イルビゾンテとは?

イルビゾンテは、1970年にワニー・ディ・フィリッポとその妻であるナディアがイタリアのフィレンツェに創立したラグジュアリーブランドです。創設当初は、注文に応じて、すべてハンドメイドで製品をひとつひとつ手掛けていましたが、やがてフィレンツェの他のお店からもオーダーを受けるようになり、そこからイタリアやフランスなど徐々に販売ターゲットを拡大していきました。

現在では、ヨーロッパだけではなく、アメリカやアジアでも高い注目を集める世界的な革製品ブランドとして認知されています。イルビゾンテのコレクションは、基本的には、バッグを中心とした展開ですが、その他にも財布やキーホルダー、キーケース、名刺入れ、手帳、ペンケースなどの革をモチーフにした小物類でも高い人気を集めています。

名前の由来

「イルビゾンテ(il bisonte)」は、英語で「the bison」=「水牛」を意味していると言われています。これは、水牛の力強く誇り高いたくましいイメージに、創設者であるフィリッポが感銘を受けたことがきっかけとなって付けられたそうです。ここから派生したオリジナルのバッファローマークは、同ブランドのトレンドマークとして今もなお愛され続けています。イルビゾンテのこだわりぬかれた愛情あふれるハンドメイド製品は、同ブランドを象徴するアイコン的存在として、世界的に見ても非常に高い評価を得ています。

イルビゾンテが生み出す魅力

さて、イルビゾンテについて少しご紹介したところで、ここからは長年第一線で愛されている理由についてお話していきたいと思います。

まず、イルビゾンテのアイテムは、幅広い世代から支持されるベーシックなデザインをベースにシンプルな色使いをしているものがほとんどです。加えて、耐久性にも優れているため、一生もののアイテムとして使い込むことが出来るのも嬉しいポイントです。自分のお気に入りのアイテムを末永く持ち続けることが出来るって幸せですよね。

エイジングを楽しむ

アイテムの最大の特徴として、エイジング(経年変化)を楽しむことが出来るという点が挙げられます。イルビゾンテを象徴する素材でもあるオリジナルのヌメ革は、使い続ければ続けるほど、肌に馴染むようになり、より自分の感覚にフィットしたオンリーワンの質感を得ることが出来るようになります。

同時に、色の変化も直に感じることが出来るため、何年使っても飽きの来ない新鮮さを楽しみ続けられるのも魅力のひとつです。同ブランドのエイジングは、他ブランドのそれよりも早く、美しくなると評されており、ここにイルビゾンテオリジナルのヌメ革の精度の高さを感じ取ることが出来ます。

一方、その機能性の高さも人気の理由のひとつとなっています。毎日使う財布やバッグだからこそ、いかに使いやすいかを考えられたデザインは、非常に魅力的ですよね。

イルビゾンテの名作ウォレット

イルビゾンテのウォレットコレクションは、そのカジュアルさが受け、男女問わず非常に人気があります。こだわりのオリジナルヌメ革と、トレンドに左右されないベーシックで落ち着いたデザイン、カラーバリエーションが大きな特徴です。

同ブランドのアイテムは、すべて本革を使用しているため、手入れなどが大変そうというイメージを持たれることも多いのですが、丁寧に持ち続けることで、自分にしか出せない味のある風合いを生み出すことが出来ます。ここでは、そんな魅力あふれるイルビゾンテの名作ウォレットについて、ご紹介していきたいと思います。

ミドルフラップ

長財布と二つ折り財布のちょうど中間程度という手ごろなサイズ感と手が届きやすいリーズナブルな価格設定で、比較的若い層の男女から高い支持を集めています。このミドルフラップデザインのウォレットは、シンプルなポイント使いでデザイン性に長けているだけではなく、収納力が非常に高いなど、機能面でも充実したアイテムとなっています。イルビゾンテの革製品初心者という方にはぜひともお勧めしたいシリーズです。

ロングジップウォレット

オリジナルのヌメ革をふんだんに使用した同ブランドのフラッグシップモデルがこのロングジップウォレットになります。フラッグシップモデルとは、あるシリーズの中で最も最上位に位置するハイクラスモデルのことで、ブランド側が最も力を入れているアイテムでもあります。素材、デザイン、使いやすさのどこをとっても一流の仕様が施されています。そのため、イルビゾンテの革財布の中では高価な価格設定となっていますが、知る人ぞ知るハイクオリティアイテムとして愛され続けています。

コインケース

意外にもコア層からの人気が高いのがこのコインケース。小さいアイテムの中にイルビゾンテのセンスが凝縮されていると各方面からの評価が非常に高く、プレゼントとしても最適なアイテムとなっています。ラウンド型やジップタイプ、三角形フォルムなど形ひとつをとっても様々なタイプがあり、自分が最も使いやすい形を選ぶことが出来るのも嬉しいポイントです。また、多いものでは、1つのシリーズで10色のカラーバリエーションを持つなど、小物だからこそ遊べる色使いを堪能することが出来るのも魅力のひとつとなっています。

最後に…