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トヨタのプロボックスにおすすめのカーリース5社!プロボックスの特徴やメリットを紹介

「プロボックスを仕事で使いたいけど、カーリースのほうがお得かな?」

「たくさん商用車が必要になったけど、一回で購入するには資金が足りない」

トヨタのプロボックスは、2002年の発売以来、市場で愛され続けている5ドアハッチバックの貨物車です。商用車として利用する場合、購入よりもカーリースのほうがいろいろな手間が省けるのでおすすめです。

そこで今回は、頭金などの初期費用が不要で、税金や車検代も月額料金に含まれるカーリースについてご紹介します。プロボックスをカーリースした場合のデメリットや、カーリースをおすすめできない人についても説明していますので、最後までお付き合いください。

この記事でわかること
  1. プロボックスの基本性能の魅力
  2. カーリースの概要とメリット・デメリット
  3. プロボックスをリースできるおすすめのカーリース会社
  4. プロボックスのカーリースに関するよくある質問と回答

【先に紹介!カーリースのおすすめサービス比較表】

サービス名 月額(税込) 特徴
定額ニコノリパック

定額ニコノリパック
5,500円〜  ニコニコレンタカーを運営する会社の激安カーリース。 月額料金が安く審査に通りやすい。スタンド設置店ではガソリン代5円/L割引のサービス付き。
MOTAカーリース

MOTAカーリース

5,940円~ カーリース契約期間が終了した際に車がもらえるサービス。カーリースなのに走行距離制限がなく、車のカスタマイズが自由国産全車種から選べる。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

カーリースとは?

プロボックス_カーリースとはのイメージカーリースとは、簡単にいえば”カーリース会社が所有する車を毎月料金を支払いながらレンタルするサービス”です。レンタカーと似ていますが、カーリースは次の点で異なります。

  • 契約期間は年単位
  • ナンバープレートが「わ」や「れ」ナンバーではない
  • 任意保険は個別に加入する必要がある
  • 契約満了時に車を返却せずに、もらえるサービスがある

レンタカーほど自由に契約期間を選べず、急な海外転勤などで解約せざるおえない場合でも違約金がかかります。一方で、レンタカーではその会社が保有している車しか選べませんが、カーリースでは車種やオプションを予算に合わせて自由に選ぶことが可能です。また、レンタカーと同様に、税金や車検といった管理・メンテナンス費用は月々のリース料金に含まれます。

レンタカーと比較して、カーリースは契約期間の制約はありますが、長期的なライフプランに合わせる柔軟性があります。さらに、車の維持に関係する突発的な出費がなくなるため、計画的に資金をやりくりしたい人にカーリースはおすすめです。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

トヨタのプロボックスをリースできるおすすめカーリース5社

プロボックス_おすすめのカーリースのイメージトヨタのプロボックスをリースできる、おすすめのカーリース5社をご紹介します。

「カーリース会社はいろいろあるけど何が違うの?」

「どこでリースするのがおすすめなの?」

カーリースを提供している会社は数多くあるため、契約したいと思ってもどこを選べばいいか迷ってしまうのではないでしょうか? カーリース会社も差別化のために特色あるサービスを展開していますので、それぞれの特徴を把握することは大変ですよね。

月々の支払いだけで選んでしまうと、実はボーナス月に支払いが増える契約だったということもあります。表面上の金額だけにとらわれず、ご紹介する情報をもとに、ライフプランに適したサービスを提供しているカーリース会社を見つけてください。

定額ニコノリパック

プロボックス_定額ニコノリパック画像
サービス名 ニコノリ
月額料金 24,530円〜(9年契約、Gクラス)
取り扱い車種 全グレード
新車/中古車 両方あり
契約期間 新車:1年〜9年、中古車:1年〜7年
会社HP ニコノリ

定額ニコノリパックは、契約期間中のガソリン代が1リットルあたり5円割引になるなど、契約者特典が多いカーリースです。ガソリンは車を乗るうえで避けられないランニングコストであるため、割引サービスは誰にとっても嬉しいですよね。とりわけ、トヨタのプロボックスを営業用にガンガン走らせたい人におすすめできます。

その他の特徴として、残価設定をクローズドエンド方式で契約した場合でも、契約満了時に車を買い取ることが可能という点があります。そのため、契約時には返却予定だったものの、乗っているうちに車に愛着をもってしまった場合でも安心です。

また、店舗が遠い場合でもオンラインで契約し、自宅まで届けてくれるサービスがあるため問題ありません。しかし、オンラインで契約する場合は、ガソリン代の割引などの特典が受けられなくなるのでご注意ください。

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リースナブル

サービス名 リースナブル
月額料金 30,800円〜(5年契約、DX、1,000キロ/月)
取り扱い車種 国産車49車種(2022年6月現在)
新車/中古車 新車のみ
契約期間 3年、5年
会社HP リースナブル

リースナブルは、途中解約をしても違約金がかからないことが特徴のカーリースです。また、通常は納車まで1〜2ヶ月ほどかかるところを、新車の在庫を保有することで2週間ほどで納車できる仕組みを持っています。そのため、短期間に車を乗り換えたい人や、転勤などで生活環境が変わりやすい人におすすめできます。

一方で、残価設定がオープンエンド方式になっているため、契約満了時の残価が契約したときから下落している場合には差額の支払いが必要です。特に、リースナブルでは改造やカスタマイズも許可されていますが、マイナス査定につながると契約満了時に高額の精算が生じる恐れがあります。

さらに、選ぶことができる車種は限定的です。トヨタのプロボックスでは、グレードは2021年末に廃止されたDXのみ。また、契約の条件についても1,500キロ/月の走行距離が選べなかったり、契約期間が5年のみだったり制約があります。

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コスモMyカーリース

サービス名 コスモMyカーリース
月額料金 24,420円〜(7年契約、Gクラス、500キロ/月)
取り扱い車種 全グレード
新車/中古車 両方あり(中古車はインターネット申し込み不可)
契約期間 3年〜7年、9年(場合によって3年未満も対応)
会社HP コスモMyカーリース

コスモMyカーリースは、ガソリンスタンドで知られるコスモ石油マーケティング株式会社が運営するカーリースです。国内メーカーの全車種を選べることはもちろん、オプションの有無やメンテナンスパック、支払い方法まで細かく選べる点が特徴です。

最低価格のメンテナンスプランであるホワイトパックには、重量税や自賠責保険すら含まれていません。特にプロボックスをはじめとしたトヨタ車においては、新車のうちに頻繁に故障するリスクは小さいです。そのため、新車を短期間だけ契約する場合には、最低限のサポートだけで済ませたほうがコストパフォーマンスに優れます。

もちろん、メンテナンスプランの中には消耗品交換やロードサービス対応を含む、サポートが手厚いプランもあります。契約年数や使用方法に合わせて、最適なプランを選びたい人におすすめです。

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SOMPOで乗ーる

サービス名 SOMPOで乗ーる
月額料金 20,570円〜(9年契約、Gクラス、1,000キロ/月)
取り扱い車種 国内全メーカー、輸入車
新車/中古車 新車
契約期間 3年、5年、7年、9年
会社HP SOMPOで乗ーる

SOMPOで乗ーるは、国内メーカーだけでなく、輸入車も取り扱っていることが特徴のカーリースです。選択肢が豊富にあるため、自由に車を選びたい人におすすめできるサービスです。ただし、中古車は取り扱っていません。

SOMPOで乗ーるでは、さまざまな契約期間や使用条件、メンテナンスプランを選ぶことができます。とりわけ、走行距離制限の3,000キロ/月は、他のサービスと比較しても珍しい選択肢です。月に3,000キロということは、9年で約32万キロになります。契約方法によっては、この期間のメンテナンス料金もリース代に含めることができるため、購入よりも大幅に安く使える可能性があります。トヨタのプロボックスを長距離利用で検討されている人にとっては、最適解といえるのではないでしょうか?

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オリックスカーリース

プロボックス_オリックスカーリース画像
サービス名 オリックスカーリース
月額料金 12,870円〜
取り扱い車種 国内メーカー全車種
新車/中古車 両方あり
契約期間 新車:5年、7年、9年、11年、中古車:車両による
会社HP ORIXカーリース・オンライン

オリックスカーリースは、1984年から個人向けカーリースを始めた、業界の老舗です。オリックスグループのネットワークを活かし、新車だけでなく中古車も格安で提供している点が特徴です。トヨタのプロボックスをカーリースで利用したいと検討中の人は、オリックスカーリースの金額やサービスを基準にすることをおすすめします。

オリックスカーリースでは、5年〜11年の中長期契約を取り扱っています。しかし、既定年数以降は契約途中でも途中解約できるため、実質的な契約は2年からとなります。ライフスタイルが変わる予定はあるけれども時期が不透明という人でも、違約金を恐れずにカーリースできるので安心です。また、1年や2年のカーリースは月額料金が高くなりますが、5年のカーリース契約の金額で契約できるのでお得です。

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近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

トヨタのプロボックスの基本性能や魅力を紹介

プロボックス_機能性能や魅力のイメージ2002年7月からトヨタが発売しているプロボックスは、商用車としての使い勝手の良さから現在でも人気が高く、おすすめの車です。人気の理由を紐解くため、基本性能の観点からプロボックスの魅力をご紹介します。

人気の理由を知ると、商用車だけでなく、自家用車としても使いたくなっても全く不思議ではありません。ただし、プロボックスは貨物車(4ナンバー)のため、毎年車検が必要になります。その分税金が安いため、トータルの維持費は抑えられますが、通常の車とは異なる点にご注意ください。

プロボックスのグレードは?

トヨタのプロボックスには、全部で4種類のグレードが用意されています。パワートレインの違いはありますが、最上位グレードからF、GL、GX、最後にエントリーモデルとしてGです。主な仕様と価格は、下の表を参考にしてください。

商用車としておすすめのプロボックスですが、Fグレードであれば乗用車としても十分利用できます。それ以外のグレードでは後部座席にヘッドレストが無かったり、シート素材にビニールが使われていたりするため、実用的とはいえません。一方で、Fグレードでは他の乗用車同等のシートとなり、各所にシルバー塗装がされることで見た目の商用車感が薄れています。

プロボックスのメーカー希望小売価格
パワートレイン グレード 2WD 4WD
ガソリン(1,300cc) G 149.1万円
ガソリン(1,500cc) G 167.0万円 183.2万円
F 173.9万円 190.1万円
ハイブリッド(1,500cc) GX 179.0万円
GL 196.2万円
F 201.4万円

プロボックスの燃費は?

トヨタのプロボックスは、12万円程の価格差でハイブリッド仕様を選択可能です。ハイブリッドの場合の燃費は22.6km/Lとなっており、プリウスのように30km/Lとまではいきませんが、十分低燃費といえます。

また、1,500cc、2WDのエンジンは、Stop and Goが多い市街地の走行に必要な中低速域でのトルクに余裕をもたせるよう設計されています。そのため、燃費性能だけでなく、加速性能にも優れた運転しやすい車です。

プロボックスの燃費比較(WLTCモード)
パワートレイン グレード 2WD 4WD
ガソリン(1,300cc) G 16.6 km/L
ガソリン(1,500cc) G 17.2 km/L 14.6 km/L
F 17.2 km/L 14.6 km/L
ハイブリッド(1,500cc) GX 22.6 km/L
GL 22.6 km/L
F 22.6 km/L

プロボックスのデザインは?

トヨタのプロボックスは、商用車として荷物の積み下ろしがしやすいデザインとなっています。ラゲッジスペースの開口部は段ボールが積み込みやすいよう四角くなっており、室内はホイールの張り出しを抑えつつフラットなスペースです。また、雨が降っているときには、バックドアが傘のような役割を果たすようデザインされている点も気が利いています。

内装についても、仕事をしていると欲しくなる工夫が随所に散りばめられています。幅が調整できるマルチホルダーはスマートフォンやメモ帳が出し入れしやすく、フタが多層構造になっているドリンクホルダーは1Lの紙パックにも対応。長い間、商用車として人気を集め続けている理由がわかりますね。

プロボックスの安全性能は?

トヨタのプロボックスは、誕生して20年も経っているため、安全性能に不安を覚える人もいるのではありませんか? しかし、ご安心ください。マイナーチェンジによってトヨタの安全装備が追加されています。特に、仕事で疲れているときでも事故のリスクを低減してくれる、下記の運転支援機能は魅力的です。

  • プリクラッシュセーフティ:日中の歩行者検知機能付き衝突回避支援機能
  • レーンディパーチャーアラート:車線逸脱警告機能
  • ドライブスタートコントロール:急発進防止支援機能
  • オートマチックハイビーム:ハイビームとロービームの自動切り替え機能

もちろん、もらい事故に対しても安心できる、充実の衝突安全機能も搭載されています。

  • SRSエアバッグ
  • 全方位コンパティビリティボディ構造:車同士の衝突時にお互いの安全性を図る構造
  • WILコンセプトシート:追突時に頸部への衝撃を緩和する構造

トヨタのプロボックスをカーリースするメリット

プロボックス_カーリースのメリットのイメージトヨタのプロボックスをカーリースで利用するメリットについてご説明します。

「プロボックスの魅力は分かったけど、買えばいいでしょ?」

「わざわざカーリースを選ぶ理由ってなに?」

車は買うものとして考えてきた人には、カーリースを選ぶメリットを見つけることは難しいです。所有者はカーリース会社で、利用者は契約者など、権利関係が複雑になるため避けたくなる気持ちもわかります。

しかし、利用方法によってはカーリースのほうがお得になるため、比較検討されることをおすすめします。購入以外の選択肢を知らないのはもったいないので、ぜひご一読ください。

メリット①頭金不要で初期費用を抑えて車に乗れる

トヨタのプロボックスを購入する場合、初期費用として頭金や登録料が必要です。一方でカーリースの場合は、全て毎月の支払いに含まれるため、まとまった資金が必要ありません。そのため、購入する場合と比較して、気軽に利用を始められるメリットがあります。

事業を始めたばかりの人にとっては、車の購入費用は重い負担となります。特に、複数台が必要になる場合は資金繰りに影響が出るため、なるべく初期費用を抑えて、現金を手元に残しておきたいと考えるのが自然です。

カーリースの契約方法によっては、最終的に車をもらえるプランも存在します。毎月一定の金額を払い続けて購入することもできますし、残価設定を行なって、まとまった支払いを契約満了時に回すことも可能です。このように、初期費用を抑えられるだけでなく、キャッシュアウトのタイミングをコントロールできる点もおすすめです。

メリット②残価(残クレ)設定で支払額が安い

カーリースの月々の支払い金額は、契約満了時における車の残存価格(残価)を考慮して決定します。

プロボックスのGLグレードは、新車価格が200万円程度、5年落ちの買取相場、すなわち残価は80万円程度です。

自動車ローンを組む場合には、自動車価格200万円を基準に月々の支払い金額が計算されます。一方で、カーリースの月々の支払い金額は、5年間で下落する価値、すなわち120万円を基準に計算されることになります。

結果として、月々の支払い金額はカーリースのほうが安くなるというわけです。もちろん、カーリースの支払いには車体価格だけでなく、税金やメンテナンス費用も含まれるため、契約プランによっては高くなることもあります。全ての人におすすめできるプランは無いので、各カーリース業者のプランを比較してみてください。

メリット③安心のアフターフォロー&車の維持費がかからない

カーリースには多様なメンテナンスプランが用意されています。

「本業に時間を使いたいので車には時間をかけたくない」

「経費処理にも時間をかけたくない」

車は仕事の手段にすぎませんので、そこに時間や手間はかけたくはないですよね? 一方で、短期契約のレンタルと違い、中長期の契約となるカーリースでは、使用中のメンテナンスが必要不可欠。支払額が読めなかったり、経費処理の手間がかかるメンテナンスは、通常であればなるべく少なく済ませたいところです。その点、車の維持費が月額料金に含まれるカーリースであれば、経費処理の手間を考えず、気楽にメンテナンスに出せます。

メンテナンスは計画的に行えますが、トラブルはいつ起こるかわかりません。仕事に影響が出る恐れもありますので、メンテナンスとトラブル対応で費やす時間の価値は大きく異なります。車に時間や手間をかけたくない人にこそカーリースはおすすめです。

プロボックスをカーリースするデメリット

プロボックス_カーリースのデメリットのイメージ「カーリースっていいことばかり宣伝してるけどデメリットはないの?」

「契約する前に注意するべきことは何かない?」

「おいしい話には裏がある」といいますので、メリットばかりでは逆に怖くなってしまうのが人間というものです。たしかに魅力的なカーリースですが、ライフスタイルや使い方によってはデメリットが生じることがあります。

そこで、ここではプロボックスをカーリースで利用して後悔する人が出ないように、注意しておきたいポイントをご紹介します。

デメリット①中途解約ができない

プロボックスをカーリースで利用するときのひとつめのデメリットは、原則として中途解約ができない点です。契約中に事業をやめる場合でも、カーリース会社との契約内容によっては中途解約を受け入れてもらえないかもしれません。仮に受け入れてもらえた場合でも、カーリース会社に対して解約金を支払う必要があります。その際の支払い方法は、一括支払いを求められることがほとんどです。

主な解約金の内訳は次のとおりです。

  • 残りの契約期間分のリース料金
  • 契約時に設定した残価の精算金
  • 原状回復費用(キズなどある場合)
  • 事務手数料

対策として、中途解約を違約金なしでできるプランやオプションがあるカーリース会社を選ぶ方法があります。しかし、違約金なしの契約はカーリース会社にとって損失のリスクとなるため、月々の支払いは割高になるためご留意ください。

デメリット②走行距離制限に注意

カーリースのもう一つのデメリットは、走行距離制限があることです。契約時に決めた走行距離を超えてしまうと、超えた距離分を契約満了時に精算する必要があります。また、契約期間中に走行距離制限を変更することはできないため、契約前に使用予定を精査しておくことが大切です。

しかし、プロボックスを商用車としてカーリースする場合、事業の成長によって走行距離が想定よりも伸びるリスクがあります。走行距離制限がある契約をした場合、車を追加するか、契約満了時に精算金を支払うかしなければなりません。

対策として、残価設定0円の契約をする方法があります。走行距離制限は、返却時における中古車としての価値が、契約時の想定よりも下がらないように設けられています。そのため、そもそも返却時の価値を想定しない残価設定0円のプランであれば、走行距離制限は基本的にありません。

プロボックスのカーリースに関するよくある質問

プロボックス_よくある質問のイメージここまで読まれて、プロボックスのカーリースに興味をもたれた人も多いのではないでしょうか? ただ、カーリースの契約時に想定している「新車を・借りて・返す」以外の出来事が起こった場合にどうなるのか、疑問をもつ人も少なくないでしょう。

そこで、カーリースを検討している人が共通してもつ疑問にお答えします。最終的に、どのような人にカーリースが向いていて、逆にカーリースはやめたほうがいい人はどんな人なのか結論をご紹介します。紹介する内容が少しでもお役に立てば嬉しいです。

カーリースで破損や事故を起こした際はどうなりますか?

カーリースで事故を起こした場合、車の状態によって対応が異なります。

車の損傷が激しくて廃車になった場合は、カーリース契約は強制終了となります。廃車代金を支払うレンタル契約とは異なり、強制終了時には中途解約と同様に違約金を支払わなければなりません。

車の損傷が軽微で修理可能な場合には、自己負担で修理を行なって契約を継続可能です。ただし、オープンエンドで残価を設定している場合、修理の場所によっては市場価値が落ちてしまうため、契約満了時に精算金を支払うことになります。

修理代については自動車保険が使えますが、強制終了時に支払う違約金については保険が使えないことがあります。そのため、カーリース専用の任意保険がおすすめです。カーリース専用の任意保険では、事故だけでなく、盗難や自然災害が原因の強制終了で生じる違約金についても補償されるものもあります。

プロボックスのカーリースで中古車はリースできるか?

中古のプロボックスをカーリースしている会社もあります。契約期間や走行制限は、新車よりも種類が少ないことが多く、ホームページ上でプランをカスタマイズできない会社もあります。しかし、カーリース会社に電話やLINEで相談すれば、自由に応じてくれるサービスが多いです。

中古車ならではのメリットとして、納車が早いことが挙げられます。一般的な新車のカーリースでは、契約後にカーリース会社が車を注文するため、納車まで時間がかかります。一方で、中古車の場合は、すでに市場に存在する車をリースするため、契約後2〜4週間で使い始めることが可能です。そのため、車をすぐに使いたい人におすすめです。

また、注意点として、中古車は長期契約には不向きです。そもそも年式が古い場合や、走行距離が伸びている車の場合、長期契約できたとしても故障リスクが高くおすすめできません。どうしても長期契約をしたい人は、素性のいい車が出てくるまで、気長に待ち続けましょう。

プロボックスのカーリースをおすすめできる人

次のような人に、トヨタのプロボックスのカーリースはおすすめです。

  • 商用車として長距離を乗り回したい人
  • 法人、または個人事業主
  • 計画的な資産管理をしたい人

プロボックスのような商用車は、自家用車よりも走行距離が伸びやすく、故障リスクも高いと言えます。しかし、カーリースの場合、契約するメンテナンスプランによっては、故障時のレッカー代や修理費用が不要です。また、ブレーキパッドや、エンジンオイルエレメントなどの部品を定期的に無償交換してもらえるため、整備が行き届いた状態で乗り続けられます。そのため、長距離利用の人も安心して車に乗り続けられるカーリースがおすすめです。

また、カーリースの月額料金は、そのまま経費として処理できます。減価償却などを行う必要がないため、法人や個人事業主にとって手間がかからない契約です。特に、点検や修理、税金といった個々の支払いを一つにまとめられるため、帳簿作業が減る点もメリットです。

プロボックスのカーリースをおすすめできない人

一方で、以下のような人には、トヨタのプロボックスをカーリースで利用することをおすすめできません。

  • 総支出を抑えたい人
  • 事業が不安定な人
  • 特殊な荷物が多く、カスタマイズが必要な人

プロボックスを商用車として利用したい人には、車を返却せずに買い取って乗り潰したいと考えている人も多いでしょう。しかし、カーリース費用にはカーリース会社の利益がのっているので、純粋に購入するよりも高くつくことがほとんどです。購入や維持にかける手間を惜しまず、総支出を抑えたい人にはカーリースをおすすめできません。

また、カーリースは中途解約ができないことは、事業計画が不透明な人にはリスクとなります。事業を撤退するときには資金に余裕がないはずなのに、さらに違約金の支払いを求められたら途方に暮れてしまうでしょう。そもそも、カーリース契約時の審査が通らないかもしれません。

最後に、返却を前提にしているカーリース契約の場合、契約期間中にカスタマイズができません。プロボックスは広いラゲッジスペースがありますが、取り扱っている商品によってはカスタマイズが必要なこともあります。実際に運ぶ荷物をそのまま載せられるか、確認してから契約することをおすすめします。

まとめ

プロボックス_まとめのイメージいかがでしたか?

プロボックスは、2002年の発売以来、変わらぬ使いやすさと、進化する安全性能で人気を集め続けています。商用バンを探したときに、真っ先に候補に上がる名車です。

そのプロボックスを利用したい人にとって、カーリースは管理の手間を減らし、支払いを安定してくれるメリットがあることをご紹介しました。一方で、中途解約ができないなどのデメリットについてもご紹介したので、ご自身がカーリースに向いているか判断する材料になったのではないでしょうか?

おすすめしたカーリース会社の中には、カーリースのデメリットに対応したプランを提供している会社もあります。その分、月額料金は高くなってしまいますので、メリットと比較して検討していただけますと幸いです。

ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。