トレーディングポスト 青山本店

外苑駅前から歩いて5分のところに、革靴のセレクトショップ「トレーディングポスト 青山本店」が見えてきます。

写真のように、佇まいは非常にシンプルですが足を踏み入れると、そこには革靴好きにはたまらない空間が広がります。まるで革靴のテーマパークに足を踏み入れたかのように、至福の一時を味わえることでしょう。もし「1つのブランドだけでなく革靴ブランドを多数見たい!」と思いましたら、トレーディングポストへ行くことをおすすめします。

ユニオンワークス 青山

トレーディングポストより、少し先に進むと「ユニオンワークス 青山」があります。(外苑駅前から徒歩7分ぐらいです)

ユニオンワークスでは、革靴の販売よりも主に修理やカスタムを中心に行っています。例えば大切に履いていたソール、または踵部分がつぶれてしまい履き心地が悪くなった…等々、ユニオンワークスであれば親身に相談に乗ってくれます。

実際に、私もユニオンワークスでソールの相談をしたところ、初めてにもかかわらず、無難な商品のみならず環境や頻度に応じて様々なソールを提案してくれました。

もちろん、ユニオンワークス青山では革靴も同時に販売されていますので、修理やカスタムの相談と一緒に販売されている革靴もじっくり見てみましょう。

さて、続いては外苑駅前から徒歩5分ほどの「表参道」のエリアへ移動します。

表参道はファッションストリートとして駅前を中心に、多くの若者で埋め尽くされていますが、実は裏通りにディープなスポットが集中しています。

続いての項目から、革靴好きにはたまらないディープな革靴スポットを紹介していきます。

ラコタハウス

表参道駅から徒歩8分。表通りとは打って変わり、静かな街並みが広がるところに「ラコタハウス」があります。

ラコタハウスは、オールデンを日本で知らしめた第一人者であり、今でもオールデン愛好家がこぞって集まるスポットです。私もいざ!ラコタハウスの中へ入ると、ここは天国かな?と思わずにはいられないほど、所狭しとオールデンが並びます。

コードバン新品特有のかぐわしい香りがただよい、見るもの全てが芸術品といっても過言ではありません。(ちなみに、スタッフの方々が1つ1つ「オールデンの〇〇で特徴は△△」など細かく解説していただけました。)

残念ながら、購入までには至らなかったものの、初めてのお客にもかかわらず、懇切丁寧に対応してくださったスタッフの方々に心より感謝しております。もしオールデンを購入するなら、ラコタハウスに決めたいと思います。

パラブーツ 青山店

ラコタハウスの近くに店を構える「パラブーツ 青山店」私も以前、パラブーツを所有したこともあり、なんとも言えない履き心地の良さと、いくら歩いても疲れを感じさせないクッション性は大いに評価しています。

さて、実際に青山店に入ってみると…あれ?ここはブティックかな?と感じるほど、シューズを販売する店舗とは思えない大人の空間が広がります。陳列されているパラブーツも乱雑ではなく、高級ブランドが陳列するような見事な配置の仕方です。

その上、対応してくださったスタッフの方々も、高級百貨店で見かける方々とそっくり!もちろん、接客応対も教育が行き届いているのを感じさせるほど素晴らしいの一言でした。

とは言え、お話を聞いている限りパラブーツが本当に好きだ!と感じられる熱意と、他にはない特徴を存分に語っていただけました。また、一見すると入りにくい・話しかけにくい雰囲気はあるものの、いざ打ち解ければ決してそのようなことはない、フレンドリーな空間でした。

ラコタハウス同様、パラブーツを購入するなら青山店に決まりです!

コルテ 東京本店

ラコタハウス同様、裏通りに店を構える「コルテ」

革靴業界の中で異色を放つ存在であり、芸術的でデザイナー色が非常に強い革靴として知られています。

私自身もコルテ本店に足を踏み入れるのは初めてでしたので、内心、ドキドキしながら入店しました。コルテ店内に入ると、そこには「美術館?」と思わずにはいられませんでした。

エレガントな置物の上に1足ずつ配置されており、それが細長い空間に、綺麗に1足ずつ並んでいたからです。確かに、ただ単に配置するより1つ1つ並べれば、コルテの見栄えも良くなりますし、私個人も非常に見やすかったです。

接客応対については申し分なく、正に100点満点を体現した接客でしたので問題ありませんでした。ただ、お客様の靴を常に見ていることは感じました。

と言うのも、履いていた靴を「もしかして…〇〇ですか?」と接客時に当てられたからです。いきなりでしたので正直驚きましたが、お客様の靴を見ていると思われますので、訪問時は綺麗めの靴を着用することをおすすめします。

レッドウィング 東京青山店

さて、私が表参道で最も足を運びたい!と思っていた場所が「レッドウィング 東京青山店」です。

ここはレッドウィングの聖地と言っても過言ではない、ここでしか入手できないレッドウィングや、一般のシューズショップでは並ばない限定アイテムがあります。

店内に入ると、レッドウィングの新品時に放つ独特の香りでお出迎え。入ってすぐに、なんと30年以上も前のレッドウィングが展示されており、色・艶共に見事なエイジングを果たしたレッドウィングに数分ほどじっくり見てしまいました。

ちなみに、店内を一言で表現すると、工場の中で細々と自社の製品を販売するワークショップの雰囲気を感じさせます。レッドウィングの陳列も、お世辞にも綺麗とは言えませんが、武骨に、そして荒々しく並べられているのは私個人としては大いに評価します。

スタッフの方々も、自社の製品に誇りを持っていることが分かるほど、接客時にレッドウィングについて熱く語っていただきました。その上、メンテナンスについて相談した時も、決して嫌な顔をすることはなく「〇〇をした方がいい」と事細かに答えてくださったり、新たな提案までしてくれました。

レッドウィング好きにはたまらない空間が広がる東京青山店、是非皆さんも足を運んでみましょう。

ジェイ・エム・ウェストン 青山

続いては「ジェイ・エム・ウェストン」に行ってみましょう。

ジェイ・エム・ウェストンは、100年以上続くフランスを代表する革靴ブランドです。

「超低適植物性革なめし」と言われる独自のなめし方法や、独自開発したオリジナルソールで、長時間履いてもの疲れない逸品を生み出しています。そのため、品の良いエレガントな革靴でありながら、履き心地と快適性を併せ持つ、優秀な革靴です。

ジェイ・エム・ウェストン青山では、そんな素晴らしい革靴達が所狭しと陳列され、皆さんを出迎えてくれます。中には、百貨店で並ばないような珍しいジェイ・エム・ウェストンもありますので、ジェイ・エム・ウェストン好きには非常に居心地の良い空間でしょう。

試着時も、店内スタッフの方々が丁寧に対応してくださり、メンテナンスについてまで事細かに解説してくださったことに、非常に好感を持てました。

もし、ジェイ・エム・ウェストンを購入したいと思いましたら、ジェイ・エム・ウェストン青山に足を運んでみてはいかがでしょうか?

まとめ

外苑前、表参道には上記で紹介しきれなかった店舗、例えば「ドクターマーチン」や「チャーチ」そして「ベルルッティ」や「クリスチャンルブタン」など、数多くのシューズブランドが軒を連ねます。

確かに、各ブランドの靴を購入するなら百貨店やセレクトショップに行けば済むことでしょう。しかし、各ブランドの本店や支店に足を運ぶと、そこでしか購入できない限定シューズや、レッドウィングのように特別な雰囲気の中で購入できます。

もし、外苑前や表参道に足を運ぶ機会がありましたら、上記店舗へ訪れてみましょう。