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トヨタ車は下取りよりも買取がおすすめ?高い査定価格を引き出す方法や入金までの手順を解説

トヨタ車といえば、日本国内における乗用車のシェアは不動のNo.1を誇っているメーカーで、世界に目を向けても1位2位を争っています。そんなトヨタ車に乗っている人で車の買い換えを検討されている方は、この記事でお伝えする情報を知らないと大きな損をしてしまうかもしれません。

車を買い替える際、今乗っている車はディーラーの下取りに出す場合がほとんどだと思います。しかしただ漠然と下取りに出すのはもったいないです。車を手放す場合は、買取業者に査定に出すことをおすすめします。車の状態にもよりますが、多くの場合では下取りより高い価格で引き取ってもらうことができます。

今回は車の買取に関する情報をトヨタ車に絞ってご紹介します。車種別の買取の特徴や相場もご紹介するので、車を手放す際の参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 車買取の方法
  • 買取査定で評価されるポイント
  • トヨタ車の買取の特徴
  • トヨタ車の人気車種における買取相場
  • おすすめ買取サービス
  • よくある質問とその答え

【先に紹介!車買取のおすすめサービス比較表】

サービス名 総合評価 特徴
カーネクスト

電話1で買取契約が完結。どんな車でも0円以上の高価買取を実現。

ガリバー

中古車買取台数No.1の実績。全国約460店舗のネットワークと独自の査定システムで高価買取を実現。

カーセブン

全国160店舗を展開するフランチャイズチェーン。契約後減額がなく、キャンセルも可能

※更新時期によって詳細数値が異なる場合があります

近年、査定額と買取額が大幅に異なるなど、悪質な車買取業者も増えています。適正な相場で買取してもらうためにも、複数業者に査定額をもらってしっかり検討しましょう。

申込み翌日18時には複数社の査定結果がネットで見れる、”MOTA無料一括査定”を使えば、やりとりするのは高額査定の3社(最大)のみです。そのため従来の一括査定のように業者からの電話ラッシュもありません。また、上位3社が再度買取額を競り合うため、最高額での売却が期待できます。

車の買取査定とは?

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車の買取査定とは、売買される予定の車を総合的に評価して金額を算出することをいいます。詳しい評価項目は下の見出しで説明しますが、車の状態とは年式とグレード・外観の状態・走行距離を基準に定められることが多いです。

査定額は中古車市場におけるその車種・グレードの人気にも左右されます。人気があって需要が高い車は査定額が高くなりますし、需要があまりない車は査定額が低くなる傾向があります。査定額の上げ幅は新車の供給体制からの影響も受けるようで、プレミア級の人気を誇る車種であれば、定価以上の値段が付く場合もあるようです。

主な車買取の方法

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車の買取をしてもらう場合はいくつかある方法から選択して査定に出すことになります。新車ディーラーに下取りに出す以外にどんな方法があるのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

まずは車を買取に出す方法を3つご紹介します。

一括査定サービスを利用

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まずご紹介するのは、一括査定サービスを利用する方法です。一括査定サービスとは、ネット上に必要な情報を入力するだけで車のおおよその買取価格が分かるというサービスです。

車検証が手元にあれば簡単に入力できる情報ばかりなので、大体の金額を知りたいという場合にまず使う方が多いサービスでもあります。

一括査定サービスの真骨頂はここからです。査定に出した後、入力した地域に登録している複数の買取業者から現車確認をさせて欲しいという連絡が入ります。その中から数社を選んで現車確認をさせ、詳しい買取金額を算出してもらいましょう。複数の業者を同時に呼べれば、その場で買取金額を競合させることができます。最終的に高い価格で買い取ってもらうことも可能になります。

一括査定サービスは現車確認依頼の営業電話がしつこくて嫌だという評判も見受けられます。最近では連絡をメールのみに限定できるサービスもあるので、まずはその点を考慮しながら一括査定サービスを選んでみてください。

中古車販売店やディーラーで下取りしてもらう

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次に紹介するのは、新車・中古車のディーラーに下取りしてもらう方法です。買取業者を利用しない場合はこの方法一択となるでしょう。

下取り査定で済ませる方法には、余計な時間が取られないというメリットがあります。新しく購入する車の商談と平行して売却の話を進められるのは効率が良いですし、売却の話と絡めて車両価格の交渉をすることも可能です。

ただし、車の買取金額そのものは高くなりにくい傾向にあります。

中古車の買取専門業者に依頼

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最後に紹介する方法は、車買取の専門業者に依頼する方法です。この方法は始めに紹介した一括査定サービスに頼む方法と同じように見えますが、不特定多数の業者に連絡先を明かしたくない場合には、買取業者の店に直接持ち込むやり方が有効です。

買取専門業者の査定額は、新車ディーラーより高い傾向にあります。買取専門業者の多くは自社でも中古車を販売していて、車の買取をすることで中古車を仕入れる際の中間マージンを省くことができます。これを査定額に反映させることで高い金額での買取を実現させているのです。

車の買取価格の判断基準は?

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車の買取価格は、査定を行った車が持ついくつかの判断基準によって定められています。上の項目でも少し触れましたが、車の車種やグレード。外観の状態などによって左右されます。このことを頭に入れておけば、自分の車が高く売れやすい車かどうかがなんとなく分かるようになります。

中には普段の車の使い方によって査定額が上下するポイントもあるので、車の乗り方の意識も変わってくるかもしれません。

車の査定金額がどのように決められるのか。1つひとつの項目を詳しく解説します。

モデル

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まず1つめは、車のモデルです。車種とも言い換えられますが、それが何なのかによって下取りの査定額が上下します。

モデルによって左右される要素は、その車種が中古車市場でどの程度の人気を持っているかです。人気が高い車は中古車であっても、新車とさほど変わらない金額で取引される傾向があります。売れるときはすぐに売れるので、中古車販売店からすれば喉から手が出るほど欲しいものです。従って買取業者間で買取の競争が起きるので、必然的に買取価格も上がることになります。

自分の車が人気があるかどうかを調べたいときは、中古車検索サイトを見てみてください。人気ランキングの他に、中古車販売価格の相場もチェックできます。

年式

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下取りの価格を決める大事な要素に、車の年式があります。車の年式を問う場合、そのモデルが発売された年か初めてナンバーを付けた年かの2通りが存在しますが、買取の査定額に影響するのは発売された年です。基本的には新しいモデルであればあるほど査定額は高く、古い車は査定額が下がります。しかし、中には例外も存在します。

車のモデルは発売されてから5年かそれ以上の周期でフルモデルチェンジを行い、外観やエンジンなどの性能を一新させます。また、同じモデルの車であっても発売から数年が経過した段階でマイナーチェンジを行って改良を施すので、発売された年毎に仕様が細かく違います。

そして、その仕様によって車の人気・不人気が別れ、同じモデルの車でも年式によって査定額が上下することになります。

よくあるケースが、故障率の高さです。発売期間が長いロングセラーモデルであっても、リコールが頻繁に出たような年式では極端に人気が落ちるということが起こります。そして改良が施されたマイナーチェンジ後の年式では、査定額は極端に上がります。

もし中古車検索サイトを見ていて極端に価格が安い車両があると思ったら、その年式をチェックしてみてください。安い価格には必ず理由があるはずです。

カラー

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買取価格を決める要素としては、車のボディカラーも存在します。これもここまでの要素と同様に、人気があるかどうかで査定額は左右されます。

一般的な乗用車で人気が高い色とは、ブラック系・ホワイト系・グレー系が該当します。どれも色としては落ち着いていて、奇抜さも出ていません。とりあえずという感覚で選べる無難な色とも言えますが、それだけ買い手が多い事を意味します。

逆に人気が無い色とは、原色系の色です。よくありがちなのが、レッド系・イエロー系・グリーン系が該当します。人によって好き嫌いがはっきりするので万人向けではないことも理由に挙がりますが、「黄色の○○は△△さんの車」というように、街中を走っていて個人が特定されやすいという点も敬遠される理由の1つです。

ただし、車種と色の組み合わせによっては原色系でも人気が高い場合があります。スポーツ系の車種によく見られる傾向です。

走行距離

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買取価格を決める要素でよく話に挙がるのは走行距離です。一般的に走行距離が短い車であれば査定額は高く、長い車であれば査定額は低くなります。しかし、走行距離についても単純に距離の長短で決まらないポイントが存在します。

車はある程度の距離を走っていた方が状態が良いとされているようです。長い期間走らせずに放置されているような車の状態は決して良いとは言えません。

そのため、登録した年に対して走行距離が短すぎる車の査定額も低くなる傾向があります。一般的な基準は普通車で1年あたり1万キロとされていて、この距離から上下に大きく外れない限りはそこまで気にする必要はないとも言われています。

修復歴

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買取価格を左右させる大事な項目には、修復歴というものも存在します。読んで字の如く車を修復した履歴のことを言いますが、査定額に影響する修復歴とは単に車の修理を行ったものを指すわけではありません。

車の査定に影響する修理歴とは、車の骨格部分を修理した経歴のことです。この部分を修復した形跡がある場合、該当する部分を中心に車の硬性に影響が出る可能性があります。また、直進性などにも支障を及ぼす可能性も否定されないため、購入後の故障リスクを回避するために敬遠される傾向にあります。

このような事情から査定する際のマイナス要因とされており、金額の減額対象とされているのが修理歴です。査定を依頼する側の心得としては、修復歴についてはあらかじめ査定士に告知しておくようにしましょう。

また、バンパー交換やドア交換などの修理は骨格部分の損傷にならないため修理歴としてのカウントになり、修復歴にはカウントされません。どんな修理が修復歴に該当するのか分からない場合は、行った修理全てを査定士に伝えておくといいです。修復歴に該当しない修理ならば査定に影響は出ないので、安心して告知しましょう。

標準装備やオプションの有無

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下取りの査定で価格に影響するポイントとしては、オプションが装着されているかどうかも大事な要素です。

新車購入の際に選択するオプションには3種類あります。生産の段階で装着するメーカーオプション。ディーラーにて取り付ける純正のディーラーオプション。そして車用品店で売られている社外アクセサリーです。

メーカーオプションは取り付けを生産時に行う大がかりなアクセサリーである事が多く、取り外すことも困難です。そのため、装着されているだけで車の価値を高めます。次に価値が高まるのがディーラーオプションです。ディーラーオプションで取り付ける純正アクセサリーは、その車種に合うように設計されたアクセサリーです。デザインや実用性の面で評価が高まります。

評価が上がりにくいのは社外アクセサリーですが、逆に下がるということもありません。ライトのバルブのように交換するような部品でしたら、純正品を保管しておくと査定が挙がることもあります。

地域

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地域性の違いによって査定額が上下するケースもあります。ガソリン価格が高い地域では燃費が良い車が高く売れる傾向がありますし、若い家庭が多い地域ではミニバンなどのファミリーカーの需要が高いです。

日本国内において車の性能が生活に直結する例は、雪国が最もわかりやすいでしょう。降雪が多い地域では、スタッドレスタイヤなどの滑り止めに四輪駆動の車というスタイルが冬の標準装備です。従って4WD車の需要はとても高く、スタッドレスタイヤが付属している際の査定額も上がりやすいです。

下取りに出そうとしている車が4WD車であるなら、降雪地域の買取業者へ査定に出してみるのも有効でしょう。

トヨタ車の買取の特徴

トヨタが販売している車種は国内メーカーで最も種類が豊富で、様々なタイプの車種があります。トヨタ車はそれぞれのタイプで非常に高い人気を有する車種があり、中古車の需要もあるので買取価格の相場も高いです。

これから紹介するのは、ハイブリッド・SUV・ミニバンの3タイプにおける買取の特徴です。人気がある代表的な車種も含めてご紹介します。

プリウスなどのハイブリッド車は高い査定になりやすい

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トヨタのハイブリッドカーは高い人気を得ていて、新車・中古車問わず常に需要があります。総じて燃費も低いため、査定額も高くなる傾向にあります。ハイブリッド専用モデルであるプリウスとアクアがその代表例です。

近年では様々な車種にハイブリッドの設定が追加されています。コンパクトカークラスのヤリスとヴィッツ、ミニバンのヴェルファイア、セダンのクラウンなど、ガソリン車で人気を博したモデルでもハイブリッドカーならではの力強い走行性能と低燃費を味わうことができます。

そのためガソリン車とハイブリッド車の両方があるモデルでは、ハイブリッドの方が人気があり、買取価格の相場は高いです。

ランドクルーザーなどのSUV・クロスカントリー車も買取価格が高い

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近年国内で高い人気を集めているのがSUV車です。様々なサイズの車種が販売されていて、どの車種も買取・下取り問わず査定額が高いです。トヨタ車も例外ではなく、ハリアーやライズなどの最新モデルは中古車であってもなかなか値段が落ちていません。

中でも異常なほどの人気を集めているのがランドクルーザーです。2022年6月現在、最新モデルの納車が受注から4年を要する事態になっていることを受けて、前期モデルを含めた各タイプの価格も高騰しています。仮にランドクルーザーを査定に出すようなことがあれば、価格の交渉はかなり有利に進めることができるでしょう。

アルファードなどのミニバンは法人にも人気で買取価格が高い

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人気が高い車のタイプといえばミニバンも忘れてはいけません。トヨタのミニバンはヴォクシーやノアなどの定番モデルだけでなく、ヴァルファイアのような大型ミニバンやシエンタのようなコンパクトサイズまで揃っています。価格帯も様々ですので、購買対象を選ばないです。従って買取・下取り問わず査定額は高くなる傾向にあります。

中でも注目されているのが、現行モデルの人気も高いアルファードです。力強い走りと広々とした室内を兼ね備えている車種であり、高い輸送力を誇っています。ファミリーカーとしての人気も集めている傍らで、社用車としての用途から法人からの需要もあります。ハイブリッドとガソリン両方の設定がありますが、ハイブリッドの方が査定が高いです。

トヨタの人気車種の買取相場一覧

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ここからは車種別の買取価格相場を見ていきましょう。トヨタで特に人気が高く、中古車市場での取引も活発な10車種を厳選して紹介します。実際の査定額は車両の走行距離やオプションなどに左右されるので、あくまで参考価格としてご覧ください。

プリウス

プリウス出典:トヨタ公式サイト

プリウスでよく買取が行われているのは、先代モデルか現行モデルです。5年落ちのモデルの参考買取価格は130万円から140万円ほど。3年落ちならば+20万から30万円程度になるようです。2020年式の最上級グレードならば200万円を超える買取価格になったという事例も存在します。下取りと買取との価格差は平均8万円程度が相場です。

プリウスはよく売れている車ですので、中古車市場における在庫もかなりの数が存在します。そのため、年式と走行距離が査定額に大きく影響するようです。同じ年式でも走行距離が短ければ短いほど査定額が上がります。近年中にフルモデルチェンジされるとも噂されていますので、査定に出すなら早めがおすすめです。

ランドクルーザー

ランドクルーザー出典:トヨタ公式サイト

ランドクルーザーの買取に関する事情は少し特殊です。それは、現行モデルに関するデータが出回っていないことにあります。上の項目でも少し触れましたが、現行のランドクルーザーは発注から納車までに4年を要する状態です。

また、トヨタのメーカーから現行モデルを注文した顧客に対して、メーカーが定める期間内の売却を行わない旨の誓約書を記入するように求めています。

現在中古車市場に出回っているランドクルーザーは、先代モデルかそれよりも前のモデルです。先代モデルの買取相場は、最上級グレードで550万円前後。10年以上前の年式でも300万から400万を超える価格での買取が行われています。

ランドクルーザーはブランド力がとても高いので、やや古い年式であっても査定に出してみることをおすすめします。

ランドクルーザープラド

プラド出典:トヨタ公式サイト

ランドクルーザーの兄弟車と言えるランドクルーザープラドも人気が高く、30年前の年式であっても買取価格が付けられるというモデルです。現行モデルは2009年から続いていますが、数回にわたってマイナーチェンジを繰り返しているので最新車並みの装備が備わっていて、査定額も高い傾向にあります。

3年落ち年式の買取相場は350万円前後。5年落ちで300万円です。下取り査定との価格差は平均40から50万円。走行距離が短ければ短いほど、下取りと買取の価格差は大きくなります。10年落ちの車でも高値が付く車種ですので、手放す際は買取に出すことをおすすめします。

アルファード

アルファード出典:トヨタ公式サイト

2022年6月現在において中古車市場で主に取引されているアルファードは、2015年以降の年式が該当する現行モデルです。近年中のフルモデルチェンジが噂されているので、買取に出すなら早めがおすすめです。

現行モデルの買取相場は200万から300万円前後。豪華仕様車であるエグゼクティブラウンジやロイヤルラウンジは、これらの価格に100万から150万円程度上乗せされた価格になります。

また、ハイブリッドになるとこれらの価格に対して30万程度上乗せされるようです。

プリウスと異なるのは、走行距離が査定額にそこまで影響しないという点です。1万キロで開く差額は10万円しない程度と考えておいてください。下取りと買取の価格差もおおよそ20万円前後であり、年式や走行距離でそこまで変わりません。

ヴェルファイア

ヴェルファイア出典:トヨタ公式サイト

アルファードの兄弟車であるヴェルファイアの買取価格相場ですが、比較するとアルファードとそれほど変わりません。下取りと買取の差額も、概ね10万から20万円前後。

しかし、両者共にグレードによる人気が細かく違うので、グレード毎に価格の差はあります。アルファードにも言える事ですが、一般的に排気量が3500ccあるモデルよりも2500ccの方が維持費が安いので人気があります。ヴェルファイアを査定に出す際は、まずグレードの細かい違いを把握しておくことをおすすめします。

人気があるグレードは、走行距離による査定額のマイナス影響を受けにくいです。走行距離1万キロに対する査定額の下げ幅は、5万キロ前後まで行くと5万円程度で収まる傾向にあります。

シエンタ

シエンタ出典:トヨタ公式サイト

シエンタはコンパクトサイズに収まる大きさのミニバンであり、新車購入価格もそれほど高くありません。よく売れている車でもあるので、初代モデル廉価グレードの買取価格は5万円行けば良い方です。

現行モデルの場合、5年落ちで100万から120万円程度。3年落ちで130万から140万円程度が相場です。またプリウスと同じく市場に出ている中古車の数が多いので、走行距離の影響も受けやすいです。買取査定を依頼する際は早めの実行がおすすめです。

ノア

ノア出典:トヨタ公式サイト

トヨタのミドルサイズミニバンを代表する車種がノアです。中古車市場で取引されているのは主に2014年に登場した現行モデルで、ガソリンとハイブリッドの両方があります。こちらもよく売れている車ですので、中古車市場における在庫数は多く、走行距離による査定額への影響はやや大きいです。買取査定に出すなら、走行距離が伸びないうちに行うことがおすすめです。

5年落ち年式での買取価格は160万から170万円。3年落ちでは180万から190万円が相場です。ハイブリッドではこれらの価格に20万から30万円が上乗せされます。下取りと買取の価格差は平均10万円程度です。

ヴォクシー

ヴォクシー出典:トヨタ公式サイト

ノアの兄弟車であるヴォクシーも、買取価格の相場などはノアと大きく変わりません。5年落ち年式での買取価格は160万から170万円。3年落ちでは180万から190万円が相場です。ハイブリッドではこれらの価格に20万から30万円が上乗せされます。

下取りと買取の差額も、概ね10万から20万円前後。人気があるグレードは走行距離による査定額のマイナス影響を受けにくく、走行距離1万キロに対する査定額の下げ幅は、4万キロの差で30万円程度にしかなりません。

人気があるグレードでは、ガソリン車であっても200万円で買い取られた事例も存在します。年式が古くてもある程度の価格は付くので、下取りに出す前に買取査定に出すことをおすすめします。

エスティマ

出典:トヨタ公式サイト

中古車市場における人気車種と言えば、エスティマを忘れてはいけません。現在は新車ラインアップに含まれていませんが、アルファードともノアとも違う車格やフォルムを有していて、根強い人気を誇っています。

エスティマは2019年に生産が終了。現在流通している中古車で最も新しい年式は2019年か2020年登録の車両です。同じような走行距離ならば、3年落ちと5年落ちでは買取価格の相場に大きな変化はありません。最上級グレードであるアエラスの場合、3万キロ未満で240万から260万円。5万キロ以上で200万円を切っています。登録された年数×1万キロを超えているかどうかが査定額が上下するポイントですので、売却を検討する場合はこの点をチェックして査定に出すことをおすすめします。

ハイエースバン

ハイエース出典:トヨタ公式サイト

最後に紹介するのがハイエースバンです。非常に多くのグレード・タイプが存在していて10年以内程度であればどの年式も安定した査定額が見込めます。5年落ちで130万から140万円。3年落ちで200万円程度が相場とされていますが、実際は外装のタイプによって個体差が大きく出るようです。

ハイエースは車の特性上、走行距離が伸びやすい傾向にありますが、それが査定額に影響する幅はとても少ないようです。10万キロを超えても、グレードと年式によっては200万円を超える査定額が出ます。その秘訣はエンジンの状態にあるようです。いくらか過走行気味の車両でも、エンジンの状態が良くてメンテナンスもされているからこそ高値が付いてきます。

このほかに査定額を左右させる要素は、内外装の状態にあります。荷物の出し入れが多いハイエースでは、後部のラゲッジスペースに傷が入りやすいです。傷が少ない車両は評価が上がり、買取価格も上がります。ハイエースを扱う際は、リセールの事も考えて大切に扱うことがおすすめです。

トヨタ車の買取におすすめの買取サービス3選

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車種別の買取相場についてご紹介してきましたが、実は買取業者が違うだけでも査定額は変わることがあります。買取サービスとしても、高値買取の事例を増やすことでお客を増やそうと考えます。そのため各買取サービスが独自の強みを打ち出し、査定額を上げる努力を行っています。

実際にトヨタ車を買取に出す際はどの業者にすればいいのでしょうか。おすすめの買取サービスを3つご紹介します。

カーネクスト

社名 株式会社ラグザス・クリエイト
所在地 大阪府大阪市北区大深町3番1号
グランフロント大阪タワーB 18階
設立 2008年4月8日
HP https://cmgroup.jp/

まず始めにご紹介するのはカーネクストです。カーネクストの特徴は、査定から買取契約・入金までが全て電話で完結することです。実車査定を行わず、電話口での質問と回答だけで査定が完了します。立ち会い無しの引き取りにも対応しているため、車売却のための時間が取れないときには便利でおすすめです。

公表されている買取相場ですが、2016年式のプリウスSツーリングセレクションで走行距離38000㎞の場合は135万円であるとされています。

公式サイトを見る

イカプラ

社名 株式会社プラス
所在地 愛知県名古屋市中区栄3丁目2-3名古屋日興證券ビル4階
設立
HP https://ikapula.com/

次はイカプラです。イカプラは「一括査定プラス」の略で、記事の始めに紹介した車買取一括査定サービスです。公式サイトの入力フォームに車種などの情報を入力するだけで一括査定が申し込めます。

通常の一括査定サービスでは、買取に名乗りを上げた業者全てに連絡先などの情報が行き渡ります。そのため、一括査定を申し込んだ直後から複数の業者による営業電話が来るようになります。個人でそれら全てを相手にするのはとても大変ですので、契約・入金までの間に疲弊しかねません。

しかし、イカプラは、最高額を提示した業者とだけコンタクトさせるシステムが特徴です。提携している買取業者も厳選されているのでおすすめです。

公式サイトを見る

カービュー

社名 株式会社カービュー
所在地 東京都千代田区紀尾井町1番3号 東京ガーデンテラス紀尾井町     紀尾井タワー22階
設立 1996年9月5日
HP https://kaitori.carview.co.jp/

最後にカービューをご紹介します。カービューも入力フォームに記入された車の情報を元に複数社に査定させる一括査定サービスです。イカプラと違うポイントは、最大8社同時に査定依頼を出した上で自分で取引する業者を選択できるという点です。車の売却にある程度知見がある人にはこちらをおすすめします。

公式サイト内には、車の詳しい条件を入力して買取相場を調べるシミュレーターがあります。このシミュレーターによると、カーネクストでご紹介した2016年式のプリウスSツーリングセレクションで走行距離38000㎞の価格相場は134万円であるとされています。

公式サイトを見る

トヨタ車の買取に関するよくある質問

Q&A

最後にトヨタ車の買取に関するよくある質問と、その回答をご紹介します。

Q1.廃車や事故車でも買取可能か?

廃車にする車や事故車を買取に出す場合は、専門の業者に依頼する必要があります。中古車を扱っているような買取業者では値段が付けられない場合があり、買取を断られるケースがあります。

今回業界した買取サービスの中では、カーネクストが廃車買取に対応しています。「廃車買取カーネクスト」と検索してみてください。

Q2.ローンが残っている車の買取も可能か?

ローンが残っている車の買取そのものは可能ですが、所定の手続きが必要です。車検証上の所有車が信販会社などになっている場合は、残っているローンを何らかの方法で返済する必要があります。ローンの残りが査定額よりも低い場合は手続きを買取業者に任せられますが、高い場合は差額を自分で工面しましょう。

Q3.下取りと買取の違いは?

下取りと買取で行われていることは大きく変わりません。車を査定し、所定の金額を買取価格として提示する点は同じです。しかしながら、手続きを踏む上での流れが細かく違います。

下取りの場合、基本的にはディーラーで車を購入する手続きと同時進行で行われるので、係る手続きは全て任せることができます。売却してお金は手元に入れられず、新しい車の値引き分に充てるしかありません。新車の商談中に交渉できれば、査定額が上がる可能性もあるでしょう。

買取の場合は買取専門業者や中古車販売店と手続きを行います。車を購入するお店と違うお店に売却する場合は別途手続きが必要ですので、手間が増えます。売却額はお金として振り込まれるので、新しい車の頭金に充てたり他の買い物に使ったりと、用途が限られないのも特徴です。

まとめ

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トヨタ車は人気が高い車種がとても多く、査定額も高くなりやすいです。しかし、それはあくまで車を大切に扱っていた場合です。人気があるということはそれだけ台数が多いので、細かいポイントが買取金額に反映されやすくもあります。

もしもトヨタ車に乗っていて買取に出す予定がある場合は、今よりももう少し大事に乗ってみてください。

下取りと買取のどちらが優れているかは、担当営業マンや売却する時期と地域にも左右されます。この点については、事前にメリット・デメリットを調べておくことをおすすめします。

ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。