モンクレールのダウンは違う!フランス規格協会「4Flcorons(キャトル・フロコン)」認定済み

モンクレールのダウンジャケットに含まれるダウンは、他のブランドが真似できない最高品質の「ホワイトグース」を使用しています。

その中でも、大量に収集できない産毛を使用しており、その上更に、各部位ごとに決まった羽毛の量が決められているのです。それらがフランス国内で大いに評価され、フランス規格協会から名誉ある「4Flcorons(キャトル・フロコン)」の認定を受けました。

この認定は、採用されたダウンの品質や断熱力、空気の包含量等、たくさんのチェック項目を潜り抜けなければ認定されない厳しいものなのです。

ラグジュアリー&汚れを寄せ付けない!シャイニーナイロンが大活躍

ダウンジャケットに限らずアウターを着用していると、気になるのが汚れです。日常生活を送っていて不注意で汚してしまうこともありますよね。

そこでモンクレールは汚れに強い「シャイニーナイロン」を採用しています。シャイニーナイロンには「テフロン加工」が施されており、日常生活やアクティブシーンで発生する汚れを防いでくれます。

また表面に光沢感を施すことで、ラグジュアリーテイストを演出し、スーツスタイルやフォーマルスタイルを、更に上品に魅せてくれるのです。

ダウンジャケットなのにタイトなシルエットを演出!?着膨れ&ふくよかに見せないライン作り


(画像出典:Dan Nguyen)
ダウンジャケットで気になるのが、着膨れして見えるシルエットですよね。しかし、モンクレールのダウンジャケットは、体のラインをタイトに仕上げます。

なぜタイトに仕上がるかといえば、各部位ごとに羽毛の量を調整しているからです。モンクレールではシルエットを、サイズごとに計算した上で、各部位ごとに羽毛を入れる量を調整。

また表地のナイロンを絶妙な加減で絞りを入れ、タイト過ぎず着膨れ感のないテイストに仕上げているのです。これにより、タイトなラインを上手に演出させ、冬場のファッションコーデの悩みを解消したのです。

モンクレール ダウンジャケットの内側に隠された秘密とは?

モンクレールのダウンジャケットは、一部を除いて内側に洗濯に関するマンガが隠されています。このマンガは、今、標準的に装着されている「洗濯マーク」の代わりといえます。

1970年代の販売されていたモンクレールのダウンジャケットに、これらのロゴが縫い付けられており、文字が読めない方でも分かりやすく表現されています。

一時期、マンガは消滅しましたが今では「モンクレールと言えばこのマンガ」と言われるほど、なくてはならない存在に。内側にあることで見えないところにも遊び心を加える面白さが感じられます。

日本国内でなぜモンクレールブームに?きっかけは有名アーティスト?

現在では、モンクレールの正規店、百貨店の販売。または並行輸入品など幅広く購入できます。しかし2005年にある、有名アーティストが着用すると瞬く間にモンクレールブームが発生したのです!

そのブームのきっかけとなったのが「木村拓哉」氏です。出演するCM、または番組内でモンクレールのジャケットを着用。

それを見たファン達が「キムタクが着ているのは何?」「どこのブランド?」と、一気に話題となり、モンクレールの争奪戦がスタートしました。

一時期、正規店でも購入できず何ヶ月も予約待ちになるほど大盛況となりました。

デュベティカ創業者はモンクレール出身?デザイナー&社長を務めたある男が独立!

モンクレールと比較されるほど、ダウンジャケット業界で確固たる地位を築いた「デュベティカ」。

ダウンの品質に拘りを持ち、その品質が評価されているブランドですが、この「デュベティカ」の創業者、ジャンピエロ・バリアーノ氏はもともと、モンクレールで社長をしていた人物なのです。

ジャンピエロ・バリアーノ氏は、モンクレールのデザイナー&社長を勤めており、2002年に独立を果たしました。

モンクレールのライバルになるのが、誰の目にも明らかなのにあえて同じ土俵に立って勝負をしたのは、非常に面白いことです。

まとめ


(画像出典:Roberto Trombetta)
いかがでしたか?「モンクレールといえば、ダウンジャケット」と言う印象が強いですが実は、1990年代からTシャツやシャツ、セーターなどの様々なファッションアイテムを展開。世のファンをさらに魅了しています。

他ブランドが簡単に真似できないその手を緩めることなく最高品質のダウンジャケットを製造しています。

皆さんも、モンクレールを見かけましたら一度着用してみてはいかがでしょうか?もしかしたら、モンクレール以外のダウンジャケットは着られないかもしれませんよ。