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アルファードのカーリースでおすすめの会社6社!メリット・デメリットを徹底比較

「アルファードに激安で乗る方法はないの?」「カーリースって聞いたことあるけどお得なの?」

アルファードはトヨタが販売する高級Lクラスミニバンです。価格はグレードによって3,590,000〜7,750,000円に設定され、なかなか手が届かない人も多いでしょう。

しかし、まとまった額の現金がなくてもカーリースを利用すれば、定額の月額料金を支払うだけでアルファードに乗れます。

カーリースでは初期費用や税金、メンテナンスの費用が月額料金にすべて含まれているため「アルファードが欲しかったけど、価格が高くて手が届かなかった」という人におすすめです。

そこで、本記事ではアルファードのカーリースを紹介し、おすすめのカーリース会社やメリット・デメリットを紹介します。

アルファードを所有してみたい人やカーリースに興味がある人は参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • トヨタ・アルファードの概要
  • おすすめのカーリース会社6社
  • アルファードをカーリースするメリット・デメリット

【先に紹介!カーリースのおすすめサービス比較表】

サービス名 月額(税込) 特徴
定額ニコノリパック

定額ニコノリパック
5,500円〜  ニコニコレンタカーを運営する会社の激安カーリース。 月額料金が安く審査に通りやすい。スタンド設置店ではガソリン代5円/L割引のサービス付き。
MOTAカーリース

MOTAカーリース

5,940円~ カーリース契約期間が終了した際に車がもらえるサービス。カーリースなのに走行距離制限がなく、車のカスタマイズが自由国産全車種から選べる。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

アルファードはどういった車なのか?

アルファードはトヨタが販売する高級Lクラスミニバンですが、どういった車なのでしょうか。以下の内容で紹介していきます。

アルファードの概要
  • アルファードの魅力
  • アルファードのグレード
  • アルファードの安全性能
  • アルファードの燃費
  • アルファードの内装

それぞれ順番にみていきましょう。

アルファードの魅力

トヨタ・アルファードは日産・エルグランドのライバルとして2002年にデビューしました。

2015年の現行型は「大空間高級サルーン」というコンセプトのもとで開発され、座り心地のよいオットマンチェアや豪華なメッキ加飾・木目調の内装、押し出しの強いフロントグリルなどの外観が人気を博し、2021年の新車販売台数では95,409台(第4位)を記録。

3,590,000〜7,750,000円という高価格帯のミニバンでありながら新車販売台数ベスト5にランクインし、多くのユーザーから支持されるおすすめの車です。

また、値段に見合うだけの満足感が得られるのがアルファードの魅力と言えるでしょう。

アルファードのグレード

アルファードのグレードは合計17種類あり、値段が3,597,000〜7,752,000円と幅広いので、どれを選べばよいか迷う人も多いでしょう。

グレードの違いは大きく以下の2つに分けられます。

グレードの違い
  1. 3種類のエンジン:ガソリン(2.5Lと3.5L)2種類とハイブリッド
  2. ボディの違い:標準ボディとエアロボディ

まず、パワートレーンでみると、2.5L直列4気筒と3.5LV型6気筒、ハイブリッドの2.5L直列4気筒+モーターの計3種類から選択できます。

次にボディはグレードによって、標準とエアロの2種類。

グレード詳細は以下表の通りです。

【ガソリン車】※それぞれ4WD車も選択可能(グレードによって20〜25万円高)

パワートレーン ボディ グレード 駆動方式 乗車定員 価格 燃費
(WLTCモード)
2.5L直列4気筒
標準 X
FF
8人 3,597,000円 10.8km/L
エアロ S 7人 3,985,000円 10.6km/L
エアロ S 8人 3,941,000円 10.6km/L
エアロ S”TYPE GOLDⅢ”
7人
4,306,000円 10.6km/L
エアロ S”C パッケージ” 4,681,600円 10.6km/L
3.5L
V型6気筒
標準 GF 5,202,600円 10.2km/L
エアロ SC 5,277,600円 9.9km/L
標準 Executive Lounge 7,269,000円 10.2km/L
エアロ Executive Lounge S 7,421,000円 9.9km/L

【ハイブリッド車】※ハイブリッド車はすべて4WD

パワートレーン ボディ グレード 駆動方式 乗車定員 価格 燃費
(WLTCモード)
2.5L直列4気筒+モーター
標準 HYBRID X
4WD
7人 4,656,000円 14.8km/L
標準 HYBRID X 8人 4,613,000円 14.8km/L
エアロ HYBRID S”TYPE GOLDⅢ”
7人
5,154,400円 14.8km/L
標準 HYBRID G”F パッケージ” 5,573,000円 14.8km/L
エアロ HYBRID SR”C パッケージ” 5,720,000円 14.8km/L
標準 HYBRID Executive Lounge 7,599,000円 14.8km/L
エアロ HYBRID Executive Lounge S 7,752,000円 14.8km/L

ガソリン車はFFまたは4WDのいずれかを選択できます。一方のハイブリッド車はすべて4WDです。

価格帯はガソリン車で2.5L・FF・標準ボディのグレードを選択すれば4,000,000円以下でも手が届きますが、最上級のExecutive Loungeだと7,000,000円を軽く超える高額仕様になります。

Executive Loungeが高額になる理由は内外装の豪華さです。

まず外装の特徴を挙げるとExecutive LoungeではLEDライトが2眼から3眼に変更、シーケンシャルウィンカー(流れるウィンカー)の搭載、専用のホイールが標準装備になっています。

一方、内装は本革シートの他、専用オプティロンメーターや木目調パネル、2列目には電動リクライニング付オットマンシートが備わります。Executive Loungeのグレード名にふさわしくおすすめと言えるでしょう。

ちなみに、上表の他にも福祉車両(サイドリフトアップチルト装着車)も選択可能です。

アルファードの安全性能

アルファードは単眼カメラとミリ波レーダーで物体の形・大きさ・距離を検知し、万が一事故が起こったときの衝撃や被害の軽減が図れる最新の安全システム「Toyota Safety Sense」を搭載しています。

そのため安全性能が高く、政府が官民連携で普及を目指す「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」の基準を満たしておりおすすめです。

「Toyota Safety Sense」の機能を具体的にみてみましょう。

【Toyota Safety Sense|具体的機能】

レーントレーシングアシスト 車線逸脱を検知するとブザー警告とハンドル操作をアシスト
プリクラッシュセーフティ 死角からの横断者や車道を走る自転車、バイクを検知し、衝突を回避するブレーキアシスト
追従ドライブ支援機能 先行車との距離を自動的に保ち、急発進や急停止を防ぐ
標識読み取りディスプレイ 標識を検知して内容を知らせてくれる
先行車発進アラーム 先行車が4メートル進んでも停車したままの場合に警告で知らせてくれる

アルファードの燃費

アルファードのカタログ燃費は、エンジン別に以下のようになっています。

【エンジン別燃費|WLTCモード】

2.5Lガソリン車 10.6〜10.8km/L
3.5Lガソリン車 9.9〜10.2km/L
ハイブリッド車 14.8km/L

ガソリン車だけで比較すると、カタログ上の燃費性能の差は1.0km/L程度しかなく、排気量が3.5Lと2.5Lで1,000cc違う割にはさほど変わりありません。

一方ハイブリッド車はガソリン車に比べると燃費性能は約4.0km/L優れています。しかし、コスト面を考えるとハイブリッド車のメリットは少ないです。

具体的にベーシックなグレードとなる、ガソリン車の「X・8人乗り」とハイブリッドの「HYBRID X・8人乗り」を比較してみましょう。

ベースグレードの比較|ガソリンとハイブリッド
  • 「X・8人乗り」車両本体価格:3,597,000円(10.8km/L)
  • 「HYBRID X・8人乗り」車両本体価格:4,613,000円(14.8km/L)

仮に年間10,000キロ走行・ガソリン価格が160円/Lとします。

すると「X・8人乗り」の年間ガソリン代は148,148円で、「HYBRID X・8人乗り」は年間ガソリン代108,108円となり、その差は約40,000円です。

つまり2グレードの価格差1,016,000円を埋めるまでにおよそ25年・250,000キロもかかる計算になります。

コスト面だけを考えるとガソリン車のほうがおすすめですが、昨今の環境問題に配慮して少しでもCO2排出量の少ないハイブリッド車を選ぶのも一つの選択肢と言えるでしょう。

アルファードの内装

アルファードの内装はグレードによって細かく仕様が異なるものの、ベーシックグレードのX系から最上級グレードのExecutive Lounge系まで大きく分けると以下のような特徴があります。

【グレード系列と内装の特徴】

X系 シンプルながらも豪華な内装
本革ステアリング・ファブリックシート
S系 ファブリックシート(黒)
オプティロンメーター
G系 合成皮革シート
本革+メタルブラウンウッド調ステアリング
フロントドアアームレスト
Executive Lounge系 プレミアムナッパ本革シート
電動パワーオットマン
13.3インチリアシートエンターテインメントシステム
シーケンシャルウィンカー
専用アルミホイール

グレードが高くなるにつれて特に2列目シートの装備が充実し、後席に座る人が快適に過ごせる仕様になります。

X系とExecutive Lounge系では4,000,000円近くの価格差がありますが、どのグレードも内装の質感は高くおすすめできます。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

アルファードをカーリースできるおすすめ業者6選

新車で購入すると最上級グレードでは7,000,000円以上もするアルファードですが、カーリースなら月々定額・初期費用0円で乗れます。

アルファードがリース可能な業者はいくつかありますが、今回はおすすめ6社を紹介します。

カーリースおすすめ業者
  1. MOTAカーリース
  2. ENEOS新車のサブスク
  3. 定額ニコノリパック
  4. KINTO
  5. 定額カルモくん
  6. コスモMyカーリース

それぞれの業者を比較しながら詳しくみていきましょう。

MOTAカーリース

MOTAカーリースは、老舗の自動車メディア「MOTA」が運営するカーリースサービスです。

サービス概要をみてみましょう。

サービス名 MOTAカーリース
月額料金 23,210円〜(11年契約・ボーナス月加算あり)
リース期間 5年・7年・11年
選べる車種 国内メーカー・レクサス全車種
新車/中古車 新車・中古車
走行距離制限 なし
公式ホームページ https://autoc-one.jp/

MOTAカーリースでアルファードを借りる場合、契約期間は5年・7年・11年のいずれかを選択します。

車種は国内メーカーで新車販売されるほぼすべての中から選択でき、もし商品ラインナップにない場合でも相談に応じてくれるので「アルファードでどうしても乗りたいグレードがある」という場合にはMOTAカーリースはおすすめできます。

また、月額料金はアルファードのベースグレード「X(8人乗り)」で11年契約、ボーナス月加算ありの場合で月々23,210円、月々均等払いなら46,420円から。走行距離制限はありません。

ちなみに、一般的にカーリースの場合、契約終了時に車を返却する必要がありますが、MOTAカーリースでは、契約終了後も返却せずにそのまま自身の車として使えるオプションも用意されています。

プランや車種の選択肢が多いのは嬉しいポイントと言えるでしょう。

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ENEOS新車のサブスク

ENEOS
サービス名 ENEOS新車のサブスク
月額料金 23,210円〜(7年契約・ボーナス月加算あり)
リース期間 3年〜7年
選べる車種 国内メーカー・レクサス全車種
新車/中古車 新車
走行距離制限 あり
公式ホームページ https://eneos-cl.com/lp/101_1/

2つ目におすすめするのは、ENEOS新車のサブスクです。

ENEOS新車のサブスクは、国産全車種の幅広い新車のカーリースを提供しているサービスとして、多くの方々から評価を受けております。特に、5年という期間を通して、アルファードなどの高級国産車を手頃な料金でカーリースできる点が、多くのユーザーから高評価を得ています。走行距離や激安の料金設定など、お客様のニーズに応じた柔軟な対応が魅力の一つです。

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定額ニコノリパック

定額ニコノリパックは、ガソリンスタンドや自動車整備工場、レンタカー会社などを運営する株式会社MIC(ミック)のカーリースサービス。

サービス概要をみてみましょう。

サービス名 定額ニコノリパック
月額料金 17,600円〜(5年契約・ボーナス月加算あり)
リース期間 5年・9年
選べる車種 国内メーカー全車種
新車/中古車 新車・中古車
走行距離制限 5年リースの場合:30,000kmまで
9年リースの場合:制限なし
公式ホームページ https://www.niconori.jp/

定額ニコノリパックは「標準パック(5年リース)」「もらえるパック(9年リース)」の2種類から選択できます。

アルファード(新車)を標準パックでリースする場合、ベースグレードの「X」ならボーナス併用払いで月額17,600円、均等払いなら46,750円から。

また、定額ニコノリパックでは中古車も扱っていますが、2022年5月28日現在アルファードの在庫はありません。

しかし、今後入荷する可能性もあるので、気になる人は公式サイトの「ニコノリ中古車」にアクセスして在庫検索をするとよいでしょう。

ちなみにニコノリ中古車は全車種1年間、中古車保証付きです。

走行距離制限は9年リースの場合はありません。

定額ニコノリパックは、5年または9年の中長期的にリースを予定している人におすすめできる会社と言えるでしょう。

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KINTO

KINTOはアルファードを販売するトヨタが展開する車のサブスク(カーリース)サービスで、概要は以下表の通りです。

サービス名 KINTO
月額料金 40,370円〜(7年契約・ボーナス月加算あり)
リース期間 3年・5年・7年
選べる車種 アルファードを含むトヨタの17車種
新車/中古車 新車のみ
走行距離制限 3年プラン:54,000km
5年プラン:90,000km
7年プラン:126,000km
公式ホームページ https://kinto-jp.com/

KINTOでアルファードをカーリースする場合、期間は3年・5年・7年から選択し、月額料金は40,370円から。走行距離制限は契約プランごとに設定されています。また、中古車の取り扱いはなくすべて新車です。

月額費用にはもちろん税金や車検、メンテナンスなどの諸費用が含まれます。

選択可能なグレードはガソリン車の「2.5L S”Cパッケージ”」と「S”TYPE GOLD Ⅱ”」、ハイブリッド車の「SR”Cパッケージ”」と「S”TYPE GOLD Ⅱ”」の計4種類です。

ちなみに、KINTOのメンテナンスはトヨタディーラーで受けられるため「安心してカーリースを利用したい」という人におすすめできます。

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定額カルモくん

定額カルモくんは、デジタルマーケティング会社のナイル株式会社が運営するカーリースで、サービス概要は以下の通りです。

サービス名 定額カルモくん
月額料金 46,430円〜(11年契約・ボーナス月加算なし)
リース期間 1〜11年
選べる車種 国内メーカー全車種
新車/中古車 新車・中古車
走行距離制限 リース期間6年以下:月間平均1,500kmまで
リース期間7年以上:制限なし
公式ホームページ https://carmo-kun.jp/

日本全国に提携店舗があり、出先で車にトラブルがあってもメンテナンスが受けられるので、万が一の時にも安心できます。

アルファードのベースグレード「X(8人乗り)」を11年契約なら月額料金46,430円から。5年契約なら月額57,309円からリース可能です(ボーナス月加算なしの均等払い)。

リース期間は1年〜11年の間で設定できます。

また、前述のMOTAカーリースと同様に国産・新車販売されるほとんどの車種が選択可能で、ラインナップにない場合でも相談できるのは嬉しいポイント。

走行距離の制限はリース期間が6年以下だと月間平均1,500kmですが、7年以上契約すれば無制限です。

リース期間やグレードを細かく設定できる定額カルモくんはおすすめできます。

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コスモMyカーリース

コスモMyカーリースは、ガソリンスタンドなどの展開で有名なコスモ石油株式会社が運営するサービスです。

全国コスモ石油のガソリンスタンドで給油時の割引が受けられるのは嬉しいポイント。

会社概要をみてみましょう。

サービス名 コスモMyカーリース
月額料金 月額45,650円〜(7年契約・ボーナス月加算あり)
リース期間 3年・5年・7年
選べる車種 国内メーカー全車種
新車/中古車 新車
走行距離制限 ①月間500km、年間6,000kmまで
②月間1,000km、年間12,000kmまで
③月間1,500km、年間18,000kmまで
公式ホームページ https://www.cosmo-mycar.com/

コスモMyカーリースはリース期間を3年・5年・7年の3種類から選択できます。

料金はアルファードを契約期間7年、ベースグレードの「X・8人乗り」の場合、ボーナス併用払いだと45,650円、均等払いなら53,900円から。

中古のカーリースは取り扱いはありませんが、国内メーカーの新車ならすべての車種・グレードが選べます。

また、走行距離は月間500km・1,000km・1,500kmの3段階からライフスタイルにあった選択が可能。

「週末しか車は使わない」など走行距離が少ない人は月額料金を抑えられるのでおすすめできます。

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近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

アルファードをカーリースするメリット

アルファードをカーリースするメリットは以下の4つあり、おすすめです。

カーリースのメリット
  1. メリット①頭金不要で初期費用を抑えて車に乗れる
  2. メリット②残価(残クレ)設定で支払額が安い
  3. メリット③安心のアフターフォロー&車の維持費がかからない
  4. メリット④経費計上できる

それぞれ詳しくみていきましょう。

メリット①頭金不要で初期費用を抑えて車に乗れる

トヨタ・アルファードの新車価格はベースグレードでも3,597,000円、最上位のグレードになると7,752,000円となっており、一般的な新車の購入価格が1,700,000円程度と言われるのと比較すると高額です。そのため、頭金や初期費用もまとまった金額を用意しなければなりません。

気軽に購入できる価格とは言えませんが、カーリースを利用すればまとまった頭金や初期費用を気にせず、月々一定の金額でアルファードに乗れるためおすすめできます。

メリット②残価(残クレ)設定で支払額が安い

トヨタ・アルファードのカーリースでは残価(残クレ)設定をすると、月々の支払いを激安にできます。

残価設定とは、契約終了時の価値を想定される走行距離や経過年数からあらかじめ算出して設定するものです。

支払うのは残価から差し引いた分となるので、リース中の月額支払い額を抑えられます。

ちなみに、残クレはローンに比べて月々の支払い額が少なく、審査が通りやすいと言われることがありますが、実際にはローンと残クレの審査基準に違いはありません。

理由は残クレの審査は残価を含めた総額が対象となり、実際の審査額はローンと変わらないためです。

メリット③安心のアフターフォロー&車の維持費がかからない

カーリースでは、オイル交換などのメンテナンスや車検などのアフターフォロー、自賠責保険料、自動車重量税が含まれた額を月々の費用として支払うため、突然のトラブルや修理による予定外の出費や税金などのまとまった出費を心配せずに車に乗り続けられます。

ただし、メンテナンスに関しては対応できる範囲が異なりますので、契約時に内容をしっかり確認しておきましょう。

メリット④経費計上できる

アルファードを法人利用する場合、社用車としてリースすると月額費用をすべて経費として計上可能です。

また、カーリースの月々の料金には税金や保険料などがすべて含まれているので、金額管理もしやすく経費精算にかかる手間とコストを軽減できます。

一方、社用車として会社で購入・保有すると固定資産として扱われ、毎年減価償却を行わなければなりません。

購入年内に費用の精算はできないうえ、減価償却は煩雑になりやすいため残った経費を処理し忘れるなどのリスクが生じます。

アルファードをカーリースするデメリット

ここまでアルファードをカーリースするメリットを紹介しましたが、以下に挙げる3つのデメリットもあります。

カーリースのデメリット
  1. デメリット①カスタムなどの自由度が高くない
  2. デメリット②中途解約ができない
  3. デメリット③走行距離制限に注意

メリットだけでなく、デメリットを知っておくことでカーリースが自分にあっているのか、しっかりと検討できます。

それでは、挙げられるデメリットを順番に見ていきましょう。

デメリット①カスタムなどの自由度が高くない

アルファードは、純正でもスタイリッシュで高級感がある内外装が魅力です。

しかし、中には自分仕様にカスタムして「一味違うカッコよくて個性的なアルファードにしたい」いう考える人もいるでしょう。

特に人気車種であるアルファードは社外品のドレスアップパーツが豊富にラインナップされており、カスタムの自由度が高いです。

しかし、カーリースでは納車時の純正オプション装着以外のカスタムはほとんど認められておらず、購入する場合と比較してカスタムの自由度が低いデメリットがあります。

デメリット②中途解約ができない

カーリースは契約時に例えば「5年契約」「7年契約」というような契約を結びますが、中途解約は原則できず、契約期間が終了するまで車を返却できません。

そのため「家族が増えた」「使用用途が変わった」「引越したら車に電車やバスの移動がメインになった」など生活スタイルが変わったとしてもアルファードは返却できず、契約終了まで月額料金を支払い続けなければならないのはデメリットと言えます。

一方、「使用者が死亡」「使用者が免許を返納した」などの特別な事情では、会社によっては中途解約に応じてもらえる場合もあります。

デメリット③走行距離制限に注意

カーリースは契約するプランによって、「月間」または「年間」の走行距離制限が設けられれています。

返却された車両がその後中古車として販売される場合、走行距離が多くなるとリース会社が設定した残価と比較して車の価値が下がるため、予定した値段で売れなくなることも。

そのため走行距離制限を設けて、リース会社が設定した残価よりも車の価値が下がるのを防ぐ必要があります。

もし設定した残価よりも車の価値が下回ってしまった場合、プランによっては契約終了時に差額を追加で支払う必要があり、人によってはデメリットと感じるでしょう。

アルファードのカーリースに関するよくある質問

アルファードのカーリースでよくある質問をまとめました。

よくある質問
  • アルファードのカーリースで中古車はリースできますか?
  • カーリースで破損や事故を起こした際はどうなりますか?
  • アルファードのカーリースをおすすめできる人は?
  • アルファードのカーリースをおすすめできない人は?

よくある質問と回答を把握して、疑問を解消しておけばアルファードのカーリースを検討する際に役立ちます。

それでは、質問の回答をみていきましょう。

アルファードのカーリースで中古車はリースできますか?

カーリース会社によっては、在庫があればアルファードの中古車リースは可能です。

中古車のカーリースを取り扱っている会社には、定額カルモくんや定額ニコノリパックがあります。

新車に比べるとリース車両の金額が抑えられ、月々の支払い金額が激安になる場合もあるのでおすすめです。

カーリースで破損や事故を起こした際はどうなりますか?

カーリースした車を万が一破損してしまったり、事故を起こしてしまったりしたときの初期対応は自家用車の場合と比べてデメリットと呼べる違いはありません。違いがあるとすれば、カーリース会社への連絡義務が発生することです。

相手への賠償や車の修理は、契約者自身が行う必要があります。

そのため、カーリース時でも自家用車と同様に任意保険には加入しておきましょう。

アルファードのカーリースをおすすめできる人は?

アルファードのカーリースをおすすめできる人は、月々の支払いを均等にして家計管理を明確にしたい人や突発的な出費を抑えたい人、頭金や初期費用を気にせず乗りたい人です。

特にアルファードは車両本体価格が7,000,000円を超えるものもあります。車を購入した場合、ローンや頭金を払い続けながら、税金や車検などのメンテナンス費用が別途かかるので家計管理が大変になります。

その点、カーリースなら税金・車検などもすべて込みの月額料金を支払いながら維持できるのでおすすめできます。

アルファードのカーリースをおすすめできない人は?

アルファードのカーリースをおすすめできない人は、走行距離が長くなる人やカスタマイズを楽しみたい人、個人で事業を営む人です。

カーリースでは、契約時に設定した残価を維持するために、月間または年間の走行距離制限を設定しているところがほとんど。

そのため、遠くまで毎日車通勤している人や、車でよく出かける機会のある人はすぐに走行距離制限に達する場合も。

ただし、会社によっては契約時に走行距離制限を長めに設定することもできますが、月額の支払い料金が割高になります。

また、カスタマイズを楽しみたい人は契約時の純正オプション以外は原則できないことがほとんどなのでおすすめできません。

ちなみに、個人で事業を営む場合はたとえ年収が高めでも、会社員と比較してリース時の審査が通りにくいので注意が必要です。

まとめ

トヨタ・アルファードは高級Lクラスのミニバンでありながら、2021年新車販売台数でベスト5に入るほどの人気車種です。

しかし、購入するとなるとまとまった額の頭金や初期費用を用意しなければならず、金額がネックでこれまで手が届かない存在だったという人も多いでしょう。

一方、カーリースを活用すれば、月額決まった額でメンテナンスから税金までコミコミで乗れます。

ぜひ、本記事を参考にカーリースで憧れのアルファードに乗ることを検討してみてください。

ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。