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ダイハツ「タント」におすすめのカーリース会社7社!料金相場やタントの特徴も解説

ダイハツタントは、広い室内空間や乗り降りのしやすいドアなどの特徴があり、軽自動車ならではの低燃費・低コストを実現したスーパーハイトワゴンです。おしゃれなデザインから女性からの支持も高く、ファミリー層にも人気です。

しかし、いくら低コストといっても、新車となると気軽に購入できる料金ではありません。

そんな時におすすめなのが、カーリースです。

初期費用がかからず、面倒な手続きもいらないため気軽に車を持てるカーリース。車を購入する人が年々減っているため、カーリースを利用する人が増えてきました。

今回は、おすすめのカーリース会社7社を様々な角度から比較してご紹介します。

この記事でわかること
  • カーリースとは?
  • タントをリースできるおすすめカーリース7社
  • タントの基本性能や魅力を紹介
  • タントをカーリースするメリット
  • タントをカーリースするデメリット
  • タントのカーリースに関するよくある質問
  • まとめ

【先に紹介!カーリースのおすすめサービス比較表】

サービス名 月額(税込) 特徴
定額ニコノリパック

定額ニコノリパック
5,500円〜  ニコニコレンタカーを運営する会社の激安カーリース。 月額料金が安く審査に通りやすい。スタンド設置店ではガソリン代5円/L割引のサービス付き。
MOTAカーリース

MOTAカーリース

5,940円~ カーリース契約期間が終了した際に車がもらえるサービス。カーリースなのに走行距離制限がなく、車のカスタマイズが自由国産全車種から選べる。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

カーリースとは?

カーリースとは、定額制の決まった期間車を借りることができるサービスです。頭金や初期費用などのまとまった出費がなく、気軽に車が利用できます。月々の定額料金の中に税金や諸費用も含まれているので、マイカーローンと比較するとお得に料金が設定されています。

カーリースでは、車両価格から返却時の想定下取り価格である残価を差し引いた金額をもとにリース料金を算出しているので、このようにお得な料金で車を利用することができるのです。

そのためカーリースは、金銭的に新車を購入することを迷っている人にはおすすめのサービスだといえます。

カーリースのメリット

月々の費用を抑えて車を利用でき、生活スタイルの変化に合わせて乗り換えができることなど、さまざまなメリットがあるカーリース。ここでは、そのカーリースのメリットを解説します。

  • 頭金や初期費用なしで新車に乗ることができる

カーリースの月額料金の中には各種税金や自賠責保険なども含まれているため、まとまった費用を用意する必要がありません。そのため、初期費用なしで新車に乗ることができます。

  • 利用期間分だけの支払いでよい

カーローンで車を購入する場合は車両本体価格を全額支払う必要がありますが、カーリースでは最初に決められた期間分だけの支払いでよいので、無駄がありません。

  • 車検やメンテナンス費用も定額化できる

車検代やメンテナンス費用も月額料金に含めることができるプランもあるので、まとまった出費の心配がいりません。

  • 契約期間中はサポートを受けられる

カーリース契約期間中は、内容は会社によって異なりますが、さまざまなサポートを受けることができるので、車に詳しくない方や初めて車を持つ方にもおすすめです。

  • 経費として計上できる

法人としてカーリースをする場合、その費用を経費として計上することもできます。

カーリースのデメリット

メリットがたくさんあり、お得に新車に乗ることができるカーリースですが、もちろんデメリットもあります。ここでは、そのデメリットを解説します。

  • 支払いの総額が高くなる可能性がある

月々の支払額はお得ですが、返却時には原状回復が基本なので、車体に傷やへこみなどがあった場合の修理費はこちら側が負担しなければなりません。また、返却時の車の価値が残価を下回っていた場合は、その差額を支払わなければなりません。そのため、長期的にみると新車を購入するよりも割高になる可能性があります。

  • 車の利用には制限がある

カーリース会社やプランによって少しは違いがありますが、カーリースでは走行距離に制限が設けられています。ほとんどの会社で総走行距離は2,000km程度が上限の目安となり、それを超えてしまうとその分の費用が発生します。また、車のカスタムも原則禁止となっています。

  • 中途解約ができない

カーリースでは基本、中途解約や契約内容の変更ができません。契約期間中に解約をする場合は、違約金や損害金を支払わなければならないことがほとんどです。

  • 利用するには審査に通らなければならない

カーリースの利用には審査があります。落ちてしまえばカーリースを利用することはできません。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

タントをリースできるおすすめカーリース7社

これまでカーリースのメリットやデメリット、仕組みについて説明してきましたが、ここでは、ダイハツタントをリースできるおすすめカーリース会社7社を紹介していきます。

ここで比較していくのは、MOTAカーリース、定額カルモくん、リースナブル、定額ニコノリパック、コスモMyカーリース、SOMPOで乗ーる、オリックスカーリースです。

会社によって契約条件などが異なるので、どの会社が自分に合っているのか迷う方もいると思います。そんな方のために徹底解説していきます。

MOTAカーリース

サービス名 MOTAカーリース
月額料金 15,730円~
取り扱い車種 国産メーカー全車種+レクサス
新車/中古 両方
契約期間 5年、7年、11年
会社HP MOTAカーリース

MOTAカーリースの特徴は、全車種が契約満了時に車がもらえます。また、どの契約年数でも走行距離の制限がないことと、最終的には車をもらえるので自由にカスタムできたり、原状回復の必要がありません。審査結果も、最短申し込み後の翌日にわかるので無駄な時間を省くことができます。

さらに、MOTAカーリース独自の新車7年延長保証サービスがあるので、契約期間中にメーカー保証が終了しても安心して車に乗ることができます。

そのため、ダイハツタントをカーリースでマイカーにしたい人には特におすすめのカーリース会社となっています。

MOTAカーリースでは、国産メーカーの人気車種を中心に中古車リースも扱っています。中古車全車にも保証がついており、その保証期間は業界最長の2年間となっています。初めての中古車選びにもおすすめのカーリース会社となっていますね。

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定額ニコノリパック

サービス名 定額ニコノリパック
月額料金 22,000円~
取り扱い車種 国産メーカー全車種
新車/中古車 両方
契約期間 1年~9年
会社HP 定額ニコノリパック

定額ニコノリパックでは、365日対応の専用カスタマーセンターがあり、メールやLINEでも気軽に相談できるサービスがあります。また、独自の値引きスキームがあり、ガソリンスタンド併設店舗で契約した場合、契約期間中はガソリン5円/L割引が受けられるのも特徴です。

加えて、複数の信販会社と提携しているため、審査に通りやすくなっています。

契約期間は、1~9年の間で選択できます。最長の9年契約であれば、契約満了後にそのまま車をもらえます。そのため、ダイハツタントをカーリースでマイカーにしたい人にもおすすめです。

全国9,000ケ所の整備工場と提携しているので、万が一契約期間中に引っ越しをしても、メンテナンスなどを引き継ぐことができるのも便利です。

中古車リースであれば最短3日で納車も可能であるのと、全車種に1年間の中古車保証がついているので、より安くタントに乗ることもできます。

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おトクにマイカー 定額カルモくん

サービス名 定額カルモくん
月額料金 16,840円~
取り扱い車種 国産メーカー全車種
新車/中古 両方
契約期間 1~11年
公式HP 定額カルモくん

定額カルモくんでは、頭金・ボーナス払い0円で、月額料金の中に車検費用も含むことができるプランもあるので、毎月の支払額がずっと変わらない定額制なのが特徴です。契約期間は1~11年の間で年単位で選択できます。そのため、業界最長の11年契約を選べば比較的安い料金でダイハツタントに乗ることができます。

加えて、7年以上の契約期間であれば、「もらえるオプション」という追加オプションにも加入できるので、契約満了時にそのままタントをもらうことができます。

定額カルモくんはオンライン販売のみのため、ネット割サービスがすべての契約に適用されます。これも、お得にタントをカーリースできる理由のひとつです。

また、中古車リースであれば車種にもよりますが、最短4日納車も可能です。

定額カルモくんは契約期間も含め柔軟なプランが豊富なので、初めてカーリースを利用する方だったり、早く車を用意したいという方にもおすすめのカーリース会社です。

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リースナブル

サービス名 リースナブル
月額料金 24,200円~
取り扱い車種 トヨタ、マツダ、日産、ホンダ、ダイハツ、スズキ
新車/中古 新車のみ
契約期間 3年、5年
会社HP リースナブル

リースナブルでは、契約期間は3年、5年の2通りから選択できます。独自の仕入れで最安保証を掲げており、月額料金の中に諸々の費用が含まれているので、頭金・車検費用0円で新車のダイハツタントをカーリースすることができます。ボーナス払いを併用すれば、月々6,600円からタントに乗ることができます。

また、中古車市場で大きく値段が変わる前に下取り清算ができるため、余分なお金を払わずにお得に乗り換えもできます。

リースナブル1番の特徴が、途中解約や買取も可能というところです。そのため、他のカーリース会社と比較すると選べる車種が少なかったり、長い契約期間のプランがなかったりしますが、いつまでタントに乗り続けるかわからない方や転勤などが多い方にはおすすめのカーリース会社です。

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コスモMyカーリース

サービス名 コスモMyカーリース
月額料金 20,680円~
取り扱い車種 国産メーカー全車種
新車/中古 新車
契約期間 3年、5年、7年
会社HP コスモMyカーリース

コスモMyカーリースの契約期間は、3年、5年、7年の3つの中から選択できます。契約時には車体色やカーナビなどを始めとする様々なオプションや、月間走行距離の選択もできます。

また、契約満了時には乗換え、再リース、買取、返却の4つの選択肢があります。

メンテナンスプランは3種類ありますが、1番安いプランだと自賠責保険やメンテナンス費用が含まれないので注意が必要です。

そういった点からみるとコスモMyカーリースは、ダイハツタントをカーリースするのにあたって選択肢が豊富であることと、比較的自由度が高いところが特徴です。

さらに、運転免許教習とカーリースがひとつになった「めんくるパック」というサービスがあります。これを利用すれば、月々定額で免許と新車を手に入れることができます。

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SOMPOで乗ーる

サービス名 SOMPOで乗ーる
月額料金 17,490円~
取り扱い車種 国産メーカー全車種、輸入車
新車/中古車 新車
契約期間 3年、5年、7年、9年
会社HP SOMPOで乗ーる

SOMPOで乗ーるの契約期間は、3年、5年、7年、9年の4つの中から選択できます。国産メーカー全車種のほかに、輸入車の取り扱いをしているのも特徴です。

中途解約時の解約金がかからないオプションもあるので、ダイハツタントをカーリースするにあたって、ライフスタイルが変わる可能性がある方にもおすすめの会社です。

メンテナンスプランはシンプル、ライト、フルメンテの3種類があります。フルメンテプランに加入すれば車検費用だけでなく、タイヤの交換やパンクの修理、バッテリーの交換などを始めとするさまざまな整備費用も月々の定額費用の中に含まれます。そのため、契約期間中に急な出費の心配をすることなく、安心してタントに乗ることができます。

また、車を使用していない間にオーナーとしてカーシェアできるサービスもあるので、シェア料金を受け取り、車の維持費を軽減することができます。

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オリックスカーリース

サービス名 オリックスカーリース
月額料金 17,160円~
取り扱い車種 国産メーカー全車種
新車/中古 両方
契約期間 5年、7年、9年、11年
会社HP オリックスカーリース

オリックスカーリースの契約期間は、5年、7年、9年、11年の4つの中から選択できます。7年、9年、11年の契約期間のものであれば、契約満了後にはそのまま車をもらうことができます。また、すべてのプランの中に車検費用とオイル交換費用が無料になるクーポンが付いているのも特徴です。

7年契約プランのみ、契約満了後に車を返却すれば、年間リース料の20%がキャッシュバックされます。

また、ある一定の期間が過ぎれば、契約期間の途中であっても車を乗換えや返却することができるので、長期間ダイハツタントに乗る予定はない方にもおすすめのカーリース会社です。

オリックスカーリースの中古車リースでは、自社の管理車両を中心にリースをおこなうため、これを利用すればより安くタントに乗ることができます。

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近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

タントの基本性能や魅力を紹介

タントは、2003年からダイハツ工業が生産・販売している軽自動車です。2019年にフルモデルチェンジをして、今のスタイルになっています。長い室内長と高い天井が特徴で、「軽スーパーハイトワゴン」というジャンルを確立させました。

使いやすさとおしゃれなデザインから、ファミリー層や女性を中心に幅広い世代から人気を得ています。

ここでは、自分にタントが合っているかどうか知りたい方のために、タントの魅力やグレード、燃費や性能について解説していきます。

タントのグレードは?

ダイハツタントはシンプルで愛着のあるデザインの標準モデルと、明快で存在感があるデザインのカスタムモデルの2種類に大きくわけられます。標準モデルには「Xターボ」「X」「X”スペシャル”」「L」「L(スマートアシスト非装着車)」の5種類のグレードがあります。カスタムモデルには「カスタムRS”スタイルセレクション”」「カスタムRS」「カスタムX”スタイルセレクション”」「カスタムX」の4種類のグレードがあります。

タントの相場価格は、大体124万円~200万円程となっています。

全てのグレードに「ミラクルオープンドア」という機能が付いています。これは、2007年に軽自動車に初めて起用されたタントの特徴的機能です。カスタムモデル全車には、両側パワースライドドアが標準装備されています。

「Xターボ」「カスタムRS」「カスタムRS”スタイルセレクション”」のグレードでは、エンジンが自然呼気エンジンからターボエンジンに変更され、より大きなパワーを得ることができます。

タントの燃費は?

2019年にフルモデルチェンジがされ発売された現在のタントは、サスペンションアレンジ最優先の設計と、ボディ構造全体の軽量化が図られた新プラットフォームとなりました。ターボ車用のCVTにはスプリットギアを組み込み、ベルト+ギア駆動を可能にした「D-CVT」が採用されました。(※CVT=ギアを用いずに無段階で車のスピードを変えることができる仕組み。)

そのため、いつものアクセル操作でも気持ちの良いスムーズな加速を実現することができ、一時停止してからでも思い通りに発進・加速がしやすく、安心して運転することができます。

ダイハツタントのカタログ燃費は、WLTCモードで2WD車は20.0~21.0km/L、4WD車は18.8~20.0km/Lとなっています。

他の軽自動車との比較も見ていきましょう。

ホンダN-BOXのWLTCモードのカタログ燃費は、2WD車で20.2~21.2km/L、4WD車で19.0~19.8km/Lでした。

日産デイズのWLTCモードのカタログ燃費は、2WD車で19.2~21.2km/L、4WD車で16.8~18.8km/Lでした。

この2台と比較すると、燃費性能にそこまで大差はないですが、デイズよりはタントのほうが少し燃費が良いことがわかります。また、料金的な部分からみるとN-BOXが少し高くなっているので、デザインの好みなどが合えばタントのほうがコストパフォーマンスが良いと考えられます。

タントのデザインは?

ダイハツタントは全9色のカラー展開があります。グレードによっては、2トーンのカラーも選択できます。カスタムタイプでは、メタリック感やパール感のあるカラーも選択できるので、自分の好みにあったデザインにすることができます。

タントの代表的機能である「ミラクルオープンドア」のおかげで、助手席側の開口部が広くなっているのでスムーズに乗り降りすることができ、荷物の出し入れもしやすくなっています。また、運転席ロングスライドシートを採用しているため、車から降りることなく後席にアクセスすることができます。

加えて、多彩なシートアレンジにも対応しています。リヤシートは分割可倒式であるので、人も乗りながら長さのある荷物を収納することができます。グレードによってはリヤシート左右分割ロングスライドが装備されているので、シートを倒さなくてもより広い荷室スペースを確保することができます。

タントはおしゃれな外観だけでなく内装もしっかりこだわった作りになっていることが、幅広い世代から人気がある理由の1つです。

タントの安全性能は?

タントはダイハツの予防安全機能である「スマートアシスト」搭載車です。車両に搭載したステレオカメラが周囲の状況を認識し、運転をサポートしてくれます。これには衝突回避支援機能、認識支援機能、運転負荷軽減機能、駐車支援機能が付いているので、さまざまなリスクを回避してより安全安心に車を運転することができます。

また、急なハンドル操作や滑りやすい路面でのコーナリング時に、自動的にコントロールして車両安全性を確保するVSC、発進・加速時にタイヤの空転を抑えて、アクセル操作を簡単にするTRC性能が搭載されています。

グレードによっては、旋回時に車両が外側にふくらんでいると検知したとき、ブレーキ制御を内輪に行うことで旋回性能を高めてコーナリングをアシストするCTAという性能も搭載されているので、悪天候時でもいつもと変わらず運転することができます。

加えて、後付け装置として加速抑制装置をつけることもできます。これは、万が一ブレーキとアクセルの踏み間違いをしてしまった時の被害軽減をサポートする装置です。

タントをカーリースするメリット

ここまでカーリースについての説明や、ダイハツタントの特徴についてご紹介してきました。

おしゃれな外観と機能的な内装、軽自動車ならではの低燃費・低コストを兼ね備えているだけではなく、安全性能もしっかりしているタント。

幅広い世代から人気があり、使い勝手も良いのでマイカーにするにはもってこいの車です。そんなタントに、よりお得に乗ることができると嬉しいですよね。

ここでは、タントをカーリスするメリットについてご紹介していきます。

メリット①頭金不要で初期費用を抑えて車に乗れる

タントをカーリースするメリットの1つとして、初期費用を抑えて車に乗ることができます。通常車を購入するとなると、車両代金の頭金であったり、車の登録料や保険など諸々の初期費用がかなり必要になります。一般的に車両価格の10~20%が初期費用の相場といわれているので、仮に200万円の車を購入したとすると、総額220万円前後支払わなければなりません。

カーリースでは頭金は不要であり、月々の定額料金の中に税金や保険代が含まれていることが多いです。そうすると、実際に車を購入するときに必要な料金と比較すると、かなり初期費用を抑えることができます。

そのため、タントに乗りたいけどなかなかまとまった費用を準備することができないという方に、タントのカーリースはおすすめです。

メリット②残価設定をして支払い料金を安くできる

カーリースでは、契約終了時の想定される車の価値を定価から差し引いてリース料金を出します。つまり、車両全体価格ではなく、利用期間分だけの料金を支払えば良いので、支払金額を安くすることができます。

マイカーローンは、車両全体価格と諸費用を分割して支払う方法なので、それと比較すると、リースのほうが支払う総額は安くなります。

また、カーリースにはローンを組む時と同じように審査に通る必要がありますが、さまざまなカーリース会社やプランがあるので、審査に通る可能性も高くなっています。

そのため、タントを購入したいけどマイカーローンの審査に通るか心配な方や、月々の支払金額をより安くしたいと考えている方にもカーリースはおすすめです。

メリット③安心のアフターフォロー&車の維持費がかからない

カーリースであっても、契約期間中であればさまざまなサポートを受けることができます。

会社やプランによって内容は異なりますが、月々の定額料金の中に日々のメンテナンスや修理代、車検費用なども含めることができるので、急な出費をしなくて済みます。

わからないことや心配なことがあれば、24時間いつでも相談できるカスタマーサポートをおいているカーリース会社もあるので、たとえリースであっても車を購入した時と同じようにアフターフォローを受けることができます。

そのため、急に出費が必要になったときに、費用を捻出することがなかなか難しい方や、車を持つのが初めてであまり車のことに詳しくない方にも、カーリースはおすすめです。

メリット④経費計上できる

カーリースは個人の利用だけでなく、法人として利用するのもおすすめです。

法人・個人事業主の方が高額な買い物をしたとき、利用期間に応じてその費用を経費として減価償却するのが一般的です。減価償却できる期間は決まっているので、もしタントを一括購入した場合、その費用全額を経費として計上することができないのです。

その点カーリースであれば、月々の料金を全額経費として計上することができます。

ローンで購入した場合は、カード会社にお金を返済しているというかたちになり、その返済金は経費として計上できません。支払利息のみ計上することができるので、法人・個人事業主の方が車を持ちたいと考えるのであれば、購入するよりもカーリースのほうが節税対策にもなります。

タントをカーリースするデメリット

ここまで、タントをカーリースするメリットについてご紹介してきました。

メリットだけみると、マイカーとして購入するよりもお得にタントに乗れる気がしますね。

しかし、そんなカーリースにもメリットだけでなくデメリットもあります。良い部分だけみて決めてしまうのではなく、きちんとデメリットも把握したうえで、タントをマイカーとして購入するのか、カーリースするのか判断しましょう。

ここでは、タントをカーリースするデメリットについてご紹介していきます。

デメリット①中途解約ができない

カーリースでは基本、中途解約ができません。契約期間中に解約すると、違約金や損害金を支払わなければならないケースがほとんどです。

カーリース会社やプランによっては中途解約ができるものもありますが、オプションでそのサービスをつける必要があったり、相場より月額料金が高くなる可能性があります。

また、契約期間中に事故で車両が全損し、走行不可能と判断されてしまうと強制的に契約終了となり、損害金を請求されるのでその点も注意が必要です。そのようなことになってしまうと、せっかく安い料金で車に乗ることができていたのにもったいないですよね。

タントをカーリースしたいけどいつまで乗り続けるかわからない方や、ライフスタイルが安定しない方は、契約期間が短いプランを選ぶことをおすすめします。

デメリット②走行距離制限に注意

カーリースでは、走行距離が設けられていることがほとんどです。これは、契約満了時にその車が中古車市場でどれぐらいの価値があるか想定して、その予定残価をもとに料金を提示しているため、契約満了時にその車の価値が予定残価を下回らないように走行距離制限が設定されているのです。

会社やプランによって異なりますが、相場として総走行距離は2,000km程度が上限の目安となっており、それを超えてしまうと追加の費用が発生します。日常的な使用であれば十分な距離設定ではありますが、通勤が長距離であったり、車を使って頻繁に旅行に行く方などであれば注意が必要です。

走行距離を気にせずタントに乗りたい方は、契約満了時に車がもらえるプランや、走行距離が無制限のプランに加入することをおすすめします。

デメリット③カスタムなどの自由度が高くない

カーリースでは、車をマイカーとして購入するときよりもカスタムの自由度が低くなっています。プランによっては選択できるオプションが豊富なものもありますが、途中でカスタマイズすることはなかなか難しいです。

契約満了時に車を返却する場合は、原状回復が基本なので、たとえ途中でカスタマイズしたとしてもそれを元に戻せば違約金など払わずに返却することができます。しかし、その場合は余計な費用がかかってしまうので、どうしても自分好みのスタイルにしたいという方は、カーリースするよりもマイカーとして車を購入したほうが良いでしょう。

とくにタントはカスタマイズできる範囲が広いので、その点でカスタムの自由度が低いことはデメリットですね。

タントのカーリースに関するよくある質問

これまで、カーリース会社の紹介やタントの特徴、タントをカーリースするにあたってのメリット・デメリットを紹介してきました。タントをカーリースするための知識は、最初の頃に比べると随分増えたことだと思います。

ただ、カーリース会社やプランはたくさんあるので、全部を理解して把握することはなかなか難しいでしょう。記事を読んでいく中で疑問に感じたことや、こういう場合はどうなるのだろうか、タントをカーリースするには結局どういう人が合っているのだろうか、などといったことに対しての説明をここではしていきます。

カーリースで破損や事故を起こした際はどうなりますか?

カーリースでは契約期間中に事故を起こしてしまった場合、車両の修理代金は基本こちら側の負担になります。車両の破損状態にもよりますが、場合によってはかなり高額な費用を支払わなければならない可能性もあります。

そのため、リース車両であっても任意保険に加入することができるので、契約時に一緒に加入することをおすすめします。その中でも車両保険に加入していれば、事故で車両が破損してしまっても保険で修理することができます。

ただ、修理不能などで車両が使用できなくなってしまった場合は、リース契約の解除が必要となります。これは中途解約になるので、違約金が発生してしまう可能性があります。

たとえ、車両の破損状態が軽度であっても事故を起こしてしまった場合は、必ずカーリース会社に連絡しましょう。

タントのカーリースで中古車はリースできるか?

中古車を取り扱っているカーリース会社であれば、中古車でもタントをカーリースすることができます。新車と比較すると値段も安い料金でリースすることができたり、自社で中古車を保有しているカーリース会社もあるので納期が早かったりします。

契約期間は会社によって異なりますが、最長期間はほとんどの会社で新車より短い期間で設定されています。また、その中古車の年式によっても、リースできる期間が変わってきます。

中古車であっても最初の数年はメンテナンス保証がついているものもあるので、安心して乗ることができます。

そのため、新車にこだわらない方や、費用をなるべく抑えたい方、とにかく早く手元に車が欲しい方には、中古車でのタントのリースはおすすめです。

タントのカーリースをおすすめできる人

  • 最初にまとまった費用を用意することが難しい方

カーリースは頭金や初期費用がかからないので、最初にまとまった費用がいらないことや、月額料金の中に車検費用や日々のメンテナンス料も含むことができるので、突発的な出費を心配する必要もありません。

  • ライフスタイルに合わせて乗る車を変えたい方

カーリースは基本的に契約した期間にのみ、その車に乗ることができるので、いつまでタントに乗っているかわからない方や、ライフスタイルに合わせて乗る車を変えたい方にもおすすめです。会社によっては短期間のリースを行っているところもあるので、気軽に乗り換えもできます。

  • 車を長距離乗ることがない方

走行距離が決められているプランがほとんどなので、日々の買い物程度や毎日は乗らないという方のほうがカーリースは向いています。

タントのカーリースをおすすめできない人

  • 現金一括で購入できる方

カーリースはローンと同じで、長期間利用すればするほど金利がかかってくるので、総額でみたら高くなってしまう場合もあります。また、審査も必要なため、すぐにタントが欲しいと思ってもなかなか時間がかかる場合があります。そのため、現金一括でタントを買える費用があるなら、わざわざカーリースする必要はありません。

  • タントをカスタマイズしたい方

カーリースでは、車を返却するときは原状回復することが基本なので、タントを自由にカスタマイズしたいと考えている方にはおすすめできません。

  • 車を長距離運転する方

カーリースは、走行距離が定められていることが多いので、頻繁に車で旅行に行く方や、毎日の通勤でかなりの距離を運転する方には向いていません。

まとめ

今回は、ダイハツタントをカーリースするにあたって、タントの特徴や魅力、カーリースについての説明、カーリース会社の紹介、それぞれのメリット・デメリットなどについて解説してきました。

カーリースを利用すれば、誰でも気軽に新車のタントに乗ることができると感じたのではないでしょうか。

カーリース会社もたくさんあり、その中でもさまざまなプランがあるので、自分に合ったものがきっと見つかるはずです。

条件別におすすめな会社はこちらです。

タントをカーリースでマイカーにしたい方 → MOTAカーリース

タントのカーリースを短期間で考えている方→定額カルモくん

オプションなどを細かく決めたい方→コスモMyカーリース

転勤などで中途解約する可能性がある方→SOMPOで乗ーる

お得なカーリースを利用して、より良いカーライフを送りましょう。

ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。