デカ厚ブームの火付け役?!パネライのルミノールについて

デカ厚ブームの火付け役?!パネライのルミノールについて

パネライといえば軍用デザインのデカくて分厚い時計、そんなイメージがしっかりあるくらい世界的にブランディングされています。事実、昨今のデカ厚ブームをつくったのはパネライのルミノールと言われていますし、サッカーの本田選手がこよなく愛するガガミラノともイタリア製の時計という共通項があり現代の時計の流行を形作っているブランドの一つと言って過言ではないでしょう。今日はパネライのルミノールについて紹介していきます。

2017.07.04

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パネライ ルミノールはどんな時計?


パネライは軍用の懐中時計を造っていただけあって、レトロなミリタリーデザインの時計が中心です。その一つがルミノールです。もう一つパネライの代表作としてラジオミールがありますが、ルミノールはその弟分。ラジオミールをベースによりモダンに仕上げたのがルミノールといわれています。

ちなみにルミノールは非放射性蛍光物質のルミノールを使用することから名づけられました。事件現場で血痕を探すときに使うルミノールです。

パネライの歴史


パネライは精密機器専門メーカーとしてジュゼッペ・パネライにより1860年に創業しました。1936年にはイタリア海軍向けにラジオミールが、1950年頃にはルミノールが発表されています。1993年にカルティエグループ(リシュモングループ)の傘下に入りブランディングに成功。デカ厚といえばパネライと言われるほどになりました。

ブームはグループの垣根を越えて世界中のブランドがデカ厚時計をつくるほどでした。時計の歴史を語る上での一つのターニングポイントといえるでしょう。

ルミノール?ラジオミール?


前述したようにパネライには代表作が2つあります。ルミノールとラジオミールです。ラジオミールが先に発表され、それをベースにルミノールが生まれています。

大きな違いはリューズプロテクターがあるかないか、選べるベルトの種類が革だけか金属ブレスやラバーもあるか。さらにラグの形状はラジオミールはワイヤーラグになっていて、さながら懐中時計のようですがルミノールはストレートの通常のラグになっています。ざっくり言えばラジオミールはよりクラシックな、ルミノールはコンサバな現代的なデザインになっています。

ケースデザインで差がつく!?


ルミノールには2種類のケースデザインが存在します。通常のルミノールとルミノール1950がそれにあたります。

1950はその名の通り1950年代の初代のルミノールを基にした立体的なデザインが特徴です。あるいはリューズガードやアタッチメントなどの部品を一つの金属から削りだして造るといった1950年代でないとできない手間のかけ方は単純な1950年の復刻版とはいえないクオリティです。複雑な立体的なケースデザインは高い技術力の証明です。

中古のレアモデルが数多くあるルミノール


ルミノールは一見同じに見えるデザインでもレアなモデルが存在しています。中国進出15周年を記念して造った6時位置に福と書かれた1500本限定モデル、インデックスと数字をトリチウムであしらったディスコンモデル(トリチウムは放射性物質のため使用のルールが厳しくルミノバが主流に)、あるいは世界限定300本の超レアなモデルまで存在しています。

どのモデルもパネライの特徴である長く使えるデザインは変わらないので、一時の流行で終わらない道具としての良さがあります。

入門に最適なルミノール ベースから始めよう


ルミノールは前述したように多くのモデルが存在します。その中でも入門機、まずはパネライをここから始めようという方におすすめなのがルミノール ベースPAM00000です。価格は他のルミノールよりも抑え目でありながら、ルミノールのDNAをしっかり受け継いでいます。

違いとしてはサンドウィッチ文字盤ではないこと、裏蓋がスチールバックなのでムーブメントは見えないこと、COSCクロノメーター取得ではないこと。廉価版というよりもバリエーション違いといったところなので、入門機に最適です。

まとめ


パネライ ルミノールの魅力を歴史、デザイン、物造りのいろんな角度からまとめました。

デカ厚ブームの火付け役としての知名度はさることながら、堅実で時計を道具として扱っている真面目さも併せ持つルミノール。同じパネライのラジオミールと迷うのも楽しいですし、他のミリタリーモデルとも、あるいはクラシックで飽きないデザインのモデルとも迷うことのできる時計です。幅広い魅力をもつルミノールをぜひ手に取って見てください。

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