今トレンドの白ワインとは!?

冒頭、夏場は白ワインに人気が集中する、というお話をしました。そのなかでもトレンドと言われているものが数種あり、その中のひとつがリアスバイシャスで造られているワインです。
そのほか、ポルトガルで造られているヴィーニョヴェルデというものや、北イタリアのフリウリヴェネチアジューリアという産地のワイン、日本の甲州にも注目が集まっています。共通している点は、非常に爽やかでアルコール度数も低く、ピュアな味わいであるということです。また、こんな共通点もあります。
キーポイントは魚介類!?

こういったワインは、総じて魚介類との相性が大変良いということで知られています。山梨県の甲州は和食との相性が良いということはもちろん、他産地に関しては海の近くですので、必然的に郷土料理も魚介料理となっています。
通常、その土地で造られているワインは、その土地の料理に合わせたスタイルのワインとなります。ワールドワイドなワイン造りをしているのではなく、長い歴史の中でぶれずに郷土の味を守り続けている、そういった産地に白羽の矢がたった形なのです。
何でリアスバイシャスなの?

さて、そろそろ本題に入りますが、何故リアスバイシャスが人気なのかが、ポイントです。実は、このリアスバイシャスはスペインのガリシア州、つまり北西部に位置する海にとても近い産地だからです。
リアスバイシャスには、サブゾーンと呼ばれている産地が5つ存在しており、リベイラ・ド・ウリャとバル・ド・サルネス、ソウトマヨール、さらにはコンダード・ド・テア、オ・ロサルが知られています。それぞれ、海からどれだけ離れているのかが味の決め手となっており、他に無い塩味をベースとしたユニークな味わいの白ワインを造ります。
実は、大きなワイン産地

スペインのワイン産地というと、ペネデスなどカバを製造している産地や、高級ワイン産地のリオハ、リベラデルドゥエロ、プリオラトなどが有名です。スペインは全土でワインが造られていますが、よほどのワイン好きで無い限りはなかなか有名産地以外に注目はしません。
その中でも、リアスバイシャスは海の産地であり、さらには面白いワインを造ることで人気です。ブドウ栽培地は2,700hあり、さらには180という醸造所が存在しています。ガリシア州のなかでは、もっとも大きなワイン産地として知られており、今後も注目度は高くなっていくでしょう。
リアスバイシャスの特徴とは?

リアスバイシャスは、スペインであってスペインではないという意見もあります。その理由のひとつが、雨が異様に多いというところです。スペインの強みは、高い平均気温に乾燥した大地といったところですが、このリアスバイシャスは年間で1800mmの降水量があります。
さらに、昼夜の温暖の差が無く温度も低いわけではないので、非常に湿潤な場所といえます。ブドウにとってみれば、病気を発生させやすい不利な気候条件ではありますが、なぜリアスバイシャスのワインが注目されるのでしょうか。
日本と同じ棚栽培だった!

ワインに詳しい方であれば分かると思いますが、ワイン用ブドウを育てる場合、ヨーロッパなどでは垣根栽培ということで棚式にブドウを栽培します。こちらの方が、作業の手間が省けたり、日光を浴びさせやすくコントロールさせやすいからです。
しかし、日本のように湿潤な国の場合は棚栽培が主に採用されており、甲州種やマスカットベーリーA、デラウェアなどは棚栽培でも今も育てられています。実は、このリアスバイシャスも棚栽培が採用されており、その下ではさまざまな作物が栽培されているなど、日本よりもさらに上をいった栽培方法を実践しているのです。
リアスバイシャスの品種が面白い

リアスバイシャスで造られている白ワインの品質が高いのは、まず使用品種が素晴らしいということでしょう。主要品種である、「アルバニーリョ」は、酸が豊富でありながらもアルコール度数も上がる素晴らしい品種です。
また、トロンテスのようなフローラル品種、ロウレイラ、ゴデーリョなどのマニアックな地元品種も積極的に使用されています。白桃のような香りを持つワインが多く、アロマティックでありながらも、酸がしっかりとしているのでダレないエレガントなものが多いのが特徴です。
塩味やミネラル感

リアスバイシャスは、先述した通り海に近いことからも非常に塩味が良いアクセントとなっています。海風に乗ってきた潮がブドウの果皮に付着し、それをマストにすることが理由だと思われています。
また、フレッシュで酸が生き生きしているために、揮発性硫黄化合物がバランス良く加わった、ミネラル感が活かされているところもポイントです。ステンレスタンクでありながらも、樽で寝かせたようなナッツのテイストなども楽しめるので、そこがまた人気を高めている理由のひとつとなっています。
やっぱり合うのは魚介類!

さて、リアスバイシャスで造られている白ワインと食事のマリアージュを楽しむ場合、最適な食材はやっぱり、「魚介類」でしょう。
実は、リアスバイシャスは「海のワイン」と言われていることからも、地元の方々も魚介類と合わせて楽しまれているのです。お刺身を楽しむ場合であれば、オリーブオイルをざっとかけまわし、さらには柑橘系のドレッシングをかけると最高の相性となります。また、タコやイカを使った煮込み料理、トマトと魚介類を煮込んだもの、パスタもおすすめです。必ず、驚きのマリアージュを体感できるはずです。
複雑性があるので通向け!

スペインワインを普段飲まれている方の場合、カジュアルながら品質の高い赤ワインを楽しまれているかもしれません。フランスは暑く、乾燥した産地ですので確かに白ワインは果実味は強いながら、酸が弱くカジュアルな印象に捉えられがちです。
しかし、リアスバイシャスのような産地も多いことから、素晴らしい白ワインも品種も多く揃っているのです。もし、スペインの白ワインに興味がある方は、プロのいるショップに出かけ、おすすめのスペインワインを聞いてみてはいかがでしょうか。
スペインの白で楽しもう!

スペインワインを普段飲まれている方の場合、カジュアルながら品質の高い赤ワインを楽しまれているかもしれません。フランスは暑く、乾燥した産地ですので確かに白ワインは果実味は強いながら、酸が弱くカジュアルな印象に捉えられがちです。
しかし、リアスバイシャスのような産地も多いことから、素晴らしい白ワインも品種も多く揃っているのです。もし、スペインの白ワインに興味がある方は、プロのいるショップに出かけ、おすすめのスペインワインを聞いてみてはいかがでしょうか。
スペインワインのお買取金額を確認してみる
こちらから

古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。






