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シエンタのカーリースにおすすめの5社!シエンタの特徴やメリットを紹介

トヨタのシエンタとは、スペイン語の7であるSiete(シエテ)と、英語の楽しませるという意味の、entertain(エンタテイン)をあわせた造語であり、その名の通り、7人乗りのミニバンとなっております。

トヨタの3列シートの7人乗りの中では、ちょうどいいボディサイズで、取り回しのいい最小サイズのミニバンです。

シエンタを購入する場合、5ナンバーサイズとはいえ、やはり重量税や各種登録にともなう初期費用は案外かかるものです。そこでおすすめしたいのが、月々定額で乗れるトヨタのkintoなど、車のサブスクといわれるカーリースです。

近年、購入に代わる手段として、サブスクリプションやリースという言葉はよく聞くようになってはきましたが、新車や中古車を購入する場合と比較してどうなのか? 残価(残クレ)設定や契約時の審査などについて紹介していきたいと思います。

この記事でわかること
  • カーリースとは?
  • シエンタをリースできるおすすめカーリース5社
  • シエンタの基本性能や魅力を紹介
  • シエンタをカーリースするメリットとデメリット
  • シエンタのカーリースに関するよくある質問

【先に紹介!カーリースのおすすめサービス比較表】

サービス名 月額(税込) 特徴
定額ニコノリパック

定額ニコノリパック
5,500円〜  ニコニコレンタカーを運営する会社の激安カーリース。 月額料金が安く審査に通りやすい。スタンド設置店ではガソリン代5円/L割引のサービス付き。
MOTAカーリース

MOTAカーリース

5,940円~ カーリース契約期間が終了した際に車がもらえるサービス。カーリースなのに走行距離制限がなく、車のカスタマイズが自由国産全車種から選べる。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

目次

カーリースとは?

カーリースとはカーリースとは、買いたい新車をカーリース会社が代わりに購入し、契約者はカーリース会社に、車の価格や維持費を含んだ月々のリース料金を支払うことで、購入した場合と同じように車に乗ることができるサービスです。頭金も必要なく、初期費用がかからないため、まとまったお金がない場合などにおすすめです。ナンバープレートも、一般的なレンタカーの「わ」ナンバーではないので、外から見ても普通のマイカーと変わりません。

今までは、法人向けカーリースが主流でしたが、2021年3月末には個人向けカーリースの利用台数は40万台を突破するまでになり、今後はさらに成長すると見られています。

カーリースのメリット

カーリースのメリットとして、まとまった資金がいらないということがあげられます。

登録時にかかる初期費用は、一般的に車両価格の1割~2割ほどかかるので、頭金と合わせると数十万円かかります。カーリースを利用した場合、頭金が必要なく、登録時にかかる初期費用がリース料金に含まれるために、まとまった資金が必要ありません。

また、リース会社にもよりますが、車選びから審査、契約まですべてネットで完結させることができ、自宅まで納車してくれます。家にいながらじっくりと比較検討することができ、不特定多数の人がいるところに行きたくない方や、お店の営業の人に話しかけられるのが苦手な方、忙しくて中々店頭まで見に行けないという方にもおすすめです。

カーリースのデメリット

カーリースのデメリットとしては、原則として中途解約ができないという問題があります。

カーリースは、リース会社が契約者の代わりに購入した車に、契約期間満了まで月々リース料金を支払いますという契約で、マイカーのように乗ることができるものです。ですので、リース期間中に解約しようとすると、契約内容によっては違約金が発生する場合があります。契約時の条件はしっかりと確認しておきましょう。

また、リース会社にもよりますが、走行距離も制限があります。カーリースは残価設定など、リース期間満了時の車の価値にかかわってくるために、残価割れを防ぐ走行距離制限があります。それ以外にも、返却時には原状回復が基本なので、穴をあけて部品を取り付けるようなカスタムなどはできません。

カーリースと購入の違いは?

「カーリースというのがあるのは分かったけれど、新車を普通に購入するのとどう違うの?」と思われている方もおられるでしょう。契約される方の経済状況や生活環境によって、どちらがいいのかの判断基準にして、マイカーを手に入れる際の参考になるよう比較していきたいと思います。

カーリース

頭金
月額料金 定額
走行距離制限
カスタマイズ 不可
車の返却 必要

購入(ローン)

頭金
月額料金 ローン支払額と維持費
走行距離制限
カスタマイズ
車の返却 不要

リース会社や、ローンの場合も契約内容次第ではあるのですが、まとまったお金がないが新車に乗りたい方、数年おきに新車に乗り続けたい方、審査が不安な方はカーリースがおすすめです。

また、法人や個人事業主の方にとっては、カーリースであれば月額の料金をすべて経費として計上できるので、減価償却などを気にせず納税面でとても楽になります。

新車を数年間の長期に渡ってリースする関係上、免許を取りたてなどの運転に不安のある方は、事故修理や車のキズ、へこみなどで車の返却時に残価割れなどで差額金が発生することがあるので購入したほうがそのあたりを気にしないで済むので安心です。

近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

シエンタをリースできるおすすめカーリース5社

sienta

シエンタは、両側スライドドアの3列シートなので、軽自動車ではベビーカーや荷物を積んでお出かけするにはちょっと手狭に感じるけれど、ミニバンだと大きくて取り回しや運転がしにくいという、子育て世代に特に人気な車種です。

カーリースでも人気が高く、申込みが多いシエンタ。「月々のリース料金はいくらなのか?」「どこで申込んだらいいのか?」今回はおすすめのリース会社を5社紹介したいと思いますので、是非検討の際の参考にしていただきたいです。

KINTO

サービス名 KINTO
月額料金 月額25,190円~
取り扱い車種 トヨタ・レクサス
新車/中古車 新車
契約期間 3年・5年・7年
会社HP https://kinto-jp.com/

KINTOは、トヨタグループが展開する車のサブスクリプションサービスです。

シエンタを製造、販売をするトヨタが直接展開しているサービスなのでトヨタ車をカーリースするなら断然おすすめです。他のリース会社と比較すると、月額料金は少し高めになるのですが、任意保険代も含まれているため、納車時には保険が開始されており煩わしい手続きもありません。

契約プランは初期費用フリープランと解約金フリープランがあり、初期費用フリープランは、初期費用がなく、一定の手数料を支払うことで、次の車への乗り換えが可能という特典があります。解約金フリープランは、初期費用は申込金として、月額5か月分相当の金額がかかるのですが、中途解約が可能というプランです。

ただ、2022年6月現在、シエンタはWEBでの取り扱いを停止しているため、申込みができるかどうかはお近くのトヨタ販売店に問い合わせるか、公式HPに問い合わせするしかないようです。

公式サイトを見る

MOTAカーリース

サービス名 MOTAカーリース
月額料金 月額25,630円~(11年)
取り扱い車種 国内メーカー全車種
新車/中古車 両方
契約期間 5年・7年・11年
会社HP https://autoc-one.jp/lease/

MOTAカーリースは、国産メーカー全車種を扱っているので、もちろんシエンタもリースすることができます。

新車だけでなく、中古車のリースも行っており、業界大手のオリックス自動車株式会社が車両の調達からリースの審査を行っており、安心してリース契約できます。在庫があればになるのですが、シエンタをとにかく安くリースしたい方は検討してみるといいかもしれません。

MOTAカーリースは個人の専用リースで、リース期間は5年・7年・11年と3種類あり、シエンタに長期間乗る予定で、月々の支払は安く抑えたい方にはおすすめです。

また、全車種が残クレなしのカーリースなので、契約満了時にはそのまま車がもらえる契約になっています。カスタムもOKで、契約満了時に車のキズやへこみに対する修理費用の請求はありません。

走行距離制限もなく、月々定額のマイカーに乗る感覚です。シエンタを購入するにはまとまったお金がない方や、毎月決まった維持費で長い期間シエンタに乗りたい方におすすめです。

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定額ニコノリパック

サービス名 定額ニコノリパック
月額料金 月額28,710円~(9年均等払い)
取り扱い車種 国内全メーカー
新車/中古車 両方
契約期間 1~9年
会社HP https://www.niconori.jp/

定額ニコノリパックは、シンプルな料金設定でわかりやすく、新車も中古車もリースできます。ニコニコレンタカーの株式会社MICが運営しているカーリースサービスなので、人気車種のシエンタの中古在庫もしっかりあるので安心です。

ニコノリ専用カスタマーセンターが設置されており、365日対応可能、LINEでも相談ができるそうなので、契約時のオプション内容の相談や、よくわからない点があれば気軽に電話でもLINEでも連絡でき、納得いくまで検討することができるのでおすすめです。審査も複数の信販会社と提携しており、ローン審査に不安な方にも審査通過のチャンスが多く、通りやすくなっています。

走行距離は制限があり、5年間で60,000㎞や30,000㎞となっています。旅行など頻繁に遠出する方や、通勤や買い物で毎日遠くまで出かける方でなければそこまで気にする距離ではないかと思います。変更も可能なので、もっと乗りたいという方は、契約時に相談してみましょう。

公式サイトを見る

おトクにマイカー 定額カルモくん

サービス名 おトクにマイカー 定額カルモくん
月額料金 月額25,488円~
取り扱い車種 国内全メーカー全車種
新車/中古車 両方
契約期間 1~11年
会社HP https://carmo-kun.jp/

おトクにマイカー定額カルモくんの特徴は、1~11年までの契約が選べて、期間が長いほど月額料金がお手軽にカーリースできます。

また、契約時のオプションが充実しており、組み合わせが自由に選べます。新車を7年以上の契約で走行距離制限無制限+月々500円のもらえるオプションに加入すると、契約満了時には追加清算なしで車をそのままもらえますので、キズや汚れなどを気にせず乗り続けることができて安心です。

メンテナンスプランは、3つのプランから選べるのですが、その中でも一番充実している内容のプラチナプランは、車検整備代や消耗品交換など、必要なメンテナンス費用が全てコミコミで、さらにメーカー保証部品の延長保証までできるのでおすすめです。

2022年6月現在、現行モデルのシエンタの新車リースは停止中のため、カーリースは中古のみとなっておりますが、程度のいい中古車のシエンタが数十台あるようです。新車よりもお安くカーリースできてお得に乗れるので、是非検討してみてはいかがでしょうか?

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リースナブル

サービス名 リースナブル
月額料金 月額19,800円~
取り扱い車種 国内メーカーのうち49車種
新車/中古車 新車
契約期間 3年・5年
会社HP https://leasonable.com/

リースナブルは、JUクレジット年間総合グランプリ4年連続全国ナンバーワンを獲得しているカーリース会社です。

リースナブルの特徴は、値段の安さと途中解約が可能という点です。契約期間中だけどやっぱり違う車に乗り換えたいという場合や、ずっと乗っていたいから買い取りたいという場合でも、好きなタイミングで解約できるのが非常に魅力的です。

取り扱い車種を人気のある車種に絞ることによって、残価を高く設定でき、毎月のリース料金が他のリース会社よりも安く提供されています。シエンタなどの人気車種に乗りたい場合は是非検討するべきカーリース会社の1つです。

また、東名阪エリア限定(首都圏・東海・関西)ではありますが、自社リースもやっており、他社の審査で落ちた方や審査に不安がある方も、リースナブルだけの審査システムで新車をリースできます。また、最新車種の自社リースもリースナブルだけなので、審査に不安があるけれど新型の新車に乗りたい方にはおすすめです。

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近年、車を購入するのではなくカーリースを利用する人が増えています。

国産メーカー全車種から車が選べ、契約期間が終了した際に車がもらえるニコノリ”を利用すれば、自由に車のカスタマイズも可能です。そのため従来のカーリースのように走行距離の制限もありません。また、車検やオイル交換の無料クーポンも付いてくるのでメンテナンス費用の心配もないおすすめのカーリースです。

シエンタの基本性能や魅力を紹介

シエンタ

トヨタのミニバンのラインナップは色々とありますが、その中で、最もボディサイズがコンパクトなのがシエンタです。

2003年から販売開始されており、現行型は2015年にフルモデルチェンジした2代目となります。ボディサイズは全長4235mm、全幅1695mmとミニバンながらコンパクトな5ナンバーサイズですが、十分な空間が確保されておりおすすめです。

現行型が販売されて何年もたっているのですが、いまだに根強い人気を誇っております。そんなシエンタの基本性能や魅力を紹介していきたいと思います。

シエンタのグレードは?

現行型のシエンタのグレード構成は、特別仕様車・ハイブリッド車・ガソリン車・車いす仕様車となっています。金額が一番安いのがガソリン車のファンベースXで、発売から数年たっているので、様々なグレードがでているのが特徴です。以下が現在のラインナップです。

  • 特別仕様車
名称 価格
ファンベースG セーフティエディションⅡ 2,110,000円
G セーフティエディションⅡ 2,151,000円
G セーフティエディションⅡ(4WD) 2,295,000円
ハイブリッドファンベースG セーフティエディションⅡ 2,476,000円
ハイブリッドG セーフティエディションⅡ 2,517,000円
  • ガソリン車
名称 価格
G クエロ 2,214,000円
G 2,107,000円
X 2,003,300円
ファンベースG クエロ 2,173,000円
ファンベースG 2,066,000円
ファンベースX 1,818,500円
  • ハイブリッド車
名称 価格
G クエロ 2,580,000円
G 2,473,000円
X 2,277,200円
ファンベースG クエロ 2,539,000円
ファンベースG 2,432,000円
ファンベースX 2,236,500円

シエンタの燃費は?

近年、ガソリン代も高騰してきており、車選びの際の、候補車の燃費性能は気になるところです。シエンタにはガソリン車とハイブリッド車の2種類の設定がありますが、WLTCモードのカタログ燃費を以下に紹介します。他のライバル車との比較や、月々の燃料代はいくらくらいなのか契約する際の参考としてみてください。

  • ハイブリッド車
燃費
3列シート車 22.8km/L
ファンベース(2列シート) 22.8km/L
  • ガソリン車
燃費
3列シート車 17.0km/L
3列シート車4WD 14.0km/L
2列シート車 17.0km/L

WLTCモード燃費は実際の車の使用環境に近い方法で計測されており、世界統一試験サイクルといわれる国際的な試験方法のことです。2017年夏以降の新型車は、市街地モード、郊外モード、高速道路モードの3つの走行モードで比較できる国際的な測定方法であるWLTCモード表記になっております。運転の仕方や走行環境によって異なりますが、実燃費と1割~1.5割程度の差となっているようです。

シエンタのデザインは?

かつてのトヨタは万人向けのイメージが強く、無難なスタイルの車が多かったのですが、近年はこのシエンタのような斬新なデザインの車が多く送り出されています。

現行型のシエンタのエクステリアイメージはトレッキングシューズがイメージされており、原色も多く使われ、ジェンダーレスなデザインで男女問わず受け入れやすい造形となっています。

フレックスストーンもアクセントカラーとしてブルーやブラウンなどが用意され、いろいろな組み合わせで個性が表現できるようになっております。

インテリアは、まずは機能優先でメーター、センターのディスプレイ、収納スペースを確保して、象徴的に見えるように一筆書きのように機能をつなげています。インパネの上側で広さ、下側で安心感を表現しています。

福祉車両も考えたデザインで、低床フロアですがハイルーフにせず、リアゲートの上端の高さを上げることで、スロープを使っての乗り降りができるようになっています。

シエンタの安全性能は?

トヨタのシエンタにはToyota Safety Senseという先進安全性能のパッケージがあり、搭載される車種によって検知方法の違いがあるのですが、シエンタではレーザーレーダーと単眼カメラを併用した検知センサーが搭載されています。

ぶつからないをサポートするプリクラッシュセーフティ、はみださないをサポートするレーンディパーチャーアラート、夜間の見やすさをサポートするオートマチックハイビーム、前の車が発進したのをお知らせしてくれる先行車発進告知機能など様々な機能がついています。

注意点としては、ベースグレードである「X」と「ファンベースX」には標準装備では搭載されていないので、オプションでの設定も視野に入れて検討してみましょう。

シエンタはオプションでToyota Safety Sense搭載かつ、パーキングサポートブレーキ装着車でサポカーSワイドに認定されます。サポカー補助金も併用すればお得に安全性能付きの新車に乗れるのでおすすめです。

シエンタをカーリースするメリット

シエンタリース

5ナンバーでちょうどいいボディサイズと両側スライドドアで、特に子育て世代から人気を集めているシエンタをカーリースするメリットとしては、カーリースは月額料金の中に各種税金や、自賠責保険料などの費用が含まれているので、月によって急な出費がなく安定した家計の計画が立てれます。

また、頭金や初期費用もないので、まとまった資金がない方や、もしもの時のために手元にお金を残しておきたい方におすすめです。

メリット①頭金不要で初期費用を抑えて車に乗れる

カーリースする場合、ローン購入と比較することになると思いますが、ローンで購入する場合は初期費用として車両代金のほかに保険などの法定費用や、各種手続きの代行などによる手数料で車両代金の1~2割かかり、シエンタの場合おおよそ20万~40万円ほどが初期費用として必要になります。さらに、頭金は車両本体価格の2~3割程度が相場とされているので40万~60万程度が目安となっています。

いざ、新車のシエンタを買おうとしても頭金をあわせた初期費用として60万~100万程度、ガソリン代などの経費も含めると最初にかかるお金がどんどん膨らんでくるので、できれば初期費用を抑えたいと思うのは当然のことだと思います。

一般的なカーリースは頭金0円が基本で、法定費用などの初期費用も毎月の定額払いに含まれます。このため、初期費用が抑えられ、気軽に車に乗ることができることから最初に大きく支出したくない方におすすめできるサービスとなっています。

メリット②残価(残クレ)設定で支払額が安い

カーリースがお得な理由のひとつとして、残価(残クレ)設定があります。カーリースの残価設定とは契約満了時の車の価格(残価)を設定することです。契約時に設定した残価を除いた金額を月額料金として支払うので、実際の車両価格よりお得な金額で車に乗れます。

例えばシエンタの場合、ガソリン車のGで新車価格210万程度ですが、7年落ちの2015年のシエンタの平均買取価格が100万前後とかなり良く、半分近くの価値が残っています。中古市場でも人気車種のため、高めの残価を設定しても残価割れの可能性を減らせます。つまり、残価を100万に設定した場合、残りの110万円分を支払回数で割って、月々のリース料金が算出されるのでお得な月額料金となります。

メリット③安心のアフターフォロー&維持費がかからない

カーリースでシエンタを契約した場合、カーリース会社や契約時のオプションによって、アフターフォローの内容は様々ですが、しっかりとしたメンテナンスプランがあるところですと、日常のメンテナンスから部品交換、車検まで月々の支払いに含まれているためおすすめです。

大体のカーリース会社は、メンテナンスプランに加入すると、車の維持費もカーリースの料金と合わせて月々の定額払いにできるため、故障などによる修理で予想外の金額になってしまったなどという急な出費もなく安心です。

注意点としては、一般的にはカーリースのメンテナンスプランには任意保険は含まれてない場合がほとんどで、利用者が自身で加入する必要があります。燃料代や駐車場代も別に維持費としてかかるので注意しましょう。

メリット④経費計上できる

法人や、個人事業主が車を購入した場合、その耐用年数に合わせて分割して経費に計上します。確定申告を白色申告で提出している場合は、1件につき10万円以上、青色申告で提出している場合は、1件につき30万円以上が減価償却の対象です。新車でシエンタを購入した場合、減価償却の耐用年数は6年間です。

ローンで新車を購入した際は毎月の支払利息のみが経費と計上でき、利息分以外の借入金は経費にならないので注意が必要です。

カーリースは完全に仕事のみで使用する場合、毎月のリース料金を全額経費で落とせるというメリットがあります。しかも、リースしている車の所有者はリース会社になるので、固定資産税の計上も必要なく、減価償却の計算などのわずらわしい処理が省けてローン購入と比較しておすすめです。

シエンタをカーリースするデメリット

シエンタデメリット

カーリースは頭金なし初期費用なしなど、新車に気軽に乗れる新しい車の乗り方として注目されてきてはいますが、メリットがあればデメリットもあるものです。

「走行距離に制限があるけど設定距離を超えたりしないのか?」「契約期間中に乗り換えたいけど中途解約できないの?」「契約満了時に車の価値(残価)が市場価値を下回っていないか?」などの不安があります。シエンタを新車でカーリースした場合、どのようなデメリットがあるのか紹介していきたいと思います。

デメリット①カスタムなどの自由度が高くない

現状回復義務の契約を結んでるカーリースの車は、基本的にカスタムなどの自由度が高くありません。穴をあけるエアロの取り付けなど原状回復ができないカスタムはできないので、普通に購入した場合と比較するとやれることが限られてきます。

カーリースしたシエンタでカスタムしたい場合は、純正オプションなら契約時に申し出ると簡単にカスタムできます。また、カーナビやETCの後付け、アルミホイールを履き替えたいなどのカスタムでしたら、返却時に原状回復が可能なので大丈夫です。

また、契約満了時にリースしている車がそのままもらえるプランを契約していれば、返却する必要がないので、気にせずにカスタムすることができるのでカスタム好きにはおすすめです。

デメリット②中途解約ができない

カーリースは原則的に中途解約はできません。例えば、現行型のシエンタを契約しているが、新しい型のシエンタが出たので乗り換えたいと思ったりすることはあるでしょう。しかし、原則として契約時に選択した車に契約満了時まで乗り続ける必要があるため、気軽には乗り換えることができません。契約内容によっては高額の違約金が発生する場合もあるので注意しましょう。

契約者が月々支払っているリース料は、残価設定された金額を除いた車両本体価格を契約年数で割って算出されています。中途解約すると、残りの契約期間の料金がカーリース会社の損害となってしまうため認められないというのが理由です。

カーリースの契約期間は、3年・5年・7年・9年と車検のタイミングで設定されている場合が多いので、自身のライフプランにあわせて、ちょうどいい年数の契約期間は何年なのかをしっかりと考えてから契約しましょう。

デメリット③走行距離制限に注意

各リース会社によって基準は異なるのですが、カーリースには走行距離の制限があります。走行距離制限は年単位、もしくは月単位で決められているのですが、毎月や毎年リース会社に報告しなければいけないわけではなく、リースの契約満了時の走行距離が、合計の走行距離を超えていないかで判断されるのが一般的です。

走行距離の制限がある理由としては、契約締結時に決めた車の価値に対して、契約満了時の中古車としての価値が落ちないようにするためです。

よくある走行距離制限は、1か月あたり1,000~1,500kmで設定するリース会社が多いみたいです。シエンタの利用用途として、もっとも需要がありそうな子供を乗せての買い物や通勤で、毎日30~40㎞程度使うという方にはちょうどいい距離かと思います。

走行距離に不安のある方は、距離無制限のプランがあるカーリースを選びましょう。

シエンタのカーリースに関するよくある質問

よくある質問

法人向けのカーリースは昔からありますが、個人向けのカーリースは、注目を集めているとはいえまだまだ馴染みがあまりないものです。

シエンタに乗りたいし、カーリースで契約しようと決めたとしても、ローンなどの購入に比べて、カーリースだとまだ馴染みがない分、わからないことがでてくるかもしれません。そんな方に向けて、カーリースに関する契約内容や、何かトラブルがあった場合の対処方法、新車だけでなく中古もあるのかなど、よくある質問とそれに対する回答をまとめてみましたので、検討の際の参考にしてみてください。

シエンタをカーリース中に購入したくなった場合は契約変更できる?

シエンタをカーリース契約して乗っている間に愛着が湧いてきて、そのまま契約期間を待たずに自分の車にしたいので買い取りたいという場合もあるかもしれません。

しかし、残念ながらカーリースでは契約期間中の車の買取は不可となっています。カーリースの契約期間を途中でキャンセルすることは認められていないので、支払いが終了するまでは車の所有者はカーリース会社となりますので、契約満了時まで待つしかないようです。

残価(残クレ)設定がなしの契約満了時にそのまま車がもらえるプランのカーリースだと、リース期間が終了するとそのまま車を譲渡されるので、リース期間の料金さえ払い終えれば自身の所有となります。どちらがいいかは契約時にじっくりと検討しましょう。

カーリースで破損や事故を起こした際はどうなりますか?

どれだけ車に気を付けて運転していたとしても、万が一の事故や破損というのはありえるものです。シエンタをカーリースした場合、車の所有者はリース会社になるので、普通に車を購入した場合とは対処の仕方が変わってきます。

もし事故を起こしてしまった場合は、カーリース車でも所有者でも変わりなく、怪我人がいる場合は救護と、必要があれば救急車を呼びましょう。その後に警察に事故の連絡をして、保険会社にも連絡しましょう。そして、所有車と違う点は、リース会社にも必ず連絡をいれましょう。

リース会社への連絡は、契約者の義務として契約に盛り込まれているので、もし連絡を忘れると契約違反になってしまうので注意しましょう。

大きなデメリットとしては、事故などによる破損の修理代は、リース代に含まれていないので自己負担となります。もし、修復不能の全損となるとリース会社により契約解除となり、中途解約金が発生するので事故には十分注意しましょう。

シエンタのカーリースで中古車はリースできるか?

新車・中古車ともに人気が高い車種のシエンタですが、中古車を扱っているカーリース会社ならシエンタの中古車は大体取り扱っています。少しでも安くシエンタをカーリースしたい方にはおすすめです。

中古車という性質上、シエンタの在庫があるかどうかはタイミング次第な部分もありますが、多くのリース会社で1~2台あるかどうかといったところのようです。

価格もお手頃で、走行距離10,000㎞~50,000㎞までの程度の良い中古車が、ボーナス併用払いで15,000円ほどからリースできるようです。月々均等払いの6年リースで3万円台といったところなので、もし欲しいカラーリングやオプション装備のシエンタがあれば検討してみるのもいいかもしれません。

シエンタのカーリースをおすすめできる人

シエンタのカーリースをおすすめできる人は、子育て世代などで色々と支出が多く、貯金はないけど両側スライドドアなどの便利なシエンタの新車に乗りたい方や、毎月の支払いを定額にして家計にかかる負担を一定にしたい方におすすめです。

購入する場合と違って初期費用もかからないので、ハイブリッド車などの上位グレードに乗りたい場合も手が届きやすく、上位グレードが欲しいけれど購入は難しい方、また、普段の仕事やプライベートが忙しくて車を見に行く暇がない方は、オンラインで車選びから契約・納車までできるカーリースが便利です。

さらに、コンパクトで取り回しもいいシエンタは、月額の料金を経費計上できる法人や個人事業主の方のリースにもおすすめです。

シエンタのカーリースをおすすめできない人

シエンタのカーリースをおすすめできない人もいます。

カーリースは、初期費用不要で気軽にカーライフを始められるところがメリットです。なので、頭金や初期費用などのまとまった資金を用意できる余裕がある方は、総額での支払額を安くできるのでカーリースよりも購入のほうが向いているといえます。資金に余裕があればローンの審査も気になりません。

カスタム好きな方も自由度が高くないカーリースは向いていません。運転に不安がある方もカーリースはおすすめできないかもしれません。カーリースには原状回復義務があるため、キズやへこみがある場合、自己負担で直さなければいけないため、思わぬ出費になってしまいます。事故などによる破損は気を付けてはいても予想できないものですが、そのあたりが気になる方は、カーリースではなく購入のほうが向いているかもしれません。

まとめ

シエンタまとめ

シエンタはちょうどいいボディサイズと取り回しの良さがありながら、広く使いやすい室内空間と両側スライドドアを備えています。

幅広い層に支持されており、新車も人気ですが、中古車市場でも人気があり、出回っているシエンタの数も多く、リースも在庫があるためどちらでも選べます。使い勝手のいい5ナンバーサイズのコンパクトカーを探している方にはおすすめです。

車の免許を取得できるようになる18歳が成人年齢となりましたが、その後の人生には就職、結婚、子育て、老後など様々なライフイベントがあります。シエンタはそのどのような場面にも対応できる懐の深い車なので、自身のライフプランニングにおける車の支出は一定にできるカーリースにして、今後の計画を立てやすくするにもシエンタをカーリースするのはおすすめできます。

ABOUT ME
水越拓
古物商許可証取得。 株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でブランド品、アパレル、お酒から不用品まで幅広い商品の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。