150年以上の歴史を持つバーバリーの代名詞「トレンチコート」

150年以上の歴史を持つバーバリーの代名詞「トレンチコート」

トレンチコートはバーバリーを象徴するアイテム。これより、バーバリーの代名詞であるトレンチコートの魅力と、誕生するまでの歴史も合わせて紹介します。

2017.04.11

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バーバリーのトレンチコートの前身が1912年に誕生!


1856年、21歳という若さでバーバリーを立ち上げた「トーマス・バーバリー」。彼は当初、アウトドア用品の衣類を主に製造・販売しており、トレンチコートとは殆ど縁も所縁もありませんでした。

しかし、彼に転機が訪れたのは1901年の頃です。これまでトーマス・バーバリーが製造してきた衣類が評価され、英国軍隊御用達という名誉あるお墨付きを得ました。そこで彼は、英国軍より軍隊に適した洋服を数多く生み出し、その中にはトレンチコートの前身が生まれたのです。

1912年、トレンチコートの前身となる「タイロッケン」が姿を現したのです。タイロッケンは、ボタンでコートを開閉するのではなく腰巻のベルトを調整し開閉します。また1879年に勅許を取得した「ギャバジン」を用いているため、従来よりも着心地は良く、軽快なコートを生み出したのです。

バーバリーのトレンチコートが遂に完成!完成したきっかけは?


バーバリーが今のような形状へと、進化したきっかけが2つの出来事があったからです。それは「第一次世界大戦」そして「第二次世界大戦」です。

第一次世界大戦では、敵から身を守る、また防衛に適しているため「塹壕戦」が各地で行われていました。しかし、従来のコートでは防寒性・防水性が乏しく、重みのあるものでしたので塹壕内では適していなかったのです。そこで白羽の矢が立ったのがバーバリーです。

従来のタイロッケンを改良し、塹壕戦に適したコートを開発。「塹壕=トレンチ」から名前を取り、ここにバーバリー初めてとなる「トレンチコート」が完成しました。もちろん、防寒性や防水性、重量の他にも戦闘で役立つ機能を搭載。

例えば、下記のような機能を搭載しています。

・フラッペを採用し、コート内への水の浸入を防ぐ。また、ライフル銃の銃底を抑える役目もありました。
・ベルトにD字型のリングを採用。これにより、水筒・弾薬箱・手榴弾を携行できます。
・エポーレットを採用し、双眼鏡や水筒、または勲章等を取り付けるのに最適だった。

そして、第一次世界大戦が終了した後に発生した第二次世界大戦でも、軍用のコートに白羽の矢が立ったのはバーバリーでした。一昔前のトレンチコートよりも機能的に、そして快適に着用できるように改良が施され、軍用コートで重宝されていました。

それらの技術は今でも受け継がれており、ファッショ性と共に機能美に溢れ、着用者に不快感を与えない素晴らしいトレンチコートへと成長しました。

更にバーバリーのトレンチコートを皆さんに知っていただくべく、魅力について解説していきます。

バーバリーのトレンチコートに採用される特徴的なフラッペ


初めに紹介するポイントは、一部のバーバリー トレンチコートに採用されている「フラッペ」です。フラッペは主に、ポケットやアウトドア用品に採用されることが多く、外部から水が浸入しないように作られるものです。そのフラッペを、バーバリーでは一部のトレンチコートの右肩部分に特徴的なフラッペを採用しています。

これにより、シンプルデザインで特徴が薄いトレンチコートも、程よいアクセントを演出。また、シンプルがゆえに、他のメーカーと同じトレンチコートと見られることもないため、差別化も実現。一見すると何の変哲もないフラッペですが、全体的に見ると的確な配置と大きさで、ファッショ性の向上に繋がります。このポイントも、バーバリーのトレンチコートの魅力と言えます。

ビジネス~カジュアルまで楽しめるデザイン性


トレンチコートは今でこそ、カジュアルテイストを醸し出すデザインへ進化したものの、まだまだ堅苦しいデザイン性がなくなりません。かといって、カジュアル過ぎるとビジネスシーンでは通用しませんし、年齢を重ねていると子供っぽい印象を受けます。

しかし、バーバリーのトレンチコートは上記の悩みを解決する、美しいデザイン性を持っています。ビジネスシーンでは、体のラインに合わせるように美しいシルエットを演出。スーツの着膨れ感を出さず、スマートなデザインを構成しスタイリッシュなビジネスマンという印象を持たせることができます。

またプライベートでは、ビジネスカジュアル・フォーマルコーデ、または上手にボトムを崩してカジュアルコーデにすることも可能です。そして何より、どちらのシーンでも皆さんの美しい体のシルエットを上手に表現し、いつも以上に魅力的な男性・女性を演出してくれるでしょう。

製造当時の面影を残すこだわり


バーバリーのトレンチコートは、ただ単にブランドとして有名、または上質なデザイン性だけがポイントではありません。トレンチコートをよく確認すると、所々に、製造当時の面影が残っています。

例えば先に紹介した特徴的なフラッペや、タイロッケン時代の腰巻ベルト。そして、一緒に付属するD字型のリングやエポーレットも、当時の面影を感じさせます。

今では、当時よりもデザイン性を大幅に改良されているものの、よく見ると当時の面影が見られるのです。それを残しているのも、バーバリーの持つ独特の味わいかと思われます。

まとめ


最後になりますが、バーバリーの代名詞であるトレンチコートは、紆余曲折を経て現在のような芸術的なデザインを実現しています。着用者の魅力を大いに高めるだけではなく、見る者を虜にする魅惑のパワーを持ち合わせているため、他の男性・女性より1歩、2歩先行く大人になることでしょう。

是非とも皆さんにその魅力を味わっていただきたいため、もし興味を持ちましたら実物を見て1度でも良いので試着することをおすすめします。

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