【この記事でわかること】
- チンザノとは何か
- チンザノのベルモットとスパークリングワインの種類
- チンザノのお酒を使用したおすすめカクテル
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チンザノとは?

まずはじめにチンザノとはどういったメーカーなのかを見ていきましょう。どんなお酒が売られているのかや、ベルモットの特徴、カクテルの需要などについてもご紹介します。
チンザノの名前の由来・意味
チンザノとは、創業者であるジョヴァンニ・ジャコモとカルロ・ステファノの二人のファミリーネームであるチンザノから取られています。創業は1757年。二人が協力して営んでいた菓子屋をルーツに持ちます。
創業当時の主力商品は果実の砂糖漬けやキャンディー、ジャムにマーマレードなどでした。それらの中には果実酒のリキュールやシロップなども含まれており、チンザノ兄弟はそれらとワインを合わせたフレーバードワインの開発を考えつきました。これがチンザノのベルモットとスパークリングワインの始まりです。
その後もあらゆるブランディング活動を交えつつ、スパークリングワインとベルモットの世界的なブランドにまで成長。1999年にはカンパリグループの傘下に入りますが、チンザノが持つイメージや魅力は損なわれることなく今に至ります。
チンザノの度数
チンザノから販売されているお酒は全て醸造酒であり、ワインが持つ平均的なアルコール度数を保持しています。
ベルモット・ビアンコとベルモット・ロッソが15%。ベルモット・エクストラドライが18%です。またベルモット1757のロッソは16%で、ドライ・ベルモットが18%となっています。
スパークリングワインですが、こちらはアスティが7%。プロセッコが11%。ピノシャルドネが11.5%です。
そのまま楽しむ飲み方でもちょうど良いアルコール度数であるほか、カクテルに加わるお酒としても良い塩梅のアルコール度数です。
チンザノの飲み方
ドライベルモット
チンザノのドライベルモットは、特有の風味をそのまま楽しむのに適している味わいです。ですからそのままの味を活かした飲み方がおすすめです。ボトルごと冷やすも良し、オンザロックやソーダ割りにするなど、蒸留酒のようにしても美味しく飲めます。
また、カクテルの材料としても優秀なお酒です。特に有名なのが、ジンと交えて作るマティーニ。カクテルの王と呼ばれる有名なカクテルですから、カクテルを楽しむなら一度は飲んでみることをおすすめします。
スイートベルモット
チンザノのスイートベルモットの飲み方ですが、特有の風味に甘みもあることから、カクテルの材料としてレシピに加えられることが多いです。特に有名なのが、カクテルの女王とも称されるマンハッタンです。蒸留酒であるウイスキーと合わせるカクテルですから、アルコール度数はかなり高めのカクテルとなります。
また、ドライベルモットと同じようにそのままの風味を楽しむ飲み方もおすすめです。ストレートやオンザロック、ソーダ割りにするのもおすすめです。
チンザノのカクテル言葉は?
カクテルには、そのカクテルを飲む情景を表すカクテル言葉というものがあります。伝統的なカクテルが持つ言葉で、カクテルを愛好する人の間で親しまれている文化です。
チンザノのお酒を使ったカクテルのカクテル言葉ですが、ドライベルモットを使用したマティーニは「知的な愛」。大人同士がバーで言葉を交わしている様によく合う言葉です。
もう1つ、スイートベルモットを使ったマンハッタンは「切ない恋心」。カクテルの女王の異名とマンハッタンという言葉と合わさって、こちらも大人な情景が浮かぶ言葉となっています。
チンザノの種類

ここでチンザノから売られているお酒について詳しく紹介します。種類毎の概要についても触れるので、チンザノのお酒を選ぶはじめの段階として参考にしてください。
ベルモット
ベルモットとは、白ワインに様々な種類のハーブやスパイスを配合して作られるお酒のことで、フレーバードワインの一種として親しまれています。先述の通り、ベルモットにはスイートベルモットとドライベルモットの2種類があり、チンザノからはこの両方が販売されています。
またスイートベルモットも更に2つに分けられます。1つが赤色が付いているロッソ。もう1つが白ワインの風味が活かされているビアンコです。
飲み方としてはストレートのほか、カクテルに混ぜる飲み方でも親しまれています。
クラシックス
クラシックスはチンザノから販売されているベルモットの中でも、創業時から伝わり続けている伝統の味わいを守っているお酒です。ラインアップとしては上記で紹介したように、スイートベルモットがビアンコとロッソ。ドライベルモットはエクストラドライがあります。
ベルモット1757
チンザノのベルモット1757は、創業年を冠した名前で専用に調合されたハーブ・スパイスを使用した少数生産のお酒です。ラインアップは1757ロッソと1757ドライの2種類となっています。
スパークリングワイン
スパークリングワインはワインの中に炭酸ガスが含まれているもので、キメ細やかな泡とワインの風味が魅力的なお酒です。イタリアではスプマンテと呼ばれていて、イタリア生まれのチンザノはこのスプマンテの名前をラベルに記しています。
また、イタリアヴェネト州で作られている伝統的なスプマンテをプロセッコと言い、チンザノからも1つラインアップされています。銘柄によってアルコール度数は異なり、カクテルには使われることは少なくそのまま飲まれることが多いです。
チンザノのベルモット

2022年12月現在、チンザノがラインアップしているベルモットは全部で5種類あります。それぞれのお酒がどういった味わいなのかをご紹介します。
クラシックス
チンザノ ベルモット ロッソ

「チンザノ ベルモット ロッソ」はチンザノのロッソスイートベルモットで、同社のブランドから発売された最初のお酒です。ハーブやスパイスで色づけられた赤色はルビーのように輝かしく、高い品質を思わせます。
味わいはバニラとカラメルの香りが甘さをより際立たせ、そこにブラックチェリーの芳醇さも加わってより豊かな味わいを生み出します。
アルコール度数は15%。飲み方はストレートやロック、ソーダ割りのほか、赤色を出したいカクテルにもおすすめです。
チンザノ ベルモット ビアンコ

「チンザノ ベルモット ビアンコ」はチンザノのビアンコスイートベルモットで、ほのかに黄色がかった色がフルーティーな味わいを思わせるお酒です。クリアな色合いとは裏腹に香りには力強さも含まれていて、飲むためのシーンを選びません。
味わいはフルーツが主体で、奥底に潜むバニラとシナモンのテイストがアクセントとして効いています。甘さと香りのバランスに優れていると言えるでしょう。
アルコール度数は15%。カクテルに入れるのもいいですが、そのままでの飲み方は特にロックがおすすめ。レモンとオリーブの実を添えるのがおすすめされています。
チンザノ ベルモット エクストラドライ

「チンザノ ベルモット エクストラドライ」はチンザノのドライベルモットで、その名の通りパンチのある味わいが特徴のお酒です。色合いはやや緑がかっており、香りもミントを基調としたハーブの香りが効いています。
味わいはハーブのフレッシュさが心地良く、後味は苦みがありつつもマイルドな余韻を残します。
アルコール度数は18%。飲み方はカクテルに入れるほかに、ストレートやロックにしてゆっくり楽しむのもおすすめです。
ベルモット1757
チンザノ ベルモット 1757 ロッソ

「チンザノ ベルモット 1757 ロッソ」はチンザノの1757シリーズにラインアップされているスイートベルモットで、バランスの良い芳醇な味わいが特徴のお酒です。色合いは赤みがかったブラウンが輝きを放ちます。
香りの特徴としては、ドライフルーツを感じられることでしょう。チンザノのベルモットによく使用されているバニラなどの香りはクラシックスと同様。スパイスの風味も相まって複雑かつ心地良い後味が余韻に残ります。
アルコール度数は16%。カクテルに最適なベルモットで、マンハッタンに使うのが理想の飲み方とも言われています。
チンザノ 1757 ドライ ベルモット

「チンザノ 1757 ドライ ベルモット」はチンザノの1757シリーズにラインアップされているドライベルモットで、緑がかっていながらクリアな色合いが特徴のお酒です。ドライな味わいの中にビターなテイストも含まれています。
香りの特徴としては、スパイシーさが基調の香りの中にマスカットのようなフルーティーさが含まれています。
アルコール度数は18%。こちらもカクテルに最適なベルモットで、ベースとしても使えるほか、スピリッツのベースと合わせる飲み方もよく合います。
チンザノのスパークリングワイン

2022年12月現在、チンザノがラインアップしているスパークリングワインは全部で4種類あります。それぞれのお酒がどういった味わいなのかをご紹介します。
チンザノ ピノ シャルドネ

「チンザノ ピノ シャルドネ」はチンザノにラインアップされている辛口のスパークリングワインで、アルコール度数は11.5%。クリーンでフレッシュな口当たりが特徴のお酒です。フルーティーさに花の柔らかなアロマが加わった心地良い香りです。
味わいとしては、後述するアスティとは対照的。合わせやすい食べ物としては、フレッシュチーズなど軽めの味わいのアペタイザーがマッチします。前菜と共に楽しむ飲み方もできるワインと言えるでしょう。
チンザノ アスティ スプマンテ

「チンザノ アスティ スプマンテ」はチンザノにラインアップされている甘口のスパークリングワインで、アルコール度数は7%。高貴で優雅な香りが特徴のお酒です。花や蜂蜜が持つ甘い香りと、果実のフレッシュさが心地良い味わいを生み出します。
味わいとしては、先述のピノシャルドネとは対照的。合わせやすい食べ物としてはサラミや熟成されたチーズなど、ややしっかりとした味わいのものが多めです。また、ケーキなどのスイーツにもよく合います。食前や食後に楽しむ飲み方ができるワインです。
チンザノ プロセッコ・スプマンテ

「チンザノ プロセッコ・スプマンテ」はチンザノにラインアップされている辛口のプロセッコスパークリングワインで、アルコール度数は11%。辛口でありながらフルーティーな甘い香りが特徴のお酒です。口当たりも柔らかめで、きめの細かい泡も心地良いです。
味わいとしては、先述した同じ辛口のピノシャルドネとはひと味違います。合わせやすい食べ物の幅も広く、あらゆる主菜に合わせられます。食中酒としての飲み方がおすすめです。
チンザノ アルタランガ

「チンザノ アルタランガ」はチンザノにラインアップされている辛口スパークリングワインで、アルコール度数は11%。チンザノの創立260周年を記念して販売されたお酒です。口当たりも柔らかめで、きめの細かい泡も心地良いです。
味わいとしては、先述した同じ辛口のピノシャルドネとはひと味違います。合わせやすい食べ物の幅も広く、あらゆる主菜に合わせられます。食中酒としての飲み方がおすすめです。
チンザノのおすすめカクテル5選

チンザノのベルモットは、カクテルのレシピとしても広く親しまれています。ベルモットを使用するカクテルには必要不可欠な存在とも言えるチンザノのベルモット。それを使用したカクテルから、特におすすめのカクテルを5つご紹介します。
アメリカーノ

チンザノのお酒を使用したおすすめカクテルで始めに紹介するのは、「アメリカーノ」です。その名称とは裏腹に、使用されるお酒はイタリアを代表するお酒。一般にはドライではなくロッソスイートベルモットとカンパリが使用され、そこにソーダが加わります。アルコール度数は7%前後です。
発祥や由来には諸説あります。イタリアでこのカクテルを飲んだアメリカ人が気に入って、イタリア語でアメリカ人を意味する言葉を付けたという説が有力視されているようです。
レシピ・飲み方
アメリカ-ノのレシピは、氷を入れたグラスにチンザノのロッソスイートベルモットとカンパリ30mlずつ入れます。そこにソーダを適量加えて混ぜればできあがりです。
ベルモットもカンパリもそこまで強くないお酒で、そこにソーダが加わりますからアルコール度数は控えめ。氷を使うロングカクテルですから、じっくり時間をかける飲み方もできます。スイートベルモットの甘さとカンパリのややドライな味わいがマッチします。
アップルパイ

チンザノのお酒を使用したおすすめカクテルで次に紹介するのは、「アップルパイ」です。名前にアップルが入っていますが、これはロッソベルモットやグレナデンシロップの色合いを表しているもので、アップル系統のリキュールなどは使われません。ラムをベースとしたカクテルで、アルコール度数はやや強めです。
レシピ・飲み方
アップルパイのレシピは、チンザノのロッソスイートベルモットとホワイトラム30mlずつ入れます。そこにアプリコットブランデーとレモンジュースを1tsp.とグレナデンシロップを半tsp.入れてシェイクします。味わいの調整は、ベルモットとラムの配分でおこないます。
ソーダのようにノンアルコールのドリンクが入らないので、お酒のアルコール度数は強め。氷が入らないショートカクテルですから、飲み方としてはじっくりと味わいつつ温くなる前に飲むことがおすすめです。
チンザノカシス

チンザノのお酒を使用したおすすめカクテルで次に紹介するのは、「チンザノカシス」です。名前にチンザノを冠することからわかるとおり、お酒はチンザノのベルモットが使われることが指定されることもあります。
レシピによってはドライベルモットを使うものや、スイートベルモットロッソを使うものが紹介されています。ソーダも混ぜるので、アルコール度数はやや弱めの7%前後となります。
レシピ・飲み方
チンザノカシスのレシピは、チンザノのベルモット40mlとカシスリキュール30mlを氷の入ったグラスに入れます。そこにソーダを入れて軽く混ぜ、最後にカットレモンを添えて完成です。
お酒ですが、ドライベルモットを使用すると、すっきりとした味わいに。スイートベルモットロッソを使用すると甘さが調和する味わいになります。
ソーダが入るので、お酒のアルコール度数は弱め。氷が入るロングカクテルですから、飲み方としてはじっくりと味わうことがおすすめです。
マティーニ

チンザノのお酒を使用したおすすめカクテルで次に紹介するのは、「マティーニ」です。言わずと知れたカクテルの王で、トップクラスの知名度を誇ります。王と呼ばれる由来は定かではありませんが、ヘミングウェイをはじめお酒を愛する著名人から愛されていることは確かです。
使われるのはドライジンとドライベルモットで、味わいもかなりドライなものになります。ジンとベルモットというお酒同士の組み合わせですから、アルコール度数はかなり強め。概ね25%以上となります。
レシピ・飲み方
マティーニのレシピは、チンザノのドライベルモット15mlとドライジン45mlを合わせてシェイクします。グラスの上に注いだら、最後にオリーブの実を添えて完成です。
お酒同士を合わせるカクテルですから、アルコール度数はかなり強め。王の称号とは裏腹に、味わいにはやや癖があるので、ジンもベルモットも飲み慣れている人向けのカクテルと言えるでしょう。氷が入らないショートカクテルですから、飲み方としては温くなる前に飲むことがおすすめです。
マンハッタン

チンザノのお酒を使用したおすすめカクテルで最後に紹介するのは、「マンハッタン」です。こちらは言わずと知れたカクテルの女王で、マティーニと並ぶ知名度を誇ります。ロッソスイートベルモットの鮮やかな色はマンハッタンの夕日と重ねられることも。
名前の由来には諸説ありますが、マンハッタンで行われたアメリカ大統領選の候補者支援パーティーで考案されたというのが有力です。
使われるのはウイスキーとスイートベルモットというお酒同士の組み合わせですから、アルコール度数はかなり強め。概ね25%以上となります。
レシピ・飲み方
マンハッタンのレシピは、チンザノのロッソスイートベルモット15mlとウイスキー45mlを合わせ、そこに苦みを足すリキュールのアンゴスチュラ・ビターズを少々加えてシェイクします。グラスの上に注いだら完成です。砂糖漬けのチェリーを添えると、より夕日のイメージに近づきます。
お酒同士を合わせるカクテルですから、アルコール度数はかなり強め。氷が入らないショートカクテルですから、飲み方としては温くなる前に飲むことがおすすめです。
チンザノの飲み方はロックやソーダ割りがおすすめ!

以上のように、カクテルのレシピとしてよく使われているのがチンザノのベルモットの特色とも言えます。しかしチンザノのお酒はそのままでも素晴らしい味わいですから、お酒の味をじっくりと味わいたい時には別のお酒やジュースと交えない飲み方がおすすめです。
お酒の味わいを楽しむ飲み方としては、やはりロックやソーダ割りがおすすめです。ロックは氷が溶けながらお酒の濃さの移ろいを、ソーダ割りは泡と共に口の中で立つ香りがよく感じられます。
まとめ

チンザノは主にスパークリングワインとベルモットで知られるお酒のブランドです。特にベルモットは様々なカクテルにも使用されるほどの人気を誇っており、世界中でも親しまれています。しかしながら、カクテルとしてミックスせずとも素晴らしい味わいが楽しめるお酒でもあるので、手に入ったときにはまずチンザノのお酒のみで楽しむことがおすすめです。
チンザノのお酒は洋酒が揃っているお店に置いてあることと思います。もし見かけたら、まずはチンザノのお酒だけを購入して、そのままの味から楽しんでみてください。

古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。






