夢の扉

初めに紹介するのは鳳鳴酒造で製造されている「夢の扉」です。

こちらの日本酒、実は醸造中のお酒に音楽を聴かせているのです。音楽によって生じる振動エネルギーがお酒の分子構造を細分化し、日本酒特有のべたつく味わいを解消。マイルドで後味もすっきりした、一風変わった日本酒へと変化します。

口当たりの良いこちらのお酒は、日本酒好きだけでなく初めて日本酒を飲む方には最適の1本ですよ!

灘泉

兵庫県内でも数多くの醸造所が軒を連ねる「灘五郷」。数十の蔵元がありますが、その中でおすすめするのが泉勇之介商店の「灘泉」です。

一般的に日本酒で使用されるのは軟水と呼ばれる、まろやかな水を使用します。

一方、灘泉含む灘五郷で使用する水はリン・カリウム・カルシウム成分を多く含む硬水「宮水」宮水によって酵母の増殖を促進させ尚且つ、色合い・香り共に崩さない正に理想的な水源の元、醸造しているのです。

そのため味わいもキレのある日本酒に仕上がり、日本酒好きを唸らせる一品になります。明治初期から現在も日本酒造りを行う泉勇之介商店の灘泉。日本酒好きは見逃しNGの1本です。

徳若

灘五郷には歴史ある醸造所が数多く並びます。老舗が並ぶ中、平成17年に「万代大澤醸造株式会社」が誕生しました。そこで販売されているの日本酒が「徳若」です。

徳若も灘五郷が使用する宮水を使用。先ほど紹介した灘泉のキレのある日本酒と方向性が異なり、こちらはマイルドな飲み口。

癖もなくすっきりとした飲み口は、灘五郷のお酒を知る方ですと最初は戸惑うものの、徐々に癖になる事でしょう。

もちろん、初めて日本酒を飲む方や女性の方々も飲みやすいため、灘五郷のお酒が初めてなら徳若をおすすめします。

米のささやき

日本酒にとって水もさることながら原料となるお米も重要です。

しかしお米は何でも良いと言うわけではなく、美味しい日本酒を作るなら粒の重さ・たんぱく質の含有量・色合い等を厳しくチェックしなければなりません。

その厳しいチェックを受け、選りすぐりの山田錦で製造されたのが「米のささやき」と言う日本酒です。

選りすぐりの山田錦より誕生した米のささやきは、愛飲者にもれなく3段階の楽しみが付いてきます。まず開封した際に香る、まるでフルーツを使用したかのような爽やかな香り。

日本酒愛好家も満足のいく、サッパリ過ぎないコクのある味わい。最後の後味にも一切の妥協はせず、スッキリとした嫌味のない辛口の後味で楽しませてくれます。

秋津

米のささやきを生み出した「本田商店」が兵庫県内で究極の山田錦を探し見事、兵庫県加東市秋津にて発見しました。究極の山田錦×本田商店の最高技術を用いて誕生した日本酒が「秋津」です。

米のささやき以上に上質で品のある爽快なフルーティな香り。

一口、口に含むだけで豊かな味わいと米本来の癖のない甘みと、後から来る程良い酸味が飲む方を楽しませてくれます。後味もべたつきがないスッキリとしているため、気づいた時には何杯も飲んでいるかもしれません。

確かに値段は高額ですが、世界でも評価されている秋津を是非とも飲んでみましょう。

Fu.

「日本酒独特の口当たりが嫌だ…」「後味の辛口が苦手…」

等々、お酒の中で日本酒が苦手な方の多くは、他のお酒には無い日本酒独特の風味が苦手です。そこでおすすめしたいのが富久錦株式会社で生産されている「Fu.」と言うお酒です。

日本酒では見慣れない名称のこちらのお酒は、8度以上9度未満と言う低めのアルコール度数に設定。味わいは苦み・渋み・辛味を抑え、どなたでも飲みやすいフルーティな甘口に仕上げています。

酸味も強いため和食のみならず洋食にもピッタリの日本酒です。ワイングラスに入れれば果物を感じさせる爽快な香りと、優雅な雰囲気を楽しむ事ができるでしょう。

瑞福

富久錦株式会社では、どなたでも楽しめるFu.の他に厳選された山田錦&富久錦の最高技術を合わせた日本酒「瑞福」があります。

Fu.とは打って変わり、果物の香りと違う純米大吟醸ならではの上品な吟醸香。そして口当たりをサッパリしているものの、一口飲んだだけで口いっぱいに日本酒に凝縮された旨みが皆さんの下を存分に楽しませます。

後味は辛口よりもスッキリした印象のため、食事中に「日本酒のキツイ後味のせいで入らなくなった…」と言う事はなくなります。

富久錦株式会社の傑作品、瑞福を1度は飲んでみましょう。

大阪屋長兵衛

ワイングラスでおいしい日本酒アワード2016 大吟醸部門:金賞

アジアワイン&スピリッツアワード2015:金賞

上記の賞を受賞したのは大関株式会社の「大阪屋長兵衛」です。

ワイングラス・アジアワインと、評価されているのは味わいにあります。味わいは甘口で且つ口内で留まらず、スッと喉を通過する程の飲みやすさ。香りも雑味が無い爽やかな香りのため、香りを楽しむワイングラスに最適な一品。

まるで白ワインのような感覚で飲めるとあって、男性だけでなく女性にも人気の日本酒です。

空蔵 山田錦

最後に紹介するのは灘浜福鶴蔵で空蔵 山田錦と一緒に製造された「空蔵 雄町」です。

こちらは雄町米を使用するため、深く濃厚な味わいが特徴的。山田錦よりも強い吟醸香は低価格帯の日本酒にはない上品であり、飲む方を優雅な雰囲気に包みこむ事でしょう。

そして何より、熟成が進むにつれより濃厚な味わいが楽しめるのもお楽しみの1つと言えます。

空蔵 雄町

最後に紹介するのは灘浜福鶴蔵で空蔵 山田錦と一緒に製造された「空蔵 雄町」です。

こちらは雄町米を使用するため、深く濃厚な味わいが特徴的。山田錦よりも強い吟醸香は低価格帯の日本酒にはない上品であり、飲む方を優雅な雰囲気に包みこむ事でしょう。

そして何より、熟成が進むにつれより濃厚な味わいが楽しめるのもお楽しみの1つと言えます。