走行距離制限の有無の確認

ジムニーをカーリースする際は、契約によって定められる走行距離制限にも気をつけましょう。
リース会社は契約満了時の車両価値を保護するため、期間中の走行距離に制限を設けます。もし車両の返却時に設定された走行距離を上回っていると、追加の支払いが発生してしまいます。この点はレンタルと大きく異なるポイントの1つです。
自分のライフスタイルに合った走行距離を知りたい場合の目安として、車の使用頻度があります。車を毎日の買い物に使うとしても、長距離ドライブを頻繁に行うような方でなければ、月1000㎞で足りる場合がほとんどです。毎日の通勤で使用している方や仕事で使用している方は、場合によっては1000㎞では足りないと思われます。事前にざっくりと計算しておきましょう。
リースプランの中には、走行距離無制限というプランも存在します。その多くは満了時に車をもらえるというプランですので、走行距離を気にせず走りたいという方はそういったプランで契約することをおすすめします。
契約期間の確認

上の項目でも少し触れましたが、カーリースでは中途解約は原則として認められていません。どうしてもという場合には応じてくれるケースもありますが、違約金の発生は覚悟しておいた方がいいでしょう。
車のように年数が経過することによって価値が変動する商品のサブスクサービスでは、契約時に定める料金は満了を迎える前提で設定されることが多いです。このことにより、適切な額の残価を設定できるので、月々の料金が安い価格で設定できます。
短期契約では月々の料金は高くなりがちです。長期契約では月々の料金は安いですが、その間同じ車に乗り続けなければなりません。
リース会社によっては、途中解約可能というプランもあります。自分のライフスタイルがどうなるかの予測は難しいですが、人生プランとの掛け合わせで契約期間を決めていくことをおすすめします。
ジムニーのカーリースに関するよくある質問

最後にジムニーをカーリースにあたってよくある質問をまとめました。それに対する答えを一緒にご紹介しますので、カーリースを検討する際の参考にどうぞ。
カーリースを利用する時の流れ

ジムニーをカーリースする際の流れを、定額カルモくんを利用した場合を例にご紹介します。
<定額カルモくんを利用する場合>
- 公式ホームページの車種一覧からジムニー、またはジムニーシエラを選択する
- 料金シミュレーションで自分が乗りたいグレードやカラー、オプションを選択する
- 条件が決まったら、そのまま審査申込みを行う
- 通過した場合は翌営業日以降に連絡が入るので、案内に従って手続きを進める
- 書類が送付されるので、内容に従って記入・捺印を行い、返信する
- ディーラーからの連絡にて納車日時を決める
どのリース会社でも、契約手続きの前に審査が入ります。リース会社によっては審査条件が厳しくて通らないというケースもあるようです。その際は、安定的な仕事と収入を持っている人に保証人となってもらうことで審査を通過できる事があるようです。
審査に通った後でも、グレードやオプションなどの変更は可能です。その点は書類を送付してもらう前ならいつでも相談可能なので、じっくりと検討してみてください。
ジムニーをカーリースする際の納期はどれぐらいですか?
新車カーリースの納期は、新車販売の納期と同様であると認識する必要があります。従ってジムニーの納期は、2022年5月現在において1年近い長期となる可能性が高いです。詳しい内容は申込みの時に担当者へ問い合わせておきましょう。
どうしてもすぐに乗りたいという場合、年式さえ問わなければ中古車リースという手段もあります。リース会社の在庫や、在庫車がある地域次第では1か月待たずに納車されることも可能です。
カーリースで破損や事故を起こした際はどうなりますか?
カーリースの契約期間中に事故が起きた場合、その対処は自分で行う必要があります。破損した箇所は元の状態になるように修理しなければならないので、任意保険には必ず入っておきましょう。
もし、自走不可能なほどに破損状態が悪くなってしまった場合、多くの場合ではその時点で契約は解除されます。途中解約の扱いですので、違約金も発生します。この点はレンタルとさほど変わりません。
ジムニーのカーリースをおすすめできる人
ジムニーカーリースをおすすめする人は、車と絡めたアウトドアの趣味がある人です。上の項目でも説明したとおり、ジムニーはオフロード走行やアウトドアライフにマッチする車種で、主にキャンプやトレッキングのお供におすすめの車です。そのような車を自分の物として使う際、月々の支払いを定額にできるのがカーリースの強みです。
ジムニーのカーリースをおすすめできない人
ジムニーカーリースをおすすめできない人は、大人数で車に乗る人や車の乗り心地を第一に考える人です。または将来的に、その機会があることが想定される人もおすすめできません。
ジムニーは趣味的な車種であると割り切る必要があります。軽自動車ですので乗車定員は4人ですが、ドアの数などは2人仕様想定している作りであることを承知しておかないといけません。家族を持っている方や、大人数を乗せて走る方にとっては使いにくい車種です。そのような車を長期リースで契約すると、後々困ってしまう可能性があります。
以上のような条件に当てはまっていても、どうしてもジムニーには乗りたいという人もいるでしょう。その場合には、ジムニーを所有するのではなくレンタルして使うことも考えてみてください。
まとめ

ジムニーは大人気の車種ですが、その車両の特性と納期には充分に気をつける必要があります。リース会社のプランによっては、自分のライフスタイルに合ったプランが見つかるかもしれません。もし、自分には向いていないかもと思ってしまっても、諦める必要はありません。まずは各リース会社のプランをじっくりと見てみてください。
