1》相手の好みを調査する
まず相手のワインの好み(赤白・濃いか繊細か・どの国地域が好きか)を聞いておきましょう。この好みをどう答えられるかで、相手がどの程度ワインに詳しいかがわかるので選択の手がかりになります。
赤/白ワインが好き、といった回答であれば余り詳しくないので、誕生年のような熟成ワインを飲んだことがある可能性は低く、飲みやすさを優先としたワイン選びがオススメですし、濃い・繊細といった回答なら、同じようなワインを飲み続けていることが多いため、好みに合わせた熟成ワインを選択出来ることになります。
ボルドーやカリフォルニアの赤といった回答ならある程度ワインに詳しいので、あまり飲まれない熟成ワインを選択するのが面白いですね。
ブルゴーニュのどの生産者のどの畑の何年がどうとか、長々とこだわりを語るような方なら、その相手はかなりのワイン好きと考えて、本格的なビンテージを選んであげましょう。
2》ワインを絞り込む
(画像出典:(C)fotolia.com)
相手の好みが明確になったら、ワインを絞りこんでいきます。飲みやすさ重視の方には、珍しさも備えた熟成シャンパーニュ、熟成白ワイン、熟成甘口などが喜ばれます。
こうしたワインは飲む人にとって、香りや味わいが初めての経験になること間違いなしなので、渋い赤ワインしか経験したことない方にとっては感動の体験になるかもしれませんね。
赤ワインが好みの方に熟成赤ワインをプレゼントする場合、予算・熟成年数とかなり相談することになるので、難易度が高くなってきます。
ワインショップのソムリエさんに相談しに行くときは、基本的に在庫の多いボルドー赤を進められることが多いので、それ以外を希望するのなら事前に要望を伝える方がよいでしょう。
3》予算を決める
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プレゼントする相手やお祝い事によって予算は異なるかと思いますが、個人的におすすめなのは1万円~3万円程度がおすすめです。この価格帯のワインは、当たりで美味しいワインが多くあるので選びやすいです。
ビンテージワインといいと、とても高いワインがよいイメージもありますが、逆にあまり高すぎるワインは扱いが難しかったり、あまり高級すぎると感じもらったほうも恐縮してしまったりとあるので、値段は相手と自分の新密度によって変えていきましょう。
4》赤ワインか白ワインかの品種
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予算がきまったら赤ワインか白ワインかの品種を選びます。
赤ワインの場合
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ワイン愛好家は赤ワインを好む方が多く、赤ワインの特徴として、長期間熟成させることで重たい複雑な味へと変化しますが、ワイン愛好家はこのワインの味の変化や熟成された味を楽しむという方が多いです。
実際赤ワインは、同じ時期のワインでも開けて飲んでから「まだ開けるのはちょっと早かった…」なんてことや、「熟成されていて非常にフルーティーでちょうよかった」ということがあります。
寝かせることで美味しくなるというのもワインの楽しみの一つで、作られた年などによって異なるため赤ワインの面白さでありながら難しいところでもあります。
白ワインの場合
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白ワインは逆にワイン初心者という方などにおすすめです。白ワインは赤ワインに含まれているタンニンという物質が少な口当たりがよく、非常に飲みやすいものとなっています。
飲んだ瞬間に口の中に広がるフルーツの香りは、初めてという方にもおすすめできるものになるでしょう。
5》購入場所は?
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プレゼント用でワインを購入するという方でも、購入場所がわからないという方が多いようです。
ワインは購入しても保管が難しかったり、実はいろいろ大変だったりするので、プレゼント用でワインを購入するという方は、ネットショップから購入するのが非常に便利です。
ネットショップではしっかりと保管してあるワインをクール便などで配送が可能ですし、ソムリエさんが常駐しているショップも多いので、わざわざショップに出向かなくてもメールや電話などで相手の好みに合わせたワインを選ぶことも出来ます。
まとめ
誕生年のビンテージワインは、クリスマスや誕生日に、プロポーズをしようと考えている方や、ロマンティックな聖夜を彼女にプレゼントしたいと思っている男性諸君には特にオススメです!
彼女の好みをしっかりと聞きだし、好みに合う誕生年のビンテージワインをプレゼントしてあげましょうね。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。