お酒の高価買取ならストックラボへ

お酒の買取でお悩みなら、ストックラボのお酒買取をご利用ください。

ストックラボでは、ウイスキー、シャンパン、ブランデー、日本酒などのお酒を業界最高値で買取中

お客様の大切なお酒を、査定員が丁寧・公正に査定いたします。

メール・電話・宅配・訪問などでも無料で査定可能ですので、お気軽にご相談ください。

\お酒の高額査定はこちらから/

アードベッグ とは?

アードベッグ_歴史と評価

アードベッグはピート(泥炭)によるヨード香や磯の香りが強いことが特徴のウイスキーです。クセが強く、万人受けするようなウイスキーではありません。一方で、一部のファンを強烈に惹きつけ離さない魅力を持つアードベッグがどのようなウイスキーなのか紹介します。

アードベッグ の歴史

1798年、アードベッグ蒸留所はスコットランドのアイラ島の南部に設立されました。1815年に商業的な生産が始まりますが、当時の蒸留所では主にブレンデットウイスキー向けの製品が製造されていました。

1981年、ウイスキーの世界的な需要減により、一度は生産を終了します。しかし、長い歴史で培われた技術と実績が評価され、1997年にグレンモーレンジィ社が買収。アードベッグ5年や10年、アンオーなどを次々と発売し、世界中のファンを喜ばせました。これから飲んでみる人も、長い歴史で培われた味わいを様々な飲み方で楽しんでください。

アードベッグ の評価

アードベッグは世界的に高く評価されており、例えば次のウイスキーコンペティションで受賞しています。

  •  ・ワールド・ウイスキー・アワード:世界最優秀シングルモルト賞(2回)
  •  ・インターナショナル・ウイスキー・コンペティション:ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー(2年連続)

また、アードベックは5年や10年といった年数表記のボトル以外にも、さまざまなコンセプトで製品を作り続けています。現在では終売になっているボトルもありますが、市場で定価以上の価格で取引されていることからも、人気の高さがわかりますね。

アードベッグの種類&定価

ードベッグ_種類と定価

アードベッグには多くの種類があります。次の銘柄に関して、簡単な特徴と、定価や実勢価格についてまとめました。

  •  ・アードベッグ アンオー
  •  ・アードベッグ 5年
  •  ・アードベッグ 10年
  •  ・アードベッグ ウーガダール
  •  ・アードベッグ ハイパーノヴァ
  •  ・アードベッグ コリーヴレッカン
  •  ・アードベッグ アードベッググルーヴス

アードベッグ アンオー

アードベッグ_アンオー
アードベッグ アンオーは、アードベッグが初めての人や、5年や10年がスモーキー過ぎて苦手という人におすすめです。理由は、アードベッグの中ではクセが抑えられており、飲みやすい味わいであるためです。アンオーにはバーボン樽とペドロ・ヒメネスシェリー樽、アメリカンオークの新樽で熟成させた3種類の原酒が使われています。シェリー樽由来の甘みや、新樽由来のバニラ香が加わり、スモーキーさが穏やかになっている印象です。

高い評価を得ていたボトルですが、2022年2月に終売となっています。まだECサイトでは販売されていますので、興味がある人はお早めにご検討ください。

アードベッグ アンオー
アルコール度数 46.6度
定価 7,700円(終売)
実勢価格 8,910円(Amazon)

アードベッグ 5年

アードベッグ_5年

スモーキーさが特徴のアードベッグの中でも、より強烈なものが欲しい人は「ウィー・ビスティー5年」を飲んでみてください。スモーキーさは樽で熟成されることにより落ち着いていくため、5年という若さが逆にアードベッグの特徴を際立たせています。「手の付けられないリトルモンスター」をイメージして名付けられた通り、グラスに注いだ瞬間から香りが爆発。砕いた黒胡椒の強いスパイシーさと樹液たっぷりの松脂、そしてスモーキーな香りが一気に襲いかかってきます。

つまみにはスモークサーモンやビーフジャーキーなどを合わせて飲むと、美味しくいただけますよ。なお、記事執筆時点では終売情報はありません。

アードベッグ ウィー・ビスティー5年
アルコール度数 47.4度
定価 5,800円
実勢価格 4,345円(Amazon)

アードベッグ 10年

アードベッグ_10年

アードベッグとはどんなお酒か知りたい人は、まず「10年」から始めることをおすすめします。なぜなら、一度は生産を中止したアードベッグ蒸留所が復活したことを、世界に示すために造られたウイスキーだからです。1997年にグレンモーレンジィ社が買収したあと、新体制下で蒸留された原酒のみを使用して造られています。2008年にはワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことからも、質の高い原酒造りが行われていたことがわかりますね。

味わいは強烈なスモーキーさの中にも、確かなモルト感と甘みが残り、豊かな余韻を長く感じられます。飲み方を変えて、複数の角度から評価してみてください。

アードベッグ TEN(10年)
アルコール度数 46度
定価 6,800円
実勢価格 6,679円(Amazon)

アードベッグ ウーガダール

アードベッグ_ウーガダール

アードベッグのスモーキーさ以外にも注目して飲んでみたい人は「ウーガダール」を試してみてはいかがでしょうか? ウーガダールはアードベッグの中でもスモーキーさが抑えめであるため、比較的飲みやすいボトルです。また、バーボン樽とシェリー樽で長期熟成した原酒を使用しており、スモーキーさと甘さのバランスが高く評価されているボトルでもあります。

味わいはスモーキーさの中にレーズンやチョコレートのような甘さを感じ、遅れてモカのような香ばしさが届きます。つまみには、しっかりとローストして香りが立ったアーモンドやピスタチオなどがいいでしょう。なお、記事執筆時点では終売情報はありません。

アードベッグ ウーガダール
アルコール度数 54.2度
定価 10,700円
実勢価格 9,200円(Amazon)

アードベッグ ハイパーノヴァ

アードベッグ_ハイパーノヴァ

アードベッグTENでもスモーキーさが物足りない体になっている人は「ハイパーノヴァ」を探して飲んでください。スモーキーさの指標であるフェノール値は、アードベッグTENの3倍を超える170ppm。あまりの数値に公式テイスティングノートの記載にも「納屋のような香り」と、ほかのウイスキーでは見かけないワードが登場しています。

非常に気になるボトルですが、アードベッグコミッティーで限定販売されただけで流通量が限定的です。結果として、2022年11月発売と新しいボトルでありながら、ほかの終売品以上に価格が高騰しています。評価してみたい人は、なるべくお早めにお求めください。

アードベッグ ハイパーノヴァ
アルコール度数 51度
定価 26,000円(終売)
実勢価格 77,000円(Yahooショッピング)

アードベッグ コリーヴレッカン

アードベッグ_コリーヴレッカン

フルーティーさよりもスパイシーさが欲しい人には「コリーヴレッカン」をおすすめします。なぜなら、フレンチオークの新樽で熟成させた原酒由来の、力強いスパイシー感を味わえるためです。また、アルコール度数は57.1度と、レギュラーボトルの中では高め。あまり加水されていないことも相まって、ペッパーステーキのようなスパイシーさがガツンときます。

2010年に「World’s Best Single Malt Whisky」を受賞しており、ウイスキー通からの評価も得ています。つまみにはビーフジャーキーを合わせてみてはいかがでしょうか。なお、記事執筆時点では終売情報はありません。

アードベッグ コリーヴレッカン
アルコール度数 57.1度
定価 12,600円
実勢価格 10,970円(Amazon)

アードベッグ グルーヴス

アードベッグ_グルーヴス

アードベッグの「グルーヴス」は、2018年のアードベッグ・デーに限定発売されたボトルです。熟成にしっかりと焦げ付かせたワイン樽を使用している点が特徴で、ワイン由来のフルーツ感に香ばしさが融合した味わいが追加されています。

毎年アードベッグ・デーに合わせて発売されるボトルは人気があり、グルーヴスも発売当時から入手が難しい状態でした。現在も市場で確認できるボトルは少なく、値段も高騰しています。価格と評価が釣り合っているか判断が難しいのですが、アードベギャンを自称したいならば飲まずにスルーすることはできないでしょう。

アードベッグ グルーヴス
アルコール度数 46度
定価 12,960円(終売)
実勢価格 49,000円(Amazon)

アードベッグ の飲み方

アードベッグ_飲み方

アードベッグの飲み方について紹介します。スモーキーさが特徴のアードベッグですが、フルーティさや甘みもしっかりと感じられるウイスキーです。飲み方を変えながら、アードベッグの奥深さを感じてみてはいかがでしょうか?

ストレート

アードベッグの味わいを真正面から受け止める飲み方が「ストレート」です。氷や炭酸を加えず、アードベッグ蒸留所のブレンダーが提供する味を注意深く確認していると、毎日新しい発見があります。5年や10年、ウーガダール、コリーヴレッカンのレギュラーボトルを縦飲みする場合にも、味わいがわかりやすいストレートがいいでしょう。

飲むスピードがゆっくりになるストレートには、つまみとして少量ずつ食べられるナッツなどがおすすめです。

ロック

アードベッグのスモーキーさを楽しめる飲み方が「ロック」です。一般的にお酒は冷やすことで香りが抑えられるのですが、アードベッグの強烈なスモーキーさは例外。フルーティさだけが控えめになるため、結果として爽やかなスモーキーさを堪能できます。そのため、ウーガダールのようなスモーキーさを抑えたボトルよりも、5年や10年のようにスモーキーさを売りにしたボトルのほうが適しています。

ウイスキーを冷やして飲むロックであれば、磯の香りと濃厚な風味をもつ生カキがおすすめです。

ハイボール

食事とアードベッグを合わせやすい飲み方が「ハイボール」です。アードベッグの5年やコリーヴレッカンであれば、コショウを効かせた肉料理との相性が抜群。炭酸の刺激やアードベッグのスパイシーさがコショウとマッチし、スモーキーな香りとともにお肉を美味しくいただけます。つまみとして合わせるのであれば、ビーフジャーキーがお手軽で食べやすいですよ。

一方、アードベッグの中でもスパイシー感よりも甘みがあるアンオーであれば、肉料理よりもスモークサーモンなどの魚介のほうが合います。

水割り

アルコール度数が高くてストレートでは飲めない人や、炭酸が苦手な人にオススメする飲み方が「水割り」です。アルコールの刺激が穏やかになるので、つまみと一緒にゆっくりとアードベッグのスモーキーさを味わえますよ。また、単純に薄めて飲むというだけでなく、水が加わることで香りの立ち方が変わります。ウーガダールやアンオーのように、複数の樽で熟成した原酒を混ぜ合わせたウイスキーであれば、ストレートとは違う印象を受けるかもしれません。

ただし、一般的には氷を入れて冷やして飲むため、香りも穏やかになります。そのため、ハイパーノヴァのように強烈なスモーキーさが特徴のウイスキーを飲む場合には不向きです。

トワイスアップ

一人のブレンダーになったような感覚で楽しめる飲み方が「トワイスアップ」です。トワイスアップ自体は、ウイスキーと同じ量の水を加えて飲むスタイルです。しかし、スポイトを使って少しずつ水を加えていき、味や香りの変化を楽しむこともでき、より深くウイスキーを評価できます。ウーガダールやコリーヴレッカンのように、香りを楽しむタイプのウイスキーであれば、少量の水を加えることで香りがひらくことに期待できます。強烈なスモーキーさが特徴のハイパーノヴァであっても、そのポテンシャルを一層開花させます。

トワイスアップはウイスキーと向かい合う飲み方であるため、つまみは考えなくていいでしょう。

アードベッグ に関する良くある質問

アードベッグ_よくある質問

アードベッグに関してよくある質問をまとめ、回答をご紹介します。質問の内容は次の3つです。気になる人が多いのではないでしょうか?

  •  ・アードベッグの美味しい飲み方
  •  ・アードベッグの終売情報
  •  ・アードベッグに合うおつまみ

アードベッグの美味しい飲み方は?

アードベッグの特徴であるスモーキーさに注目する場合、美味しい飲み方は「ストレート」か「トワイスアップ」です。ハイパーノヴァやコリーヴレッカンは、冷やしたり薄めたりしないほうが特徴を強く感じられます。

一方で、フルーティさや甘みが楽しめるウーガダールであれば「ロック」で飲むのもアリです。氷が溶けることで少しずつ変わっていく味わいを楽しめます。冷やすことでアルコールの刺激が弱まり、飲みやすくなる点もメリットです。

アードベッグの終売情報は?

2023年4月現在、アードベッグのラインナップは次のとおりです。

  •  ・アードベッグ ウィー・ビスティー5年
  •  ・アードベッグ TEN(10年)
  •  ・アードベッグ ウーガダール
  •  ・アードベッグ コリーヴレッカン

上記以外のボトルはすでに終売しています。また、アンオーは終売まで一般販売されていましたが、ハイパーノヴァのように限定発売のボトルも多くあります。そのため、ボトルによっては定価の数倍の価格で取引されており、なかなか手に入れづらい状況です。

アードベッグに合うおつまみは?

アードベッグに合うおつまみは「磯の香り漂う海産物」、例えば生カキやアンチョビなどです。なぜなら、アードベッグを含むアイラ島のウイスキーは、ピートに強い磯の香りがあるため海産物との親和性が高いからです。もちろん、アードベッグのスモーキーさと燻製されたサーモンや肉料理、ナッツなどとの相性も良いことは言うまでもありません。

ただし、スパイシーなコリーヴレッカンと一緒に飲む場合と、甘みが強いウーガダールと合わせる場合では最適な料理は変わります。飲み方との組み合わせも考えて、最適なおつまみを探してみてください。

まとめ

アードベッグ_まとめ

この記事では、アードベッグがどのようにして生まれ、どのような評価を得ているのか概要からご紹介しました。まさに栄枯盛衰を体現する蒸留所で、一度は販売不良で生産を終了しています。しかし、今ではアードベギャンと呼ばれる熱狂的なファンを作るまでに復権しました。

5年や10年、ウーガダールやコリーヴレッカンのように通常販売されるボトルのほかに、イベントに合わせて限定販売されるボトルもあります。過去に販売されたボトルは高い人気を集めており、定価の数倍の価格で取引されています。特に驚愕すべきは、2022年に限定発売されたハイパーノヴァが、1年足らずで3倍近くの価格まで高騰している点。現在も定期的に限定商品をリリースしていますので、気になる人はまず公式HPから無料会員に登録しておきましょう。