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マツダ車の買取相場は安い?おすすめの買取業者や人気車種の査定価格を徹底解説

マツダは国内の自動車業界の中では小規模なメーカーです。2022年7月現在、マツダの時価総額はトヨタ自動車の50分の1、ホンダの8分の1、そして日産自動車の3分の1となっています。

それでもマツダは、アメリカの有力消費者情報誌「Consumer Report」で、2021年の自動車ブランド別総合ランキング1位を獲得。当然、市場での人気も年々高まっており、2021年はアメリカで過去最多の販売台数となりました。

マツダ車に乗っている人には嬉しいニュースですよね。

人気が高まれば、売却するときに高額査定が期待できるようになります。もちろん、適切な買取業者と取引することが大切ですので、今回は買取相場とおすすめの買取サービスをご紹介します。

この記事でわかること
  1. マツダ車のおすすめ中古車買取サービス
  2. 下取りと買取の違い
  3. 下取りと買取の価格判断基準
  4. マツダ車の人気車種の買取相場
  5. マツダ車の買取に関するよくある質問と答え

【先に紹介!車買取のおすすめサービス比較表】

サービス名 総合評価 特徴
カーネクスト

電話1で買取契約が完結。どんな車でも0円以上の高価買取を実現。

ガリバー

中古車買取台数No.1の実績。全国約460店舗のネットワークと独自の査定システムで高価買取を実現。

カーセブン

全国160店舗を展開するフランチャイズチェーン。契約後減額がなく、キャンセルも可能

※更新時期によって詳細数値が異なる場合があります

近年、査定額と買取額が大幅に異なるなど、悪質な車買取業者も増えています。適正な相場で買取してもらうためにも、複数業者に査定額をもらってしっかり検討しましょう。

申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れる、”MOTA無料一括査定”を使えば、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみです。そのため従来の一括査定のように業者からの電話ラッシュもありません。また、上位3社が再度買取額を競り合うため、最高額での売却が期待できます。

マツダの中古車買取におすすめのサービス3選

マツダ車_おすすめの買取サービスのイメージさっそく、マツダ車を売却するときにおすすめの中古車買取サービスを3つご紹介します。

中古車の買取サービスは、どれもホームページの作りが似ているので、違いが分かりにくいと思ったことはありませんか? また、車種とグレード、走行距離を入力するだけならいいのですが、個人情報まで記入を求められると慎重になってしまいますよね。

今回は、それぞれの買取サービスの特徴をわかりやすく整理しました。どの買取サービスを利用しようか悩んでいる人は、ぜひご一読ください。

カーネクスト

総合おすすめ度
査定額
速さ
安心
運営会社 株式会社ラグザス・クリエイト
提携業者数 1,000社以上
対応地域 日本全国(一部離島を除く)

公式サイトで見る
カーネクストは、実車査定をせずに買取契約ができることが特徴の買取サービスです。

通常の買取サービスでは、売却する車を業者が確認したあとに、最終的な買取価格が提示されます。業者が車を確認する日程を調整したり、立ち合ったりする必要があるため、時間も手間もかかります。

一方でカーネクストでは、電話で車の状態を伝えるだけで査定が完了。電話で偽りの情報を伝えた場合や、引き渡しまでに事故などで車を傷つけてしまった場合を除き、査定後に減額されることもありません。手早く契約まで進められるので、保有しているマツダ車を急いで現金化したい人におすすめです。

車買取革命

総合おすすめ度
査定額
速さ
安心
運営会社 カーマーケティングジャパン株式会社
提携業者数 未公開
対応地域 日本全国対応

公式サイトで見る
車買取革命は、買取そのものではなく、買取をしている提携業者の紹介を行うサービスです。車買取革命に売りたいマツダ車の情報を伝えると、車種や状態に適した買取業者を車買取革命が厳選。ユーザーは紹介された1社とだけやり取りをすればいいので、売却までの手間を省けます。

車買取業者にはそれぞれ得意な車、すなわち高値で買取しやすい車種や状態があります。車の売却が初めての人や、中古車市場に詳しくない人にとって、いちいち調べるのは大変ですよね? そのような手間を車買取革命が代行してくれるので、ある程度おまかせしたいけど相場よりも高く売りたい人におすすめです。

イカプラ

総合おすすめ度
査定額
速さ
安心
運営会社 株式会社プラス
提携業者数 600社以上
対応地域 日本全国対応

公式サイトで見る
イカプラは、一括査定サービスを気軽に使えることが特徴の買取サービスです。

通常の一括査定サービスでは、査定依頼は一度の手続きでおこなえますが、実車査定の日程調整や、査定価格の交渉は個別に行う必要があります。

一方で、イカプラの一括査定サービスでは、イカプラが窓口となり業者とのやり取りを代行。最終的に査定額が最も高い1社だけを紹介してくれます。そのため、査定価格が安い業者とやり取りをする必要がありません。手間をかけずに一括査定サービスを利用し、マツダ車を売却したい人におすすめです。

車の下取りとは?

マツダ車_下取りのイメージ車の下取りとは、新しく車を購入するときに販売店に対して車を売却し、その売却代金を購入金額にあてる仕組みです。

下取りのメリットは次のとおり。

  • 売却の手間がかからない
  • 車の乗り換えがスムーズ

車の購入手続きと一緒に売却でき、手続きの多くを販売店が代行してくれるので、車を手放すための手間がかかりません。また、納車までの期間は下取りする車に乗り続けられたり、代車を用意してくれたりする販売店もあります。そのため、通勤などで車が無いと困ってしまう人は、スムーズに車を乗り換えられる下取りもおすすめです。

一方で、買取相場を下回ることが多いです。その理由は次のとおりです。

  • 販売店と異なるメーカーの中古車だと査定が下がりやすい
  • 各種オプションが査定に織り込まれにくい
  • 競合相手がいない

下取りの場合は、新しく車を購入する販売店だけで査定を行います。複数者を比較して売却先を決められる買取と異なり、下取りは価格交渉のチャンスが限定的です。したがって、価格に満足できない場合は、買取サービスの利用をおすすめします。

車の買取査定とは?

マツダ車_買取のイメージ車の買取査定とは、車種やグレード、車の状態などから売却金額を値付けする行為を指します。

買取のメリットは次のとおり。

  • 中古車相場に連動して高値で取引できる
  • 各種オプションも査定額に織り込んでもらえる
  • 複数の業者に査定を依頼し、金額を比較できる

買取業者は、買取した車を売却して利益を出しています。そのため、中古車相場が高くなっていれば、買取価格も高くなることに期待できます。また、複数の業者に査定を依頼できるため、査定額を比較して一番高い業者に売却することが可能です。そのため、なるべく高く売りたい人には買取がおすすめです。

一方で、デメリットもあります。

  • 手間がかかる
  • 時間がかかる場合もある

複数の業者と書類のやり取りと買取価格の交渉をするため、売却までに手間がかかります。人と話すことや、交渉ごとが苦手な人には大変な作業です。さらに、買取サービスによってはオークションにかけることもあるため、買い手がつくまでに時間がかかります。手間や時間をかけたくない人は、下取りの利用をおすすめします。

主な中古車売却の方法

マツダ車_車売却のイメージ「はじめての車だから売却方法がわからない」

誰でも最初は初心者です。わからないことばかりで不安ですよね。これから車を手放す予定がある人に向けて、主な中古車売却の方法をご紹介します。

売却までの大きな流れは次のとおりです。

  1. 一括査定サイトを利用してシミュレーションを行う
  2. 中古車販売店やディーラーに下取り査定を依頼する
  3. 中古車の買取専門業者に買取査定を依頼する

なお、売却の目的が車の買い替えではなく換金の場合は、2を飛ばして1から3へ読み進めてください。

一括査定サイトを利用してシミュレーションを行う

車を売却するときには、まず相場を調べましょう。下取りでも買取でも、業者に査定してもらった金額が高いのか安いのか判断するためには、基準となる相場を知っておく必要があります。相場を知らなければ、業者に「高く査定しておきました」と言われても、その言葉が本当かどうか判断できませんよね? 自分の車はいくらで買い取ってもらうのが適正なのか、相場を調べてシミュレーションしておきましょう。

相場の調べ方には次の方法があります。

  • 買取サービスのホームページに掲載されている、過去の取引実績を確認
  • 買取サービスの相場シミュレーション機能を使用
  • トヨタ自動車WEBサイトの、下取り参考価格シミュレーションを使用

掲載されている情報は過去のものである上、車の状態を考慮していないので、掲載されている情報は大まかな目安と考えてください。それでも、どの程度の価格になるかわかりますし、下取りと買取の価格差もつかむことができます。

中古車販売店やディーラーで下取りしてもらう

車の乗り換えを検討している場合は、車を購入する中古車販売店やディーラーに下取り査定をしてもらうことをおすすめします。実際に下取りに出すかどうかは、査定金額を見てから判断すれば問題ありません。

一般的に、下取りよりも買取のほうが高く引き取ってもらえることは多いです。しかし、買取には手間と時間がかかります。事前にシミュレーションしたときに、あまり金額差がなかった場合、手早く下取りに出してしまうのも有効です。

それでも金額に満足できない場合や、手間を惜しまない人は買取サービスの利用へ進みましょう。ただし、買取サービスを利用する場合は、絶対に下取りに出す契約をしないでください。下取りの契約後にはキャンセルできない場合もありますし、違約金がかかることもあります。

中古車の買取専門業者に査定依頼

下取り価格に満足できない場合や、乗り換えではなく現金化が目的の場合は、中古車の買取専門業者に査定を依頼しましょう。買取サービスによって多少変わりますが、売却までの流れは次のとおりです

  1. ホームページから車の情報と、持ち主の情報を入力して申し込み
  2. 買取業者による実車査定
  3. 買取査定額の確認と売買契約
  4. 車の引き渡し、必要書類の提出
  5. 買取金額の入金

また、より高値を目指すならば、一括査定サービスの利用をご検討ください。一括査定サービスを利用すると、一回の手続きで複数の業者が査定に参加。業者間で買取価格を競い合ってくれるため、相場よりも高く売れやすくおすすめです。しかし、関わる業者が増えるだけやりとりが増えたり、仲介業者に中間マージンを取られたりするデメリットもあります。

中古車の下取り・買取価格の判断基準は?

マツダ車_相場のイメージ「自分の車が相場よりも高くなるのか安くなるのかわからない」

せっかく相場を調べても、相場とどのように比較すればいいかわからないと困ってしまいますよね? そこで、中古車の下取りや買取の価格を決める要素についてご紹介します。

下取りや買取価格は、中古車市場での人気に左右されます。そのため、同じ車種でも人気があるグレードやボティーカラーは高く売れる一方で、買い手がつきにくい条件の車が相場を越えることは多くありません。車の状態によっても価格は変わりますので、なるべく高く売れるように気をつけるべきポイントをおさえていきましょう。

モデル

モデルは、そのときに販売されている車の仕様のことを指します。同じ車種でもフルモデルチェンジとマイナーチェンジを繰り返し、仕様が更新されることが一般的です。特に6年前後の周期で行われるフルモデルチェンジでは、同じ車種とは思えないほど外観や機能が変更されます。

フルモデルチェンジ前の車は「旧型」となるため中古車市場で人気を失い、下取りや買取の相場が下落していきます。そのため、新型が登場する前の売却がおすすめです。フルモデルチェンジの情報は、メーカーから正式発表される前に噂が出回ることがあります。前回のフルモデルチェンジから何年が経過しているか確認し、5年程度経っている場合は、情報へのアンテナを高くしておきましょう。

年式

年式とは、車を製造した年のことです。クラシックカーのように希少価値がある場合を除き、あえて古い車を買いたい人はいません。そのため、高値で売るためには年式は新しいほうが有利です。また、年式に関する知識として、次の2点をおさえておきましょう。

  • 年式は1月1日に一斉に落ちる
  • 3年落ちと5年落ちが下取り・買取価格変化の節目

年式は1月1日を基準日として計算します。つまり、同じ年の1月と12月に製造した車でも、次の1月1日を迎えると扱いはどちらも1年落ちです。

また、新車購入から3年と5年のタイミングは車検のタイミングでもあります。車検に出す前に売りに出したい人が多いため、この年式の車が中古車市場では主役。そのため、3年落ちと5年落ちを節目にして、相場が落ちやすくなっています。

カラー

車のボディカラーは、中古車市場での人気に影響が出るため、下取り・買取査定にも関係します。一般的には黒やシルバー、白といった仕事でも使えるカラーが人気です。一方で、赤や黄色、青といった原色系のカラーは不人気であるため、査定価格も落ちやすくなっています。

しかし、一部例外もあります。例えば、マツダの車といったらイメージカラーの赤(ソウルレッド)を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか? 実際に市場でも人気を集めているため、白や黒と変わらない査定価格を期待できます。すなわち、カラー単独ではなく車種とカラーの組み合わせが世の中に受け入れられているかがポイントです。

走行距離

走行距離とは、その名の通り製造されてから走った距離のことです。相場と比較するときには、年式に対して走行距離が多いか少ないかを確認する必要があります。一般的に下取りや買取の査定基準といわれている距離は、普通車の場合は年間1万キロ、軽自動車の場合は年間8千キロです。この査定基準を超えているならば相場よりもマイナス、基準以下ならば相場よりもプラスの査定を想定しましょう。

ただし、走行距離が10万キロを超えている場合は価格がつかないこともあります。自動車の寿命は10年、すなわち10万キロと想定されていることが原因です。技術の進化により平均使用年数は伸び続けていますが、国内の中古車市場では需要があまりありません。そのため、海外への中古車輸出や、パーツ販売の販路を持っている買取業者を選ぶなど、売却先の選定が大切です。

修復歴

修復歴とは、車の骨格に関わる部品を修理、または交換した履歴のことです。車の走行性能に影響が出るため、修復歴がある車の価値は相場よりも大きく落ちます。

日本自動車査定協会では、影響の大きさによって修復歴を3段階に分類。例えばボンネットタイプの自動車では、次のように定義されています。

ランク 具体的な部位(一部抜粋)
Aランク(軽度) フロントフロア
トランクフロア
リアフロア
Bランク(中程度) フロントサイドメンバー
ルーフ(ピラーから)
リアサイドメンバー交換
Cランク(重度) フレーム
フロア
フロアサイドメンバー

Aランク程度であれば走行に影響がほとんど出ないため、買取は期待できます。しかし、相場より2〜3割安くなるのが一般的です。

一方で、Cランクの部位にまで手が及んでいるのであれば、車の走行性能への影響は大きくなります。見た目はきれいに修復できていても、中古車としての価値は絶望的です。下取りに出すか、パーツ販売の販路を持っている買取業者に査定を依頼することをおすすめします。

地域

車を売却する地域によっても下取りや買取価格が変わります。なぜならば、地域によって需給の関係、すなわち車を買いたい人と売りたい人のバランスが変わるためです。その代表的な要因は次のとおりです。

  • 経済格差
  • 家族構成
  • 気候

車の価格は全国一律ですが、最低賃金をはじめとした収入には地域差があります。また、平均出生率も都道府県によって変化します。お金がない人がフェラーリに乗ることは難しいですし、子供がたくさんいたらミニバンが欲しくなりますよね? このように、経済格差や家族構成によって、車に使える予算や必要になる車の大きさが変わります。その地域の需要と一致している車ほど、プラス査定に期待できます。

また、雪が多い地域では、雪道で車がスタックしないように4WD仕様が人気です。近所の人がどんな車を持っているか意識してみるといいでしょう。

マツダの人気車種の買取相場一覧

マツダ車_SKYACTIVここではマツダの人気車種について買取相場をご紹介します。3年落ち、5年落ち、7年落ちの条件で調査しました。年式による価格の下落率は中古車市場での人気によって変わるため、注目するべきポイントです。なお、新車価格と年式の計算は2022年7月現在、走行距離の条件は年1万キロとしています。

今回は以下の車両についてご紹介しています。

  • ロードスター
  • アクセラ(MAZDA3)
  • フレア
  • アテンザ(MAZDA6)
  • デミオ(MAZDA2)
  • CX3
  • CX5
  • CX8
  • プレマシー
  • ベリーサ

ロードスター

マツダのロードスターは、1998年から販売されている2人乗りのライトウェイトスポーツ・オープンカーです。マツダが目指した”誰もが一瞬でときめくようなデザイン”と、1tを切る軽量ボディが生み出す”人馬一体の走り”で、ファンの心を惹きつけ続けています。

エントリーモデルであるSグレードの新車価格は2,623,500円から。3年落ちでその価値はおよそ34%下落する計算です。ほかの車種と比べると下落率は著しく低くなっています。ロードスターの市場での人気が伺えますね。ロードスターの場合、趣味の車として大切に乗っている人が多いため、よい状態の車が売りに出されやすいことも要因でしょう。

ロードスター Sグレードの買取相場
年式 買取相場 [万円]
3年落ち 174.3
5年落ち 155.4
7年落ち 137.5

アクセラ

マツダのアクセラは、ファミリアの後継機として2019年5月から販売されている世界戦略車です。現在は海外の車名であるMAZDA3へ統合されているため、アクセラの名称では販売されていません。しかし、引き続き4ドアのセダンタイプと、5ドアハッチバックのスポーツタイプの2種類があります。

MAZDA3となり、アクセラのエントリーモデルであった15Cグレードはなくなっています。2022年7月現在のエントリーモデルは15Sグレードとなっており、新車価格は2,221,389円から。3年落ちでその価値はおよそ57%下落する計算です。ただし、グレードの差を考慮すると、実際にはもう少しマイルドな下落率になります。

アクセラ(セダン) 15Cグレードの買取相場
年式 買取相場 [万円]
3年落ち 97.3
5年落ち 66.8
7年落ち 56.1

フレア

マツダのフレアは、AZ-ワゴンの後継機として2012年から販売されている軽トールワゴン車です。1994年にスズキが開発したワゴンRのOEM車として、AZ-ワゴンが誕生。4度目のフルモデルチェンジのときにフレアへと改名しました。また、フレアのラインナップにはフレアワゴンやフレアクロスオーバーもありますが、それぞれスペーシアとハスラーのOEM車です。

エントリーモデルであるHYBRID XGグレードの新車価格は1,280,400円から。3年落ちでその価値はおよそ56%下落する計算です。また、2017年2月にフルモデルチェンジが行われているため、旧モデルとなる7年落ちは大きく価値を落としています。

フレア HYBRID XDグレードの買取相場
年式 買取相場 [万円]
3年落ち 55.5
5年落ち 45.4
7年落ち(XGグレード) 28.2

アテンザ

アテンザは、2002年5月から販売されているマツダのフラッグシップモデルです。マツダの乗用車で初めてSKYACTIV TECHNOLOGYをフルに搭載。加速、旋回、減速がスムーズにつながり、意のままに車を操ることができます。アテンザの車種は2種類あり、4ドアのアテンザセダンと、5ドアハッチバックのアテンザワゴンです。

2019年に海外での名称であるMAZDA6へ統合され、アテンザの名称は使用されなくなりました。MAZDA6 SEDANのエントリーモデル、20Sグレードの新車価格は2,893,000円から。3年落ちでその価値はおよそ55%下落する計算です。

アテンザ 20Sグレードの買取相場
年式 買取相場 [万円]
3年落ち 132.7
5年落ち 91.2
7年落ち 80.7

デミオ

マツダのデミオは、1996年から販売されているコンパクトカーです。2014年に4代目へのモデルチェンジが行われ、2019年のマイナーチェンジに合わせて国内外の名称をMAZDA2へ統一しました。車体の設計を見直すことで、コンパクトカーにありがちな狭い運転スペースを改善。アクセルやブレーキの配置、運転席からの視界は普通車と変わりません。

MAZDA2のエントリーモデルは15Cグレードですが、比較がしやすいようにディーゼルエンジンモデルのXDグレードで調査をしました。XDグレードの新車価格は1,903,000円から。3年落ちでその価値はおよそ57%下落する計算です。

デミオ XDグレードの買取相場
年式 買取相場 [万円]
3年落ち 82.4
5年落ち 61.8
7年落ち 47.0

CX3

マツダのCX3は、2015年から販売されているコンパクトクロスオーバーSUVです。商品コンセプトは「街も郊外も自由に純粋に楽しめる、型に捉われない先進先鋭のクロスオーバー」。運転の楽しさだけでなく、同乗者と乗車中の時間を楽しめるように、お互いの声が通りやすい車内空間となっています。ラゲッジルームは350Lと、家族4人で旅行するときにも困ることはありません。

過去モデルと比較ができるように、ディーゼルエンジンモデルのXDグレードで調査をしています。XDグレードの新車価格は2,317,000円から。3年落ちでその価値はおよそ41%下落する計算です。

CX3 XDグレードの買取相場
年式 買取相場 [万円]
3年落ち 137.1
5年落ち 107.2
7年落ち 84.4

CX5

マツダのCX5は、2012年から販売されているクロスオーバーSUVです。初代CX5はマツダの魂動デザインを初めて具現化した車です。その躍動感あふれる見た目と快適な乗り心地で多くの人を魅了し、1代でマツダの基軸車種へと成長しています。2017年に行われたフルモデルチェンジでは「Car As Art」というテーマを追加。「引き算の美」と「ぬくもり」を感じられる表現を取り入れ、デザインがより一層洗練されました。

CX5のエントリーモデルである、20Sグレードの新車価格は2,909,500円から。3年落ちでその価値はおよそ49%下落する計算です。

CX5 20Sグレードの買取相場
年式 買取相場 [万円]
3年落ち 150.8
5年落ち 130.8
7年落ち 110.0

CX8

マツダのCX8は、2017年12月から販売されている3列シートクロスオーバーSUVです。国内ではCXシリーズの最上位に位置づけられています。国内の道路環境や駐車事情を考慮したボディサイズでありながら、3列目に乗る人の快適性を確保。木材を使用した上質なインテリアと合わせ、すべての人が安心・快適に楽しめる室内空間となっています。

過去モデルと比較ができるように、ディーゼルエンジンモデルのXDグレード、6人乗り仕様で調査をしています。XDグレードの新車価格は3,377,000円から。3年落ちでその価値はおよそ42%下落する計算です。

CX8 XDグレード6人乗りの買取相場
年式 買取相場 [万円]
3年落ち 221.3
5年落ち 175.2
7年落ち 発売前

プレマシー

マツダのプレマシーは、1999年から2018年まで販売されていた、3列シートのコンパクトミニバンです。プレマシーの生産終了によって、マツダはミニバンから撤退しました。操縦の”リニアさ”にこだわって設計された操作性は、アクセルの反応と旋回応答に優れ、頭を揺らすような唐突な加速を低減しています。結果として、運転が気持ち良く、乗っていて楽な車です。

記述した通り既に生産終了していますが、エントリモデルの20Cグレードはおよそ200万円から販売されていました。5年落ちでその価値はおよそ70%、7年落ちで80%下落している計算です。後継車が存在しないため、今後メンテナンス用の部品も入手が難しくなります。修理しづらい車として中古車市場で人気が落ちきる前に売却することをおすすめします。

プレマシー 20Cグレードの買取相場
年式 買取相場 [万円]
3年落ち 生産終了
5年落ち 61.8
7年落ち 41.7

ベリーサ

マツダのベリーサは、2004年から2015年まで、国内限定で販売されていたコンパクトカーです。ラウンドシェイプを基調としたハリのある面と柔らかいラインのエクステリア。そして、円と直線の組み合わせでコントラストを効かせたインテリアは、デミオよりも高級感がある”大人のコンパクトカー”に仕上がっています。

生産終了前は、エントリーモデルのCグレードが、およそ153万円から販売されていました。7年落ちでその価値はおよそ70%下落している計算です。デザイン性と乗りやすさからコアなファンがついており、生産終了となってからも根強い人気があります。

ベリーサ Cグレードの買取相場
年式 買取相場 [万円]
3年落ち 生産終了
5年落ち 生産終了
7年落ち 46.2

マツダ車の買取に関するよくある質問

マツダ車_よくある質問のイメージ「もらい事故で廃車にする予定だけど、買取してもらえるかな?」

「まだローンが残ってるけど大丈夫かな?」

車を下取りや買取に出すシチュエーションは人それぞれです。事故もローンも無い人ばかりではありませんよね? そこで、ここでは下取りや買取を考えているときによくある質問と、その回答をご紹介していきます。知らずに進めてしまうと損をしてしまったり、急な支払いに困ってしまったりします。マツダ車を売却する前に、必要な知識を集めておきましょう。

Q1.廃車や事故車でも買取可能か?

廃車や事故車でも買取サービスは利用可能です。もちろん、全ての業者が対応しているわけではありません。買取した車を海外に輸出したり、解体してパーツとして販売したりする事業をおこなっている専門の買取業者に限ります。

しかし、事前に注意いただきたいことがあります。それは、買取といっても価格がつかないことがあるということです。0円買取とも呼ばれ、無償で粗大ゴミを引き取ってくれる回収業者をイメージください。

普通に廃車しようと思うと、手続きや解体の費用として4〜5万円程度かかります。そのため、仮に0円買取であったとしても、廃車手続き費用がうくのでお得です。自走できない車でも、買取サービスを利用することをおすすめします。

Q2.ローンが残っている車の買取も可能か?

ローンが残っている車であっても、買取サービスは利用可能です。一部例外として、一括返済を認めていないローン会社から借りている場合は難しくなります。また、買取価格よりもローン残高のほうが多い場合は、差額のローンに対して、次のいずれかの対応が必要です。

  1. 差額を現金で一括返済する
  2. 差額に対するローンを新しく組む

買取業者の中には、ローンに関わる手続きを代行してくれるサービスを行なっているところもあります。手続きがわからなくて困っている場合には、査定を依頼するときに相談するのがおすすめです。

Q3.下取りと買取で査定額が高いのは?

下取りと買取を比べたときに、査定額が高くなるのは買取の場合が多いです。買取のほうが高くなりやすい理由は次のとおり。

  • 各種オプションを査定額に織り込んでもらえる
  • 複数の業者に査定を依頼し、金額を比較できる
  • 海外輸出やパーツ販売など、販路が広い

買取業者は、細かいオプションまで含めて査定をつけてくれます。また、一括査定サービスを利用するなどして、複数の業者に査定を依頼することも可能です。その場合、最も高い業者に売れるため、常にそのときの最高値を狙いやすくなっています。

また、買取業者の中には買取した車を中古車として売る以外の商売をしている会社があります。その場合、買取後の利益を出しやすくなるため、業者としてもお金を出して買い取りしやすくなるのです。

まとめ

マツダ車_MAZDAのイメージいかがでしたか?

マツダはSKYACTIV TECHNOLOGYをはじめとした主要技術の共有化により、高性能な車を購入しやすい価格帯で販売しています。また、フロントグリルからボンネットに重厚感を与えたマツダのデザインは、特に欧米で受け入れられました。

その結果、マツダはConsumer Reportで、自動車ブランド別総合ランキング2021年に1位、2022年に2位を獲得。日本を代表する自動車メーカーの地位を確立しています。

このように世界で人気のマツダ車を業者に安い価格で買い叩かれないようご注意ください。今回ご紹介したおすすめの買取サービスや買取相場を参考にしていただき、新しいマツダ車の購入資金としていただけますと幸いです。

ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。