【この記事でわかること】
- 飛露喜(ひろき)の概要
- 飛露喜(ひろき)の種類と定価
- 飛露喜(ひろき)の味わい
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飛露喜(ひろき)とはどこの日本酒?

まずは飛露喜(ひろき)の概要についてご紹介します。飛露喜の基本的な味わいやどこの日本酒なのか、製造している酒蔵に関する情報など、飛露喜を知る上で必要な内容です。
知っておくことで、飛露喜をより楽しく味わうことができるでしょう。
飛露喜(ひろき)は入手困難な福島のプレミアム日本酒
飛露喜(ひろき)は福島県の日本酒で、会津地方を代表する銘柄の1つです。数多くの酒蔵が点在する会津若松市から見て北東方面、新潟に続く道の途中にある会津坂下町に酒蔵があります。
芳醇な香りと甘口の味わいが特徴で、日本酒ブームが始まりだした頃に流行った銘柄と同様に、淡麗辛口一辺倒だった日本酒の世界に一石を投じた銘酒です。2023年1月現在でも高い人気を保持し続けており、プレミアム日本酒となっているので、定価での入手は困難を極めます。
各種ECサイトではすぐに入手できますが、定価を大幅に上回る価格で取引されています。注意したいのは、同じ(ひろき)読みで東北地方にある「廣喜」という別の種類の日本酒があること。こちらは岩手県のお酒ですから、混同しないようにしてください。
ひろきの味わい
先述のように、飛露喜(ひろき)は淡麗辛口の日本酒とは一線を画しており、フルーティーな香りと酒米の甘味を存分に引き出した味わいが自慢です。
この味わいは、飛露喜誕生の直前に杜氏となった9代目が好きだった白ワインに近しいもの。そしてその味と酒蔵を象徴する日本酒が、「無濾過生原酒」です。火入れも濾過もしないこの日本酒は、酒米の旨味や甘味がとても多く残っているお酒で、一口含むだけで口の中に芳醇且つすっきりとした味わいが広がります。
ごくまれに見かける「まずい」という口コミは、甘口の種類が口に合わない人からの意見かもしれません。火入れされている飛露喜も、ベースとなる味から極力離れないよう、こだわり抜かれて製造されています。
ひろきの名前の由来
飛露喜(ひろき)の読みは、製造元である「廣木酒造」から取られています。漢字については当て字で、「喜びの露がほとばしる」という言葉とされています。この言葉における露とはお酒のこととも言われており、
美味しいお酒を造ることを至上の喜びにしている廣木酒造の姿勢が見える銘柄名です。日本酒の銘柄名は、福島なら福島の自然に因んだものや古めかしい言葉。
あるいは酒蔵の名前をそのまま使用しているケースが多いです。飛露喜のようにわざわざ当て字にしている例は、珍しいと言えるでしょう。
ひろきの蔵元「廣木酒造」とは
飛露喜(ひろき)の製造元である廣木酒造は、正式には「廣木酒造本店」と言い、江戸時代中期に現在の福島県会津坂下町にて創業している歴史ある酒蔵です。現在の杜氏である廣木健司氏で9代目になります。
健司氏が蔵を継いだのは1997年。8代目にあたる先代杜氏と共に日本酒造りを始めます。ところがその矢先に先代が逝去。健司氏は廃業も覚悟したと言います。そんな折にテレビの取材が入り、オンエアを見た地元の酒販店から連絡が入りました。
健司氏は酒販店の店主を唸らせるお酒を造り出すことに成功。販売開始と共に評判が広がり、瞬く間に全国へと販路が広がっていきました。この時のお酒が無濾過生原酒のお酒で、冷蔵技術の向上により、自慢の無濾過生原酒が全国どこでも味わえるようにもなったことで、人気に拍車をかけています。
2023年現在では、飛露喜は純米大吟醸や特別純米など、様々な種類のお酒も製造販売しています。
【種類別】人気の日本酒ひろきの定価&味わい

入手困難になるほど人気が高まっている日本酒の飛露喜(ひろき)ですが、それにはどんな種類があって、価格はどのぐらいなのか。その味わいと共に定番7種類をご紹介します。
飛露喜 特別純米 無濾過生原酒

飛露喜(ひろき)から発売されている種類の日本酒でまずはじめに紹介するのは「飛露喜 特別純米 無濾過生原酒」です。飛露喜の名前を全国に広めた銘酒であり、看板商品でもあります。
酒米が織りなす豊かな味わいは、一口目からパンチを効かせます。はじめの口当たりだけで深みのある風味を感じ取ることができ、飛露喜のみならず日本酒全てに対しての見方を変えることでしょう。正に福島のお酒を代表する逸品です。
ラインアップは1800mlの一升瓶のみで、定価は税込み2860円。特約店などでの発売日については、特約店からのお知らせで確認するようにしましょう。
各種ECサイトでは最安でも9500円で、出品されているものの多くは1万2000円前後で販売されています。
飛露喜 純米大吟醸

飛露喜(ひろき)から発売されている種類の日本酒で続いて紹介するのは「飛露喜 純米大吟醸」です。飛露喜における純米大吟醸酒で、すっきりとした香りに含まれる吟醸香が柔らかく感じ取れます。口に含めば味わいを感じるも一瞬。すっと飲めてしまう飲みやすさに、ついぐいぐいとグラスを傾けることでしょう。
あまりにもすっきり飲めてしまうことから、刺激や個性が強いお酒を好む人からは、まずいという口コミが寄せられることもあります。しかしそれだけ万人に親しまれやすい味わいであることを示しており、実際は日本酒が苦手な人でも飲める風味です。
ラインアップは720mlの四合瓶のみで、定価は税込み2970円。特約店などでの発売日については、特約店からのお知らせで確認するようにしましょう。2023年現在、各種ECサイトでは最安値は5780円から約7000円前後で販売されています。
飛露喜 大吟醸

飛露喜(ひろき)から発売されている種類の日本酒で続いて紹介するのは「飛露喜 大吟醸」です。先ほどの純米大吟醸とは異なり、こちらは醸造アルコールを添加した大吟醸酒です。醸造アルコールを加えることにより少々淡麗辛口に近い味わいへと変わりますが、大吟醸酒が醸し出す吟醸香ははっきりと感じられます。
口に含めばパンチのある刺激と吟醸酒の甘味のある香りが感じられる、軽い飲み口です。やや辛口めなので、純米大吟醸と比較すると、日本酒が苦手な人はもしかすると飲みにくい類いの味わいかもしれません。
ラインアップは1800mlの一升瓶のみで、定価は税込み7700円。特約店などでの発売日については、特約店からのお知らせで確認するようにしましょう。2023年現在、各種ECサイトでは軒並み1万5000円前後で販売されています。
飛露喜 純米吟醸 黒ラベル

飛露喜(ひろき)から発売されている種類の日本酒で続いて紹介するのは「飛露喜 純米吟醸 黒ラベル」です。飛露喜における純米吟醸酒で、黒ラベルという名称はあくまで通称として使われています。
純米大吟醸と比べると吟醸香はやや控えめですが、味わいとのバランスが整っています。それでいて飛露喜の特徴である軽やかな後味も楽しめるので、人によっては純米大吟醸よりもこちらの方を好む人がいるぐらいです。
ラインアップは720mlの四合瓶と1800mlの2種類。定価は四合瓶が税込み1980円で、一升瓶が3960円です。特約店などでの発売日については、特約店からのお知らせで確認するようにしましょう。
2023年現在、各種ECサイトでは四合瓶が5000円から6000円前後、一升瓶が1万3000円から1万5000円程度で販売されています。
飛露喜 特別純米 生詰

飛露喜(ひろき)から発売されている種類の日本酒で続いて紹介するのは「飛露喜 特別純米 生詰」です。
上記で紹介した無濾過生原酒とは違い、こちらは一度火入れを行ってから瓶詰めされる「生詰め」という工程を経て出荷されている商品です。この工程を加えることで、飛露喜の特別純米酒を通年販売できるようになった、飛露喜の定番酒です。
フルーティーな香りと軽やかな口当たりは、無濾過生原酒よりも爽やかな味わいを届け、コクやパンチのある味を求める人にもまずいと言わせない力強さがあります。
ラインアップは1800mlのみで、定価は3190円です。特約店などでの発売日については、特約店からのお知らせで確認するようにしましょう。2023年現在、各種ECサイトでは9000円台から1万3000円程度で販売されています。
飛露喜 特別純米 かすみ酒

飛露喜(ひろき)から発売されている種類の日本酒で続いて紹介するのは「飛露喜 特別純米 かすみ酒」。こちらは無濾過生原酒や黒ラベルとはまた違った特徴を持っている特別純米酒です。
銘柄名にも載っているかすみ酒とは、絞った後の日本酒に混ざっている「おり」も混ぜて瓶詰めしているお酒のことで、「おりがらみ」とも呼ばれます。やや白く濁った見た目が特徴的で、おりに含まれている旨味成分の分だけ濃厚な味わいです。
ラインアップは1800mlのみで、定価は3190円。特約店などでの発売日については、特約店からのお知らせで確認するようにしましょう。2023年現在、各種ECサイトでは9000円前後から1万2000円前後で販売されています。
飛露喜 愛山 本生

飛露喜(ひろき)から発売されている種類の日本酒で続いて紹介するのは「飛露喜 愛山 本生」。こちらの分類は純米吟醸酒となっていて、酒米に銘柄名にもなっている「愛山」を使用していることが特徴です。
愛山とは兵庫県で栽培されている希少な酒米で、芳醇で豊かな香りや甘味やコクのある味わいが素晴らしいとして評判を集めています。「幻の酒米」「酒米のダイヤモンド」との異名を持つことからも、その支持の熱さや希少性が窺えます。
飛露喜が生み出す最高峰の日本酒との声も上がっており、お酒好きならまずいと言う人はいないのではないでしょうか。
ラインアップは1800mlのみで、定価は5710円。酒米の希少性と共にお酒自体の希少性も高く、限定品で生産量もごく僅か。特約店でも購入は困難を極めます。2023年現在、各種ECサイトでは出品されている物すら見ることができません。
ひろきはまずい日本酒?

飛露喜(ひろき)について調べていると、散見するのが「まずい」というキーワード。どんな流れでそのような種類の口コミが広がっているのかと見てみると、味の好みの違いによるという印象を受けました。
少なくとも万人がまずいと感じるような日本酒では無いはずですし、本当にまずかったらここまで人気を集めることは無いでしょう。仮にまずいを感じることがあるとするならば、期待値が無理を生じさせるほど上がりすぎたケースでしょうか。あるいは純米大吟醸がすっきりしすぎているように思えたとか、その程度の認識のズレでしょう。
飛露喜はそのような口コミに惑わされることなく、味わってみて欲しい逸品です。
まとめ

飛露喜(ひろき)はフルーティーな香りと濃厚且つ甘味のある味わいが特徴的な日本酒です。特に看板商品とも言える無濾過生原酒の味わいは、一度経験したらもう一度飲みたくなることでしょう。
その他のお酒も、すっきりと飲みやすく、初心者の方にもおすすめです。もし近くのお店で飛露喜を見かけることがあったら、ぜひ手に取ってみてください。

古物商許可証取得。酒類販売責任者。
株式会社ストックラボの鑑定責任者、真贋査定士、及び出張買取責任者。 複数の買取会社でウイスキー・ワイン・日本酒・焼酎・ブランデーなどの幅広いお酒の買取鑑定・査定を行ってきた鑑定士歴7年のエグゼクティブバイヤー。







