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【2022年】ファミリーカーのおすすめ人気ランキング12選!特徴や選び方を徹底解説

結婚や出産を機に家族が増えると、車の買い換えも急務になるでしょう。そんなときに選択肢として上がるのが、俗にファミリーカーと呼ばれる車達。ミニバンを筆頭に、SUVやワゴンなどの車が候補になるでしょうが、2022年9月現在、実に様々なメーカーからたくさんの車種が販売されています。いざ選ぶとなると、どの車種が良いのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、おすすめのファミリーカーをカテゴリ別にご紹介していきます。家族構成やお出かけの傾向によって適している車種のタイプは細かく違います。きっとお気に入りの1台が見つかると思いますので、最後までぜひご覧ください。

この記事でわかること
  • タイプ別の人気ファミリーカー
  • ファミリーカーの種類・特徴
  • ファミリーカーの選び方
  • ファミリーカーに関するよくある質問

ファミリーカーとは?

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そもそもファミリーカーとはどういった車のことを指すのかですが、実は明確な定義があるわけではないです。3人以上の家族が日常生活や休日のレジャーに使用する際に便利な車であると認識しておいて間違いないでしょう。

日本における人気のファミリーカーは、SUVやミニバンといったカテゴリに属する車が多いです。近年では軽自動車にもファミリーカーとして使用できる車種が増えていますが、主流は依然として5人乗り以上に対応している車となっています。

ファミリーカーとしておすすめされる車の傾向としては、後部座席のドアにスライドドアを採用しているものや、テールゲートが大きくて使いやすいものが挙げられます。これから紹介する12車種は上記に挙げた要件を満たしている車種ばかりですので、どれを選んでも家族で使用するには不足しないでしょう。

ファミリーカーおすすめ人気軽自動車ランキングベスト3

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さっそくおすすめのファミリーカーを紹介していきましょう。まずは軽自動車から人気の車種ランキングベスト3をご紹介します。

軽自動車は車体の規格上、4人乗りまでが限度です。子供の体格や年齢によっては5人乗ることも可能ですが、チャイルドシート装着の都合を考慮すると、やはり四人以下での使用が望ましいです。

ここで挙げる3車種は、どれも後部座席のスライドドアや大きなテールゲートを採用しているスーパーハイトワゴンとなっています。どういった車種がランクインしているのかを見ていきましょう。

日産 ルークス

ルークス出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気軽自動車ランキングベスト3。1つ目は日産のルークスです。軽自動車の中でも全高が高く、特に室内空間が広々として使いやすい、スーパーハイトワゴンカテゴリの車です。ルークスは日産が三菱と共同開発して世に送り出している車種で、日産が培った先進運転支援機能が搭載されているので、休日しか運転できないパパでも安心してお出かけできます。

軽自動車という都合上、5人上の家族では使用できないという欠点はありますが、維持費の安いというメリットを持っています。燃費性能にも優れており、家計に対する優しさはピカイチ。多彩なシートアレンジが可能ですから、3人家族であれば後部座席を活用した積み込みも可能です。

おしゃれな外観に加え、カラーバリエーションも多彩。ツートンカラーも選択できます。色を選ぶ際は、ぜひ家族揃って検討してみてください。

ホンダ N-BOX

N-BOX出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気軽自動車ランキングベスト3。2つ目はホンダのN-BOXです。同クラスの軽自動車のみならず、現行の車においてトップクラスの売上台数を記録しています。軽自動車のスーパーハイトワゴンにおいて、軽自動車の枠を越えた室内空間の広さを打ち出した車種で、軽自動車に家族で使えるファミリーカーとしての可能性を与えた1台とも言えるでしょう。

ホンダ独自のセンタータンクレイアウトによって作り出された室内空間は、後部座席まで余すことなく広さを感じさせます。特に後部座席の室内高はクラス最大級。シートアレンジのタイプによって使い方も様々です。テールゲート下部がスロープになっているタイプを選択すれば、やや重いアウトドア用品も積み降ろしが容易に。アウトドアレジャーのシーンや、大きな買い物をする際にも活躍してくれます。

ルークスと同様、軽自動車ですから4人乗りまでに対応。燃費性能にも優れていて、各種税金やガソリン代などの維持費の安い車種です。

ダイハツ タント

タント出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気軽自動車ランキングベスト3。最後に紹介するのはダイハツのタントです。軽のスーパーハイトワゴンというジャンルを確立させた草分け的車で、ダイハツを代表する車種となっています。

タントは様々な角度からファミリーカーとしての使いやすさを追求。特に際立っているのが、助手席側の乗り降り。ドアとドアの間のピラーを廃したことで、巨大な一個の出入り口を確保。人の乗り降りだけでなく、荷物の出し入れでも助かる装備です。自動開閉機能にも優れていて、両手が塞がりがちなシーンでも鍵のロックの開閉をサポートしてくれます。

シートの可動域も広く、アレンジしてラゲージスペースを広くする以外にも、車内移動を容易にしてくれます。家族で車を使う際、何かと後部座席を気にかけるシーンが多くなりますが、タントなら車の外に出る手間をかけさせません。ただしシートアレンジについては、子供を含めた5人乗り使用時には使いにくいことは注意が必要です。外観の色合いも特におしゃれで、カラーバリエーションは明るめの色を中心にラインアップ。自分好みの1台が見つかりやすいです。

ファミリーカーおすすめ人気コンパクトカーランキングベスト3

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続いてファミリーカーにおすすめの人気コンパクトカーランキングベスト3をご紹介していきます。コンパクトカーの定義は曖昧な部分がありますが、今回は全長がそれほど長くない5ナンバーサイズの車であるとします。

最近ではコンパクトカークラスでありながら7人乗りにまで対応しているような車種までラインアップされています。一体どんな車種がランクインしているのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

ホンダ フリード

フリード出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気コンパクトカーランキングベスト3。1つ目はホンダのフリードです。2008年に初代モデルが発売され、現行モデルは2016年からラインアップされています。公式サイトではミニバンカテゴリに属していますが、車体の大きさはコンパクトカーサイズ。定評のあるホンダの室内空間作りによって、3列目まで快適に過ごせる1台に仕上がっています。

テールゲートの広さも目を見張るものがあり、開口部の最低地上高の低さにも注目。2列目のすきまを活用すれば、自転車の積み込みもできます。タイプによっては2列目をベンチシートにし、7人乗りの車としても活用可能です。

フリードには3列目まである6人や7人乗りのタイプの他に、3列目を廃した5人乗り仕様でるフリード+というタイプも用意。こちらはテールゲートの間口が更に広く取られており、
より大きい荷物の出し入れも簡単にできます。燃費性能に優れたHYBRIDやSUVテイストグレードであるCROSSTARは、双方に設定。ガソリン代を安く済ませたいという人向けのHYBRIDはエコカー減税対象なので維持の安い設定。CROSSTARはアウトドア好きの家族の需要にも応えます。

トヨタ シエンタ

シエンタ出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気コンパクトカーランキングベスト3。2つ目はトヨタのシエンタです。フリードと同じく、コンパクトカーサイズでありながら3列目まで有するコンパクトミニバンです。初登場は2003年とフリードよりも古く、その後2015年にフルモデルチェンジ。2022年8月に二度目のフルモデルチェンジを果たしており、2022年9月現在では3代目にあたる現行モデルが登場したばかりです。

最新モデル車の紹介をすると、先代モデルのデザインを踏襲しつつも先鋭的に仕上がったデザインが特徴。カラーバリエーションも豊富で、ツートンカラーも含めておしゃれな色合いが選べます。パワートレインはガソリンとHYBRIDの両方をラインアップ。HYBRIDは燃費性能に優れたモデルです。

内装の出来も追求されていて、室内空間は広々として使いやすいです。ラゲージスペースも大きく、家族旅行などの荷物も余裕で積み込めます。5人乗りタイプを選択すれば、更に大きな荷物も積み込めるので、大きな買い物にも対応できます。

日産 ノート

ノート出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気コンパクトカーランキングベスト3。3つ目は日産ノート。唯一ミニバン外からのランクインです。初登場は2005年。以後は2度フルモデルチェンジをおこなっており、2020年に登場した3代目はパワートレインをe-POWERのみに限定。日産の看板車種としての役割を担う1台となっています。

e-POWERの採用により、ファミリーカーとしては最高レベルの燃費性能を誇ります。エコカー減税の対象にもなることから、維持費の安い車として活用することも可能です。ミニバンではありませんので、乗車定員は5人乗りまで。その分フリードやシエンタと比べると室内空間の広さは劣りますが、ラゲージスペースの使いやすさや運転のしやすさは負けていません。日産の最新運転支援機能や安全性能も満載ですから、最新の技術を感じながら走るにはもってこいの1台です。

ファミリーカーおすすめ人気SUVランキングベスト3

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続いて最近人気を集めているSUVにおけるファミリーカーおすすめ人気ランキングベスト3を見ていきましょう。SUVの特徴はキャンプ場や河川敷などの未舗装路を走れる大きなタイヤに大きなボディ。そして収納力充分のラゲージスペースが挙げられます。大きな買い物やアウトドアレジャーにうってつけのSUVからは、一体どんな車種がランクインしているのでしょうか。

マツダ CX-8

CX-8出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気SUVランキングベスト3。1つ目はマツダのCX-8です。マツダがラインアップするSUV車の中でも最も大型のモデルで、5人乗りではなく3列目まで備えている6人・7人乗りであることも特徴として挙げられます。発売開始は2017年で、以後は現在に至るまで登場当初のモデルのまま販売。パワートレインはガソリンのほか、ディーゼルエンジンも選択できます。

外観はSUVに高級セダンの質感を受けるデザインで、カラーバリエーションも大人な雰囲気を感じる色が揃っています。かなり大きいので小さい道の走行や小回りは得意ではありませんが、力強い走行と堂々とした佇まいは見る人を魅了します。

高級感溢れる内装は一段上のファミリーカーといった様相を呈しており、マツダがこだわる居住空間作りの完成形を見ることが可能。どこに座っても満足できる快適性を演出します。ラゲージスペースは3列目を出していても充分な収容能力を発揮するため、大家族でのお買い物も難なくこなします。シートアレンジのバリエーションも豊富で、2列目まで倒して長い荷物も載せられます。

日産 エクストレイル

エクストレイル出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気SUVランキングベスト3。2つ目は日産のエクストレイルです。5人乗りの中型SUV車という位置付けの車種ですが、一部グレードでは3列シートの7人乗りにも対応しています。初代モデルの発売は2000年と、日産が発売している車種の中では長く販売されている部類に入ります。4代目となる現行モデルの発売は2022年7月より開始されており、ガソリン車やディーゼルエンジン車は廃されてe-POWERのみの設定です。

力強い印象を与える外観は堂々の迫力。カラーバリエーションは多彩に取り揃えられていて、ツートンカラーも選択可能。おしゃれな色合いにできます。後部のラゲージスペースの広さは特に自慢の仕上がりとなっていて、ゴルフバッグを横倒しにしても余裕の収納力。家族の買い物も余裕でこなします。

悪路の走破性能も優れており、特に雪道での走行もできる点は、ウインタースポーツをおこなう方にとっては助かる装備ではないでしょうか。

ホンダ ヴェゼル

ヴェゼル出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気SUVランキングベスト3。最後の1つはホンダヴェゼル。今回紹介するSUVの中では最も小柄なコンパクトSUVです。初代モデルの発売は2013年。当時発売されていたフィットをベースに開発されました。発売当初はホンダのSUV人気を牽引するほどのヒットを記録。高い支持を集めたまま、2021年のフルモデルチェンジを迎えました。

スマートでしなやかさを感じるような外観は、暗めの色から明るい色まで似合うおしゃれなデザイン。上位グレードはツートンカラーも選べます。パワートレインはガソリンとHYBRIDの両方に対応。ホンダ次世代型ハイブリッドシステムですので、燃費性能にも優れています。

居住空間作りは、足下の広さが特に優れた仕上がり。ホンダが得意とするセンタータンクレイアウトによって余裕のあるラゲージスペースを誇ります。コンパクトSUVでありながら、家族での大きな買い物も余裕です。

ファミリーカーおすすめ人気ミニバンランキングベスト3

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最後に紹介するのはファミリーカーおすすめ人気ミニバンランキングベスト3です。ファミリーカーの代表格とも言えるミニバンは、ほぼ全ての車種において家族での使用がおすすめできます。国内の主立ったメーカーはミニバンの開発にも力を注いでいて、各社の力の入れどころであることも注目のポイントです。

トヨタ アルファード

アルファード出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気ミニバンランキングベスト3。まずはじめは国内におけるミニバンの王者とも言えるトヨタアルファードです。高級ミニバンとしては日産のエルグランドに追随する形で2002年に登場。日本人の感性や道路事情に合う設計が多くの支持を集め、瞬く間にトヨタを代表する車にまで成長します。2008年のフルモデルチェンジでは兄弟車のヴェルファイアも登場。国内の大型ミニバン市場を牽引する売れ行きを記録します。現行モデルは2015年のフルモデルチェンジで登場した3代目です。

フロントマスクのデザインは存在感を強調するような佇まい。インテリアには随所に木目調の装飾が施されていて、室内空間をおしゃれに彩っています。高級感があるので、家族の年齢が重なっても難なく利用できます。

車体の大きさを活かした居住性能は流石の一言。4人家族で使用する場合は2列目を大きくスライドさせ、大きな空間を作り出すこともできます。3列目がある部分は床下の収納も可能なので、7人や8人で乗っているときの荷物収納にも困りません。

日産 セレナ

セレナ出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気ミニバンランキングベスト3。次に紹介するのは日産のセレナです。ミドルサイズミニバンとして1991年に登場。以後4回のフルモデルチェンジを重ね、現行モデルである5代目にまで至っています。国内におけるミニバン販売台数を何度も獲得しているベストセラーモデルで、日産を代表する車種の1つです。

外観のデザインはグレードによって多少異なっています。ミドルサイズミニバンとしてはカラーバリエーションがとても豊富で、ツートンカラーの仕上がりは高い完成度。おしゃれな外観の1台が選べます。

ミニバンらしくシートアレンジのバリエーションも豊か。センターシートを動かすことによって車内のウォークスルーがスムーズになります。床下の収納まで利用すれば、大家族でのお出かけも難なくこなします。e-POWER搭載車であれば燃費性能の面でも安心です。

トヨタ ヴォクシー

VOXI出典:MOTA

ファミリーカーおすすめ人気ミニバンランキングベスト3。最後に紹介するのはトヨタのヴォクシー。2001年に兄弟車のノアと共に発売開始されました。トヨタのネッツ店系列に展開されたミドルサイズミニバンで、外観はノアと比較しておしゃれな仕上がり。現行型の4代目モデルは全ての販売チャネルで取り扱いされています。

収納や乗り降りが快適にできる装備が満載で、祖父母世代も交えた3世代家族での使用にも適しています。トヨタの運転支援機能や安全性能も搭載。ファミリーカーとしては隙の無い1台です。

ファミリーカーの種類・特徴

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ここまでは各タイプ別におすすめの人気ファミリーカーをご紹介しました。しかしまだまだ紹介し切れていない車種も各メーカーから数多くラインアップされています。現行モデルでは販売が終了しているようなモデルも合わせると、車種の数はまだまだ多数です。

目当ての車種が選びきれない場合は、車のタイプから絞り込んで選ぶ方法が良いでしょう。今回紹介した4タイプはそれぞれどういった特徴を持っているのかを紹介するので、車種を絞り込む際の参考にしてみてください。

低燃費で維持費の安い軽自動車

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ファミリーカーにおすすめされている人気のジャンルとして、意外な盲点とされているのが軽自動車でしょう。上の項目でも少し触れましたが、燃費性能が総じて高い上に各種法定費用も普通車より安いので、維持費の安いジャンルとなっています。

例えば毎年5月に支払う自動車税。普通車は安くても25,000円。ファミリーカー用途に使える車種ともなれば最低でも30,500円です。しかし軽自動車ならば10,800円で済みます。重量税はどうでしょうか。ファミリーカーであれば重量税はハイブリッドカーでも1万円以上はします。しかし軽自動車であれば6,600円。その差は、車検にかかる出費で考えると決して無視できない額となっています。このほか、軽自動車は高速道路の通行料が普通車よりも安いです。様々な面で軽自動車は普通車よりもお金がかからずに済みます。

主な車種は今回紹介したホンダN-BOXや日産ルークス以外にも、スズキのスペーシアやハスラーなどがあります。女性もよく選ぶジャンルですので、おしゃれな見た目の車種が多いのも特徴です。

おしゃれな車が多いコンパクトカー

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コンパクトカーもファミリーカーとしておすすめされることが多いです。売上台数ランキングでも上位によく入るジャンルで、世代を問わず人気を集めています。女性もよく選ぶようなクラスのジャンルなので、おしゃれなデザインの車が多いのも特徴です。

カラーバリエーションも他のジャンルと比較して群を抜いています。大人っぽさを感じるカラーから女性らしい可愛らしさを感じる色まで多数。最近ではSUVテイストやスポーティーなタイプまでラインアップされている車種もあります。

今回紹介した車種以外では、ホンダのフィットとトヨタのヤリス、スズキのスイフトなどがあります。またトヨタからはハイブリッドカーの代表的車種であるアクアもラインアップ。こうした車種を選択すれば、燃費の面では軽自動車すら上回ることもできます。

人気のSUV

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SUVはファミリーカーとしてだけでなく、大人が趣味に使う車としてもおすすめされることが多く、人気を博しています。多くの場合は5人乗りタイプが設定されているのですが、今回紹介した車種のように3列目まで付いている車種もあります。ファミリーカーとしても利用されているのはこういった理由があってのことです。

ラゲージスペースの広さも人気の理由の1つ。家族での買い物は荷物が多くなりがちですが、SUVなら収納を気にすることなくお買い物できるという安心感も得られます。キャンプやウインタースポーツなど各種レジャーへ向かう足としても便利なタイプの車です。

今回紹介した車種以外ではトヨタのランドクルーザーやハリアー。ホンダのCR-V。日産のキックスがあります。日産からはEVのアリアも発売されています。

家族の人数に関係なく人気のミニバン

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ファミリーカーの代表格として知られているのがミニバンです。こちらも世代問わず人気を集めているタイプで、ディーラーでも家族で使う車として真っ先におすすめされるでしょう。

一部のコンパクトミニバンを除けば、車体は総じて大柄。維持費や運転のしやすさの面では軽自動車などと比較すれば不利になりますが、居住性や荷物の積載性の面では他を圧倒します。長距離ドライブをするにあたっての快適性を追求しているモデルも多く、家族で外出する為のツールとして開発されたことが窺い知れます。

各メーカーが力を入れているジャンルでもあることから、現行モデルでの販売が終了している車種にもおすすめしたいモデルがあります。トヨタであればエスティマ。ホンダならオデッセイが該当します。また日産では、まだ販売が継続していますがエルグランドも忘れてはならないモデルです。

ファミリーカーの選び方

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様々なファミリーカーをご紹介していますが、結局は個々の家族構成や用途によっておすすめするジャンルは大きく変わります。しかし全てのメーカーで全てのタイプの車種が揃っているわけではないので、ディーラーに出向いてもおすすめの車種に出会えるとは限りません。実際にお店に出向く前にある程度の絞り込みができるよう、ファミリーカーの選び方について伝授します。

乗車人数

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ファミリーカーを選ぶ際は、普段どれだけの人数が使うかを想定した乗車人数を想定しましょう。例えば5人家族であれば、まず軽自動車が選択肢から外れます。コンパクトカーならば5人乗りタイプではなく3列目が設定されているコンパクトミニバンを選んでおくと、チャイルドシートの装着などがしやすいです。これはSUVにおいても同様です。

ミニバンならば最大8人まで対応可能です。しかし毎度8人使うことを想定するよりは、急な来客に対応しての8人乗りとして使うことになるかもしれません。またミニバンは2列目のシートのタイプによって乗車定員が変わります。車種によってその場合の居住性などは細かく違うので、詳しくは候補の車種の公式サイトを見てみましょう。

反対に4人までで済むなら軽自動車も選択肢に入ります。燃費性能を重視するならコンパクトハイブリッドカーも検討することをおすすめします。

ボディタイプ

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ファミリーカーを選ぶ際は、ボディタイプも選ぶ要素の1つとなります。よく選ばれているのが後部座席のドアがスライドドアのもの。開口部が広くなり、子供の乗り降りにも便利で人気を集めています。軽自動車であればスーパーハイトワゴンが該当します。他に採用しているのはコンパクトミニバンも含めたミニバン全般に限られています。

アウトドアレジャーがブームとなっている昨今では、SUVテイストの車種も人気。SUVとして設計されている車種以外にも、コンパクトカーのタイプ設定やクロスオーバー車種も存在します。SUVは5人乗り設定の車が多いので、家族構成を考慮しつつ選択してください。

唯一無二の存在感を表しているのが、三菱のデリカD:5。本格SUVの足回りを有しつつ、スライドドアが採用されているミニバンでもあります。あらゆるボディタイプのいいとこ取りをしたい人にはお勧めの車種です。

このほか女性が多い家族では、ボディタイプに関わらず外観がおしゃれな車種を選ぶのもおすすめです。

安全性能

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家族で使うファミリーカーであるなら、家族の安全を守るためにも安全性能に優れている車種をおすすめしたいです。最新の車種であれば各メーカーの最新装備が搭載されているので、安心して乗ることができます。車種によっては前方の車との衝突防止や周囲の安全を確保するレーダーが搭載。歩行者の動きも察知する装備もあります。

事故のリスクを最低限にするためには、運転者の疲労低減も必要。最近の車を選ぶなら、アダプティブクルースコントロール付きがおすすめ。高速道路での走行中に本領を発揮する装備で、長距離ドライブの強い味方。渋滞時には前方の車に追随する速度に調整するので、レジャー疲れの運転者にも優しい装備です。

一部の車種では上位グレードのみの設定の可能性もあります。詳しくは各車種の公式サイトを確認してください。

収納スペース

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ファミリーカーとして活用する車を選ぶなら、荷物を沢山積み込める収納スペースの大きさにも注目しましょう。SUVやミニバンが人気を集めているのもこうしたポイントが多くの家族に支持されたことが理由の1つです。買い物をした後の荷物だけでなく、旅行やレジャーに使う荷物を積み込み、尚且つ家族全員が乗り込める広さが欲しいところではないでしょうか。

今回紹介した車種以外の現行モデルは、トヨタはRAV4やノア・ヴォクシー。日産ならエルグランド。ホンダではシャトルにCR-Vがおすすめできます。

ファミリーカーは新車と中古車どちらがおすすめ?

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ファミリーカーを選ぶのであれば、できるなら新車を選ぶことをおすすめします。最新の安全装備は新車ならではの特権。収納スペースの広さも新しいモデルの方が広い傾向があります。

また、グレードやメーカーオプション・ディーラーオプションを自分で選択できることもポイント。家族と共にオプションを選択する楽しみもあってワクワクします。また中古車では、欲しい装備がなかなか付いていないこともあります。家族で使い続ける車ですから、妥協せずに選びたいところです。

中古車は、前のオーナーが残した臭いなどにも注意したいところ。一応中古車販売店が丁寧に掃除をしていますが、完全ではないことも。特に動物系のアレルギーを持っているお子さんがいる場合は、中古車は避けた方が無難かもしれません。

ただしミニバンやSUVでは、人気のある車種は納車までに時間を要することもあります。待てない事情がある場合は中古車も選択肢に入りますが、選ぶ際は慎重におこない、必ず実車確認をしてください。

ファミリーカーに関するよくある質問

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最後におすすめの人気ファミリーカーに関するよくある質問とその回答をご紹介しましょう。

Q1.5人家族向きのファミリーカーは?

上の項目でも少し触れましたが、5人乗りを選ぶのであれば軽自動車は選択できません。従って普通車の中から選ぶことになります。

今回おすすめしておきたいのは、コンパクトミニバンかSUVです。人気のファミリーカーとして紹介した車種で言えば、フリードやシエンタ。エクストレイルにヴェゼルといった車種です。ある程度の居住空間やラゲージスペースを有している車種であり、HYBRIDの設定もあるので年日の面でも優秀な車種です。

Q2.おしゃれで人気のファミリーカーは?

デザインがおしゃれで人気がある車種は、SUVやコンパクトカー、軽自動車に集中しています。特に日産の車がおしゃれなデザインと言われることが多いです。またミニバンもアルファードクラスの車種になると内装がおしゃれにまとまっています。

軽自動車ならばN-BOXやタントのツートンカラーがおすすめ。今回は未紹介ですが、スズキのスペーシアも選択肢の1つです。コンパクトカーではノート。SUVならCX-8が高級感があっておしゃれに感じられます。

Q3.ファミリーカーにお得に乗る方法は?

ファミリーカーにお得に乗る方法としては、カーリースがよくおすすめされています。

月々の支払いが均一になるだけでなく、短期契約であればライフスタイルの変化に合わせて車の乗り換えもできます。家族が増えたり、趣味が増えたり、子供の習い事で長距離を走る車が必要になったりと、車の役目は子供の成長と共に変わりゆくことも。そんな変化に柔軟に対応できるので、短期契約もできるカーリースとなります。

まとめ

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ファミリーカーは家族の生活に密着した存在となるので、選ぶ際は想定される用途に十分気をつけた方がいいでしょう。乗車人数によっては軽自動車からも選択できますので、選択肢の幅はとても広いです。自分に合った車種を選ぶためには、運転のしやすさも含めて車のタイプが持つ特性をきちんと理解しましょう。

各メーカーでファミリーカーとなる車種は豊富に揃っています。今回紹介しきれなかった車種も含めて、ぜひ一度検討してみてください。

ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。