ワインやウイスキーのおつまみとしてチョコレートが使われることがありますが、他にも日本酒、ワイン、ブランデーなど様々なお酒との組み合わせができることをご存じでしょうか?
今はコンビニやスーパーでいろんな味のチョコレートが手に入る時代です。
そこで今回はチョコレートに合うお酒のぺリングを種類別に徹底調査しました!
- チョコに合うお酒が知りたい
- 身近で買えるお菓子でお酒のおつまみになるものが欲しい
- 新しくお酒に合うおつまみを探してる
そんな悩みを持っている方はぜひ参考にしてみてください。
みなさんのお酒のおつまみになる新しい食べ合わせを見つけてみましょう。
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チョコレートの特徴
チョコレートはコンビニやスーパーで簡単に手に入るお菓子なので、みなさんの家にもあることが多いのではないでしょうか。
口の中いっぱいに広がる甘さが特徴的で、疲れた時や自分へのご褒美で食べる人も多いと思います。
チョコレートはカカオマス、カカオバター、乳製品、砂糖などを混ぜ合わせたお菓子です。
カカオマスとはカカオの種子を砕いてすり潰した粉末のことで、カカオバターとはカカオを搾って得られた脂肪分のことを指します。
カカオマスとカカオバターを合わせたものをカカオ分といい、基本的にはこの分量によってチョコレートの種類が決まります。
カカオ分が多いほど苦味やコクのあるチョコレートになり、少ないほど優しい甘い味わいを楽しむことができます。
みなさんが好きなチョコレートにどれくらいのカカオ分が含まれているのかを知っておくと、相性のいいお酒が見つかりやすいので調べてみましょう。
チョコレートの種類
チョコレートは大きく分けてミルクチョコレート、ダークチョコレート、ホワイトチョコレートの3種類に分けることができます。
それぞれカカオ分、カカオマス、カカオバターなどの含有率の違いによって名前が変わります。
どのチョコレートがどんな配分で作られているかなどをこれから詳しく紹介していきます。
自分が好きなチョコレートはどこに分類されているのかを確認してみましょう。
ミルクチョコレート
ミルクチョコレートはカカオマスを約20〜40%と乳製品を加えたチョコレートです。
「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」ではミルクチョコレートの定義が明確に決まっており、カカオ分が21%以上、乳固形分が14%以上のものがそれに該当します。
カカオマスが少ないので色や味はマイルドになり、多くの人から親しまれるようになりました。
今ではコンビニやスーパーに並んでいるチョコレートの多くはミルクチョコレートになっています。
優しい甘さが特徴的なので、同じようなやわらかい味わいのワインやブランデーなどとの組み合わせが絶妙です。
ダークチョコレート
一般的にダークチョコレートは乳製品が含まれておらず、カカオマスが40%以上あるチョコレートのことを言いますが、明確な基準があるわけではありません。
ダークチョコレートは砂糖の含有率が少なく、カカオマスが多く含まれているので、色が暗めで苦さが目立つのが特徴となっています。
お酒との組み合わせは、ダークチョコレートと同じく苦みや酸味が強いワインやウイスキーが最適です。
砂糖の甘さが嫌いな人への贈り物としても好まれるお菓子なので、機会があればプレゼントしてみましょう。
カカオには脂肪分解効果があるので、健康志向の高い方にもおすすめできるチョコレートとなっています。
ホワイトチョコレート
ホワイトチョコレートは原料にココアバター、乳製品、砂糖などを使ったチョコレートです。
ミルクチョコレートやダークチョコレートの原料であるカカオマスを使っていませんが、
ココアバターはカカオ由来の原料なのでチョコレートに分類されます。
カカオマスが入っていないので、色が真っ白で甘さが際立つのが特徴的です。
苦みがほとんどなく、コンビニやスーパーで簡単に購入できるので幅広い層から好まれるチョコレートでもあります。
甘味のあるワインやブランデーなどとの相性がいいため、普段あまりお酒を飲まない人にもおすすめできる組み合わせとなっています。
チョコに合うお酒の選び方
チョコレートは種類が豊富でコンビニでも手軽に買えるお菓子ですが、お酒も原料や造る場所によっても味が変わります。
チョコレートとお酒の組み合わせは無数にあるので、自分好みのペアリングを見つけてみてはいかがでしょうか。
甘いものが苦手な方でもカカオの分量が多いチョコレートを選べば、苦みのある大人な味わいを楽しむことができるので詳しく見ていきましょう。
チョコレートの種類から選択
まずはチョコレートの種類からお酒を選ぶ方法を紹介します。
チョコレートは大きく分けて3つに分類され、ダークチョコレート、ホワイトチョコレート、ミルクチョコレートの順にカカオの含有量が減っていき、甘さが増していきます。
お酒に合う料理を選ぶコツとして、似ている味のものを合わせるというものがあります。
チョコレートに関しても同じことが言えるので、カカオを多く含んだチョコレートを食べるときは味がしっかりしていて辛味や酸味が残るお酒が合います。
逆に甘いチョコレートを食べるときは果実味のあるワインやブランデーがマッチするので、参考にしてみてください。
副材料で選ぶ
続いてチョコレートの副材料からお酒を選ぶ方法を紹介します。
チョコレートはカカオ、乳製品、砂糖などが基本的な原料になりますが、中には副材料を含んだものもあるので確認してみましょう。
ドライフルーツが副材料として使われている場合は、同じく果実の風味のあるワインやブランデーなどの組み合わせが最適です。
アーモンドなどのナッツ類が含まれている場合は、樽熟成して作られているウイスキーなどがおすすめです。
他にもバニラなどを使って香りやフレーバーを付けているチョコレートもあります。
みなさんのお気に入りのチョコレートにも副材料が使われているかもしれないので、調べてみましょう。
カカオの含有量から選択
最後にカカオの含有量からお酒を選ぶ方法を紹介します。
チョコレートの原料であるカカオは、含有率が多いほど苦く、少ないほど甘い味わいになります。
甘いチョコレートには、優しい味わいで甘みのあるお酒との組み合わせがよく合います。
お酒を普段飲まない方も、チョコレートと合わせると飲みやすくなったり、お酒のおいしさが鮮明になったりするのでおすすめです。
苦いチョコレートには、味がしっかりしていて苦みのあるお酒がマッチします。
甘いものが苦手でお酒が好きな方へのプレゼントとしても好まれる組み合わせなので、検討してみてはいかがでしょうか。
チョコレートに合うおすすめのお酒<赤ワイン>
チョコレートに合うおすすめのお酒1つ目は赤ワインです。
コンビニやスーパーなどでチョコレートと一緒に購入できるので、この組み合わせを試してみてはいかがでしょうか。
セント・クレア・ピノ・ノワール
セント・クレア・ピノ・ノワールはルビー色の赤ワインで、果実の風味が特徴的なお酒です。
優しい甘さのある赤ワインで値段もお手頃なので、お酒初心者の方にも飲みやすいお酒になっています。
カカオの含有量の多いダークチョコレートとの組み合わせが抜群なので、おすすめです。
チョコレートに合うおすすめのお酒<シャンパン>
チョコレートに合うおすすめのお酒2つ目はシャンパンです。
シャンパンというと高級なイメージがある方もいるかもしれませんが、スーパーなどで買うことができます。
いろいろなお菓子との組み合わせがありますが、チョコレートとの食べ合わせも最高なので試してみてください。
モエ・エ・シャンドン「アイスアンペリアル」
シャンパンの中でも世界中から常に人気があるのがモエ・エ・シャンドン・アイス アンペリアルです。
ワインよりもアルコール度数が低く、炭酸の効果で飲みやすくなっているので、幅広い層から親しまれています。
氷を入れて飲むのが特徴的な甘口のお酒で、チョコレートと組み合わせるときはドライフルーツが含まれているものや甘い味わいのものがおすすめです。
チョコレートに合うおすすめのお酒<ブランデー>
チョコレートに合うおすすめのお酒3つ目はブランデーです。
ブランデーは果物を蒸留して作られるお酒なので、フルーティーな味わいを楽しめます。
コンビニの安いチョコレートでも、十分満足できる組み合わせがあるのでおすすめです。
アプリコットブランデー
アプリコットブランデーはあんずを原料にしたお酒で、酸味の中にもしっかり甘さを感じるのが特徴です。
バーなどの飲食店ではブランデーの食べ合わせにチョコレートが出てくるお店もあるので、基本的にどんなチョコレートとも相性がいいです。
中でもおすすめはカカオの含有率が高いチョコレートとの組み合わせです。
カカオの苦みとあんずの甘さの組み合わせが絶妙で、気軽に買える値段なので試してみてください。
チョコレートに合うおすすめのお酒<ビール >
チョコレートに合うおすすめのお酒4つ目はビールです。
チョコレートとビールの組み合わせは良くないと言う方もいると思います。
ところが、スーパーにも並んでいる柑橘系のビールとの食べ合わせは最高なので一度試してみてください。
ギネスエクストラスタウト
ギネスエクストラスタウトはチョコレートの消費量が多いことで知られるアイルランドが産地のビールです。
熟成された甘味と苦味を両方感じることができるのが特徴的で、チョコレートとの組み合わせも抜群です。
アルコール度数も5%と高くないので、これからお酒を飲み始めようとしている方にもおすすめです。
チョコレートに合うおすすめのお酒<ウイスキー>
チョコレートに合うおすすめのお酒5つ目はウイスキーです。
チョコレートにウイスキーを入れたウイスキーボンボンというお菓子があるほど組み合わせが良いのでおすすめです。
ウイスキーは種類が豊富でチョコレートとの食べ合わせも無数にあるので、自分のお気に入りのペアリングを見つけるのも楽しいと思います。
シングルモルトウィスキー山崎
世界各国から愛されるシングルモルトウィスキー山崎は特におすすめのウイスキーで、製造されてからの年数などで値段や味が大きく変化します。
シングルモルトウィスキー山崎は木樽で熟成しているため、独特な苦味や酸味を味わえるのが特徴的です。
チョコレートにもカカオからくる苦味や渋みがあるので、 2つを組み合わせることでさらに深くてコクのある香りや風味を楽しむことができます。
チョコレートに合うおすすめのお酒<日本酒>
チョコレートに合うおすすめのお酒6つ目は日本酒です。
日本酒はチョコレートと同じ発酵食品なので、食べ合わせは最適です。
日本酒ボンボンというチョコレートの中に日本酒が入ったお菓子をスーパーなどで見たことがある人もいるのではないでしょうか?
特に酸味と甘味が両方味わえる日本酒との組み合わせが抜群なので、おすすめです。
純米大吟醸
純米大吟醸は米を約10度の低温で長時間かけて発酵させて作られる日本酒で、フルーティーで華やかな香りを味わえるのが特徴です。
アルコール度数が高いお酒ですが、酸味の中にほのかに感じる甘さはチョコレートの甘さと組み合わせることで、飲みやすく優しい味わいになるのでおすすめです。
産地によっても味は変わるので、チョコレートに合う自分好みの純米大吟醸を見つけてみてはいかがでしょうか。
チョコレートに合うおすすめのお酒<焼酎>
チョコレートに合うおすすめのお酒7つ目は焼酎です。
焼酎はシンプルな味わいで、チョコレートの甘味を最大限活かしてくれるのでおすすめの食べ合わせです。
コンビニにある安い焼酎でも、樫の樽を使って熟成させたものは華やかな香りを感じることができるのでおすすめです。
いいちこ
手ごろな値段で買えるいいちこはクセがなくさっぱりとした味わいが特徴的な焼酎で、チョコレートとの食べ合わせがよく合います。
いいちこチョコレートという商品もあるので、その食べ合わせには期待できます。
水、お茶、柑橘類などいろいろな素材で割れば、組み合わせは無数にあるので自分好みの組み合わせを探してみるのをおすすめします。
チョコレートに合わないお酒
ここまでチョコレートと相性のいい組み合わせのお酒を紹介してきましたが、合わないお酒もあるので紹介します。
結論から言うと、苦みが強く渋いお酒とチョコレートの食べ合わせは良くありません。
一部のワインなどのお酒には渋みが強いものがありますが、これはポリフェノールが多く含まれていることが原因です。
チョコレートの原料であるカカオにもポリフェノールが多く含まれており、これが苦みを生み出しています。
これらを組み合わせると苦みや渋みが増してしまい、良くない部分が目立ってしまうので注意が必要です。
チョコレートかお酒どちらかがポリフェノールが多いときは、もう片方はポリフェノールが少なく甘いものを選びましょう。
まとめ
今回はチョコレートに合うお酒のペアリングを種類別に紹介しました。
チョコレートの主な原料はカカオでその分量によって苦さや甘さが決まります。
カカオ分が多くて苦味やコクのあるチョコレートには、お酒にも酸味や苦味のある物を選ぶのがおすすめです。
カカオ分が少なくて甘味と華やかな香りを感じるチョコレートには、甘味のあるフルーティーなお酒との相性がよく合います。
ドライフルーツなどの副材料や原料の産地なども考慮すると、お酒との組み合わせは無数にあるので、自分が好きな組み合わせを探してみてはいかがでしょうか。
古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。