繊細な手仕事と華やかで大胆な色合いの服創り、ケイタマルヤマ

繊細な手仕事と華やかで大胆な色合いの服創り、ケイタマルヤマ

ケイタマルヤマを手がける人物やコレクションの数々。そのデザインセンスとその服一つ一つが職人によって手作業で製作されている、その素晴らしさも感じていただければと思います。ケイタマルヤマの全てをまとめましたのでご紹介いたします。

2017.08.10

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ケイタマルヤマとは?


1992年、丸山敬太が設立したブランド。色彩豊かな色使いが魅力とされる、ハイセンスでファンタジー感溢れる服を手がけている。独自の世界観が溢れている服の数々には、誰にも真似できないようなアートとも言える作品だと感じられます。

一つのシャツやワンピース、ボトムスに何色ものカラーを用いるのがケイタマルヤマのデザイン。組み合わせ方は華やかで色とりどりですが、上品さを欠くことはなく美しさが見られます。

デザイナー、丸山敬太について


1965年の渋谷生まれ。87年に文化服装学院ファッション工科、アパレルデザイン科を卒業後「BIGI」グループのブランドアシスタントに任命される。

そして、90年に念願の独立を遂げることとなる。フリーデザイナーとして活動を始め、94A/W東京コレクションに参加し、メンズ、レディースラインを発表。賞を獲得することでその名をより広めることとなります。独特な色彩センスを持ち、デザイン画のようなプリント生地を作成するのに長けており、その細やかさは見たものを魅了させてしまうほど。

2017年、秋冬コレクション


銀座で開かれたコレクションは、ファンタジーな世界観で包まれていました。トランプゲームやバックギャモンを楽しむ人、葉巻とウィスキーを嗜む人、スウィングのリズムに合わせて踊っている人もいました。

今回のデザインのキーワードは、「バタフライガール」「スウィング」「ロンドン」をメインとした20余りのワードを用いて構成されています。彼のコレクションノートに細やかに書かれていたそう。まるで、別世界へタイムワープしたような独特の雰囲気は、一瞬にしてケイタマルヤマワールドに引き込まれていったかのように感じられたことでしょう。

2017年、プレフォールコレクション

色彩豊かなカラーバリエーションと、柄通しを組み合わせた独特のセンスが光るコレクション。刺繍やフリルを匠に用いた数々の作品は他にはない華やかさと美しさを醸し出しています。色の組み合わせが上手く、豊富なカラーを使って一つのアイテムを制作しているものが多く、その細やかな作業はアートとしか言い様が無いでしょう。

1点、1点こだわりがあり、ストライプや花柄、幾何学模様などを混ぜ込んだようなプリントアートはケイタマルヤマにしか作り出せない不思議な感覚を生み出しています。

ケイタマルヤマの服①パピヨンプリントシフォンブラウス


今にも動き出しそうな色とりどりのパピヨンと妖精たちが散りばめられたプリントブラウス。ノースリーブになっていて、フロントには大きなリボンが結べるようになっています。カラーはパープルとベージュの2色。カラフルなパピヨンと妖精が上品かつ華やかさをアピールしている一着となっています。

一枚のブラウスに何色ものカラーを用いていて華やかなのに、繊細さを感じさせるのは優しい色合いを上手く利用しているから。ブラウスの中にまるで一つの物語があるようなアイテムになっています。

ケイタマルヤマの服②バタフライウォールシルクブラウス


素材はシルク95%にポリエステル5%という滑らかで優しい手触りになっています。イラストのような美しいバタフライプリントのブラウスは服とは思えないような、その色鮮やかさはアートそのもの。

カラーは、ブラック、ベージュ、ブルーの3色展開になっています。ゆったりとしたシルエットで、パンツにもスカートにも合わせやすくなっていますので毎日のコーデに活躍できそうです。存在感があるので一枚で着て、メインコーデにするのもいいですね。

ケイタマルヤマの服③バタフライクロシェカーディガン


ウール100%の着心地のいいカーディガンになっています。クロシェ編みでバタフライを表現したバックスタイルが一番の注目ポイント。大胆な編み込みはまるでバタフライの羽そのものになっています。背中が見えるようになっている編み方もセクシーで、こんな斬新なデザインセンスは今まで見たことがありません。

インナーの合わせ方次第でさなざまな表情を見せるお洒落なカーディガンとなっていますね。カラーはパープルとベージュの2色。軽く羽織るだけで、素敵なスタイルングになること間違いなしです。

一つ一つが手作業で作られている


ケイタマルヤマのこだわりは製作方法にあります。実は一つ一つを手作業で職人が丁寧に作り上げているのです。

例えば、毎年注目を浴びているハリスツイードは、ヘブリディーズ諸島にある作業場でスタッフによって羊の毛を手作業で染め上げていくことで作られています。そして、紡績をし、一つ一つ丁寧に手織りするという繊細かつ細やかな作業工程。古くからイギリス貴族にも愛され、もっとも上質な「ツイードの王様」と言われる程の完成度の高さには驚きが隠せません。その巧みな技は到底真似することはできないでしょう。

いかがでしたか?


服のことについてより深く知っていくことでケイタマルヤマの素晴らしさが目に見えてくるのではないでしょうか。オリジナリティー溢れるデザイン技術だけではなく、質にもこだわるという徹底ぶりはブランドの鑑といってもいいでしょう。

素晴らしいブランドを知ったら今度は実物を見たくなりますね。その美しさから更にファンなってしまうことでしょう。

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