糖質という言葉を聞くことが多いが、糖質とはいったい何者でどこからやってくるものなのだろうか。し好品であるワインにはどれくらい含まれるものなのだろうか。甘口、辛口ワインとはどういったものをいうのか説明する。

糖質の正体とはなんだろう

糖質とはどういったものをいうのか

糖質とは炭水化物から食物繊維を取り除いたものである。具体的には砂糖、でんぷん、糖アルコール、オリゴ糖を指す。

「糖」と聞くと甘い味のものばかりイメージしてしまうが、米や小麦などの穀物類、イモ類にも含まれる。ビール、日本酒、ワインなどのお酒にも含まれているのだ。

ワインに含まれる糖質量はいかほど

ワインの糖質はどれくらいのものだろう。日本食品標準成分表2015年版(七訂)によると以下の通りである。(いずれも100gあたりの量)

白ワイン/2.0g
赤ワイン/1.5g
ロゼワイン/4.0g

ワイン100gは実際にどれくらいの量なのかというと、おおよそ100mlと思っていただければよい。また100mlはワイングラスに注いだときの1杯よりも若干少ない量をイメージしていただきたい。

糖質量データについて注意すること

先ほど挙げたワインの糖質量はあくまでも標準成分表の発表している結果である。どこの国のどのようなワインが使用されたかは明らかにされていない。

実際にワインは星の数ほど生産されており、それぞれのワインが持つ糖質量は異なることに気をつけたい。また意図して甘く仕上げられた甘口のワインなるものも存在し、必然的にこの類のワインは糖質量は上がる。

ワインの糖質はどこからやってくるのか

白ワイン

ワインの糖質をうみだすもの

ブドウで造られたワインはブドウの果実に糖分が含まれている。果実に含まれる甘み=糖分を酵母が分解させてアルコール分と二酸化炭素を発生させる。これがアルコール発酵である。

酵母が「糖分」をご飯にして食べ、その後生み出したものといったイメージをもつと分かりやすい。

甘口、辛口の分かれ道とは

ブドウ果汁の中に含まれる糖分をすべて発酵させる、つまり酵母が残さずご飯を食べてしまえば糖分は消費してなくなってしまう。これが辛口ワインの正体である。

また発酵を途中でやめる、もしくは消費しきれないほどの糖分を加え、糖分が消費しきれずずワイン中に残ったもの、これが甘口ワインなのだ。

辛口ワインは糖質オフワインなのか

その答えは「No」でもあり「Yes」でもあるといえる。辛口に仕上げたワインとはいっても、成分分析してみれば0ということはない。いくらかは残っているものである。

しかしながら、甘口のワインと比較すれば糖質は少なく、糖質を気にしている人からすればよい選択肢となりうるだろう。

ワインと糖質とうまく付き合う方法

ワインのあるテーブル

ワインを飲むときに注意したいこと

ワインは比較的、糖質が低いお酒だが、気をつけなければいけないことがある。それは飲むときに一緒に食べる料理やおつまみの糖分だ。

アルコールを飲むと食欲増進の効果が得られる。また酔うことで気分が良くなり、糖質の高いものを食べてしまっては元も子もない。

糖質低めでおすすめのおつまみとは

以下のものが、お勧めの糖質低め食材である。

・チーズ
・鶏肉
・トマト
・豆腐
・ナッツ

これらの食材を組み合わせ、おいしくワインといただいてみてはいかがだろうか。お酒とともにいただくとなると味付けも濃くなり、たれやソースもたっぷりつけてしまうので気をつけよう。

また外食の際にも、糖質分を表記してくれいているお店もあるので、活用してみてほしい。

糖質ゼロワインについて

女性のお腹とメジャー

糖質ゼロワインとはどのようなワインなのか

糖質ゼロワインというものを聞いたことがるだろうか。読んで字のことく、特殊な技術で糖質をゼロに仕上げたワインのことである。

以下、販売元のサッポロビール公式ホームページからの抜粋である。

”ゼロアッサンブラージュ製法『糖質ゼロの機能』と『ワインらしい味わい』を両立させるため、発酵条件を工夫することで残糖分をカットしたワインなど、複数の原酒や原料を最適にブレンドすること”

糖質ゼロワインの評判はいかに

ウェブ上で多くの方がレビュー行なっていたが、評判は賛否両論のようである。人工的に糖質をコントロールしているのでどうしても不自然な味になることは否めないのだろう。

しかしながら、糖質を気にせずワインを飲みたいという夢を叶えてくれるのだから、一度飲んでみる価値はあるといえるだろう。

まとめ

糖質とはどういったものかお分かりいただけたであろうか。ワインに含まれる糖質について正しく知ることで、おいしく健康的なワインライフを送っていただきたい。