山梨県には凄いパック日本酒を造る工場がある！？福徳長酒類(株)韮崎工場に突撃インタビュー！

Q.福徳長酒類(株)韮崎工場とは、どんな工場なのでしょうか？

「南アルプスの山々を望む自然豊かな地、山梨県韮崎で、純米酒を中心に多様な酒造りを行っている工場です。

伝統的な技術を継承する一方で、革新的な醸造技術や製法によって、高品質ながらも、多くの方に手軽に親しんでいただける酒造りを目指しています。」

「美しく広大な奥秩父山地の南西端、茅ヶ岳より、長い年月をかけ、地中に浸み込み自然濾過されて生み出される清らかな天然水が、非常にやわらかく良質の水であることから、蔵の地下深くから汲み上げて仕込み水に使用しております。

また、福徳長酒類を代表する商品〈福徳長米だけのす～っと飲めてやさしいお酒〉には、“瞬冷造り”という製法を採用しています。」

「“瞬冷造り”とは、製造工程において連続して移動する原料に対し、瞬間的に熱を加えて液化し、急速に冷却する製法で、とどまる熱量が少なく原料に優しい当社独自の清酒製法です。

米の風味をそこなわずに、米の旨味を存分に引き出すことができ、省エネルギーにも貢献しています。

また、最適な温度や湿度管理、衛生管理を徹底していますので、常に高いレベルで均一な質を保つことを実現しています。」

「オエノングループは、純米酒出荷量ナンバーワン※1であり、純米酒はお客様から高い支持をいただいております。中でも〈福徳長米だけのす～っと飲めてやさしいお酒　純米酒〉が牽引しております。」

※1（2016年純米酒出荷量1位：酒類食品統計月報調べ）

「韮崎工場で造るお酒は、紙パック製品でお手頃価格ながらも、品質ではどこにも負けない自信があります。瓶が良い、紙パックが悪いという訳ではありません。

徹底した衛生管理の中で、丁寧に心を込めて酒造りをしていることには、変わりはありません。

日常の食事と合わせて楽しんでいただくにふさわしい“定番のお酒”として愛していただくことが、当社の目指すスタイルです。紙パックの日本酒ながらも、特定名称酒も造っております。

日本酒のトライアルの方でも、飲みやすく手軽に楽しんでいただけると考えております。」

「紙パックの日本酒は、実はアウトドアに最適なお酒です。飲んで楽しむのはもちろん、アウトドア料理（酒蒸しや焼きそば）にも活用することができる、万能さもあります。

料理にも使えてそのまま飲める。冷やす必要もなく常温でも楽しめるのが、紙パックの日本酒のよさです。

紙パックだと瓶に比べて重たくなく割れません。片付けも、コンパクトにたためて持ち帰りも楽ですので、便利この上ないです。

行楽の際は、是非、紙パックの日本酒をお試しいただきたいと思います。」

福徳長酒類(株)韮崎工場で製造されている、おすすめのお酒を紹介していただきました！

「国産米だけを原料に茅ヶ岳、南アルプスを望む自然豊かな地で天然水を使い、独自製法の「瞬冷造り」で丹念に仕込みました。すっきりとした優しい味わいをそのまま商品名としました。」

「商品名の通り、す～っと飲める優しい味わいです。米本来の旨味と、吟醸酒ならではの華やかな香り、すっきりとした飲み口がお楽しみいただけます。」

パック酒、と聞くと何となく“古くさい”とか“おじさんっぽい”などのイメージを持つ若い方もいるかもしれません。しかし、パック酒は進化をし続けており、瓶同様に高品質な味わいとなってきています。

日頃飲む酒だからこそ、こだわりたい”という方に今のパック酒がおすすめ。ぜひ、今回ご紹介していただいた韮崎工場のお酒を試されてみてはいかがでしょうか。

オエノンホールディングス(株)
http://www.oenon.jp

古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。