なぜサントリーウイスキー「響21年」は人気なのか

ウイスキー棚

3つの蒸留所の熟成された原酒を使用

サントリーが所有する山崎蒸留所、白州蒸留所、知多蒸留所の3つの蒸留所から、選び抜かれた原酒をブレンドして作られるジャパニーズウイスキー、それが響21年です。

それ単体でも見事な味わいで知られている、これら3つの原酒が絶妙なバランスでブレンドされたその味と香りは、多くの人を魅了し続けています。

伝統工芸品の「スペシャルボトル」

響21年には、スペシャルボトルとして九谷焼や有田焼など伝統工芸品を用いたものがあります。

そのボトルは、それだけでも充分に価値がある仕上がりとなっており、歴史ある名門の窯で作られ、名匠として名高い絵師が一瓶一瓶丁寧に描き上げる至高の逸品となっています。

このスペシャルボトルの存在も響き21年の人気の一つなのは間違いありません。

ISC「シュプリームチャンピオンスピリット」受賞

2017年、世界の蒸留所のブレンダーなどウイスキーづくりのプロが厳正に審査するISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)という権威あるコンペティションで、ワールドウイスキー部門最高賞を受賞した響21年。

「シュプリーム チャンピオン スピリット」をもその際に獲得したのです。これは全部門の最高賞の中から、傑出した1品に授与される賞。名実ともに世界中のウイスキーの頂点としてその名を世界に知らしめました。

「響21年」を高く売るコツは?

「響」の価値、相場を押さえよう

ウイスキー「響21年」を持っていて、売りに出すことを考えているのならば、その「響」自体の価値や、市場での取引相場を押さえておくことをおすすめします。

ストックラボのコラムでは、「響」を売りに出す前に知っておきたい情報をまとめた記事もあります。一度読んでみて、買取のプロが教える査定アップのコツを参考にしてみてはいかがでしょうか。

買取業の比較検討をする

納得いく取引、安心な売買をするためには、買取業者の選別をするようにしてください。取引価格もそうですが、ご自身にとって都合が良い業者はどこなのかなどもポイントになってくるので比較検討することは、高価買取や、公平な取引につながります。

付属品の有無や開封状態について

お手元にある響21年の状態について把握することも大切。化粧箱はあるか、開栓しているかどうかや、傷や汚れはあるかなどです。

また、開栓している場合でも高価値なお酒は取引される場合もありますし、スペシャルボトルなどは高額が期待でるかもしれないので、一度確認してみてください。

サントリーウイスキー「響21年」について知る

グラスと本

サントリーウイスキー「響21年」とは?

3つの原酒が素晴らしいハーモニーを奏でるが如く共鳴し響き合うようなウイスキーを目指したところから付けられたのが「響」という名前の由来です。

その名の通り、山崎、白州、知多それぞれの蒸留所の特徴を持ちながら、しかし独自の物として21年以上熟成されたものがこの「響21年」です。

サントリーウリスキー「響21年」の味わいは?

響21年はその熟成年数からくる重厚さ、丸み、奥行きもありながら華やかな香りと口当たりの良さが特徴です。

ミズナラの加羅香のような香り、レーズンのような甘酸っぱさなど複数の香りが絡み合ったそのハーモニーは響21年ならではと言えます。

サントリーウイスキー「響21年」の価格

響21年の希望小売価格は700mlで25,000円となっています。しかし、元々の人気もさることながら2017年のシュプリームチャンピオンスピリッツ獲得などもあり、プレミアがついているので、現在その価格で手に入れることは困難に。

場合によっては、2倍の値がついていることも珍しくないほどの人気となっているのです。

サントリーウイスキー「響21年」の買取相場

現在、通常の値段では手に入らないほどの人気が出ている響21年ですが、逆に言えば買取相場も高騰している状態です。

現在の響き21年の買取相場は~50,000円前後と言われており、希望小売価格を上回るほどの価格となっています。もし売りに出すことを考えているのならば、今が高額買取の実現の頃合いかもしれません。

もっと知りたい「響21年」についての色々

オーケストラ

様々な巨匠とコラボしているボトル

様々な名匠、巨匠とコラボしたスペシャルボトルコレクションは2001年から始まっています。

まず始めに発売されたのは、有田焼「色絵松鶴梅鶉文八角瓶」と呼ばれるボトルで、有田の陶器陶芸家最高峰とされる酒井田柿右衛門の名品を参考に制作されました。

以降も数々の巨匠とコラボしており、2014年には380年以上有田焼を継承し続けている岩尾對山窯が制作、また、九谷焼の巨匠三浦銀三も美しい孔雀のデザインで参加しています。

響21年のおすすめの楽しみ方

響21年は世界中にファンを持つ大変価値あるお酒です。もしその味を堪能したいのならまずはストレートでそのままの味わいを楽しんでみてください。

また、響21年を飲んでいるその時間や空間も少しこだわってみるといいかもしれません。ここでは、おすすめの飲み方などを少しご紹介します。

ロックで時間とともに変化する味わい

一般的に香りを楽しむようなお酒は常温で飲むことが好ましいとされています。

冷やすと香りが立ちにくくなるということからきていますが、響21年の芳醇な香りは冷やしても損なわれることはありません。氷が溶けていくことによる変化を楽しんでみてください。

クラシックを聴きながら作り手に想いを馳せて

響を造ったサントリーのブレンダー稲富孝一は、響の理想とする味わいを求めてブラームスの「交響曲第1番第4楽章」の旋律をイメージしながら造り上げていったと言われています。

ここはぜひ、その交響曲を聴きながら、稲富氏が目指した想いを感じながら飲んでるのはいかがでしょうか。格別な味と時間を感じられるかもしれません。

まとめ

世界的な評価も知名度も高い「響21年」。飲む際に少しでも思い出していただけると幸いです。もし飲まずに置いているだけになっているのであれば、買取に出すことも検討してみてください。

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