バーテンさんとお話しながら嗜む

ちょっとオシャレでバーテンさんがいるバーに行かれたことがないですか?「初心者だから行けない・・」と思うかもしれませんが、そんなことは全然ありません。バーテンさんとお話するだけで初心者には大変勉強になりますし、美味しいお酒の嗜み方やお酒の裏話など話題に豊富で、誰もがお酒を美味しく飲める雰囲気を作ってくれます。

自分好みのテイストを伝えてみて、こんなウイスキーを飲んでみたいとお願いすれば、きっと貴方に合うお酒をチョイスしてくれます。ショットバーなど正式のバーテンさんがいる店なら、安めに楽しむことが出来ますので、一度是非経験して欲しいと思います。

家飲みハイボールを作る

ハイボールは居酒屋などで手軽に飲めますが、初心者さんには家飲みハイボールが一番オススメです。つまり自分好みにお酒を作りましょう!ということですが、「居酒屋のハイボールはアルコールが強くて苦味があるから苦手・・・」と思っている人も、自分で作るハイボールなら美味しく飲めちゃいますよ。

作り方のご紹介

①大きめのジョッキに氷を山盛りに入れ、ジョッキを冷やす。
②柑橘系のエキスを少量加える。(レモンを少し絞る。なければ、柑橘系のエキスか市販のレモン汁を、ほんの少しジョッキに加える。)
③「ウイスキー:炭酸ソーダ」=「1:5」の割合で、ジョッキに入れる。ウイスキーを初めに入れてから、炭酸ソーダを入れます。
④炭酸が飛ばないように、軽く混ぜる。

ストレートで楽しむ

ハイボールを美味しいと感じれば、既にウイスキーにハマっています。そんな貴方には、次のステップとしてストレートやロックをオススメしたいと思います。「いきなりストレート!?」と思ったかもしれませんが、ウイスキーの基本的な美味しさが良くわかる飲み方はストレートかもしくはロックなのです。是非一度お試しください。

作り方のご紹介

①小さなグラスに、ウイスキーを少し入れる。
②水を一口飲んで、口の中の味覚をリセットしましょう。
③グラスに入ったウイスキーを少し揺らして、ニオイを確かめる。
④ほんの少し口に含んで、舌でウイスキーを味わう。
⑤口がウイスキーに慣れてきたら、水を飲んで味覚をリセットしましょう。またナッツやチーズのツマミを一口食べても味覚をリセット出来ます。

やっぱり王道のロック

ロックはウイスキーを、氷で少しずつ溶かしながら飲む方法です。飲み始めはウイスキーの刺激を舌と香りで味わいつつ、氷が少しずつ溶けるにつれ今度は次第に変化するウイスキーの甘みと香りを楽しむ。ウイスキーの味の変化を楽しむ、なんとも粋な嗜み方ですね。但しストレートやロックで飲む場合、大変強く飲みすぎると辛いので、裏技としてチェーサー(ミネラルウォーター)を用意しておきましょう。ストレートやロックで飲んだ後、チェーサーを飲んでお腹の中で水割りにすると、酔いのまわりも少しは遅くなると思います。

水割りで香りを感じる

ウイスキーを常温のチェーサーで割って飲むのも美味しく嗜める方法だと思います。ウイスキーは原酒に近いほど度数が高くなっているので、普通は加水して40度位にして出荷されていますが、それでもアルコールはきついと思います。そのまま飲むと舌もしびれますので、20度くらいになるよう常温のチェーサーで割り、ブランデーグラスのような香りを楽しめるグラスで飲むと、より美味しく粋な嗜み方ではないでしょうか。

まとめ

例えばスコッチとバーボンとでは原料が違うので味や香りも様々で、またシングルモルトとブレンデッドウイスキーでも味わいはまったく別のものです。ウイスキーの味と香りを感じることで、そのバックヤードにある原産国の風土だとか、水だとか、まだ見ぬ大自然に心を馳せながら、こだわりのグラスでゆっくりと一口味わうのも、とても粋なウイスキーの嗜み方ですね。